2018年4月1〜2日
戦闘メカ ザブングル ブルーゲイル
謎また謎のノセント
(2)

 前回の予告通りランドシップの出て来るシナリオをやってみることに。どうせなら比較の意味も込めて前にもプレイしたこのシナリオをやってみることにした。


 初期配置。
まあ前にプレイしたときと同じようなものだが、スタックは増えているか。
ちうか前のプレイ画像は小さすぎて老眼の進んだ現在はよく見えない(汗)
今気づいたがマップ下端のトラッド11の配置ヘクスは1盤に出ていてルール違反だ(汗)

第1イニング
ビックマン側フェイズ

 このシナリオではとにかくアイアンギヤーを移動攻撃不能または破壊しなければ勝利はない。しかしアイアンギヤーの火力は非常に強い(そしてこのゲームでは火力=射程である)ので、とにかく接近しなければならない。
今回はハウスルールで火力の微弱なウォーカーマシンでもアイアンギヤーにダメージを与える可能性があるので、がんばって接近する。
その結果デラバス・ギャランは障害物によって視線が通らなかったが、2隻のダブルオールはアイアンギヤーを射線に捉えた。
2隻の合計12発に達する砲撃・・・・だったが全て外れ(汗)
アイアン・ギヤーも撃ち返したが全て外れた。

ジロン側フェイズ
 とにかくアイアン・ギヤーを無事マップ左端から4ヘクス以内に移動させなければならない。
前にやった時はアイアン・ギヤーの強さが際立って余裕の勝利だったようで、更に今回はキャラクターのマンガレベル判定が加わってよりやられにくくなっているはず。
ちなみにアイアン・ギヤーにはエルチ、スキッパーにはジロン、ローバーにはチルがパイロットとして乗っており、あとは4イニングに登場するザブングルにはラグ、ギャロップにそれぞれブルメとダイクを乗せているが、実際の乗機は確認できなかったのでテレビとは異なっている可能性が高い。

 スキッパーとローバーは前進しつつ合体するために飛行形態になるが、このイニングでは移動力が足りずにザブングルにはなれなかった。
アイアンギヤーはウォーカーマシンに変形。
その他諸々はとにかくマップ左端を目指して前進。
 ビックマンの射撃フェイズには2隻のダブルオールが全12発の砲撃を行うが、やはり距離が遠くて全弾外れ。

第2イニング
ビックマン側フェイズ

 とにかく接近し、アイアンギヤーを撃てるなら撃つ!
しかし両軍撃てるだけ撃つも、命中弾無し(汗)

ジロン側フェイズ
 スキッパーとローバーは合体してザブングルに。
パイロットはジロン。
 その他のユニットは最強の敵であるデラバス・ギャランに機首を向ける。
そしてアイアンギヤーがデラバス・ギャランに砲撃を開始。
全4発中、なんと3発が命中した。
今回ビックマンにはマンガレベルは設定されておらず、そもそもランドシップにはマンガレベル判定は無いというハウスルールなので、そのまま被害を判定。
結果デラバス・ギャランは9ダメージを喰らい、同時射撃回数は8から2に。移動力は2から1に低下。残り耐久力は3という絶望的な状態に(汗)。
やっぱりアイアンギヤー強し。
更に追加ダメージ判定で1ダメージが追加され、残り耐久力は2となった。
アイアン・ギヤーへの反撃はランドシップからウォーカーマシン目標への射撃のペナルティによって全て外れ。
やっぱりなんかおかしい(汗)
射線の通ったダブルオール1隻もアイアン・ギヤーを狙うが、これも全て外れ。


ビックマン側は絶望的な状況下と思われたが、意外な伏兵がいた。
ダッガー火力強化型である。
4機のダッガー火力強化型の放った射撃は1発が命中し、アイアン・ギヤーに2のダメージを与えたのだ。
そういえばビックマン側の1発あたりの最高火力はこのダッガー火力強化型の4なのだった(笑)・・・と、思ったのはこのリプレイを書いている時点での話である。

第3イニング
ビックマン側フェイズ

 とにかく接近するしか無い。そしてアイアン・ギヤーを攻撃。
ちうかこのゲームは思考するすきを与えてくれないな(笑)
そして全弾外れ(笑)
 アイアン・ギヤーがデラバス・ギャランに砲撃し、とどめを刺した。


ジロン側フェイズ

 敵の旗艦は撃破したが、勝利するにはアイアン・ギヤーがマップ左端から4ヘクス以内に進入しなければならない。
しかし敵のランドシップや攻撃力の高いウォーカーマシンを野放しにしてもおけない。
アイアン・ギヤーとザブングルはマップ上方を向き、その他の細かいウォーカーマシンはマップ下方の敵に向かった。

 ザブングル火力強化型からのダッガー火力強化型への射撃は外れ。
アイアン・ギヤーからダブルオールへの射撃は1発が命中し、3のダメージを与え、射撃回数を2下げて4に。移動力を1下げて1とした。
 ビックマン側の反撃は全て外れ(笑)
マップ下方の細かいウォーカーマシン達は全て射程が3しかないので射撃無し(笑)


