Call of Cthulhu リプレイ

杉山屋敷怪異譚(前編)

 ひきだしの中身さんの、シナリオ「杉山屋敷怪異譚」のリプレイです。
チャットによってオンラインでプレイしました 。
 NPCのイラストは、そのまま使うわけにはいかないので、例によってそれを元に化夢宇留仁が描いたものです。
※勿論ネタバレしているので、プレイ予定の方は読まないでください。


探索者紹介

久遠寺 零(くおんじ れい)
超心理学者 45歳
プレイヤー・VALIS氏
学校:京都大学 学位:心理学博士
学校:スタンフォード大学 学位:精神医学博士

(STR) 8  (DEX) 10   (INT) 16
(CON) 11   (APP) 8  (POW) 13
(SIZ) 9   (EDU) 21

耐久力 10

医学(60) オカルト(88)
コンピューター操作(25)  心理学(85)
人類学(32) 精神分析(88) 図書館(60)
他の言語「英語」(74) 目星(75)
歴史(50)

久遠寺は異端の超心理学者です。人類が肉体を超越した精神的な存在に昇華することが人類の進化であると信じ、その説を実証するため超心理学や、オカルト学、超文明古代史など科学界からは異端とされる研究に没頭しています。彼個人は優秀な心理学者であり、セラピストなのですが、彼の信念に由来するいささかエキセントリックな言動で周囲からは変人扱いされています。
現在は日本の学会からも孤立し、セラピストとして生計を立てるかたわら、研究を続けています。

K

今回は1996年の残暑厳しい8月末に始まります。
1996年と言えば
8月11日 - 秋田県内陸南部〜宮城県北部でM6.0の地震、宮城県で震度5を3回観測、余震は5千回を超える。
8月14日 - 橋本龍太郎首相が、従軍慰安婦問題でフィリピンに謝罪。
てな感じで、町にはルーズソックスの女子高生があふれ、マジカルバナナが大流行、ポケモンは青赤が発売されたとこです。

橋本政権の頃ですかア

K

そんなある日、久遠寺に手紙が届きます。

はい


拝啓

 突然のお手紙を差し上げる失礼をお許し下さい。
 私は、貴方様の祖父君と交友のございました、杉山早苗の孫で杉山奈緒美と申します。
この度、お手紙を差し上げましたのは、祖母の残した書類を整理しておりましたところ、祖父君のご遺品を当家にてお預りしていることが判明しました。素人目ながらもとても価値のあるものに見受けられましたので、私の判断だけではどうすることもできず、こうして筆をとった次第です。

 このご遺品は、当時の貴方様の祖父君、私の祖母である杉山早苗、そして他のご友人の方々と共同所有をしていたもののようで、一時的に当家で保管をさせていただいていたようなのです。
 ご遺品は、とても古い時代の木製のレリーフで、素朴ながらも、時代を経てきた味わいのあるものです。日本のものではなく、どこか外国のもののようなのですが、知人の話では、おそらくは数百年は経っているということでした。保存状態は大変良く、当時の製作者の息吹が感じられるようです。

 このようなせっかくの品ですので、このまま時に埋もらせるのはもったいなく思い、70年近く経ったいまですが、再びこの件にて所縁の方にお集まりいただき、みなさまとご相談をさせていただきたいのですが、いかがなものでしょうか?
よろしければお友達もお誘いになって、休暇のつもりでご足労いただければ幸いです。

 ご多忙のところお手をわずらわせて誠に恐縮ですが、ご連絡をお待ちしております。
かしこ  

杉山奈緒美


K

手紙は青インクの万年筆で書かれており、実に美しい達筆です。
飾り気のない封筒に入り、おとなしい便せんに書かれていました。
その手紙を受け取り、読んでいるのは久遠寺の研究室(?)兼自室ですが、
ちょうどそこに紀子が来ています。夕食の肉じゃがを作りすぎたので、持ってきてやったのです(笑)


探索者紹介

皇 紀子(すめらぎ のりこ)
京都大学教授 45歳
プレイヤー・べっきぃ氏

(STR) 9  (DEX) 13   (INT) 12
(CON) 9   (APP) 13  (POW) 13
(SIZ) 8   (EDU) 21

耐久力 9

医学(40) 聞き耳(50)
コンピューター操作(99)  自動車運転(58)
信用(44) 心理学(27) 説得(99)
他の言語「英語」(71) 図書館(99)
歴史(99) 博物学(36)

現役の京大教授。
久遠寺とは昔恋仲だった。
オカルト趣味にはまって研究をほったらかしてる彼とは別れたが、現実に目を向けさせるために世話を焼いている、と言いつつツンデレ(汗)


久遠寺の祖父は亡くなっているのですね?
K

はい。亡くなっています。

「久音寺君、何それ?」

手紙を見てうーんと悩んでいます。「ああ、こんな手紙が来た」見せます。

じゃ見ます

K

それとは別に、久遠寺は明日顧問弁護士の日暮と会う約束をしています。
簡単な書類手続きの確認のためです。
久遠寺は日暮と気が合い、近所と言うこともあって特に用事が無くても会ったりしています。

はい
「祖父の形見か、これはきちんと見ておかないとなあ。好事家の祖父だったから、由緒ある物かもしれない」
K

久遠寺の祖父は戦前は大金持ちでした。戦後も落ちぶれたとは言え、それなりに遺産を遺し、そのために現在の久遠寺もそれなりに余裕のある生活が出来ています。

あれ、久音寺氏の下の名前なんだったっけ

零です
「共同所有か…、法律的に少しもめなければいいが…」

じゃあ零ちゃん。
「およしなさいよ零ちゃん。またどうでもいいガラクタに決まってるでしょ」

K

一堂零!

・・・。
「いや、紀子、祖父の目は確かだったんだ、そんな祖父の残したものはほおってはおけんよ
そうか、日暮君に時間があれば、一緒に来てもらおうかな?彼ならいざというときでも対応してくれるだろう
どうだ、紀子、君も暇なら来るかい?」

「一体何度その手の話にだまされてるの。確かあんたが『何でも鑑定団』に持ち込んだ壷いくらだったっけ?中島誠之助に5000円っていわれてなかったっけ」

K

ところでここは大阪でいいのかな(笑)

そうしましょうか(笑)
憮然とします。「それとこれとは話は別だ」
K では手紙には住所も電話番号も記されています。白浜の近くのようですね。

「まあ、古い蔵には何か古文書もあるかもしれないし、付き合ってあげてもいいわよ」

「よし、じゃあ日暮君にも電話しよう」

その頃、静雄はカメラのレンズを磨いていた・・・。


探索者紹介

日暮 静雄(ひぐらし しずお)
弁護士  38歳
プレイヤー・マリネラ島 島猫氏

(STR) 13  (DEX) 10   (INT) 12
(CON) 10   (APP) 10  (POW) 13
(SIZ) 12   (EDU) 19

耐久力 11 追加ダメージ+1D4

医学(21) 回避(60) 隠れる(34)
機械修理(23) 芸術「華道、茶道」(22)
経理(40) 考古学(29)
コンピュータープログラム(8)
自動車運転(25) 信用(55) 心理学(37)
説得(50) 天文学(42) 投げる(65)
値切り(43) 写真術(30) 法律(71)

やや小柄でメガネをかけている、まるで田舎の銀行員かとみ見まがうばかりにどこをとっても特徴のない保守的な弁護士です。 循環器疾患でリタイアした父に代わって弁護士事務所を継ぎ、その顧客リストに久遠寺家も入っていました。
天体写真と名刹めぐりが趣味で、ひよこと生八橋が好物です。


日暮弁護士に電話をします。
「はい、日暮弁護士事務所」
K

行列は出来そうにないなあ(笑)

「ああ、日暮君かい?久遠寺だ」
顧問料だけで食べてけるのです
K

お寺みたいだ(笑)

一人当たり月1万五千円程度ですが

二十人にたかれば何とかなりますね

「明日の打ち合わせの後、何か仕事は入ってるかね?無ければちょっと顧問弁護士として遺産相続がらみの案件を引き受けてもらいたいんだが?」

それとなく話を聞いているうちに、静雄は旅行したい気分に・・・

「場所は白浜だ、長くても2,3日で済むと思うよ。なーに、もめないとは思うが念のためついてきてくれないか?」

「わかりました。」

「よし、じゃあ明日旅支度をしてうちにきてくれるか?うんうん、ありがとう。じゃあ、明日」

「料金は一日当たり・・・。」

「君と僕の仲じゃないか、料金は言い値で払うよ」

では時間8,000円として・・・

K

高(汗)!

