2010年5月1日
GW自宅ゲーム会

 最初にAN氏が到着し、とりあえずラーメンを食いに行った後、なにか2人ゲームを・・・ということで、化夢宇留仁が先日ルールを読んでソロプレイをしたばかりの「ドラゴンの心臓」をプレイしてみる。

 「ドラゴンの心臓」は、プレイヤー2人が同じ組み合わせのカードセットを持ち、手番には1枚以上のカードを必ず配置しなければならない。


 ボードにはそれぞれのカードの配置場所が定められている。
「飛行ドラゴン」、「王女」、「トロール」のカードを配置すると、ただちにアクションが発生し、「飛行ドラゴン」なら「宝箱」を手に入れることが出来る。
「王女」は「宝箱」か「化石ドラゴン」を手に入れ、「化石ドラゴン」を手に入れた場合はドラゴンコマも手に入る。
ドラゴンコマを持っていると、通常5枚の手札を6枚まで持つことができるようになる。
「トロール」を配置すると「王女」を手に入れる。

「射手」「英雄」「ドワーフ」「船」は、一定の枚数が配置されるとアクションが発生する。
「ドワーフ」は4枚目が配置されると、「ドワーフ」自体を手に入れられる。
「射手」の3枚目を配置すると、「飛行ドラゴン」が手に入る。
「英雄」の2枚目を配置すると、「トロール」か「王女」が手に入る。
アクションを行った「射手」と「英雄」は、ボード下のエリアに移動する。
「船」の3枚目を配置すると、ボード下のエリアに置かれている「射手」と「英雄」を乗せて新たな冒険を求めて出航する。で、「射手」と「英雄」は3枚目の「船」を出したプレイヤーのものになる。
「船」が3回出航したらゲーム終了で、各プレイヤーはそれまでに得たカードの勝利ポイントを合計し、多い方が勝利である。

 なんというか、手の種類のやたらに多いジャンケンというか、キャラクター別コロレットというか、なかなか微妙なシステムである。
 ゲームは淡々と進んだが、最後にたまった「射手」と「英雄」をAN氏が回収しようと「船」を2枚出したところで、すかさず化夢宇留仁が3枚目を配置して手に入れたのは痛快だった。
結果 化夢宇留仁68、AN氏56


 おやじノ介さんが来るまでもう少し時間がありそうだったので、今度はとことん景気のいい2人用ゲーム「バベル」を出してきた。
AN氏にルールを説明し、プレイ開始。
このゲームはとにかく相手にダメージをくらわせるのがメインで、通常ドイツゲームでは相手プレイヤーへの直接攻撃は御法度なのだが、「バベル」に関してはあまりにもそれが徹底的すぎて笑えてしまうという代物である。



 2回プレイし、2回とも化夢宇留仁が合計15段を突破した直後、アッシリア人によってAN氏の塔をふっとばして10段以下にして勝利。
実に痛快(笑)。

  1戦目 2戦目
化夢宇留仁 17 15
AN氏 2 6

 


 おやじノ介さんが到着し、最初は肩慣らしということで軽〜く「ニムト」をプレイ。

 今回は化夢宇留仁の調子が良く、最初のセットではマイナス無し。
逆におやじノ介さんが調子が悪く、どんどんカードを回収。
結局5セット目終了におやじノ介さんが-66点を突破。
化夢宇留仁-33、AN氏-54、おやじノ介さん-73

 場の数字を全体的に高くしてほとんど5枚並んだ状態にし、場の数字よりも低いけれど高い数字を出して、人に回収させた後にそこに配置する作戦が効を成した♪



 次は「ラー」
もちろん化夢宇留仁のお勧め(笑)
AN氏とおやじノ介さんは初めてである。
 化夢宇留仁の作戦は、相変わらずの細かいラー宣言による太陽タイルの無駄のない利用。

 化夢宇留仁はそこそこ調子よく進めていたが、途中でAN氏が1の太陽タイルでタイルが全て並んだ場を競り落とし、状況が変わってきた。



 上記の直後、どうしようもなくなった盤面。
太陽タイルは最弱の1の上、モニュメントを2枚破壊する「地震」、ファラオが2人死ぬ「葬儀」が入っている。
タイルが全部並んだ上でのこのどうしようも無さは初めて見た(笑)。
どうしようもなく、全員パス(笑)。

