2015年9月30日〜10月3日 エルドリッチホラーをソロプレイ2

 

 前回の敗北の直後に再プレイ(笑)

 今回のエイシェント・ワンはヨグ・ソトース。
破滅トークンは14のマスから開始される。
またヨグ・ソトース自体に突発イベントがあり、その時ゲートのあるマスにいる探索者は、呪文カードを1枚捨てない限りは破滅トークンを1マス進めなければならないと言うなかなか凶悪なもの。
他にも様々な局面で呪文が必要になるが、ヨグ・ソトースのカルト信者を倒せば、正気度を1点失う代わりに呪文カードを1枚獲得できる。

 リーダーは「ジャクリーン・ファイン」
予見者である彼女は、1アクションを消費すれば他の探索者1人とクルートークンを好きなだけやりとりできる。
また各ラウンドに1回、他の探索者が「状態」カードを受け取った時、その裏面を見た上クルートークンを1個獲得する。
 とにかくクエスト達成には欠かせないクルートークンをどんどん生み出してはどんどんトレードしてくれるので、非常に強力な探索者である。
所持品は呪文「肉体の護り」、クルートークン1個
ちなみに「肉体の護り」は誰かが傷ついた時に判定に成功すれば2ダメージまでを無効に出来るというもので、これまた非常に頼りになる。


 残りの2人。
左下の春麗みたい(笑)なのは「チェン・リリー」
格闘家(笑)
1アクションを消費して、ダメージを正気度と体力の間でやりとりできる。
それに能力値がレベルアップした時は、一度に2レベル上がる。
所持品は「護りのアミュレット」「ウサギの足のお守り」

 右上は「ローラ・ヘイズ」
女優。1アクション消費し、レベルアップトークンを他の能力値のものに替えられる。
各ラウンドに1回、彼女と彼女のマスにいる探索者は、能力判定のダイスを1個追加できる。
どうも演技力だけでなんでもこなしてしまうというキャラらしい(笑)
所持品は「18口径デリンジャー」と任意のスキルを1つレベルアップ。
今回は元々高い影響力(4)を活かすために更にレベルアップして5にした。
ローラが助力カード置き場のいいカードを回収しては他の探索者に配る作戦。


 最初のクエストは・・・・
「ヨグ・ソトースの落とし子」
いわゆるダンウィッチの怪で、「ダンウィッチの怪物」を倒せばクリア。
ちなみにヨグ・ソトースも3つのクエストを解決すれば勝利である。


 すでにゲートが開き、「異次元の色彩」がいるところに更に現れた「ダンウィッチの怪物」
突発イベントのマークがついているのが気になる(汗)

 とりあえずモンスターを倒せばいいということはクルートークンが必要ないので助かるが、問題はいきなりそんなボスクラスのモンスターを倒せる者が誰もいないというところ(汗)
とりあえずは戦力アップに勤しむことに。

 ジャクリーンは早速助力カード置き場から「聖水」を購入。
聖水を捨てれば、戦闘時に筋力+5、精神力+5が加算される。
アクションを消費してこのカードを捨てれば、4・5・6の目が成功となる「祝福」状態にもなれるが、これは突発イベントの時に1/3の確率で無くなってしまうので、やはり戦闘用にとっておく。


 ローラも東京で「カービン銃」を手に入れた。
1ラウンドに1回だが、戦闘時に筋力+5になる。
これも強力な武器である。
早速「ダンウィッチの怪物」と戦う準備が整った感がある。



 怪物と戦うために集結しつつある3人。
このゲームでは1アクションを消費すれば1マス隣に進めるが、同じアクションは1ラウンドに2回行ってはいけないルールなので、そのままだと1ラウンドに1歩しか進めない。
更に進みたい時には旅行チケットというものが必要で、チケットには「汽車」と「船」があり、それぞれに応じた路線であれば移動時にそのチケットを捨てた分だけ余分に進むことが出来る。
ただし旅行チケットは最大1人2枚までしか持てない上、チケットを1枚入手するのにも1アクション消費する。
この移動に関する厳しい制限が、1920年代の世界旅行という雰囲気を醸し出しつつ、難易度を急上昇させているのだ(笑)

 いよいよ次ラウンドには「ダンウィッチの怪物」と決戦・・・と思いきや、墓場で幽霊に遭遇したジャクリーンが「パラノイア」になった(笑)上、突発イベントで精神力判定に失敗してパラノイアの症状により窃盗を行い(笑)、それが見つかって監禁されてしまった(汗)
この大事な時になにをやっとるのか(汗)!?
しかもジャクリーンは次ラウンドのアクションフェイズにも「監禁」状態からの解放に失敗(汗)