私は夏休みだから暇ですね

K

顧問弁護士は毎月お金もらってるから案件の金額は最低限じゃないの???

いや、そんなことはないでしょう(笑)
いろんな弁護士さんがいますよ

K

弁護士っていいなあ(笑)

今回のように、2,3日も拘束するのですから、金はかかるでしょう
K

明日行くんですね(笑)
では手紙の差出人に連絡しないと(笑)


キーパーの独り言
 今回は最初にVALISさんにキャラクターを作ってもらい、他のお二人にはその友人という設定のキャラクターを作ってもらいました。
そのせいか導入がスピーディーに進み、まさか明日行くことになるとは思っていなかったキーパーは大慌て(笑)。
逆に言えば、明日行くと電話して、他の手紙をもらった人たちも全員集まれているのは奇妙なことなので、ある意味シナリオのヒントが1つ付け加えられたような形になりました。
みんなキーパーの不備だと思って気にしなかったようですが(笑)。


じゃあ、日暮氏との商談を終えて、先方に連絡します。
K

「はい杉山です」若い女性の声ですね。

「ああ、久遠寺と申しますが」
K

「あ、久遠様、お手紙届きましたでしょうか。」

「ええ、是非お伺いさせていただきます」明日の夕方伺う旨を伝えます。
K

分かりました。彼女は感謝して、礼儀正しく礼を言い、お待ちしておりますとのことです。

「さて、用事はさっさと済ませて白浜温泉にでも繰り出すか」
K

ではいきなり明日になりました(笑)

はい(笑)

キーパーの独り言
 ほんとは出発する前に杉山奈緒美について調べたり、屋敷の住所を調べるという選択肢もあるのですが、この雰囲気ならそんなことはしないだろうと思い、また時間も惜しかったので、いきなり明日に(笑)。


K

ところでどうやって向かうのでしょう?

私の車で
ルノーです

免許あるのですか?

<自動車運転>58ありますよ

私は自分のマークIIで。

みんな車持ちか!
K

では全員紀子のルノーで向かうということでいいですね。
あ、日暮は別か。

車2台で行きましょう
K

では久遠寺は紀子のルノーで。

了解

あ、めんどくさいから乗せてもらいます

ぐは(笑)じゃあ1台で
K

え?マーク2に?

ルノーでどうぞ

あれ?後席無かったっけ
じゃあルノーで

K

了解。
手紙にあった住所を訪ねていくのですが、地理的にはかなり不便な所のようです。
白浜の観光地を越え、海沿いにしばらく進み、途中、背の高い雑草に半分隠された未舗装の道を走らねばなりません。
海から吹く風は強く、なんとなく苦い匂いがします。
ちなみに今日はよく晴れています。

クーラーはかけずに潮風をかぎながらホルストの「惑星」をかけます。

日本語でジュピターを口ずさみます(笑)
K

まだジュピターは発売されていないのでは?

あ、そうですね(笑)
K

住所を頼りに進んでゆくと、海辺に面した古そうな洋館が見えてきます。
近寄ってゆくと、草原に建つその洋館が想像以上に古いものだというのが分かります。
年代物のレンガが多く使われ、高い切妻屋根と、大きなガラス窓が印象的な洒落た建物です。

ああ、何か起こりそうな場所だなあ(笑)

なんだ和風の家かと思ってた。これじゃあ古文書は期待できないわね

K

<歴史>×2か、<知識>/2のどちらかをどうぞ。

43>43/100 成功
52>52/95/2 失敗
歴史85でダイス17
K

べっきぃさん、能力値に関するロールではなく、技能に関するロールを振って成功した場合は、その横にある□のチェックボックスにチェックを入れてください。
シナリオ終了時に技能が伸びる場合があります。
ただしチェックはシナリオ中原則1つの技能につき1回だけです。

了解
べっきぃさんダイス振りました?
はい成功です
いえいえ、チャット上で
K チャット上で振ってないですよね(笑)?
あ、自前でふってしまいました
K (笑)
やり方わからん
K

さっき説明したじゃないですか(笑)

ついていけなかった
技能ロールを要求されたらとりあえず1d100を振ります。
1d100 と打ってenter
K 1d100と書くだけでOKです。
半角英数です。
らじゃー
ためしに1d100
K

それ以外のテキストがあると無効になります。

1d100
noriko: 31(1D100) = 31

キーパーの独り言
 べっきぃさんはクトゥルフもチャットでのRPGも初めてなので、基本的なルールやチャット特有のシステム説明をしています。
カットしようかとも思ったのですが、せっかくなのでクトゥルフやチャットのRPG未体験の方のために、その部分も残すことにしました。
 ちなみにサイコロは、sv.trpg.netさんが用意されているダイスロボを使っています。
それ以外のサーバやロボで振る場合は、入力方法が異なる場合があります。


K

では久遠寺と紀子は分かるのですが、大正末期頃に建築されたもののようですね。
あちこちに改修のあとはありますが、建築当時の面影を崩すこと無く、今もそのままの姿で残っているのは、とても貴重と言えます。
屋敷の回りには人家はなく、見渡す限りススキの野原でとても寂しい土地です。
車を屋敷の近くに停めました。
他に停まっている車は見あたりません。

屋敷に向かいます

思わずパチリと写真に収めます

K

屋敷の玄関の前には低い階段があり、古風なデザインの呼び鈴があります。

押しましょう。
K

日暮<写真>どうぞ

15>15/37 成功です。

K

以降写真は撮りたいときに勝手にロールしてください。

あ、そうだ。一応調査用にコンパクトカメラ持参です。
後日常品としてコンパクトと催涙スプレーを持っています
K

了解>紀子
ちなみにこれはチャットのルールですが、誰に対して話しているかを示すときには、このように書きます>紀子

了解>keeper
K

なんのテーマの話題かを分かりやすくするときにはこのように書きます<チャットのルール
呼び鈴を押しました。
すぐに近寄ってくる足音が聞こえて、古風な感じの若く美しい女性がドアを開けます。

  少しウェーブした髪を腰のあたりまで伸ばし、体つきはほっそりとしています。
その物腰はゆったりとしたもので、上流階級の雰囲気が漂っています。
ラベンダー色のワンピースを着ています。

「初めまして久遠寺です。こちらは友人の皇と日暮です。」
静雄は静かに挨拶します
K 「ああ、久遠寺様、お待ちしておりました。そちらのお二人がお話にあったお友達の方と、弁護士の方ですね。」
名刺を渡しましょう。京大のすかし入りの
K 「ありがとうございます。歓迎いたしますわ。わたくし、杉山奈緒美と申します。
どうぞ中へ。辺鄙なところですし、見つけるのに苦労されたでしょう。」
と屋敷内の応接間を兼ねた居間へ案内します。
「いえいえ、良いところにお住まいですな。心が洗われる」
絵でもかかってませんか?
K

玄関入ってすぐのところが応接間兼居間のようです。先客がいるようです。

調度品から資産価値を静かに値踏みしています
K

「これでみなさん揃いましたね。とりあえずはお茶でも飲んでいただいて休んでいただいて、「自己紹介でもしてゆきましょうか。」
そう言いながら小さなテーブルの上のポットから、お湯を注いで紅茶を入れてくれています。

「では私から、コホン」
K

全員それなりにくつろいだところで、自己紹介が始まりました。
久遠寺さんどうぞ。
居間の描写は自己紹介の後でしますね。

「久遠寺零と申します。祖父の遺品を確認に参りました。心理学者をやっております。で、こちらの日暮君は私の友人でもあり、顧問弁護士でもあります。」と日暮を紹介。
K

では日暮さんどうぞ。
ちなみに日暮氏も紀子とは何度か会っています。

久遠寺氏の紹介を受けた形で簡単に挨拶します。
「で、こちらは私の友人の皇君です。祖父とも面識があるので今回ついてきてもらいました」

私は野次馬だからなあ。「皇 紀子と申します」

K

面識あるんだ。メモメモ

あったのか
(昔深い仲だったのならあってもおかしくないですよね?)
K

昔ラブラブだった頃にでしょうね(笑)

ええ、ええ

じゃあ思い出しました

K

紀子さんの自己紹介終わり?

