2010年8月22日
おみやげ分配ゲーム会 2日目

 もはやおみやげもへったくれもない2日目(笑)。

 いきなりヘビィに「アグリコラ」でスタート。
もちろんMさんの希望(笑)


 化夢宇留仁は早速職業「石工」と「石運び」を配置。
「石運び」で石材を追加で手に入れて、「石工」で食料にしていけば、まず物乞いからは避けられるはず。
そして職業が2つ出たので、すぐに小さな進歩「小麦車」を配置。これで「小麦」を手に入れるたびに追加で2つ小麦がもらえる。
もはや食糧供給と畑の運営に関しては盤石かも。


 序盤のSさん農場。
いきなり厩を4つも建てている。
家の増築もしているし、畑も2面あるし、見事なスタートダッシュぶり。


 こちらはMさん農場。
畑を1面と、牧場1面。いきなり羊がマックスに達している(笑)。


 化夢宇留仁農場はと言うと、職業やら進歩やらにかまけすぎて開発が全然進んでない(汗)。
「小麦車」を活かそうと、畑だけは2面作ったが、それだけ。


 中盤のSさん農場。
厩のまわりに柵を張り、見事な牧場ができている。
いきなり牛を飼っているし、絶好調か。
しかし食糧供給には毎回苦労しているようだった。


 Mさん農場は厩と家を増築。
羊がみっしり具合が可愛い(笑)。


 化夢宇留仁農場はと言うと、畑を増やし、小麦を大量生産。
食糧供給の心配が完全になくなったところで、流行の厩建設で空き地を減らした。
ついでに家はレンガに改築。


 Sさん農場最終形。
畑が6面に家畜が全種類そろった牧場。空き地無し。
ほぼ完璧な仕上がり。


 Mさん農場は、空き地が1面あるが、家畜は全種類そろえてにぎやか。
今度は牛がみっしり詰まっている(笑)。


 そしてショボショボの化夢宇留仁農場(汗)
無理矢理家畜は全種類そろえているが、空き地3つは痛い。
小麦だけは死ぬほど持ってる(笑)。

 結果 Sさん25、Mさん24、化夢宇留仁21(泣)
 Sさんが食糧供給で苦労しているのを見てほくそ笑んでいたのだが、それは大きな間違いだった。
このゲームは食糧供給はギリギリのラインで維持して、その分アクションを開発に回さなければならないのだ。
化夢宇留仁農場はありあまる食料は確保できたが、小さくまとまって敗北した。
次はリベンジだ〜〜〜〜〜〜〜!


 次はムーンの「エルフェンランド」
「チケット・トゥ・ライド」と同じく、ドイツゲーム大賞を受賞している。
化夢宇留仁はだいぶ前にオークションで購入していたのだが、対戦するのは初めてである。


 ゲーム開始時のボード全景。
各プレイヤーはエルフとなって、成人の儀式のために各地を回って経験を積む。
一番多くの街を訪れたエルフが勝利である。
それにしてもムーンのゲームはやたらにボードがでかいな(汗)。


 基本的に要素は移動のみゲームであるから、もちろん移動システムには一工夫が凝らされている。
 盤上に置かれているチップは、移動方法の予約である。
ゲーム中には数種類の移動方法があり、その移動方法のカードを出すことで移動できる。
ただしそれぞれの移動方法には得意な地形や不可能な地形があり、それを考慮して移動先を決めなければならない。
そして移動のためのカードを出すには、その道にカードと同じ移動方法予約チップが置かれている必要があるのだ。
1つの道には1つのチップしか置けないが、他の人が置いたチップでも利用できるのがミソ。


 結果 化夢宇留仁18、Mさん15、Sさん13
 面白いのだが、どういう風に進めればいいのか勘がつかみにくい印象。
とりあえずカード運は大きい。
 そこでもう1回やってみようということになった。
今度はオプションの目的地ルールを追加。
このルールでは、ゲーム終了時に目的地から離れていると、その距離分ペナルティになる。


 今回は最初に輪を掛けてカードの巡りが悪く、またチップの引きも最悪だったので、ほとんど身動きがとれなかった(汗)。
画像は雲ばかりの手札。
しかし雲のチップは1枚も持っていないのだ(汗)。

 結果 Mさん18、Sさん16、化夢宇留仁12(汗)
やはりカード運は大きいゲームだと思う。判断ミスも多かったけど(汗)。


 休憩タイム。
少し崩れた冷や奴をいただく。
う〜〜〜ん甘い・・・・ってか、これプリンである(笑)。


 「アグリコラ」にはまっていることだし、同じくローゼンバーグの代表作「ボーナンザ」をやってみることに。
「ボーナンザ」はカードゲームで、全員2つから3つの畑を持ち、そこに豆を植えて売って得点する。
しかし畑1つには1種類の豆しか植えることができず、次に植える豆は選択できないのだ。
その結果もうけがゼロと分かっていても豆を売る羽目になるか、そうなるくらいならと他のプレイヤーと豆を交換してゆくことになる。


 手番には問答無用で豆を植えなければならないのだが、それは手札の一番手前の豆に限られる。
このゲームは手札の順番を変えてはならないのだ(汗)。
 豆は同じ種類を同じ畑にたくさん植えればそれだけ価格が上がる。しかしなにしろ畑は最大でも3つしか持てない上に、植える豆を選べないのでは動きがとれない。
そこで他のプレイヤーと交渉して豆を交換するのだ。
 それが終わると、山札からカードを2枚めくり、それら最大2種類の豆をまた植えなければならない(汗)。
偶然自分の畑に植えている豆と同じ豆をめくれればいいが、豆はたくさんの種類があるのだ。
そこでまた交渉になる。
交渉の時に限っては、手札のどこからでもカードを出すことができるので、これでなんとか自分の欲しい豆を集めてゆくことになる。
 最後に山札から3枚カードを引いて手番終了。これも正しい順番通りに1枚ずつ手札に入れなければならない。
 結果
1戦目 Mさん19、化夢宇留仁16、Sさん15
2戦目 Sさん19、化夢宇留仁19、Mさん12

 とにかく縛りがきびしく、交渉しないとゲームにならない。それこそがこのゲームのキモで、窮地を脱するには交渉を成立させなければならず、その為には相手も得する交渉をせざるを得ない。
結果みんなが幸せになる取引が繰り返されるので、交渉メインのゲームの中では最も平和的なゲームとも言える。
「マンマミーア」「アグリコラ」とローゼンバーグのゲームをプレイしてきたが、やはり一番の名作は本作だと思う。

 ちうわけでゲーム会終了。
どんどん濃さを増している感のあるT家ゲーム会(笑)だが、今回も非常に面白かった♪
ぜひまた遊んでください〜〜〜〜♪
冷や奴のようなプリンもありがと〜(笑)

20100904


過去の記録を見る  次の記録を見る

ボードゲーム天国