2012年11月11日
第6回月例ドミ会

 つけ麺食べてから、ダム氏にて開催。
6回目を迎えたドミ会でも、例によってパクリゲームから・・・・と思っていたら、中途半端に化夢宇留仁、AKI氏、MK氏の3人の時間ができたので、他の2人を待っている間に本家をプレイすることに。


「官吏」「書庫」「不正利得」「前哨地」「厩舎」「弟子」「街道」「礼拝堂」「使い魔」「鍛冶屋」
 なかなかクセの強いカードが多いサプライになった。
普通に考えればまず「礼拝堂」は外せないと思うが、圧縮以外の選択肢は実に多様。
「礼拝堂」を上回る速度で「呪い」をばらまく決意で「使い魔」を選ぶのもアリだと思うし、財宝と「鍛冶屋」でステロっぽく行くことも出来る。
「不正利得」で「呪い」をばらまきつつ早期終了を狙うのもいい。
「厩舎」と「街道」をずらずら並べるのも強力そうである。
「前哨地」も使ってみたいところ。
 化夢宇留仁はまだ諸事情によりドミ頭になりきれていなかったこともあり、この時はあまり頭が働いておらず、とりあえず「礼拝堂」、それに「鍛冶屋」「前哨地」と、買っていった。しかも「礼拝堂」は2枚。
今思えば実に不味い選択である。
まずアクション買いすぎ。もっと財宝を買わなければ、「鍛冶屋」「前哨地」で機会を増やしても意味がない。
更に「礼拝堂」で圧縮を進めていれば、「屋敷」「銅貨」が少なくなるので、手札には当然アクションが被ってくる。
そしてアクションブーストは無い(汗)。
もう無駄な手番の多いこと多いこと(汗)。
結果は推して知るべし・・・・だったのだが・・・・
 MK氏30、化夢宇留仁24、AKI氏23
なんと2位!
どうやらAKI氏は間違えて「属州」を廃棄していたらしい(笑)


 シイタ毛さんが到着したので、4人までプレイできるパクリゲームをプレイしておくことに。でも開始時にcerberus氏もやってきて見学することになってしまった。申し訳なし。
 今回のパクリゲームは「7つの島」
実は同人ゲームなのだが、有名メーカーが裸足で逃げ出す見事なコンポーネントと、コピーゲームでありながらオリジナリティが光るというなかなかの一品。



 基本的にはドミニオンと同じようにアクションカードや財宝カードを買い、最終的には勝利点になるカードを買ってゆくという内容だが、大きく異なるのは新たな要素として「食料」が存在することと、カード以外にも「財宝」「勝利点」が存在すること、それに画像のコマを配置するボードが用意されているところである。
そしてこのボードはあらかじめ7種類が用意されている。
 アクションカードには大きく分けて通常の「道具」などと、「船員」、それに「上陸」の3種類がある。
「船員」は強力なアクションなのだが、カードのプレイのためには「食料」を消費する必要がある。
「食料」を入手するには、そのための「水」や「肉」といったカードをプレイする必要がある。
 「上陸」には「上陸」「探索」の2種類があり、このカードをプレイすると上記のボードにコマを配置することが出来る。
ボード上のエリアに配置されたコマの総数がそのエリアに書かれた数字に達すると、そのエリアの効果が発動する。
効果には様々なものがあり、中には直接勝利点が得られるものもあるので、ゲームのキーと言える。

 様々な要素が綺麗にまとめられており、いい感じで戦略の幅が広いゲームである。
ただし要素が多すぎて慣れるまでは漫然としたプレイになりがちなのは仕方のないところか。
 結果はソロプレイを2回やっている化夢宇留仁の勝利となった。
化夢宇留仁41、AKI氏34、シイタ毛さん24、MK氏15
 もう少しやり混んでみてもいいと思わされる完成度の高いゲームだと思う。


 本家に戻る。
メンバーは5人になったが、MK氏が一時的に離席したので4人でプレイ。
「護符」「拷問人」「鉱山」「魔女」「司教」「再建」「海の妖婆」「よろずや」「海賊船」「執事」
白植入り。
 アタックカードの嵐(笑)。
しかしアクションブーストは無く、どういう勝ち筋を見つけるのか、なかなか難しいサプライである。
化夢宇留仁の判断はなにしろ「呪い」が猛威を振るいそうだし、ゆるぎない仮想コインを提供する「海賊船」をメインにするべきというもの。
しかし同時にその判断を多数のプレイヤーがした場合、非常に高い可能性で手番が速いプレイヤーが勝利するサプライだと言うことも予想できた。
で、手番はAKI氏、cerberus氏、シイタ毛さん、そして化夢宇留仁という結果に(汗)。