野次馬だから。へんなこといって突っ込まれても困るし

我関せずでお茶を堪能しています。
「アールグレイか・・・」
K

では50歳くらいの引き締まった顔つきの男性が立ち上がります。
「はじめまして、金谷譲治といいます。杉山早苗さんには、私の父がお世話になったそうで……このたびは奈緒美さんから手紙を頂き、参上した次第です。
以前は大学で教鞭を取っておりましたが、いまは職無しの身で、気が向いた時に論文なんぞを書いています。
専門は民俗学でしたが……今回の遺品は、とても興味深いもののようですよ」

次は20歳くらいの若い女性です。
ボーイッシュな服装ですが、胸が大きくて色っぽいです。
「こんにちは、藤田綺羅子です。
私のお婆さんの遺品があると手紙をもらって……なんだか昔の話で実感はわかないんですが、杉山さんが困っているみたいだったのでお邪魔しました」

金谷さんの論文って覚えあります?
K

覚えないですね。

次は相当な高齢な感じの老人ですね。
「佐藤政雄です。杉山早苗さんとは昔、友人でしたが、彼女が行方不明になってからは杉山さんの家ともまったく付き合いが無く……この屋敷にくるのは50年……いや70年ぶりぐらいでしょうか……
それにしても、この屋敷は昔と変わっていない……物忘れのひどくなった老いぼれの頭にも、この屋敷のことはしっかりと残っている……ほんとうに、ここは何も変わっていない……」
老人は顔を伏せて妙にオドオドした様子で自己紹介をすると、そのまま黙り込んでしまいました。

そんな生きてるのか……この人が骨董品ですね
K

最後に扉を開けてくれた女性が立ち上がります。
「本日は、お忙しい中、みなさまにはお集まりいただきましてありがとうございます。私がみなさんにお手紙を差し上げました杉山奈緒美です。
では、さっそくお話にあった遺品をお見せいたしますね」
そう言って、杉山奈緒美は二階に探索者たちを案内します。

その前に、まず居間の様子を説明しておきます。
10人程度ならば十分に座れるだけのソファーが揃っています。
応接間の調度品は超一流で、テーブルセットやサイドボードは、売れば新車が一台買えるぐらいの価値がありそうです。
また、南洋のユニークな彫像や、エジプトの象形文字が刻まれた石版のかけら、すでに取引きが禁止されているような古い剥製などが飾られており、落ち着いた洋館の居間をエキゾチックに色付けています。

掃除は行き届いてるの?
「杉山早苗さんは行方不明になったんですか?」奈緒美に尋ねます。
K 掃除は行き届いているようです。
「はい。大昔に行方不明になったそうです。私も詳しくは分からないのですが。」と奈緒美
<考古学><博物学><生物学>の内、好きなのをロールしてください。
博物学で
noriko: 58(1D100) = 58
3足りない
考古学(29)
26>26/29 成功
博物学で
5>5/10 成功
K

成功した人は、応接間の調度は全て本物だと見当がつきます。
現在では輸入や狩りも禁止されているような貴重な品がゴロゴロしていますね。

奈緒美に尋ねながら珍品の豊富な居間に久遠寺は釘付けです。
「この象形文字は極めて珍しい物だ…」など(笑)
私は日本のものしか興味ないの
K

では奈緒美の後に続いて、全員2階に上りました。

小声で「あんた達、女性の胸ばっかりじろじろ見てないのはしたない」
「見とらんよ、女性にはいっさい興味はない」
K

2階は私室やゲストルームで占められているようです。
確かに目が釘付けになるような胸ですね。階段を上っていると、ブラジャーを着けていても揺れているのが気になります。

「もう駄目になったの?」
「人類は肉体から離れて進化するべきなのだ」
K

じゃあ気になるのは日暮だけかな?日暮も興味ない(笑)?

どちらかというと資産家の方が・・・
妻も居ますし
金谷さんは論文も知らない三流学者と言う事でアウトオブ眼中ですね
K

そうですか(笑)
妻がいるからかえって気になると言うことも(笑)


キーパーの独り言
 後々探索者を誘惑する可能性があったのですが・・・どうも脈無しのようです(汗)。
もう少し若いキャラクターにしてもらうのだったか(笑)。

 また<目星>や<博物学>など、NPCも振っているであろう状況では、実際は全員の分をキーパーが振っていますが、リプレイではカットしています。


K

2階の廊下の隅の方のドアを開け、奈緒美が入って行きます。皆さんも続きます。
女性らしい淡いクリーム色をした壁紙の、古い洋風の部屋です。
ベッドと小さな書物机、ドレッサーが置かれてあり、部屋はそれらの調度品だけで一杯です。
全員<目星>

77>77/75 失敗
15>15/25 成功
「こんな広い屋敷に貴方一人ですんでらっしゃるの?」
20>成功
K

「ええ、まあ管理人みたいなものです。」と奈緒美
では成功した人は、古い調度品はともかく、シーツやカーテンもかなり古そうだと思います。さすがに70年前ということはないようですが。
またこの部屋には、ほとんど生活感が感じられないのも奇妙です。奈緒美の部屋だということなのですが。

それはともかく、奈緒美が例の遺品を指し示します。
それは50×120センチぐらいの横長の木製の浅浮き彫りです。
色は黒檀のように真っ黒で、木目は細かく渦を巻いています。
表面に彫られた細工は絶妙で、水中にある巨石建造物から八腕目の未知の生物が現れるさまが彫られています。


キーパーの独り言
 今回はプレイまでに時間があったので、浅浮き彫りの3D画像を用意してみました。


わはは(笑)
なんか猛烈に悪い予感がするのう
人目を忍んで調度品を指で触り、埃がつくか見ます
K

綺麗に磨き上げられていますね。
何の木を彫ったものかは見ただけでは判断できません。

クラーケン?
年代の推測は出来ますか?
K <博物学>または<生物学>をどうぞ。
8>8/10 成功
79> 失敗
K 久遠寺はそれが恐ろしく重く堅い木で、自分の知識の範疇外のとても珍しいものであることがわかります。
製作年代は見当もつきませんが、どうもとてつもなく古そうです。
「これは非常に貴重なものだ…、人類の歴史を塗り替える大発見かも知れん」
「そう言ってエホバの化石掘り出した考古学者がいたこと知ってる?零君」
紫檀かなんかだと思っておこう
「知らんな、後にしてくれ」夢中で調べます。
「『鉄の木』かな?よくわからないが」
K <INT+POW>/2、または<芸術「絵画」または「彫刻」>をどうぞ。
14>14/15 成功
93>明瞭に失敗
96>失敗
K 成功した人は、全体の構図にはどこか物足りなさを感じます。なんとなく、これがまだ未完成のような気がするのです。
珍しさと歴史的価値から200万円程度の値段がつくだろうと判断できます。
「やはり何度見ても素晴らしい。」と金谷
こんな蛸坊主の絵より円空のおびんずる様でも出てくるかと
「これほどのものとは…、個人蔵にするより、しかるべき所に納めた方がいいかもしれませんな。」
K

後ろの方で老人佐藤政雄がなにやらつぶやいています
「やっぱりだ……70年前、確かに、私はこれを見た……この屋敷で、みんなと……」

静かに聞き取ろうとします
付き合ってあげましょう。あ、テープレコーダーも持っとくんだった
K

「そのままだ・・・何も変わっていない・・・
変わったのは・・・私だけだ・・・・」
黙りました。

表情を伺います
当時の様子を知るのは佐藤のみ?
K

当時から生きているのは佐藤のみのようですね。
外では雨が降り出しています。

夕立?
70年前というと昭和元年あたりですね
「これを祖父達が所有した経緯について伺いたいのですが?」皆の顔を見て
「どこでこれを発見したのでしょうか?」
K 「私たちの祖父や祖母は、当時色々な品を外国から買い集めていたそうですわ。その中にこれも混じっていたらしいのです。」と奈緒美。
つまり西洋かぶれの人たちなんだな……
「ほほう、佐藤さん、その時のことを覚えていらっしゃいますか?」
心理学いいですか?佐藤はうそをついていない?ごまかそうとしていない?
K 「ええ・・・まあ・・・最近歳のせいでめっきり記憶力が弱くなってまして・・・」
久遠寺もお父さんに聞いたことがありますが、お爺さんは若い頃金にあかしてボヘミアンを気取って色々なことに手を出して遊んでいたらしいです。
どうぞ<心理学>
87>87/85 失敗
K <心理学>は勝手に振ってもいいですよ。見落とす場合がありますけど。
見落としているようなら指摘してください。
自分も
54>54/37 失敗
そこまで興味が湧いていないのでパス
ホステスの方の心理をうかがいます
21>21/37 一応成功
K

