見ての通り五月人形である。それ以外のなにものでもない(笑)。
ほとんどペインター。一部フォトショップ。
 今月は珍しく早めに手をつけたので(4月21日)、ゆっくり描くことが出来た。

アイデアもすぐまとまったので、 ペインターのペンで下絵を描いた。
「五月人形を買ってもらって大喜びの子供と、自分の知っている五月人形とどこかが違うのに気付いて、眉を寄せて老眼鏡をかけ直している祖父」である(笑)。

 最初にダイターン3五月人形から描き始めた。
ペインターのオイルパステルで基本色を置いてゆく。
右が一通り色を置いた状態。
それにしても動かすのが困難な足首である(汗)。
 更に影色や光沢などを描き込んでゆき、だいたい出来上がったところで背景を描いた。
後ろの化粧板は資料写真を参考にしつつ、ペインターのテクスチャを粗めにして軽く色を塗ったらうまくいった。
フレームはフォトショップで描いている。

 次に子供を描いた。
大喜びしている顔というのは、変形が著しく、どうしても気持ちの悪い顔になってしまう(汗)。
延々と修正を繰り返し、なんとか人間に見える状態でよしとした。
 子供と比べるとしわの多い老人は楽だった。
しかし血色が悪すぎてミイラのようである(汗)。

 手前の札の文字を書く・・・が、どう書いても下手すぎて見れたものではない(汗)。
仕方なくそれらしいフォントを配置して、それをペインターの墨筆でなぞった。
印鑑は適当に書いた。
一応「化夢宇留仁」と書いてある(笑)。
 最後にダイターンいや、五月人形のディテールを描き足し、ガラスの反射をフォトショップのグラデーションで描き込み、細かいところを修正したらタイトル文字を置いて完成。
約2日で出来た。
ペインターを使うと、フォトショップよりも大幅に製作期間が短縮できるのは大助かりである♪