2013年1月13
新年会前のボドゲ会

 新年会をやろうということになり、例によってその前にボドゲ会を。


 最初にプレイしたのは「ランキング」
今回はSRさんが当て物系のゲームをやりたいと言っていたので、用意していたものの1つ。
参加者はOK氏、SRさん、cerberus氏、AKI氏、それに化夢宇留仁の5人。
 毎回おランダムに題が提示され、手札の中からそれに当てはまると思われるタイルを出す。
自分が出したもの以外は誰がどのタイルを出したかは分からない。
そんな状況で各タイルにお題に合っているかどうかのランク付けをしていき、ランクが高くなればそのタイルを出した人の得点となる。



 ゲーム風景。
上下逆になっているので分かりにくいが、塔のてっぺんにある旗がお題で、横に置かれているのがみんなの出したタイル。オレンジ色のタイルは山札である。
この時のお題は「最も大きな愛の証となるプレゼントは」である。
 自分の番になったら、同じランクの2つのタイルを選び、そのどちらかを1つ上のランクへ。もう1つを1つ下のランクに移動させる。
この時にその理由を言わなければならないというのがこのゲームのミソ。
なにしろどんなタイルであれ、自分の出したものを上のランクに上げたいので、実に無理な理屈が炸裂し、もう抱腹絶倒(笑)。
更にそのタイル移動によって手番プレイヤーの出したタイルが分かったと思ったら、他のプレイヤーはそのタイルの上にそのプレイヤーの色のコマを置く。
これが的中していれば減点になるのだ。
したがって自分の出したタイルがばれないように、しかしなんとか上のランクに上げたいということでジレンマが生じ、ますます理由がわけの分からないものに(笑)。


 この時のお題は「最も小さいプレイヤーが、クリスマスツリーに下げているものは」というもの。
「最も小さい」とは何を指すのかで議論に。
結果最も若いSRさんということになった。
しかし化夢宇留仁以外の全員SRさんと会うのは1〜2回目であり、生きてきた世界も全然違うので、みんな全く想像もつかないのだった(笑)
 ちなみにタイルは必ず7枚並び、人数をオーバーした分はランダムに選ばれるのだが、これが意外にお題にあった物が出てきたりしてますます混乱する(笑)。


 こちらのお題は「中世の人たちが持っていると幸福だったものは」
十徳ナイフ、いかり、パチンコ、懐中電灯、玉座、金貨、壺が並んだ。
傑作だったのはcerberus氏の壺推しで、その理由が「この壺はいい壺なんですよ」
一斉に壺タイルの上にcerberus氏の色のコマが置かれた(笑)。


 タイルが一番上の6点のところと、一番下の0点のところに配置されたらそのラウンドは終了。点数計算になる。
「いい壺」は1点のところに。しかも写真ではすでに取り去られているが、山ほどコマが載っていて、勿論cerberus氏の出したタイルだったので大量減点に(笑)。
 結果はAKI氏が圧勝。最後はブラフもバッチリ決めて、完全勝利だった。
AKI氏15、化夢宇留仁8、OK氏7、cerberus氏5、SRさん1
 対してSRさんは嘘をつくのが苦手なのかこじつけ感が激しく、いつもタイルを見破られてコマを積み上げられ、最終得点1点で終了(笑)。
もうほんとにバレバレだった(笑)。

 メビウスの領布会で送られてきたものの、ず〜〜〜っと放置されていた「ランキング」だが、実に面白かった。
タイルの引き運が大きく勝利に影響するのは間違いないが、とにかくタイル移動時の無理矢理な理由を聞くのが面白すぎる。
ぜひまたプレイしたい。


 次はシイタ毛さん、MKM氏も加わって、「世界の七不思議」をプレイ。
SRさんはまだ複雑なゲームには慣れていないので、化夢宇留仁とチームを組むことになった。


 SR&化夢宇留仁チームはバビロンを担当。
典型的な材料国で、最初から粘土が出る上に「バビロンの空中庭園」を建築するのに粘土と木材しか使わないので、どうしてもその辺がメインになる。
今回はSRさんに状況を説明しつつ、交互にカードを選ぶことにしたので、消去法で考えやすいバビロンは丁度よかったかも。



 なにやら遠くの国では大戦争が勃発しているようだが、気にせず(笑)材料を集め、とりあえず見えている利益を得る方向で。
結果空中庭園は建設を完了したが、後半は材料や加工物の種類の少なさに泣くことに。

  戦争 発展 市民 商業 ギルド 科学 合計
cerberus 9 7 3 23 0 10 0 52
シイタ毛 14 1 15 17 0 0 0 47
AKI 12 1 10 18 6 0 0 47
SR&化夢宇留仁 -2 2 10 12 0 6 18 46
OK -3 1 10 17 4 0 9 38
MKM 4 4 3 2 2 0 21 36

 勝ったのはcerberus氏。
内容を見ればトップをとった項目が3つもあるので納得の勝利と言える。
逆に最下位も3つとっているが、これから考えるに複数の項目でトップをとれば、他はあまり気にしなくていいという勝利への法則が見えてくる。
 SR&化夢宇留仁チームは後半の伸び悩みが響いてトップ項目ゼロ(汗)
最下位項目は1つしかないものの、やはり見えている利益を追っているだけでは勝利は遠い。
 また科学の緑色のカードをずらずら並べて有利そうに見えたMKM氏は最下位(笑)。
やはり1項目だけ伸ばすのはあまりいい作戦とは言えないようだ。