「あら、ひどい雨ですわね。皆さん今日は泊まっていってくださいね。お部屋の用意もしてありますし。」と奈緒美
なんだか余裕の笑みですね。

・・・。
では皆に言います
「ではこの品を今後どのように扱うかで我々が呼ばれたと言うことですな?」
K 「その通りですわ。ゆっくりお話ししましょう。」
そろそろ日暮れですね。
「でも今日はお疲れでしょうから、とりあえずお部屋に案内いたしますわ。落ち着いてからお話ししましょう。」
「降りますなあ・・・」
K 「2階は5部屋空き部屋がありますので、どれでもお好きなお部屋をお使い下さい。」
「あ、奈緒美さん、杉山早苗さんのお写真か何かないですか?
もしかしたら大昔にお会いしているかも知れないので確かめたいのですよ。」
K 「あ、写真ですか。残念ながら見つからないんです。私も探しているのですが。」
「そうですか、残念です」
K 「2階の部屋の3つは1人部屋、2つは2人部屋になってます。」

キーパーの独り言
 シナリオでは2人部屋が3つでした。忘れてました(汗)


じゃあ一人部屋を
K 「じゃあとりあえず落ち着かせてもらおうか」そう言って金谷が荷物を持ってきます。
藤田と佐藤も同様です。
あ?御泊りセット持ってたっけ?
持ってるはず〜
2,3日の予定できています。
K 「どうかね。ここは公平に部屋をジャンケンで決めないか?」と金谷。
どこかで聞いた台詞(笑)
わはは(笑)

キーパーの独り言
 前にやった「何かが潜んでいる」でも、同じような状況で、同じような台詞をNPCのおっさんにしゃべらせていました(笑)。


「ではジャンケンしましょうか」
「別にかまいませんが……」幼稚なオッサンだなとますますさげすみの目
K 2階には7部屋あり、行き止まりの扉は鍵がかかっています。
その隣は奈緒美の部屋です。
あとは南側に2つ。北側に3つですね。
奈緒美の部屋は南側?
K 南北それぞれに1つづつ二人部屋があります。
奈緒美の部屋は南側です。
ではジャンケンですが1d100を振って、小さい方が勝ちです。
Higurasi: 28(1D100) = 28
北側がいい朝日が強そう。どうせ冷房なんてないでそう
noriko: 35(1D100) = 35
Kuonji: 77(1D100) = 77
K 金谷
Keeper: 26(1D100) = 26
藤田
Keeper: 4(1D100) = 4
佐藤
Keeper: 79(1D100) = 79

キーパーの独り言
 シナリオではNPC達はすでに部屋を決めているようでしたが、なんとなく全員で決めました。


K ではまず藤田が南の1人部屋へ。
次に金谷が南の二人部屋に入りました。
次は日暮ですね。
どこかの二人部屋に。
K ところで空いている部屋は5部屋。
人数は6人ですので、2人部屋だと相部屋になる可能性がありますよ(笑)
空間把握が良く出来ていません(汗)
一人部屋でなきゃやだ
できれば、日暮の部屋に入れて貰えれば丸く収まるのですが
あんたたちそういう関係
K では北の2人部屋を日暮と久遠寺で使うと。
了解です。部屋割り完了ですね。
その後はみなんな下に降りて居間でくつろぎます。
じゃ北の一人部屋もらい
シャワーあります?
K

あ、そうそう。
すべての部屋に小さな洗面所がついていますが、浴槽やシャワーはありません。身体を洗いたい人は、二階に客用の浴室があるのでそれを共同して使うことになります。

じゃあ潮風に吹かれてべたついているので借ります。かぎかけて。
「ここまでくるんじゃなかったなあ……」ジェイソンかなにか襲ってきません?
K

ジェイソンより怖いのが来ますので、安心してください(笑)

いまのところ妙齢のオッサンばかりですな。
とにかくくつろいだ服装で居間に行きます。
佐藤さんにこっそり尋ねて良いですか?「奈緒美さんって杉山早苗さんに似ています?」
K

階段を下りている途中で久遠寺が佐藤に質問したのですが、佐藤は一瞬身体をびくっとすくませて、動きを止めます。

心理学振ります
76>76/85 成功
高い(汗)
心理学者ですから(笑)
流石先生・・・
いや心理学というのはネズミに電撃で反射付けする職業で
スキナー派ですか
K 「あ・・・そう言えば似ているような気がしますな。まあ血縁なんだから当たり前ですが。」
なんとか誤魔化そうとしていますが、明らかに恐怖に近いショックを受けているようです。
なるほど、なるほど、似ているわけだ
K

居間では奈緒美がソファにクッションをたてかけて、それを枕が割りに床に寝そべっています。
毛足の長い豪華な絨毯がひいてあるので、実に快適そうです。

リッチですね・・・。
(なんか、このホステスくつろぎすぎ…)
K

「あ、すみません。はしたないところを見られてしまいました。でもこうすると楽なんです。よろしければ皆さんもやってみてください。」と奈緒美

「じゃあお言葉に甘えて」ションベン臭い色気に負けてられません
K

「あ、そうそう。夕食の準備をしないと。」と立ち上がる奈緒美。
「あ、私お手伝いします。」と綺羅子

「じゃあ私も……」しぶしぶしぶ
K では3人で夕食の準備をしますが、
もう下ごしらえはしてあるので、あとは火を通すだけのようです。そうじゃないメニューもありますが。
その間に佐藤と話をしましょう。
K 外は雨がますます強くなっており、どうやら夕立ではなかったようです。もはや嵐ですね。

せっかく海辺なんだから磯作りかなんか無いの?
K メニューはこの西洋風の屋敷に相応しく、鮮魚のマリネ、帆立貝のオーブン焼き、タンシチューといった洋食です。
二人と何気なく世間話をして教養の程度を見ます
K ではまず紀子ですが、どんな感じで話を?
お二人ともとても綺麗でいらっしゃいますけどどんな化粧品を?」ブランドの話で盛り上がったら馬鹿
K

二人ともお世辞に喜んでますが、どうも意外にあんまり化粧は気を使っていないようです。
「紀子さんこそ綺麗だわあ。どこのメーカーをお使いなんですか?」と綺羅子

じゃあ今日日のうちの学生よりはマシそうか
「おほほ、私なんておばあちゃんになると国産品じゃあごまかせないのよ。専らシャネルを」
K 「シャネルですか。ああ・・・・」と奈緒美。
「すご〜い、私の稼ぎじゃ全然買えないわ。」と綺羅子
今のお仕事を聞いてみます
K 「私は祖母が遺産を遺してくれたので、とりあえずはここの管理人ですわ」と奈緒美
「ほほ、若さ以上の化粧品は無いのよ綺羅子サンでしたかしら」
K 「私はアルバイトしてます。
でも紀子さんもすごい色つやがよくって、あ、失礼ですけどおいくつなんですか?」と綺羅子
「アルバイト?どちらの?」
K 「え?え〜と、近くの喫茶店で。ウェイトレスです。」と綺羅子。
二人とも料理は確かですか
「いやだわあもう40になっちゃって」
K 料理は二人とも見事な腕前ですね。
45歳の女性から見ても、驚くほどです。
「ええ〜!?40ですか!?信じられません!」と綺羅子
まあそんな感じでしょうか(笑)。他に聞きたいこととかありますか?
まあこんなところで。技能使うほど興味が無いし
最近の若い子よりはよほどマシ、というとこですね

キーパーの独り言
 化粧にあまり気を使っていないというのは、実は気を使おうにも最近の流行についてゆけていないのです。
 若さ以上の化粧品はないと言っている年上の女性に対して、「ええ」と答えるのも普通は考えにくいのですが、これは綺羅子がその若さを満喫して喜んでいるので、思わず本音がでてしまったのです。
 またアルバイトが喫茶店のウェイトレスと言うのは、綺羅子が流行遅れの思考でとっさに考えたものなので、突っ込まれたらボロが出るところでした。

