2018年3月27日
戦闘メカ ザブングル ブルーゲイル
み〜んな当て外れ

 このゲームの紹介記事で、オリジナルハウスルールを紹介していた。
しかし実は一度もテストプレイをしていなかった(汗)
色々な理由はあったのだが(このゲームをすでに所有していないと勘違いしていたとか/笑)、そのままではあまりに無責任すぎるということで、紹介したシステムを使ってソロプレイをしてみることにした。
軽くテストをしてみた後、もう一度プレイしてみたのが今回の記録である。


 初期配置。
このシナリオに登場するのはウォーカーマシンが9機、ホバギーが3機と、このゲームにしては少ない。
まあシステムのテスト第1弾としてはちょうどいいところか?
 参加機種はホーラ側がプロメウス1機、ダッカー3機、火力強化型ダッカー3機。
ジロン側はザブングル1機、火力強化型ザブングル1機、それにホバギー3機。

 本来このゲームはパイロットルールは無いのだが、ハウスルールはパイロットの使用が前提なので、プロメウスにはホーラ、ザブングルにはエルチ、ザブングル火力強化型にはジロン、ホバギーにはそれぞれラグ、ブルメ、ダイクを乗せた。

第1イニング
ホーラ側フェイズ

 ホーラ側の勝利条件は10イニング以内にザブングル2機を破壊、または移動戦闘不能にすることである。その前に自分ウォーカーマシン6機が破壊か移動戦闘不能に陥ると敗北。
このゲームでは火力=射程でもあるのだが、このシナリオで最高の火力を持っているのはザブングル火力強化型の5で、射程は15ヘクスに及ぶ。
こっちの最高火力はダッカー火力強化型の4で射程12。
作戦はとにかく接近して早々にザブングル火力強化型を破壊する以外にない。というわけでとにかく接近する。
このフェイズにはお互い射程内に入らなかったので攻撃はなし。

ジロン側フェイズ
 10イニング終了時にザブングル2機が破壊されていなければとにかく敗北はしない。火力も勝っている。
そこでザブングル2機はアウトレンジ攻撃に専任する方向で、距離をとる。
ホバギー3機は撃墜されても勝利条件に全く関係ない(汗)上に射程が3ヘクスしかないので、とにかく敵に接近する。
そしたらホバギーがダッカー火力強化型とプロメウスの射程内に入ったので、ラグの乗っている先頭のホバギーは合計4機の射撃に晒されたが、1発も当たらなかった。

第2イニング
ホーラ側フェイズ

 とにかく接近。目の前にうるさい蝿みたいなのが飛んでいるので、攻撃。
ホーラのプロメウスの攻撃はラグのホバギーに命中するが、ハウスルールのマンガレベル判定で1D6でラグのマンガレベル3以下の数値が出たので、回避成功。
詳細結果表はウォーカーマシンに対応したものしか用意していなかったので、飛行ユニットの場合は「ひょいっとかわした」という結果にすることにした(笑)
 更にダッカー火力強化型の射撃がラグのホバギーに命中。
今度はマンガレベル判定にも失敗してホバギーは撃墜された。
残りのダッカー火力強化型2機の射撃はブルメの乗るホバギーに降り注ぐ。
1発命中するが、ブルメも「ひょいっとかわした」(笑)

ジロン側フェイズ
 ホバギーはとにかく敵に接近。
ザブングル2機は有利な命中判定がつく距離を慎重に選択して微妙に移動。


 敵を馬鹿にしているとしか思えないホバギーの接近ぶり。
だってやられてもペナルティーが無いんだも〜〜〜ん(笑)
というわけでホバギー2機がプロメウスを射撃。
ちなみにこの前に軽くテストプレイをしたところ、いくら近寄っても近距離の命中率が変わらないのは違和感があったので、1ヘクス以内からの射撃では命中判定の賽の目に2を足せるというハウスルールを追加している。
そしたら両方命中。
ホーラにもマンガレベル1があるのでサイコロを振るが、マンガ能力は発揮されず。
しかしここで化夢宇留仁のルールミスが発生。
ホバギーの攻撃力は1なのだが、なぜかプロメウスの装甲が1以上あると思いこんでハウスルールの追加ダメージ判定をしてしまい、結果両方失敗でダメージ0となったのだ。
ほんとうだったらプロメウスに2のダメージがいくところだった。
しかしその直後、エルチの乗るザブングルからの遠距離射撃がヒットし、ホーラはマンガレベル判定にも失敗し、3ダメージで移動攻撃不能に陥ったのであんまり関係なかった(笑)
あと5ユニットを戦闘不能にすればジロン側の勝利が確定する。
プロメウスとダッカー火力強化型がジロンの乗るザブングルに反撃を行うが全て外れ。

