2011年4月29日
Mさん来襲

 GW初日。珍しくMさんが電車に乗ってやってきたので、とりあえずゲーム(笑)。


 
 最初は最近Mさんが東京で対戦を重ねて腕を磨いているという「ドミニオン」
特に「海辺」「繁栄」のメインでやりたいということだったが、なぜか結局ランダムで選ぶことに。
そしたら案の定「海辺」のカードが1枚も選ばれなかったので、「海賊船」を急遽追加した。
「錬金術師」「貢物」「改良」「改築」「借金」「大衆」「交易路」「石切場」「海賊船」「鍛造」
「白金貨」「植民地」入り。


 Mさんの希望で「海賊船」が入ったからには、その責任を取ってもらおうと、化夢宇留仁は我先にと「海賊船」を買い集める(笑)。
大量の「海賊船」を、「貢物」の+2アクションでぶち当てまくるという作戦である。「大衆」で手札を増やすのも忘れない。
 対するMさんも「海賊船」を買いつつ、「錬金術師」を重ねてくる。
「錬金術師」は化夢宇留仁は今まで使い道がイマイチ想像できず、まともに使ったことがなかったので盲点。

 ゲームは化夢宇留仁にとって苦しい展開に。
「貢物」の+2アクションが全然実現できず、めくられるのは財宝ばかり。
その結果「海賊船」が起動できないのが続き、Mさんの海賊船ボード上にはコインが4つもあるのに、こっちは2つという状態に(汗)。
 終盤にはなんとか巻き返すべく、「交易路」で+コインを狙うが、それさえMさんに上前をはねられる(汗)。
最後は「鍛造」で手札を廃棄しまくって勝利点にしていったが・・・・・・
 結果 Mさん87、化夢宇留仁54
大敗(汗)
「錬金術師」が意外に使えるようだ。勉強になった。



 もういっちょ。
「願いの井戸」「詐欺師」「寵臣」「民兵」「泥棒」「使い魔」「灯台」「バザー」「錬金術師」「石切場」
 連敗するわけにはいかないので、気合いを入れて開始。
やはり「寵臣」は外せない。「寵臣」メインで、あとは「バザー」「詐欺師」あたりで攻める。「民兵」「灯台」も買っておきたいところ。
 ゲームが始まると、Mさんは「使い魔」「錬金術師」「灯台」を並べてきた。
更に「詐欺師」も買ってきて、いきなりこっちの「銀貨」を「願いの井戸」に替えられてしまった(汗)。


 Mさんのえげつないコンボ。
これで「呪い」が3枚化夢宇留仁のデッキに(汗)。
 恐るべき速度でデッキに呪いが増えてゆくが、今回のサプライでは自分の手札を廃棄できるカードが無い(汗)。
しかし今更「使い魔」で対抗しても手遅れなので、あくまで初志貫徹で「寵臣」を買い集める。

 化夢宇留仁は「灯台」をうまく買えなかったこともあってなかなか手が進まなかったが、後半ようやく「寵臣」が力を発揮しだし、勝利ポイントをがつがつと購入。
 結果 化夢宇留仁59、Mさん57
呪いで8ポイントも削られたが(汗)、なんとか勝利。
 それにしても流石に東京のゲーム好きコンビニもまれているだけあって、Mさんが実に強敵になっていた。
もうロボでは歯が立たないかも。


 次は「ブロックス・デュオ」
名作「ブロックス」の2人用バージョンで、ネットとかの評判では、2人用になった分本家よりもアブストラクトっぽさが強くなり、ガチで妨害しまくるゲームになっていると言うことだったが・・・・

 早速ぶつかって妨害の仕合に(汗)。
初期配置が隅ではなくて中央近くになっているので、初っぱなからえげつない攻防になった。
なるほど評判通り(笑)。
 ちうかオレンジのMさんが妨害がうまく、化夢宇留仁の青が全然進めなくなっている(汗)。

 ゲーム中盤。
オレンジがどんどん攻め込んで来ていて、青は上を突破したいが距離があるので出られそうにない苦しい状況。
このまま手前部分を侵入されたら手の施しようがない(汗)。

 ゲーム終盤。
 化夢宇留仁の起死回生の1手が凹型のタイル。
これで手前部分の侵入を防ぐことに成功。
更に上の方もなんとか侵入に成功した。
これで左上のスペースを独占できたので、勝機が見えてきた。
 結果 化夢宇留仁-25、Mさん-27
2点差で勝利(汗)。

 もう1回やってみることに。
画像はMさんの2手目に炸裂した衝撃の手。
ちょっと待て(笑)!