 と言うように、実はこのシーンは真実に至るヒントがゴロゴロしていたのでした(笑)。


K では久遠寺と日暮です。こっちでは金谷が浅浮き彫りをはじめとしたここの調度などについて話しています。
佐藤は大人しくしています。
「いやはやまったく素晴らしい。ここは私にとってはパラダイスのような場所だよ。」と金谷

じゃあ、金谷の上機嫌に水を差すようで申し訳ないのですが、金谷の父の死因について尋ねます。
K 「私は考古学や人類学に人生をかけてきたのだが、それにしてもここは素晴らしいとしか言いようがない。住みたいくらいだ(笑)
あ、私の父かね?ああ・・・
癌でね。もう10年以上前になる。」
心理学
28>28/37 成功
K 特にこれといっては。
少し考えたような感じもしますが。
久遠寺の祖父の死因は?>keeper
K

心筋梗塞ですね。

では、佐藤に向き直って
「となるとお仲間でご存命なのは佐藤さんだけですね…」
K 「あ・ああ・・・そうなりますね。寂しい話です。」と佐藤。
「そうでしょうなあ。」と、鼈甲の眼鏡を上げながらうなずく金谷。
「その当時の想い出など教えていただけませんか?」と言いつつ時計を見ます。
K 「当時は・・・私はほんの少年で・・・
自分では大人だと思っていましたが・・・
杉山さんを中心とした集まりに参加できていただけで満足しているような、ちっぽけな人間でした。でも・・・
あの頃は楽しかった・・・・
珍しい外国の物を調べたり、旅行に行ったり、本の評論会を開いたり、本当に素晴らしい日々でした・・・・」
と、遠くを見るような目をしています。
日暮はどうしているのでしょう?
押し黙って聞いています。
話を聞きながら、ソファ、家具、壁、天井などを見ます。経年劣化など年を経た感じはしますか?
K どれも明らかに古い物ですが、手入れはそれなりにされていたようで、物のよさも手伝って今でも十分に使える状態です。
そういえば先ほど、人目を忍んで調度品を指でなぞり、埃を調べた具合はいかがでしたでしょうか?
K 埃はうっすらと積もっています。しばらく掃除をしていないと言う感じですね。
流石に広いですからね。
佐藤に「早苗さんはカリスマ的な魅力を秘めていたんでしょうねえ」と聞きます。
K 「ええ・・・彼女はリーダーでしたが、引っ張ってゆくというのじゃなく、自然にみんながついてゆくという感じでした。
・・・・綺麗な人でした・・・」
「奈緒美さんと同じように…?」
K ビクッ
汗ダラダラ
心理学
7>7/85 成功
K 「そうですね・・・彼女は早苗さんによく似ている・・・」
もう心臓止まりそうです(笑)
明らかに彼女たちが似ていると言うことに関して、表に出していない思いがあるようですね。
「もしかしたらこの家は時間に取り残された夢の空間なのかも知れませんな…、いや失礼、学究の徒がこのような事を言ってはいけませんな」
K と言う当たりで、ディナーの準備が整ったようで、全員食堂に呼ばれます。
テーブルは広く、10人は楽に腰をおろすことが出来ます。
上品な調度でまとめられています。
メニューはどれも洋風で、なかなか豪華です。
奈緒美の側に座ることはできますか?
K はい。大丈夫です。
奈緒美はホストなのでテーブルの突き当たりに座っていますが、その隣に座れました。
なんだかんだ言って若い子に鼻の下伸ばしてる……
K では紀子もその近くに?
いや、特に
奈緒美を観察しつつ食事しましょう。彼女の目的は奈辺にあるのか?
K 了解。豪華なディナーが始まりました。
紀子は遺品のことはさておき、短い人生の中でこんな珍しい理由で知り合えたお客様に乾杯します。
テーブル下で久遠寺の足を蹴飛ばします。
「失礼よ」
「いたっ!」
気付かないふりをして乾杯に答えます
K 金谷がまた浅浮き彫りのことを質問したり、藤田はまた紀子に化粧品のことを聞いたりして、それなりになごやかにディナーが進んでゆきます。
藤田?ああ巨乳ね
K

しかし、ふと見ると佐藤はほとんど料理に手をつけていません。

(ちょっといじめすぎましたね…)
K

その様子を見て、杉山奈緒美は、「ごめんなさい……佐藤さんには、もっとあっさりとした料理のほうが良かったですね」と謝ります。
すると、佐藤政雄はビクッと驚いて「い、いえ、大丈夫……タンシチューは私の好物です……」と、もごもごと口の中で呟きます。しかし、言葉とは裏腹に手はまったく動いていません。


キーパーの独り言
 佐藤が料理が進まないのは、そのメニューが自分の好物ばかりで、しかも盛りつけから何から記憶に残っている70年前の料理そのものだったのに驚き、ショックを受けているせいです。


奈緒美の佐藤を見る目はどんな感じですか?
じゃあ「藤田さん、こちらはどう?」とワインを勧めます
(ああ、菓子折りのヒヨコでも持ってくるんだった・・・・)
K

年代物のワインも開けられ、気分よく美味しいディナーですね。
藤田も喜んで飲んでます。

とりあえず美味しくいただきました。
K

ディナーが一段落すると、居間でコーヒーを飲む事になります。
大型サイフォンでゆっくりと入れたコーヒーと、ジンジャー入りの杉山奈緒美の手作りクッキーは極上の味わいで、外の激しい雨などまったく気にならない別世界のように感じられます。
みなさんくつろいでいます。

で、女どもは皿洗い??
テレビやらラジオはないのでしょうか?
K

テレビもラジオも居間にありますよ。とりあえずは点いてませんけど。
皿洗いは後回しになっています。

日暮は心ひそかに老人を気遣います
じゃあ台風情報でも聞いてみましょう
K

この地域に雨雲が発生して、増水警報が出されているのがわかります。

奈緒美は佐藤に、自分たちの祖父たちのことを尋ねます。

  佐藤ですが、ディナーの時にはこわばっていたのですが、その後のコーヒーとクッキーとくつろいだ雰囲気に癒されたらしく、ぽつりぽつりと話します。
表情も和らいでいます。
「私たちが、この屋敷に集まって交友を深めたのは、もう70年ぐらい前、昭和の初め頃です。
あの頃、私たちは親の金やコネを利用して、いろいろと世界中の物珍しいものを集めたり、新しい芸術や文学を楽しむなどして、先駆的文化人なんてものを気取っていました。
メンバーは杉山早苗さん、金谷幸治さん、藤田佐和子さん、久遠寺留吉さんに、私です。
そのころは、まだ私の家も相当な資産を持っていて、杉山さんのような名家ともお付き合いがあったんですよ」
と言って、佐藤政雄は寂しそうに笑います。

  「思えば、私の人生の中で、あの頃が一番楽しいものだった……
けれど、それも早苗さんが行方不明となり、数年後、後を追うように佐和子さんが姿を消してしまうと……自然と付き合いも少なくなってしまいました。あの戦争が始まって、私の家もそれどころではなくなってしまったのです。
仕事の都合で住所が定まらない時期もありまして、それからは幸治さんとも連絡が取れなくなりました。
数十年も経ってから、彼らの身内のかたにこうして会えるだなんて、なんとも不思議な縁ですね」
そう言って、彼はまた遠くを見るような表情で、黙ります。
お酒も効いているようです。
佐藤に聞きます
「藤田佐和子さんも綺羅子さんに似てきれいな方だったんですか?」
K ビクッ!コーヒーカップガチャン!ブルブルブル!汗ダラダラダラ
「あ・・・ああ・・・可愛い子じゃった・・・綺羅子さんによく似ている。」
!?
ふーむ
K 「え?そうなんですか。なんだか嬉しいな。」と綺羅子。
流石に興味を示します「あらあら」といいながら表情を覗き込む
心理学
29> 2点足りない……
心理学
3>3/85 成功
82>82/37
何でそんなに出目がいいの
ランダムですよ〜〜
失敗・・・。
それは奈緒美が早苗に似ているかと尋ねたときと同種の驚きですか?
1D100はダイナミックですな
K 成功した人は、やはり似ているというというポイントに大きな不安のような感情を抱いているのが分かります。
「この調子じゃ金谷さんも似ていたりして」冗談のように言います。
日暮のプレイヤーは動揺しています。
久遠寺君はおじいさんに似てましたか?
K

