2012年6月17日 |
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アジトにて。 |
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ほんとにでかい(笑) またこのゲームでは、得点が減点式というのも珍しい。 最初に得点が0に到達したプレイヤーが勝利するのだ。 |
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手番には自分のコマを好きなだけ進めることができる。 サイコロもなにも無し。単純に好きなだけ進めるのだ。 そして到着したタイルを手に入れる。 タイルには数字が書かれており、それはその絵柄のタイルの最大枚数と、得点を表している。 例えば6と書かれていたら、その絵柄のタイルは合計6枚ある。 同じ絵柄のタイルが無くなったら、ただちに得点計算を行う。 そのタイルを一番多く獲得していたプレイヤーが書かれている数字分得点し、2番目のプレイヤーはその半分の得点を得る。 同じ数だけ所持していた場合は、得点が1ランク下がる。 基本ルールはこれだけ。 流石は切れまくっていた頃のクニツィアらしいシャープさである。 その他人の獲得したタイルを1枚奪えるコインタイル、同点だった時に勝利できるファラオタイル、ジョーカーとして使用できるツタンカーメンタイルがある。 |
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これがゴールピラミッド。 気のせいかションボリしているツタンカーメンが(笑)。 このゲームではゴールに着くのは勝利条件とは関係ないが、ツタンカーメンタイルを手に入れればジョーカーとして獲得タイルの枚数勝負で優位に立てる。 |
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化夢宇留仁(青)はとにかく多くのタイルの獲得枚数で2位以上になるのを目指して、ちょっと噛みを繰り返しつつゆっくり前進。 全員初めてなので手探りっぽかったが、最終的には8点のタイルで2回1位を取り、他でもいっちょ噛みしまくった化夢宇留仁が0点に到達して勝利した。 |
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結果MIK氏0、cerberus氏3、AKI氏5、化夢宇留仁6、@2c氏15 実にクニツィアらしい完全アブストラクトの「ツタンカーメン」だが、対戦してみたら流石に面白かった。 |
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次は@2c氏のリクエストもあって「エルダーサイン」をプレイ。 最も化夢宇留仁も今日の内にプレイするつもりではあったのだが。 このゲームからポル氏が参加した。 |
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「エルダーサイン」はかのビッグゲーム「アーカムホラー」をスケールダウンしたようなゲームで、「アーカムホラー」と同じく協力型。 旧支配者だかグレート・オールドワンだか(このゲームでは「エンシェント・ワン」と呼ぶ)が復活しそうになっているので、みんなでそれを阻止。 阻止が失敗したらダメ元で戦うというのも「アーカムホラー」と全く同じ。 違うのは「エルダーサイン」はダイスゲームになっているというところ。 手番にはエントランスで治療する、買い物する、くじを引く。または6つ(場合によってはもっと)出現している事件のどれかに挑む。 事件は中央に配置されている6枚のカードで、これらの事件の解決に成功すると様々な恩恵があり、失敗するとプレイヤーキャラクターが傷つくだけではなく、エンシェント・ワンの復活が早まってしまう可能性がある。 事件を解決できた時の恩恵の1つに「古き印」(エルダーサイン)があり、それをエンシェント・ワン毎に定められた枚数だけ獲得すれば、その復活を防いだことになって全員の勝利となる。 |
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今回のエンシェント・ワンは光栄にもクトゥルフ大先生となった(笑)。 すでに古き印が2つ置かれている。 右下の時計は各プレイヤーの手番終了時に3時間進める。そして12時になる毎に日が変わり、新たなイベントが発生する。 もう一度言う。手番終了時に3時間進め、12時になる毎に1日が終わる(笑)。 ちなみに12時になった時のイベントはほとんどが不幸なものであり、エンシェント・ワンの復活が早まる可能性も高い。 |
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事件カードは一定の条件を満たすと「異界」へつながる通路が開く場合がある。 「異界」も事件カードには違いないのだが、少しハイリスク・ハイリターンになっている。 画像では@2c氏のキャラクターが冥王星に飛んでいって斧を振り回している(笑)。 |