 AKI氏は初手で「海賊船」(汗)
やばいとは思ったが、化夢宇留仁も「海賊船」で追従。
しかし先手で打たれる「海賊船」でめくった2枚のカードに「海賊船」が含まれていることが続き、あっという間に海賊船ボードにのせるコイン数で2個以上の差を付けられてしまった(汗)。
 結果AKI氏51、cerberus氏34、シイタ毛さん25、化夢宇留仁25
ほぼ予想通りの展開(汗)

 このサプライで手番が最後、そして1番手に「海賊船」を買われた場合、どういう戦略をとるべきだっただろうか?
思いつかない(汗)。


 次は2卓に別れて3人と2人でプレイ。
化夢宇留仁のいる卓は、AKI氏とcerberus氏との対戦となった。
「へそくり」「巾着切り」「見張り」「鍛造」「議事堂」「停泊所」「海の妖婆」「大市場」「会計所」「破壊工作員」
白植入り。
 またまたアクションブーストが無く、「呪い」がばらまかれそうな気配。
ここは「見張り」で「呪い」対策&圧縮を効かせ、「大市場」で勝負することに。
初手は「巾着切り」そして「見張り」
「大市場」は「銅貨」を含めては買えないので、「巾着切り」の+2を筆頭に、「銀貨」を重ねて「大市場」を購入。
その後は「大市場」で「大市場」を買ってゆく。
そして「海の妖婆」も買って、「呪い」をばらまいて周りの足止めも行う。
最終的には「大市場」をずら〜〜〜〜〜〜っと並べて最後に「巾着切り」というコンボで「植民地」と「属州」同時購入を成功させた。
 終盤には「破壊工作員」が活動を始めたが、バリヤー代わりに「銀貨」を買い集めて対応。

 化夢宇留仁50、cerberus氏40、AKI氏29
「大市場」をメインで使えたのは初めてだったので、非常に気持ちがよかった♪
cerberus氏は「見張り」でめくった3枚が「金貨」「金貨」「属州」というのがあって、悶絶していた(笑)。

 一方シイタ毛さんとMK氏の2人卓では「大使館」「市場」「坑道」「真珠採り」「石切場」「抑留」「闇市場」「画策」「収穫」「地図職人」
闇市場デッキ:「保管庫」「公爵」「宮廷」「交易場」「望楼」「再建」「中庭」「国境の村」「変成」「大学」「司教」「玉璽」「策士」「密偵」「支配」という派手なサプライで戦いが始まっていた。
 化夢宇留仁ならどうしていただろうか。
強力なカードが闇市場デッキに多く入っているので「闇市場」は獲得する。
しかしメインは「大使館」と「坑道」の「金貨」ザクザク作戦だろう。

 実際の展開は、予想外なことに抑留トークンまみれというとんでもないものになっていた。
シイタ毛さんがばらまきまくったらしい(笑)。
「闇市場」は真っ先に抑留トークンが乗っかって見向きもされなくなっていたそうな(笑)。
 MK氏48、シイタ毛さん34


 メンバーチェンジ。
さっきトップの2人で1卓。つまり化夢宇留仁とMK氏。
「貴族」「探検家」「交易場」「寵臣」「総督」「庭園」「宝の地図」「ゴーレム」「執事」「倉庫」
白植入り。
 「執事」で圧縮して「宝の地図」を「倉庫」で集め、「寵臣」で回す作戦。
ところがMK氏に先に「宝の地図」をそろえられてしまった(汗)。
その後MK氏は「総督」でドローしまくり。
しかしおかげで化夢宇留仁のドローも増えて増速♪
 化夢宇留仁55、MK氏45

 もう一方の卓は「宿屋」「幽霊船」「豊穣の角笛」「改築」「男爵」「闇市場」「画策」「橋」「民兵」「抑留」
白植入り
闇市場デッキ:「秘密の部屋」「薬草商」「倉庫」「記念碑」「記念碑」「ハーレム」「公使」「不正利得」「囲郭村」「前哨地」「祝宴」「礼拝堂」「中庭」「村」「変成」「オアシス」
というサプライ。
 そしてまたシイタ毛さんが抑留トークンをばらまきまくり(笑)。

 「呪い」が蔓延して長期戦に(笑)。
cerberus氏48、シイタ毛さん40、AKI氏20

 隣の卓が長期戦になってしまったので、化夢宇留仁の卓はメンバーそのままでもう1戦やることに。
「ブドウ園」「大学」「堀」「隊商」「宝の地図」「金貸し」「道化師」「総督」「寵臣」「禁制品」
 さっきと似たようなサプライだが、今回のポイントは「ブドウ園」と判断。
「大学」で「隊商」を獲得しつつ、「ポーション」で「ブドウ園」を買いまくる。
 MK氏は再び「宝の地図」をそろえてきた。
激しい購入合戦が続く。
化夢宇留仁の作戦は調子よく進んでいたが、+1購入が無いのでスピードがもう少し足らず、結局「属州」が無くなるまで続いてしまった(汗)。
 化夢宇留仁59、MK氏53
ぎりぎり勝利(汗)。
アクションカード22枚で「ブドウ園」の勝利点7と、「属州」を上回った結果だった。