「金谷さんは・・・・確かに似ている。そっくりだ。」と佐藤。しかし特に動揺はしていません。

怪しくない招待者は居ないのか(笑)
皇先生の質問に対する答えに注目します
K 「ああ、久遠寺君もおじいさんにそっくりだね。懐かしいよ。」と佐藤。こっちは余裕な感じですね。
なるほど。女性のみと。
ううむ(笑)
では、
「それはそうと浅浮き彫りの処遇を話し合うための集まりだったはずですが?」と注意を喚起しましょう。
K

「あ、そのお話ですけど、今夜はもう遅いですし、皆さんも遠くからいらっしゃって疲れていると思いますので、よろしければ明日にしませんか?」と奈緒美

今何時?
K

もう21時前ですね。

(明日じゃ遅いんだよ〜!)とプレイヤー心の叫び(笑)
今晩が怖い(汗)
そうなんですよ、日暮さん(笑)
私、疲れてます?
運転なさっておいででしたからね
K 「わたくしも久しぶりに大勢のお客様をお迎えしたら、少し疲れてしまったようです。申し訳ないとは思うのですが。
あ、でもまだまだ元気だという方は自由にしてください。そうそう。あのドアの先は図書室になっています。
古い本ばかりですが、なにか面白い本が見つかるかもしれませんわ。」と奈緒美
「図書室!興味ありますな」一階ですか?
K 1階です。
紀子は疲れているかどうかと言うと
CON×5
45>何とか成功
K では紀子は疲れていますが、寝てしまうほどではありません。寝ようと思えば寝られそうですが。
コーヒー飲んだんだから寝られないでしょう。
「じゃあお言葉に甘えて」と図書室に行って本を漁ります。
「じゃあ、明日話しましょう。ところで寝る前にもう一度浅浮き彫りを見たいのですが、かまいませんか?」
K 「ああ、わたくしもそろそろ寝室に戻ろうと思っていたところなので、一緒に行きましょう。」と奈緒美
「では行きましょう」
日暮は久遠寺についてゆきます。
顧問弁護士ですからね・・・
写真も撮って欲しいですしね。
もうちょっと子細に調べたいです、側面、裏側など。
K 了解。
では二人がついてゆきます。
じゃあ珍しい本が無いか調べます
noriko: 71(1D100) = 71
とりあえず成功ね
K 夜も遅くに若い女性の寝室にやってきたおっさん二人。
図書室は少し待ってください。
成功って、<図書館>ですか?
はい
K 了解。では後で。
奈緒美は浅浮き彫りを指し示します。壁に飾られています。
「申し訳ありません。明日には外して居間でゆっくり見られるようにいたしますので。」と奈緒美

写真ロール
28>28/30 成功
K 底面になにやら文字のような物が掘られているのに気付きます。
筆写しておきます。
あ、写真もお願いしたい>日暮氏
そういう時は紙を当てて上を鉛筆でこすればいい(心の声)
K <クトゥルフ神話>技能は無いですよね?
もちろん、ないです
接写できるかな
74>失敗(汗)
K カメラはどんなカメラでしたっけ?
キャノンの一眼レフで。
K ではやはり失敗っぽいですね(笑)
じゃあ、心の声に従って(笑)紙を引いて鉛筆でこすって写し取ります。
K

その文字はアルファベットに似たところもあり、無理矢理読んでみると

ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん

と発音できそうです。

うわあああ(心の声)
ふ・ふ・ふ(笑)
声には出さないでおきます(笑)
プレイヤー的には嫌すぎだぁ(笑) でも探索者は知らない・・・
K

二人はその後はどうしますか?

私は図書室ですって
K

知ってまんがな(笑)

少々お待ちを(笑)
奈緒美に最後に質問
「早苗さんの日記などは残っていませんか?」
K 「ええ、私も探しているんですが、どうもそういう物を遺さないタイプの方だったみたいで・・・」
断固として心理学!
20>20/37 成功
テレパスですかあんた
確固たる信念で心理学!
71>71/85 成功
K 答える前にほんの少し考えていたような気配がありましたね。
うわあでも分からん・・・
「わかりました、ではまた明日ですね。お休みなさい」
K その後二人はどうしますか?
図書館も気になるけど、紀子に任せましょうか…、久遠寺は、藤田綺羅子と話するチャンスを作りたいです。
K 日暮は?
ついてゆきます
この中年どもは
決していやらしい動機の行動ではないんですけどね(笑)
K 了解。
  では図書館です。

で、何がありました
K 図書館と言うほどの規模ではありませんが、それでも五百冊以上の古書、稀書が保管される立派な部屋です。
深いつやのあるオーク材で造られた、年代物の小さな丸テーブルとイスは、かなりの値打物のようですが、この部屋では今も実用品として使われています。
この部屋は本棚が場所を占領しているため、結構広い部屋にも関らず5人も入れば一杯でしょう。
今は埃っぽくあまり使われていないようです。
では紀子は<目星>
16> 成功
K きちんと整理分類された本棚の中で、一冊だけ本が抜けていることに気付きます。
  抜けている棚に並んでいる本のジャンルからオカルトに関する文献だったのではないかと予想できます。
オカルト〜興味ないなあ
K ちなみに、さっきの<図書館>成功で、抜けているのがオカルトの本だと分かりました。
もっと歴史的価値のありそうなものを探します。和書はありませんか
K

和書はたくさんありますよ〜。
では<目星>

91>失敗
K

たくさんあるのが分かります。

がく
ははは(汗)
全体的に見てどういう研究ジャンルですか
K 研究というよりも、おそらく当時有名だったものや、当時最新だった、または珍しかった本を片っ端からコレクションしたという感じですね。
んん〜。今の目から見て貴重な本は無い?
K 貴重な本は山ほどありますよ。
ただしブックオフに売ったら10円にもならないでしょうが(笑)
いや大学図書館的に
K そういう視点では貴重な本は山ほどあります。
めぼしいものを教えてください
K あ、でも完全に研究の資料としては、大した物はあまりないかな?
めぼしい物と言っても、ジャンルはバラバラなので、こういうものを探していると言っていただければあるかどうかが判定できる程度です。
なんでもいいので変わった物を探してみますか?
歴史・民族学関係
はい
K では<図書館>
43>成功
K タイトルのない本をなんだろうと思って開いてみると、なにやら大昔の新聞の切り抜きのスクラップブックのようです。
海外の新聞ですね。

キーパーの独り言
 どんなに巨大な図書館が出てこようが、勿論シナリオに用意されているのは、シナリオに関係する書名だけです。
その上紀子が探したいものと、シナリオで用意されているものとは方向性がまったく異なるので、プレイヤーとキーパーのやりとりもなんとなくチグハグになっています(汗)。


どういうテーマの切抜きですか
K <英語>
16>成功
K

新聞は1930年代アメリカの「ボストン・ダイアル」紙で、かなり古びて黄ばんでおり、バインダーのほうも新聞とほぼ同時期のもののようです。
切り抜かれている記事は、どれも音楽と芸術の批評家であるジェイスン・ウェクターという人物のものです。
<知識/20>(笑)!