 今度は双方戦線が分断され、乱戦状態に。
Mさん手がきれい(笑)。
 結果 化夢宇留仁-19、Mさん-21
またしても2点差で化夢宇留仁の勝利。
 結果を見れば分かるが、-20点くらいは当たり前という感じで、とてもじゃないけどコンプリートなんて無理。
まさに評判通りの内容で、本家に比べるとガチな勝負ゲームという感じだった。
好みにもよると思うが、化夢宇留仁は本家の方が断然好き。

 次は最近クトゥルフに興味があるらしいMさんのリクエストで「クトゥルフライジング
しかしゲーム内容はクトゥルフと全然関係ないぞ(笑)。
ずいぶん前に買ったが、対人戦は初めてである。


 2人とも戦術を探りながら進めるという感じ。
化夢宇留仁はとりあえず細かくでも得点できる時は得点して、のばせるところはのばし、どうしようもなければとにかく妨害(笑)という作戦・・・・って作戦とは言えない(笑)。
ちなみに方向的には逆だが、青が化夢宇留仁である。


 終了時。
化夢宇留仁の得点が13点に達して勝利。
6と4の4カードが効いた。

 2回目は化夢宇留仁が12点に達して勝利。
3回目は初めてボードが埋まるまで続き、結果化夢宇留仁が6点で勝利した。
 Mさんは勝てる気がしないと言っていたが、化夢宇留仁もなぜ勝っているのか今ひとつ理解してなかったり(汗)。
 とりあえずは4カードは6点と強力なので、敵が4カード以上の手になりそうだったら早々に妨害して3カードで終わらせるのは重要な気がする。

 これもネットの評判通り、手軽で運とアブストラクトのバランスがよくて面白かった。
クトゥルフは全然関係ないけど(笑)。

 次は「チーズのお城」
このゲームもずいぶん前に買ったはいいけど対戦する機会がなかったので、とても嬉しい。



「チーズのお城」は各4匹のネズミを使い、城の中に隠されたチーズを探すというゲームで、一時的に屋根タイルをめくることでどこにどのチーズがあるかを見ることが出来る。
同じチーズの絵の上に同時に自分のネズミが乗ることが出来ればチーズを手に入れることが出来、最初に4種類のチーズを手に入れれば勝利である。
要するに神経衰弱みたいなもの。
しかしここに某迷路ゲームで有名な、タイルの挿入によるスライドシステムがあり、更にタイルの中には床がない、つまり落とし穴があるのがミソ。
落とし穴に落ちてしまったネズミはそのまま行方不明になってしまうのだ(笑)。

 画像はゲーム開始直後の様子で、いわゆるネズミ色のネズミ(笑)が化夢宇留仁。
プレイヤーは毎ラウンド4アクションが与えられ、その中で「隣接(斜め可)する屋根をめくる」「ネズミを移動する(縦か横)」「タイルを挿入する」のどれかを組み合わせて行う。「タイルを挿入する」はラウンド毎に1回しかできない。
またラウンド終了時にはネズミの乗っていないエリアの屋根タイルは戻される。

 ゲームは一進一退という感じで進んだ。
と言うのも2人とも全然チーズの場所を覚えられなかったのだ(笑)。
そこで化夢宇留仁はチーズは1〜2種類のみ覚えることにして、それよりも落とし穴を重視することに(笑)。


 おや?
その場所は・・・・左側にあれがあったんじゃなかったかな???
と、思いつつ左端からタイルを挿入する化夢宇留仁。


 一瞬で足下の床が消え去り、姿を消すMさんの赤ネズミ(笑)。
もうこのネズミが落とし穴に落ちる様は、爆笑するしかない(笑)。



 その双方あと1種類で勝利という状況になるが、最後にMさんがめくった屋根タイルに化夢宇留仁の探すチーズが。
化夢宇留仁はまず目処をつけていた場所にタイルを挿入し、赤ネズミを更に1匹駆除(笑)した上で、4種類目のチーズを手に入れたのだった(笑)。

 ソロでやってみた感じでは、アクションポイント制が少々煩雑かと思ったのだが、対戦してみたら全然そんなことはなく、実にテンポよく進んだ。
そして上でも書いたけど、とにかく落とし穴に落ちるネズミの様子が面白すぎる。
これはぜひ大人数でわいわいやってみたい。

 ちうわけでGW初日に突然決まった2人ゲーム会は実に面白かったでした。
その後Sさんも合流して食べた焼き肉もうまかったし、GW気分を満喫できた。
どうもありがとうございました♪

20110430


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