第3イニング
ホーラ側フェイズ

 ホバギーは無視してザブングル火力強化型にとにかく接近。
しかし移動力が3しかない(泣)
 ダッカー計6機がザブングル火力強化型に射撃。
唯一ダッカー1の射撃がジロンのザブングルに命中。
マンガレベル判定にも失敗し、ザブングル火力強化型は2ダメージを食らって移動力が1落ちた。
ザブングルの残り耐久力は2。
 ジロン側の反撃フェイズ。
ジロンの射撃でダッカー火力強化型5番機が破壊された。
ジロン側はあと4機のダッカーを破壊しなければ勝利できない。



ジロン側フェイズ
 ホバギーはダッカー火力強化型の背後に張り付く。
ザブングル2機は射撃の修正に有利な位置を取るために微妙に距離調整。
しかし今回のジロン側の射撃は全て外れ。
ホーラ側の反撃ではエルチのザブングルに命中弾が。
マンガレベル判定も失敗したが、ダッカーの火力がザブングルの装甲と等しく、追加ダメージ判定も失敗したのでダメージはなかった。

第4イニング
ホーラ側フェイズ

 ダッカーはホバギーは無視してとにかくザブングルに突進。
攻撃ではまたエルチのザブングルに命中弾があるが、追加ダメージ判定に失敗してダメージ無し(汗)
 そしてジロンの反撃でダッカー火力強化型がまた1機撃破された。


ジロン側フェイズ

 ホバギーはダッカー火力強化型の背後に張り付く。
ザブングル2機は射撃の修正に有利な位置を取るために微妙に距離調整。
それにしても全然主人公らしくない動きだ(笑)
 ザブングル2機からの射撃は外れたが、ダイクのホバギーの射撃がダッカーの背中に命中。1ダメージを与えた。
ダッカーはザブングルに反撃するが外れ。

第5イニング
ホーラ側フェイズ

 このジリ貧の状態を抜け出したいが、ザブングルに突進して破壊する以外の方法が無い(汗)
そして気合でエルチのザブングルまであと2ヘクスまで接近したダッカー3機の射撃は、1機が命中。
しかしマンガレベル判定の結果は1でマンガ効果発動!
マンガ効果表でサイコロを振ると出目は3。
結果は”「ひゃあっ」バレリーナのように回転した。
装甲を貫通していれば1ダメージ。”
というわけでダメージは無かった(笑)
 ジロン側の反撃による射撃は全て外れ。


ジロン側フェイズ
ホバギーは相変わらずダッカーの背後にピッタリくっつき、ジロンのザブングルは距離をとる。
エルチのザブングルはダッカーの背後に回り込む。
ホバギー2機の射撃はどちらも命中し、ダッカー1に合計2ダメージを与える。
ダッカー1はすでに1ダメージを受けていたので、これで合計が耐久力と等しい3ダメージとなったので、移動攻撃不能となった。
さらにエルチのザブングルの射撃も命中し、ダッカー2も移動攻撃不能に。
反撃ははずれ。

第6イニング
ホーラ側フェイズ

 これまでに5機のウォーカーマシンが破壊か移動攻撃不能となり、あと1機を破壊されたら敗北という厳しい状況。
しかしやることは決まっている。
残ったダッカー2機はどちらも近くにいるザブングルに突進し、射撃。
しかしどちらも外れ(汗)
 反撃でジロンのザブングルの射撃がダッカー火力強化型に命中。撃破。



 
こうして激戦の幕は降ろされた。
ハウスルールはまあまあいい感じに機能し、少しは遊べるゲームになったという印象だった。
次はランドシップやアイアンギヤーも登場するシナリオで検証してみようと思う。
しかしホーラの存在感がなさすぎたので、次からはマンガレベルを2にあげてやろうかな(笑)

20180329


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