47>成功
K

そんなことは無いでしょう(笑)

ああ20分の1ね。失敗
K

どういう人物かは分かりませんが、記事の批評の内容は独創的で、かなり手厳しいものであることがわかります。
また、批評の文中にたびたび「アハピ」「アフムノイダ」「ポナペ派」といった意味の解らない単語が登場していることが気にかかります。
これらの記事の切り抜きの最後は、ジェイスン・ウェクターが突如、謎の失踪を遂げたという内容のものであることもわかります。

mmm何も分からない
K 神の声
あんまり気にしないでいいです(笑)

キーパーの独り言
 ジェイスン・ウェクターは、オーガスト・ダーレスの「謎の浅浮き彫り」の登場人物です。
このシナリオは、その作品からヒントを得て作られているのです。
したがってこの情報は、シナリオクリアにはほぼ関係ありません(笑)。


洋書で面白そうなのはありますか?
K 洋書も当時輸入できる本は片っ端から放り込んだという雰囲気ですね。
んん〜単なる濫読家なのか……そもそも読んだ気配ある?
K

読んだ気配はありますよ。
では最後にもう一度<目星>
技能はアイウエオ順に並んでいます。

37>失敗
K

流石にそろそろ眠気が強くなってきました。眠いです。

じゃあ帰ります。

キーパーの独り言
 最後の<目星>では、重要なヒントが見つかる筈でした。
谷崎潤一郎の「痴人の愛」だけが少し本棚から出ているのに気付き、中を確認すれば登場人物の名前が「奈緒美」「譲治」「綺羅子」なのです。


K では居間の二人です。
二人が居間に戻ると、金谷が藤田と話しています。
佐藤はもう姿が見えません。

ではそこに混ざりましょう。
同じく
静かに聞き手に回ります
K 主に金谷が藤田に話しかけ、藤田がつきあっていたという感じで、二人が合流すると藤田は助かったような表情です。
「やあ、浅浮き彫りを見てきたんですな。あれは素晴らしいですな。」と金谷
「ええ」
K

「今私が興味を抱いている研究対象について、彼女に意見を聞いていたところなのですが、やはり若い女性は目の付け所が違いますな!」

藤田に、祖母のことを聞きます。
K 「はい?祖母ですか?どんなことでしょう?」と藤田
「ピクト人のことを話したら、絵が好きな人たちなんですねときた!これは傑作!」1人で盛り上がる金谷。
死因などを。
K 「私もよく知らないんですけど、最後はずっと寝たきりだったらしいです。私が物心ついた頃にはもう亡くなっていたので・・・」
「おばあさんとうり二つだそうですね?」
K 「確かにピクト人はピクチャーから来ているといわれていて、入れ墨やボディペイントをしていたと言われている。しかし絵が好きとは!灯台もと暗しとはこのことか!」しゃべり続けている金谷
  「え・・・そうみたいですけど。私はどうもピンと来ません。
だって戦争も想像つかないのに、その前のことなんて・・・」 と綺羅子
えーい若い娘は!この前の戦争といったら応仁の乱でしょう!
K

「しかしピクト人は謎の多い民族です。あながち彼女の意見も間違ってないかもしれませんぞ!」止まらない金谷
ええ(汗)!?<応仁の乱

あ、いや無視してください
(せめて薩英戦争ぐらいに(笑)>皇センセ)
K

「当時ローマ人の執拗な攻撃に耐え、それどころか手痛い反撃を繰り返していたピクト人は、ただの蛮族とは私も思えません。もしかしたら文化的に現代人並に進んだ民族だったのかもしれませんな。」

そうか〜、綺羅子に「奈緒美さんとは初対面?」と聞きます。
K 誰か金谷の相手してやってよ(笑)
あ、すいません、無視してた(笑)
K

「え、ええ。そうなんです。想像以上に素敵な方だったので、びっくりしました。」と綺羅子

「金谷さん、ピクト人のお話はお父様もお好きだったのですか?」
K 「あ?いや・・・私の父は興味なかったようだ。私は祖父の影響でこの道に進んだのだよ。」
いきなり金谷に来たのでびっくりした(笑)
「そうなんですね、お父様から早苗さんのことは何かお聞きになっていましたか?」
K

「いや、父はなにも知らなかったようだ。私もこう見えて、当時のメンバーの孫なのだよ。」

あれ?
「杉山早苗さんには、私の父がお世話になったそうで……」と自己紹介にありましたが、祖父なんですね
脳内訂正完了(笑)
K 「あ、ああ(汗)
うちは戦後色々あってね。
杉山家には金銭的に援助していただいていたのだよ。情けない話だが。
自己紹介ではそのことを言ったのだ。」
「失礼しました」
K 「いや・・・こちらこそ混乱させてしまったようで、申し訳ない。」

キーパーの独り言
 確かにシナリオを見てみると、どうやら金谷は当時のメンバーの息子のようです(笑)。
訂正しようかとも思ったのですが、 「私もこう見えて、当時のメンバーの孫なのだよ。」とまで言ってしまっていたので、無理矢理理由をでっちあげました(笑)。
もうバレバレですが(笑)。


じゃあ金谷に祖父から早苗の話を聞いているか質問。
K 「祖父には色々な話を聞いたが・・・女性の話は聞かなかったね。ピクト人の話ならたくさん聞いたよ。」
「そうですか…」
久遠寺はこれくらいでいいです…。
混乱してきた(笑)
K