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基本的にはモンスターが登場する事件はあらかじめ決められているのだが、それらのカード全てにモンスターが行き渡ってから更にモンスターが登場すると、好きな事件にモンスターをつけることが出来る。 今回はモンスターが出まくってあっという間に本来モンスターを配置すべき事件は使い切り、結果モンスターの掃きだめとも言える事件が発生することに。 それが画像の「共用トイレ」で、画像の状態で「ゾンビ」「飛行するポリプ」「黒い子山羊」「ショゴス」がひしめいている。 こんなトイレに入った日には、たまったものではない(笑)。 |
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ゲームはAKI氏の担当するキャラクター「ジェニー・バーンズ」の追加ダイス能力が強力だったので、彼女の攻撃力を柱に、調子よく事件を解決していった。 どんどんモンスターが出てくるのだが、それらは全て「共用トイレ」に(笑)。 結果「古き印」を13枚集めるのに成功し、見事クトゥルフの復活を阻止して勝利した。 |
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結局「共用トイレ」には「ゾンビ」「飛行するポリプ」「黒い子山羊」「ショゴス」「ビヤーキー」「ミ・ゴ」がひしめくことになった。 ゾンビが可哀想になる(笑)。 もはやこのトイレは開放するとクトゥルフと同等のダメージを世界に与えかねないので、トイレごとコンクリートで塗り固めて封印することがプレイヤー全員の同意で決まった(笑)。 |
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アメリカのゲームだし、実はあまり期待していなかった「エルダーサイン」だが、メンバーがクトゥルフ好きが多かったことも手伝って実に盛り上がって楽しかった。 上でも書いたが、やはりダイスゲームというもの自体が一定のポテンシャルを秘めている。 やっぱりサイコロを振るのは楽しいのだ。 そこにクトゥルフのディテールが被さってくることで、悪い冗談っぽい雰囲気がただよい、かつ絶望的状況での勝利へのわずかな前進というのが重みを持ちで、カチッとはまるところにはまった感じ。 使用スペースが大きすぎて新盤「アーカムホラー」はずっと前に1度プレイしたきりであまり覚えがないのだが、もしかしたら本作「エルダーサイン」の方が面白いかも(汗)??? |
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「ドワーフの王様」はトリック・テイキングゲームで、なにやらフランスでは超大ヒットを飛ばしたらしい。 |
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クエストの内容は得点だけではなく減点の条件も記されている場合があり、ラウンド毎に全く異なる戦術が必要になる。 ゲームは最初おとなしくしていたMIK氏が2、3ラウンドでガツンと得点し、6ラウンドが終わった時点でダントツトップ。 MIK氏14、@2c氏7、化夢宇留仁5、cerberus氏4、ポル氏0 今回はMIK氏の冷静な判断に圧倒された感があるが、とりあえずゲームは実にクレバーな完成度で、一生遊べそうな完成度だった。 |
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今回も誰かが死亡したらゲーム終了というルールで、2回プレイ。 最初に死亡したのは、インストしたシイタ毛さんだった(笑)。 2回目はポル氏が死亡。 化夢宇留仁は1回目はブラフも決めてHP12でcerberus氏と共にトップだったが、2回目は3まで削られて危うく死亡するところだった。
2回戦のトップはAKI氏とシイタ毛さんで、総合的には1回線を9点と渋く終えて2回戦で12だったAKI氏。 前にやった時も思ったけど、やっぱりこのゲームは難しい。 次は@2c氏お勧めの「薔薇と髑髏」
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ここでお開きということになったが、化夢宇留仁はcerberus氏を誘って、前からやってみたかった「ブルームーン」をプレイ。 これはクニツィアの2人用ゲームで、2人用というのもそうだし、何度かプレイしてみないと勘所が掴みにくいという特徴から今までプレイできなかったゲームの1つ。 でもそれではいつまでたってもプレイする機会が作れないので、今回無理をお願いした。 |
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ちうわけで今回は終了。 20120630 |