2014年3月30日
第33回月例ボドゲ会


 最初のメンツはAKI氏、cerberus氏、化夢宇留仁の3人で、まずは軽くAKI氏が持ってきた同人ゲームの「BIRTH」をプレイ。
基本的には単純なダイスゲームなのだが、一ひねりしてあってなかなか面白い。



 ゲームスタート時の様子。どシンプル(笑)。
ちなみにAKI氏が青、cerberus氏が赤、化夢宇留仁は黄色である。
各自自分の色のサイコロを11個持っていて、これを振ってその中の1つの目を選び、その数だけ進む。そして止まったマスにそのサイコロを置く。
ダイスを置いたマスに、置いたダイスと同じ目のダイスが既にあった場合は、同じ目のダイスをすべて取りだして振りなおし、マスに戻す。
プレイヤーの手元のダイスがすべて無くなったらゲーム終了で、ダイスの置かれているマスの番号と同じ点数が得られるというわけ。
各マス内での最高合計数のダイスを置いているプレイヤーにはボーナスもある。


 結果はcerberus氏66、化夢宇留仁62、AKI氏45
運と思考のバランスが取れていて、繰り返し遊びたくなるゲームだった。
ちょっとシンプルすぎるかな?見た目的にも。

 今度は突然超正統派ドイツゲーム「郵便馬車」をプレイ。
2006年のドイツゲーム大賞受賞作である。

 



 ゲーム開始状態。
「郵便馬車」はドイツの郵便制度黎明期を舞台にしたゲームで、各プレイヤーは郵便会社を設立し、郵便網を張り巡らせることで得点を得ることになる。
 手番にはまず都市カードをひき、1枚プレイする。
もし郵便網の一部が完成の条件を満たしていれば、得点を得てもいいし、更に伸ばすためにそのまま手番を終えてもいい。
また手番中一度だけ、ボードの左上に描かれている公人の援助を受けることができる。


 ちょっと後。
赤が郵便網を完成させ、cerberus氏が赤い家を配置している。
ちなみに化夢宇留仁が黄色、AKI氏が青である。
 各プレイヤーは1列のみ郵便網を作ることができ、更に郵便網を作ろうと思えば、今作っているものを完成させなければならない。
郵便網は画像の手前にあるように、自分の前に横に都市カードを並べることで作っていく。
都市カードは郵便網の左右にしか追加することはできず、その時ボード上で隣接している都市でなければならない。
都市カードが3枚以上並べば郵便網を完成させることができる。
郵便網が完成したらそこに家を置くのだが、この時家を置く決まりが2種類あり、1つが郵便網がまたがっている各地域の中の都市1つを選んで家を置く。
2つ目は各地域の中から1地域を選んでその地域の都市全てに家を置く。
このどちらかを選ぶことになる。
家を置くとボーナスをもらえる場合があり、ゲーム終了時に配置できなかった家があるとペナルティとなる。
他に早い者勝ちの様々なボーナスがある。


 ゲーム終了状態。
各自が家を建てまくっていて、誰が有利とか見た目ではさっぱり分からない(笑)
しかしゲームをプレイしている本人達にはなんとなく分かっている。
結果はcerberus氏31、AKI氏27、化夢宇留仁24で化夢宇留仁最下位(汗)
最後に化夢宇留仁だけ家を4つも残してしまった(泣)

 「郵便馬車」はまさにドイツゲームといった内容で、ここまでらしいゲームは久しぶりにプレイした。
やはり正統派は他にはない面白さがある。

 ONO氏も到着し、次はクニツィアの「キングダム」をプレイ。
クニツィアらしいジレンマが光る変則陣取りゲームの佳作である。



 序盤の様子。
手番には自分の色の城かタイルを置いていく。
縦か横の列が重要で、青いタイルはその列の得点を上げ、赤いタイルは下げる。
城には4レベルあって、その列の得点をレベル分掛けることができるが、マイナスの場合も掛けることになるので注意が必要。
全てのマスが埋まったら得点計算を行い、それを3回繰り返して得点の高いプレイヤーの勝ちである。
 画像の状況では黄色の化夢宇留仁が早々に3レベルの城を置いている。
ちなみに緑がONO氏、青がAKI氏、赤がcerberus氏。


