2018年3月21日
ドイツ戦車軍団 エル・アラメイン(5)

 ひさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜しぶりにウォーゲームがやりたくなった化夢宇留仁なのだが、どうにも久しぶりすぎてなかなか手につかず、結局リハビリのために最も簡単そうなエル・アラメインをまたまたプレイすることになった。またソロで(笑)
ウォーゲームは2年半ぶり。
エル・アラメインは実に13年ぶりである(汗)
ちうかホームページのリニューアル以外のオリジナルコンテンツの更新も2年近く間が空いている(汗)
もちろんこの期間にも山ほどゲームはプレイして記録もしているので、そのうちぼちぼち埋めていくつもり。


 初期配置。
ひさしぶりだし、表示サイズも拡大してお送りしております(笑)

 まずは両軍の作戦を考えたいところだが、とにかく久しぶりでリハビリということもあり、やっぱりよく分からない(汗)
確か英軍の防御さえまともならまずドイツ軍に勝ち目が無いんだったよな・・・
そこで今までのプレイの記録を読み返してみると、これまでのドイツ軍の方針はどうも一本気で柔軟性に欠けるような気がしてきた。
英軍正面からの突破と、アラム・ハルファ陣地の占領と、北東への回り込みの3種類の勝利条件のどれも同時に狙ってみたらどうだろう?英軍の防御は撹乱されてすきが生じるのではなかろうか?
前回は2箇所を狙ってなんとか勝利していることだし。

●1ターン目/1942年8月31日午前。
ドイツ軍ターン。
ちうわけでドイツ軍の移動終了。
北東部は最低限の戦力を残し、南からの突破のために部隊の一部は南進。
もちろん南部の英軍は徹底的に包囲して攻撃する。
ここで生き残られると非常にやっかいなのだ。
結果包囲した英軍部隊2ユニットは壊滅して除去された。


イギリス軍ターン

このゲームでは英軍が作戦を考えるのはほとんど不可能。
とにかく守らなければ話にならないのだ。迷うところはドイツ軍の北東への突破に備えてどの程度の部隊を東進させるかくらいかな?
しかし今回はその少ない迷いどころにほんとに迷った。
なにしろドイツ軍が3つの勝利条件全てを狙っているのが分かっているのだ(汗)
どこも気を抜くわけにはいかない。
そういう思考になるということは、このドイツ軍の方針は間違っていないということなのかも?
とりあえず防御線を張った上で、ドイツ軍と同じく全ての可能性を捨てない方針とし、西部中央では攻撃も敢行。すきあらば盤外脱出による勝利も狙うのだ。
 攻撃の結果は概ね成功でドイツ軍2ユニットが後退し、突破口が開かれた。もちろん次のドイツ軍ターンで塞がれるのは確実だが(笑)

●2ターン目/1942年8月31日午後。

ドイツ軍ターン。
 最初の方針を崩さず、進攻。
アラム・ハルファ陣地と北東への回り込みでプレッシャーをかける。
一部では装甲部隊を突出させ、敵の包囲攻撃を誘ってもみている。
敵が包囲に戦力を使えば、他の部隊が北東に抜けやすくなるはずである。
西部では逆に英軍の反撃にあい、戦線を張り直すのがやっとだった(汗)

 今回のアラム・ハルファ陣地の手前の防御線への攻撃は成功し、陣地まであと2ヘクスまで近寄ることができた。
しかし経験上、このゲームでは敵が前進防御ができている限りはドイツ軍の勝利は無いということが分かっている。
つまり2ヘクスではまだ足りないのだ。


イギリス軍ターン

 アラム・ハルファ陣地の前に防御線を張り直す。しかしあまりにも心もとない戦力。
北東への回り込みに対する戦力を裂きすぎたかもしれない。
もちろん孤立している敵装甲部隊は無視(笑)
西部では再び攻撃を行い、突破口を作った。

●3ターン/1942年9月1日午前。
ドイツ軍ターン
 このターンが正念場である。
このターンの英軍ターン終了時に突破を果たせず、英軍の前進防御が残っていたらその時点でドイツ軍の勝ちはなくなるのだ。
しかしどう見ても北東への突破は不可能な状況。
ここはアラム・ハルファ陣地の占領に全てを賭けることに。


 アラム・ハルファ陣地に向かって総攻撃。
結果英軍の前進守備部隊を遥か彼方に交代させることに成功した。

イギリス軍ターン
 正直なところ、アラム・ハルファ陣地の現状を正確に把握していなかったのにこうなってみて初めて気づいた。
思っていた以上に危機的状況だったらしい。
もはやこのターンに前進守備の状態を作るのは不可能。
それどころか陣地内の守備隊さえ、画面右端に切れている1-8の装甲部隊1ユニットしか配備することができない。
つまり次のターンにドイツ軍が陣地を占領するのを防ぐ手立てが無いのだ。
そしてそれを取り返そうにもドイツの装甲部隊が陣地で防御した場合の8戦力に対し、まともに攻撃できる戦力も無い・・・(汗)

 結果次のターンには守備に入った1-8の装甲部隊も蹴散らされて2ヘクスともドイツの手に落ち、もちろんそれを取り返すことは叶わずにドイツ軍の勝利で終了した。

 ドイツ軍の3面作戦に気を取られすぎ、部隊を分散させすぎたのが英軍の敗因だと言えるだろう。
しかしこれはドイツ軍の作戦勝ちというよりも、英軍のミスというのが正確なところだと思う。
要するに化夢宇留仁のミス(笑)

20180324


過去の記録を見る  次の記録を見る

ボードゲーム天国