 次はまた一応当て物系と言うことも含めて持ってきた「ピクトマニア」
一連のお絵かきゲームの中でも最新の1つで、その中でも多分最も忙しいゲーム(笑)。



 毎ラウンド6枚のお題カードが選び出される。
画面の奧にあるのがそれで、この時は最も難度の低い緑色のカードを使用している。
カードには7種類のお題が書かれていて、各プレイヤーはランダムに配られたマークカードと数字カードで、他のプレイヤーに知られることなく自分がどのお題を描くのかを確認する。
よーいドンでお絵かきスタート。
急いでお題の絵を描いたら、すぐに他のプレイヤーがどの番号のお題を描いているのかを当てにかかる。
早く当てれば高得点なのだ。
そして自分の描いた絵のお題も他のプレイヤーに当ててもらわないと減点になる。
そんなわけで、絵を描く間も他の人の絵を当てている間もとにかく急がなければならないので、結果絵の上手い下手はあまり関係なくなっている。
 画像の場合、手前のイラストは化夢宇留仁の描いた「自転車」
右隣の絵はSRさんの描いた「毛糸の帽子」
この日SRさんはイラストそっくりの帽子をかぶっていたのだ(笑)。


 なにしろみんなお題がバラバラなので、こんな感じで意味不明なイラストが並ぶことになって楽しい。
このあといくつかプレイ中に生まれた名作を紹介してみる。

 AKI氏の力作。
お題は多分「生物学」?
プレイ中はなにしろばたばたしているので、まともに記録が残っていないのだった(汗)

 SRさんの衝撃の作品「ボディソープ」
大多数の意見では空気入れと・・・(笑)

 更にSRさんの作品「裏切り」
他の選択肢にあった「嫉妬」に人気が集まり、みんなの得点的にも精神的にもダメージを与えた(笑)。

 というわけでゲーム終了。
結果はMKM氏42、OK氏29、AKI氏19、cerberus氏&化夢宇留仁13、SRさん7でMKM氏の圧勝。
MKM氏はこのゲームの内容を知っていたことと、簡単な絵で表現するのが上手かった。
やはり絵の上手い下手はそれなりに影響するかも。

 MIK氏が到着。
この後新年会もあることだし、あとは短時間ゲームでつなごうということに。
まずは「ゲシェンク」



 ペナルティになるカードを引き取るか、それとも有限のコインを支払って次に回すかというシンプルながらジレンマ一杯のゲーム。
 結果はシイタ毛さんとMKM氏が仲良く2トップに。
シイタ毛さん&MKM氏-15、SRさん-18、化夢宇留仁-32、cerberus氏-35、MIK氏-37、AKI氏-47


 次は「ヘックメック」
クニツィアのダイスゲームで、定番とまでは言わないまでも結構有名なゲームである。


 こんな感じで21から36の数字の書かれたタイルを並べてスタート。
ちなみにこのタイルはニワトリたちの大好物の虫の薫製である(笑)。
これを取り合い、取ったタイルの数字の合計が一番大きなニワトリ(プレイヤー)の勝利である。
ちなみにゲーム開始前に取説に書いてあった物語風の設定を読み上げてみたが、全然わけが分からなかった(笑)。


 手番には8個のサイコロを振る。
サイコロには1から5の目と、虫が描かれている。
一度サイコロを振ったら、その中から好きな出目のサイコロを全て取って確保する。
そしてまだ全ての出目を確保しておらず、サイコロが残っていれば更にサイコロを振ることができる。
目的は出目の合計を大きくすることである(例外有り)。
ちなみに出目としては別扱いだが、虫の目も5と数える。
 最終的な合計値が21を越えれば、タイルを手に入れることが出来るかもしれない。
タイルを手に入れる条件は、確保した出目に虫があることと、グリル(並べられたタイル)か他のプレイヤーが獲得したタイル(積み重ねられている)の一番上に出目の合計と同じ数字があることである。
条件を満たさなければその手番は失敗となり、すでに取っている自分のタイルを1枚グリルに返さなければならない。


 こうしてタイルを取り合ってゲームが進み、グリルから全てのタイルが無くなったら終了。
ちなみに他にも少々ルールがあるが、ここで長々と説明しても仕方がないので割愛する。
そして実はこの時少しルールを間違っていたのに今気付いたが、それも割愛する(笑)。
 結果はcerberus氏9、AKI氏8、シイタ毛さん7、化夢宇留仁6、MIK氏1、SRさん&MKM氏0
後続のただでさえ少ない所持タイルをトップ目が奪いまくるという悲惨な展開になっていた(笑)。

 最後は定番「ニムト」
やっぱりいつでもこのゲームは外せない。



 いつものごとく手札が高い数字ばかりでボロボロの化夢宇留仁は、いつものように列がバーストしたその後に配置できるよう、バーストしそうな列の数字よりは低いけど、なるべく高い数字を出す消極策。
 結果 MIK氏&化夢宇留仁0、MKM氏-5、シイタ毛さん-13、SRさん&cerberus氏-18、AKI氏-45
見事0点でMIK氏と同点勝利♪
逆に見事だったのはAKI氏のカードの引き取りっぷりで、見ていてほれぼれした(笑)。

 ちうわけで新年ゲーム会は終了。
その後「世界の山ちゃん」へ移動し、メンバーも増えて新年会となったのでした。
色々どうもありがとうございました♪

20130206



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