 ゲーム終了状態。
結果 cerberus氏223、ONO氏215、AKI氏197、化夢宇留仁191
また化夢宇留仁が最下位(汗)
 冒頭でいきなりレベル3の城を置いていた化夢宇留仁だが、やはりそれは悪手で、とんでもないマイナス点を喰らうことに。
しかもレベル2以上の城は使い切りなのだ(泣)
最後こそレベル4の城で高得点をとったが、他のプレイヤーにも同じ列に相乗りされて大したアドバンテージにならなかった。

 やはりタイルの置かれた状況を見て高得点をとるタイミングを見計らうのが大事だが、グズグズしていて城を置けなかったりしてもいけないので、なかなか難しい。
まさにクニツィアのゲーム。

 次はSRさんも参加して「ドラゴンディエゴ」
子供向けのアクション&当て物ゲーム。




 ゲーム風景。
ドラゴンのディエゴ役のプレイヤーが、火の玉をどのマスに狙うか決めて、3個転がす。
転がし終えてから、他のプレイヤーはドラゴンがどのマスを狙ったのかを推測してそのマスのタイルを出す。
ディエゴは狙ったマスに入ればその数毎に1点。
他のプレイヤーはディエゴの狙ったマスを当てれば1点もらえる。
1人当たりディエゴ役を3回やったらゲーム終了である。


 結果は化夢宇留仁10、ONO氏8、cerberus氏とAKI氏7
子供向けゲームでやっと勝った(笑)
単純なゲームだが、ディエゴのねらったマスを当てるのはなかなか難しい。
画像の場合ビー玉が3個入ったマスが当然狙われていたと思うが、実はその隣だったりするのだ。
ちうかこのディエゴ下手すぎ(笑)
あえて的を外して他のプレイヤーに当てさせないのもテクニックというわけだが、実は得点を考えたらちゃんと狙って全部命中させた方が勝率は高い。
この辺のバランスは子供向けだから仕方がないか。

 次は「砂漠を越えて
本日クニツィア2本目(笑)
 



 初期配置が終わったところ。
紫がSRさん、青がAKI氏、緑がONO氏、赤がcerberus氏、化夢宇留仁は黄色。
このゲームは囲碁に似たところが多々あり、初期配置はもちろん非常に重要。
なるべく他のプレイヤーとは離れ、かつ外側を確保できそうな配置が有利である。
化夢宇留仁的には右の辺あたりを青と緑を牽制しつつ確保したいところ。


 ゲーム中盤。
ONO氏の
緑が左に大きなエリアを確保しているのが目立つ。


 終了時。
化夢宇留仁はなんとか右辺を確保。
左の緑のエリアは青のラクダにだいぶ浸食されている。
 結果 化夢宇留仁63、AKI氏58、SRさんとcerberus氏53、ONO氏48
ここは囲碁経験者として負けられないので、がんばった(笑)

 最後に少し時間が余ったので、軽いゲームをということで「エメラルド」をプレイ。
子供向けのイベントのあるすごろくと言った感じのゲーム。



 スタート時。
1人につき4つのコマを持ち、ドラゴンの洞窟へ出かけていって宝物を頂戴しようと言う内容。
緑がSRさん、黄色が化夢宇留仁、白がONO氏、青がcerberus氏、黒がAKI氏。


 ぞろぞろと進んでいって、先頭グループはすでに洞窟に入り、宝物をゲット。
最後尾はまだ城から出たばかりである。
「おいおいこのゲーム、先手がとにかく有利なんじゃないの?」
という意見が。
そうかもしれない(笑)


 赤くてでかいドラゴンに食われたりするが、結局そのまま先行したコマ達がどんどん宝物をとってゴールマスへ。
 結果 SRさん29、ONO氏26、cerberus氏23、AKI氏16、化夢宇留仁13
結果的にもほぼ先行した順番通りに(汗)
なんじゃこのゲームは(笑)!?

 ちうわけで本日は終了。
今回は大人しめのラインナップで、落ち着いた会になった。
たまにはこういうのもおしゃれっぽくていいかも(笑)?

20140824



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