第4イニング
ビックマン側フェイズ

 毎回言っているが、とにかく接近するしか無い(笑)。
しかし今回は接近の結果、敵の射界外に位置するという戦術が活かせた(笑)
ダッガー火力強化型4機はアイアン・ギヤーの死角に入ったのだ。
下の方の細かいウォーカーマシンたちも、トラッド11たちが敵ウォーカーマシンの死角に入った。
 ダッガー火力強化型4期からアイアン・ギヤーへの射撃は・・・なんと4発とも命中(汗)!
エルチのマンガレベル判定は内2回成功し、1発は
「うおっ」頭をすくめたがかすった。
装甲を貫通していれば1ダメージ。
もう1発は
「ひゃあっ」バレリーナのように回転した。
装甲を貫通していれば1ダメージ。
せっかく成功したのにダメージを食らってしまった。
結局アイアン・ギヤーは今回6のダメージを喰らい、合計ダメージは8で、射撃回数が2減って2に。移動力が1減って1になってしまった。そして残り4ダメージで移動攻撃不能である(汗)
 更にノーマルタイプのダッガー4機からザブングルへの射撃は1発が命中。
ジロンのマンガレベル判定も成功したが、結果は
「わわわわわ!」脚をバタバタさせた。 
装甲を貫通していればダメージ1/2(切り上げ)。
ということで1ダメージを食らった。
 ダブルオールからアイアン・ギヤーへの射撃は外れ。
トラッド11からジロン側のトラッド11への射撃は命中し、移動攻撃不能とした。
さらにブルメの乗るギャロップも被弾し、マンガレベル判定にも失敗して1ダメージ。
その後クラブタイプからの射撃でブルメのギャロップも移動攻撃不能に。
ダイクの乗るギャロップも1ダメージ。
接近戦だとハウスルールでサイの目に+2されるので被害続出である。
反撃でビックマン側のトラッド11も1機が移動攻撃不能となり、1機が1ダメージを食らった。
 アイアン・ギヤーの射撃では無傷だったダブルオールが4ダメージを受けた。
ザブングルの射撃は外れ。

ジロン側フェイズ
 ラグの乗ったザブングルがマップ下端から登場。しかし視線通らず。
ジロンが乗ったザブングルはアイアン・ギヤーとダッガー火力強化型の間に立ち塞がり(射線は防げないが/汗)、アイアン・ギヤーは左に1ヘクス移動(汗)
ダッガー火力強化型の数を減らさないとアイアン・ギヤーが危ない。
ダイクのギャロップは敵クラブタイプの後方につく。
 ジロンのザブングルの射撃は命中し、ダッガー火力強化型1機を撃破。
しかしアイアン・ギヤーの射撃は全て外れた。
ダイクの射撃は命中し、クラブタイプに1ダメージ。
しかしこの時思ったが、手負いのトラッド11を狙って敵の射撃回数を減らすべきだった(汗)
 ダッガー火力強化型4機の反撃は2発芽が命中。
エルチは2回ともマンガレベル判定に成功するが、結果は2回とも
「ひゃあっ」バレリーナのように回転した。
装甲を貫通していれば1ダメージ。
で追加の2ダメージを喰らい、アイアン・ギヤーの残り耐久力は2になってしまった。
これでアイアン・ギヤーの移動力はゼロになり、ジロン側の勝利はなくなった。しかしまだ引き分けは狙える。
それにしてもバレリーナのように回転するアイアン・ギヤーというのは想像しにくい(笑)
さらに通常型ダッガーの射撃も命中し、マンガレベル判定の結果はまたしても
「ひゃあっ」バレリーナのように回転した。
装甲を貫通していれば1ダメージ。
アイアン・ギヤーの残り耐久力は1(汗)
ダブルオールの射撃は外れ。

第5イニング
ビックマン側フェイズ

 このチャンスを逃す手はない。
とにかくアイアン・ギヤーを破壊するのだ。
 ぐりぐりと距離をつめ、アイアン・ギヤーに集中攻撃。
ダッガー火力強化型2機の射撃は2発とも命中。
エルチのマンガレベル判定の結果、1発目はアイアン・ギヤーは逆立ちをしてかわしたが(笑)、2発目をもろに受けて破壊されたのだった・・・。

 というわけで予想を覆し、ジロン側の敗北という結果になった。
今回のジロン側の敗因は、間違いなくダッガー火力強化型を甘く見ていたせいである。
優先してデラバス・ギャランを攻撃していたが、狙うべき敵は他にいたのだ。
 課題のハウスルールに関してはまあ問題なく、それなりにザブングルらしさを楽しめるように思えた。
少し気になったのは追加ダメージ判定のサイコロが少々煩わしいというところで、これを解決するには被害判定表を作ればいいのだが、それをやりだすとキリが無くなるので、今回はこれでよしとすることにした。
もっと力を入れて面白い自分なりに面白いゲームに仕上げるという選択肢もあるのは確かだが、そもそもザブングルの世界を楽しむための手段としてウォーゲームは適していないと思うのだ。
それを言ったらまさにおしまいだが(汗)

20180403



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ボードゲーム天国