 ここでシイタ毛さんが次の予定へ旅立ったので、ここから4人で対戦。
「宰相」「詐欺師」「密偵」「馬商人」「隊商」「大衆」「研究所」「大使館」「市場」「大市場」
白植入り。
 「馬商人」と「銀貨」で「大市場」狙い。
ところが手札の流れが悪く、「銅貨」無しでの6金が全然出来ない(汗)。
そんなことをしている内に「大使館」を購入したcerberus氏とAKI氏にどんどん差を付けられた(汗)。
 cerberus氏42、AKI氏42、化夢宇留仁33、MK氏29
同点だが手番の関係でcerberus氏の勝利となった。
 「大使館」やはり強い。ちょっと「大市場」にこだわりすぎた。

 次は「義賊」「改築」「探検家」「投機」「豊穣の角笛」「秘密の部屋」「木こり」「錬金術師」「願いの井戸」「偵察員」
 「錬金術師」を連打したかったのだが、それをAKI氏にやられる(汗)。
更にMK氏は「豊穣の角笛」でどんどんデッキを強化。
最終的には初めて見る「豊穣の角笛」で「属州」同時3枚獲得でゲームを終わらせられてしまった(汗)。
 MK氏24、化夢宇留仁22、AKI氏21、cerberus氏21
手番の関係で最下位はcerberus氏。
「豊穣の角笛」を決められるとやられた感強し(汗)



「倉庫」「望楼」「共謀者」「再建」「役人」「航海士」「鍛冶屋」「厩舎」「交易場」「鍛造」
白植入り。
 「再建」で圧縮しつつ、「厩舎」「倉庫」そして「共謀者」ずら〜〜〜っと狙いで。

と、思っていたのだが、「共謀者」を買いまくる前に財宝がそろってしまい、そのまま終了(笑)。
 化夢宇留仁58、cerberus氏57、AKI氏41、MK氏29
やはり「倉庫」が強力。

 本日ラストは「へそくり」「愚者の黄金」「堀」「貴族」「念視の泉」「拷問人」「魔女娘」「街道」「隠し財宝」「賢者の石」
白植入り。
災い:「神託」
というサプライになった。
 カードの廃棄が出来ないので、とりあえず「魔女娘」(笑)。
その後「隠し財宝」で「金貨」を獲得しつつ、「呪い」対策も兼ねて早い段階から「貴族」も買いまくりで。
早々に「公領」「屋敷」も買いにかかる。
そしたらこんな手札になった。

 今回初のアクションブースト+カードドローのセットである(笑)。
化夢宇留仁55、cerberus氏47、MK氏26、AKI氏23

  4人プレイ 3人プレイ 2人プレイ
1位 +4 +3 +2
2位 +1 0 0
3位 0 -1  
4位 -2    

勝ち点 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 合計 勝率 負率
化夢宇留仁 0 0 3 2 2 0 1 4 4 16 56% 0%
cerberus   1 0 3   4 -2 1 1 8 28% 14%
MK 3   2 0 0 -2 4 -2 0 5 38% 50%
AKI -1 4 -1 -1   1 0 0 -2 0 13% 50%
シイタ毛   0 0 0           0 0% 33%
※2回目の最下位不明のため、2人とも3位扱いとした。

  プレイ数 1位 2位 3位 4位 勝点合計 勝率 負数 負率
化夢宇留仁 38 23 10 4 0 76

61%

5 13%
cerberus 22 7 8 6 1 25 32% 4 18%
AKI 37 8 13 12 3 15 22% 11 30%
ポル 5 1 3 1 0 3 20% 1 20%
HUK 4 1 1 2 0 1 25% 2 50%
MUK 4 1 1 2 0 1 25% 2 50%
アラカワ 6 1 3 1 1 0 17% 2 33%
VALIS 5 1 1 1 2 -1 20% 3 60%
シイタ毛 6 0 3 1 2 -3 0% 3 50%
MIK 19 3 4 7 5 -4 16% 10 53%
※今回より結果の計算にエクセルを導入したので、今までの累計に僅かに差異が生じています。

 今回は最初集中力を欠いていたところがあったが、だんだん回転が上がってきた感じだった。
やはり呪い場は面白いね(笑)。
MK氏は今まで勝利が無かったのだが、本日一気に勝率38%をたたき出してきた。
今後総計表でぐいぐい上に登ってくる予感がする。

20121117



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