「私そろそろ寝ますね。ちょっと疲れちゃったみたい」と綺羅子
立ち上がる動作で、胸が揺れるのがこれまた色っぽいです。
無意識に目が行きますね。

じゃあ、人類学的な観点から眺めます
K ではこの日はみんな部屋に戻るという感じですね。
了解です。
はい
寝ます
K 深夜、みんなが寝静まった頃、突然、男の悲鳴と、ガラスの割れる音が屋敷に響きわたります。
飛び起きます―!
K みんなびっくりして飛び起きます。
音は佐藤政雄の部屋のほうで聞こえました。
駆けつけます。
部屋を飛び出して佐藤の部屋に、鍵は?
とりあえず、催涙スプレーを持って向います。
K 扉には鍵がかかっているようです。
ドアをノック。
K 反応無し。
物音も聞こえません。
体当たりで開きますか?
STR無いけど(笑)
K 反応無し。
物音も聞こえません。
では私が。
K そこそこ丈夫な扉ですね。体当たりするなら二人までが同時に試せます。
じゃあ一緒に久遠寺も
「マスターキーは?」>杉山さん
K 「あ、すみません。探してきます。」と慌てて走り去る奈緒美。
なはは
STR 8です
K では久遠寺と日暮で体当たりしますか?
お願いします。
奈緒美を待ちます。そのあいだ集まったメンバーを。
「って、日暮君」(笑)
ありゃ、前後しました。
待ちましょう。
すみません(汗)
非力なのでいいのです(笑)
野蛮ねあんた達は
集まったメンバーの面子は?
K ではしばらくして、奈緒美が鍵束を持って来ます。
佐藤以外は全員集まっています。
了解。
K 奈緒美が部屋の鍵を開けました。
中へ入ると、部屋には誰もいません。
窓は破られ、大粒の雨が部屋に舞い込んでいます。
全員の様子をチェック。
あ、まだ雨ですか?ぬれた様子の人は?
K 濡れている人はいません。
<目星>
22>22/75 成功
77>日暮失敗
窓はどちら側に破られてますか
K 久遠寺は窓ガラスの様子から見て、窓ガラスは内側から外に向けて破られたことがわかります。
外は真っ暗で、何も見えません。豪雨により水浸しになったススキの野原は、まるで大きな湖のようで、自分たちは孤島に取り残されたかのような気分になります。
窓に近寄って下を見ます。佐藤がいないか?
K 「まさか外に飛び降りたのか」と金谷
下を見ましたが、佐藤の姿は確認できません。
室内の様子で変わったことは?
K 特に変わったことは見つけられません。
血痕などは?
K 無いようです。
懐中電灯貸して下さる?直美さん
ベッドに寝ていた形跡はありますか?
K 寝ていた形跡はあります。
「は・はい。探してきます!」と走り去る奈緒美(笑)
温度は(笑)
手を当ててみます
K ベッドにはわずかにぬくもりが残っています。
「さっきまで寝ていたのか?」
K 「こうしちゃおれん。外に探しに行こう。」と金谷
「はい!」と藤田
そこに懐中電灯を数本抱えた奈緒美が走ってきます。
「ありました。電池が残っていればいいんですが。」
うわあNPCがアクティベート化(笑)
点きますか?
K 1d6
Keeper: 1(1D6) = 1
げ(汗)
写真をとりに戻ります
K 電池が残っていたのは1本だけですね。
じゃあとりあえず窓の外を照らして何か手がかりを探します
K 「私、予備の電池を探します!」と言って走り去る奈緒美(笑)
では紀子<目星>
あ、それと傘とレインコートもお願い!
40>失敗
K 遠くで「はい!」と奈緒美の返事が(笑)
よく見えないですね。雨が激しすぎます。
「佐藤さんは何に驚いたんだろう?」考え込みます。
机の上は?
K 特に何もないですね。
枕もとは?
K 枕元は涙でぐっしょりという風でもなく、普通ですね。
では奈緒美が電池を見つけてきて、
1d4
Keeper: 4(1D4) = 4
あと4本、合計5本の懐中電灯が使えるようになりました。
「外に出て探さないと埒が明かんな」懐中電灯を手に取ります。
レインコートは?
K レインコートは
1d6+1
Keeper: 6(1D6)+1 = 7
7着あるようです(笑)
ライトとります
K 傘は
1d6
Keeper: 3(1D6) = 3
3本。
潤沢だ(笑)
レインコート取って外に行きましょう。窓の下あたりに行きます。
K では外に出て佐藤を捜します。
とりあえず警察に連絡しましょう
久遠寺先生に続きます
K 真っ暗な上に大粒の雨が激しく降っており、懐中電灯でも視界が良好とは言えないですね。
電話をあげると
切れてますか
K ツーツーもなにも聞こえません(笑)
まあそうでしょうね
K 「ええ!?電話が!?この雨でどこかで線が切れたんでしょうか」と奈緒美
一階の明かりに加えてでも駄目ですか?
そうですね、家の明かりを全部付けましょう。
K 1階の明かりを全開にしても、照らされる範囲は限られてますね。
では全員<幸運>
21>21/60 成功
28>28/65 成功
63>失敗
K 成功した人は<目星>
44>44/75 成功
75>75/25 失敗
K では真っ先に久遠寺が、少し離れて水浸しになっているススキの原の中で動いたものがあったのに気付きます。
「佐藤さん!?」ライトを照らして近寄ります。
K またそれ以前に
全員<目星>
25>25/75 成功
11>11/25 日暮弁護士成功
84>失敗
K 屋敷の裏手にどうやら地下室への入り口らしい丈夫な扉を見つけます。
わお!
K さて動いたようななにかですが、近寄ってみると
佐藤ですね。
乱心していますか?
久遠寺先生に続いて覗き込みます
そもそも生きてる?
K 彼は荒い息で、なにやらつぶやいています。半分意識を失っているような感じです。
「帰れるのか……あの日に……輝いていた日に……いや、嘘だ!」
とりあえず家に連れ帰って<精神分析>したいですね
K 「みんな行ってしまったんだ……私を置いて!」
K 「なんで、きみはそんなにも美しいんだ?
私はこんなにも醜く老いさらばえたというのに!」
とにかく屋内につれて帰りましょう
「行ってしまった?どこにです?佐藤さん?」
そうですね、連れ帰りましょう。
K 彼を屋敷に連れて行こうと抱き起こしたとき
「………………なんだ、アレは!!!」
と絶叫をあげると、口から噴水のように大量の水を吐き出し、仰け反って倒れます。
水は一分弱に渡って吐き出されます。
「・・・。」
K 体内にあったとは信じられない量です。
「もしかして溺れているのか?地上で…」
K そして、水が止まると、彼は動かなくなっています。
脈は?呼吸は?
医学振って良いですか?
K 死んでいるようです。
その死に顔はすさまじいもので、目は眼球が半分飛び出すほどに大きく見開かれ、口は絶叫を上げたままの形に固まっています。
蘇生できるか?
K <医学>どうぞ。
86>86/60 失敗
60>失敗
K <応急手当>でもいいですよ。
18>18/30 成功(応急手当)
応急手当
38>失敗
K 久遠寺は彼が蘇生不可能だと分かりますが、<応急手当>では死因までは分かりかねますね。
「くそ!」
このままにはしておけないので家に運び込みましょう。
とにかく室内へ運びましょう
了解です。
K とりあえず佐藤の遺体を家に運んでいると、家の近くで奈緒美とも合流します。
彼女は状況を聞いて、なにやらつぶやきました。
「残念だわ……これで二人目……」
表情を伺います
K 表情はほんとに残念そうでした。
その後どやどやと部屋に運び込み、なんやかんやでバタバタします。
ありゃ。
二人目?ほかに誰が死んだの
「二人目?どういうことですか!」
K バタバタしていたので、そう訪ねたのは少し後になってしまったのですが、奈緒美は「そんなこと言いました?」ととぼけています。
くそっ!(笑)
K 「だいぶ、精神がまいっているようでしたから……突発的な自殺ではないですかね?」と金谷
  綺羅子は、哀れな老人の死にショックを受けたようで、「せっかく会えたのに……こんな風に死んでしまうなんて可哀想……」と涙を浮かべています。
そうだ、ルノーで町に医者を呼びに行きます!
K さっき外に出て分かったのですが、この辺は実に水はけの悪い土壌らしく、周りは半分池、または沼のような様相を呈しています。
沼沢地ですか…
射撃・防御に−1ですね
パジェロにしとくんだった
わはは<パジェロ
三菱パジェロ・・・。

キーパーの独り言
 綺羅子の様子が変です。
果たして若い女性が、老人に対して「せっかく会えたのに」と言って涙を流すでしょうか。
実は彼女にとって、佐藤政雄は「歳の近い友達」だったのです。


K なぜか屋敷の周りだけは大丈夫なのですが、周囲は完全に水没しており、車で行くとなれば命がけなのは間違いありません。
行きますか?
止めます
なぜかというに、多少小高くなっている?>屋敷
K 日暮は独り言ですか?
ああ、家がちょっと標高高いのですかね?
私、ブラックジャックの家みたいなのを連想しているんですが
K ちなみに屋敷は、パッと見た目には特に他より高くなっているようには見えません。
まだ夜明けまでは時間があります。
佐藤はとりあえず彼の部屋に寝かされました。
「こんな状況で眠れないな…」
K 全員雨の中で捜索を行い、ショッキングな結果に終わったこともあり、どっと疲れています。
「とりあえず体を拭いてあげなさい」
了解。招待者たちもずぶ濡れでしょうね・・・。
K 疲れと緊張のあまり眠気が襲ってきています。
「奈緒美さん、さっき見た地下室には何があるんですか?」
K 佐藤氏の身体を拭き、とりあえずはベッドに収めました。
「地下室・・・ああ、ボイラーと物置ですわ。」と奈緒美。彼女も疲れが顔に出ています。
「私・・・・少し横になります。疲れました。なにかあったら起こしてください。」そう言って立ち上がる奈緒美。
金谷と藤田もそうするようです。
他の3人は疲れていますが、起きていようと思えば起きていられます。
「私も寝るわ。男性諸君後はよろしく」
「私には佐藤さんが突発的に自殺するとは考えられん、この屋敷にはなにかありそうな気がする…」日暮と紀子に言います。
日暮は久遠寺と顔を見合わせます。
「確かに、彼の様子は奇妙だった・・・そんな気がします」と。
そう言われると留まらざるを得ませんが「何が言いたいわけ?」
「何かはわからんが胸騒ぎがするんだ…、これだけでは終わらないという胸騒ぎが…」
もごもごと「そんな気がするだけです」
死因は分かりませんか?落ち着いて見直します
K 了解。<医学>
76>失敗
K 触っていると、また佐藤の口から水が出てきました。
え?
K もしかしたらやはり溺死なのかもしれません。
今回は水は少しだけでした。
飛び降りたわけですが、ガラスによる切り傷や打撲傷はありますか?
K 確かに細かい切り傷が散見されますね。
洗面器取ってきてうつ伏せにして水を吐かせます
佐藤の室内には水の跡はありますか?
K では水を吐ききったようです。
佐藤の部屋は、吹き込んだ雨意外にはそんな跡は見られません。
ちなみに今は雨戸を閉めています。
まだ付近にいるに違いない佐藤の意識体に向かって、更なる進化を祈ってしばし目を閉じます。
(久遠寺先生(笑))
K 3人はこのまま起きてなにかしますか?もう寝ます?
久遠寺<POW×1>
時間的に寝たほうがいいのでは?
93>93/13 失敗
K 確かに佐藤のさよならの挨拶が聞こえたような気がしました>久遠寺
しんみり
「・・・。」
「紀子の言うとおり体を休めた方がいいか」
「晴れてくれなきゃ何も出来ないわ」
K では皆さんも寝ることにしました。
了解です。
K 全員が再び寝静まった頃・・・・・・・・
というところで今夜はここまで(笑)
こわっ(笑)
嫌ですよ、また絶叫が響き渡るのは(笑)

前編終了

 


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