 化夢宇留仁はモニュメントは少なかったが、ファラオは最大数を確保していた。
しかし化夢宇留仁とおやじノ介さんが太陽タイルを使い切った後、AN氏が1人ラーでタイルをずらずらと並べ出す。
すぐに「ラー」を引いてゲーム終了になるだろうと思いきや、タイルは全て並べられてしまい、もちろんAN氏が落札。
これでファラオも逆転されてしまった(汗)。
 結果AN氏46、化夢宇留仁36、おやじノ介さん19


 当然2回目(笑)。
激しいファラオと文明の争奪戦が繰り広げられる。
化夢宇留仁は途中でAN氏に最大ファラオ数を確保されてしまい、おやじノ介さんと2人でナイル川をため込む。
しかし全然洪水が出ない(汗)。
 そうこうする内ゲームは最終局面へ。
今度はおやじノ介さんが1人ラー。
AN氏のように全部並べてやろうと張り切り・・・画像の次の瞬間に「ラー」を引いてゲーム終了(笑)。
 AN氏47、化夢宇留仁36、おやじノ介さん18
1回目とほとんど変わらない点数(汗)。

 今回はAN氏のじっくりためてから取る方針にしてやられた。
化夢宇留仁の感覚よりも「ラー」の引かれる率が低かったのが敗因だと思う。
やはりこまめなラー宣言も、時と場合による(汗)。


 次はまた化夢宇留仁お勧めの「サンクトペテルブルグ
最近この組み合わせが多いな。

 化夢宇留仁は初めての2人にも相変わらず全力を注ぐ(笑)。
今日こそはやおきんさんの180点越えを目指すのだ。


 化夢宇留仁は例によって建物で収入作戦。
これによって3つのラウンド全てで収入を得、貴族や高い建物の購入につなげるのだ。
 結果は大成功で、序盤に確保していた「大学」も早々に公開。
その後も高い建物を公開し、収入が安定したところで貴族を買いあさる。


 結果 化夢宇留仁167、おやじノ介さん83、AN氏81
貴族も今までで最高の11種類も集め、ダブルスコアで勝利。
しかしそれでも180点越えならず。
いったいどうやったらそんな点数になるんだ〜〜〜〜〜〜(汗)!?

 AN氏が用事で帰った。
今日はまだ他のプレイヤーも来るはずだったのだが、みな都合が悪くなってしまったので、おやじノ介さんも帰ることに。
それでは最後にと、「バベル」(笑)。
おやじノ介さんはちょうどAN氏の塔がふっとばされてゲーム終了の時にやってきたので、何事かと興味を持ったらしい(笑)。


 1回目はルールを覚えてもらうこともかねて、ゆるゆると・・・はいかず、やっぱり全力の化夢宇留仁(笑)。
先行して塔を建て、ついでにおやじノ介さんの塔を破壊し続ける(笑)。
おやじノ介さんも負けておらず、ヒッタイト人の塔強奪で化夢宇留仁の6段目を奪った上、残った5段の塔をアッシリア人で粉砕するというえげつない攻撃(汗)。
しかし化夢宇留仁が強奪された6段目を強奪し返すと、おやじノ介さんの塔は消えて無くなり、そこで勝利条件が満たされた。
 化夢宇留仁15、おやじノ介さん7

 2回目はおやじノ介さんもコツをつかんできて、自コマの移動と民族移動を巧みに使い、シュメール人の能力でこっちのアッシリア人を寝返らせ、そのターンの内に寝返らせたアッシリア人の能力でこちらの塔をふっとばすのを2回もやられた(汗)。
しかしこっちはこっちでアッシリア人を各所に配備し、おやじノ介さんの塔を建つそばから木っ端みじんに(笑)。
 あまりにもアッシリア人が活躍しすぎて、塔の山札が全然先に進まず、ゲームは膠着状態に(笑)。
しかし最後に化夢宇留仁のペルシア人の段数とばしが膠着状態を破り、勝利条件を満たす。
 化夢宇留仁15、おやじノ介さん7

 いや〜〜〜、「バベル」はほんとに大雑把で楽しい(笑)。
ちうわけでGWゲーム会終了。
お二人ともありがとうございました♪

 最近「ラー」が大好きな化夢宇留仁だが、もう一つクニッツァのゲームですごく気に入っているが、まだ対戦したことがないゲームに「ブルームーンシティ」がある。
今度の機会にはぜひやりたい。
ちうかいつの間にかクニッツァ大好きになってるな(汗)。

20100502


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