 結局遭遇フェイズには「監禁」カードが裏返り、ジャクリーンは拷問されることに(笑)
しかしなんとかクルートークン1個を消費することで難を逃れた。



 そのラウンドの神話カードは青(噂)の「古代の秘密」だった。
突発イベントが起きると現在「探検場所トークン」が置かれているマスの探検カードが全て廃棄されるというもので、探検場所トークンは探検カードの山札の一番上のカードの場所に置かれるので、自動的に移動する。
全ての探検カードが無くなる前に、探検場所トークンが置かれたマスで観察判定に成功した上クルートークン2個を消費しないと、探検カードが無くなった時点でプレイヤーの敗北となる(汗)
現在探検場所トークンが置かれているのは「南極」であり、3人の探索者は最短でも4歩かかるマスにいる(汗)
ぐずぐずしている内にやばい雰囲気になってきた。
 次ラウンド、ジャクリーンは東京経由で南極に向かい、残りの2人は「ダンウィッチの怪物」退治。

 いよいよ対決。
「ダンウィッチの怪物」の能力は精神力-1・正気度攻撃3、筋力-2・体力攻撃3、体力は探索者の人数+2(5)というものだった。
やはり予想通り強い。
結局出目も振るわず、ローラとチェンの2人がかりで戦ったのだが、ダンウィッチの怪物には3ダメージを与えただけにとどまった(汗)
 そして神話カードがめくられ、「古代の秘密」の効果で南極の探検カードは消滅。次の探検場所は「アマゾン」となった。
しかも神話カードは「バミューダ・トライアングル」で、ジャクリーンとチェンが魔の三角海域に飛ばされて行動不能に(汗)
早く「ダンウィッチの怪物」にとどめをささないといけないのに〜〜〜〜(汗)

  次のラウンドでローラが単身「ダンウィッチの怪物」に挑む。
結果なんとか怪物を倒すのに成功した♪


 チェンはバミューダ海域で沈没船からの漂流物らしきものを見つけ、その中に漂うトランクを発見。
トランクの中からはアーティファクト「聖エロニムスの剣」が発見された。
精神力+2、筋力+5で、モンスターを倒す毎に正気度を1点回復する。
まさに鬼に金棒!
※画像ではチェンのレベルアップトークンが+1のものになっているが、化夢宇留仁が彼女の能力を忘れていたためで、本当ならいきなり+2のトークンが置かれる。
 そのラウンド終了時、再び「古代の秘密」が発動。
アマゾンの探検カードが廃棄され、次の探検場所はエジプトの「ピラミッド群」となった。

 第2のクエストがめくられた。
「神秘の理解」
呪文を成功裏に使用した時、クルートークンを1個消費してその呪文カードを捨てることで、カードの上に超自然トークンを置くことができる。
人数分の超自然トークンが置かれればクエスト達成・・・・・・
とうとう出てしまった「人数分」条件。
しかも「呪文」を使用した上でクルートークンを消費とは、そもそも呪文を手に入れるところからにしては非常に厳しい。
なにしろ色々あって、現在呪文を持っている探索者は1人もいないのだ(汗)



 ボード上に存在する名前の書かれた都市には、それぞれ遭遇時に獲得できるものの傾向が異なっている。例えば画像左下のように、ブエノスアイレスでは儀式の呪文カードを手に入れられる可能性が高いのだ。
ちなみに呪文には「儀式」と「詠唱」の2種類があり、「儀式」はアクションを消費して掛ける呪文で、「詠唱」は戦闘時などの状況に応じて発動可能な呪文である。
 ジャクリーンはクルートークンが獲得できる確率の高いロンドンへ。
彼女が獲得すれば誰にでも渡せるのだ。
ローラは詠唱の呪文が手に入れやすいアーカムへ。チェンは上記のブエノスアイレスに向かい、クエスト達成のための材料集めに勤しむ。
 結果ジャクリーンは合計3個のクルートークンを所有。
ローラはゲートを閉じたついでに行動不能になってクルートークンを2個獲得した。
チェンはグールとの戦闘に入るも、サイの目が振るわず倒すどころかダメージを負ってグールの特殊能力でパラノイアになってしまった(汗)
 このラウンドの神話カードで破滅トークンは8のマスに進み(汗)、「古代の秘密」も発動してピラミッド群の探検カードが消滅。次の探検場所はツングースカとなった。
そろそろ探検場所の残りも僅かになってきている・・・・(汗)

 次ラウンド、ローラはアーカムの地域遭遇で呪文2つの獲得に成功。
 チェンもグールにリベンジし、ゲートを閉じた上にアーティファクト「ゲートの箱」を手に入れた。
異世界遭遇中に、自分と、自分と同じマスにいる探索者はダイスを1個多く振れる。そして所有者がゲートを閉じればクルートークン1個を得ることができる。


 その次の次の神話カードは青(噂)の「分裂した現実」だった。
カードには超自然トークンが4個置かれ、突発イベントの毎に1個取り除かれる。
全ての超自然トークンが無くなったら、盤上にあるゲートの数分破滅トークンが進む。
解決するには2番の海上マスで異世界遭遇を行い、「ゲートを閉じる」という結果を得なければならない。
「噂」カードの中では最も優しいと思える内容だが、超自然トークンが無くなった効果は敗北を決定的にするのに充分だろう。


 チェンが2番マスに赴き、「分裂した現実」の解決に挑んだ。
結果は成功。
「分裂した現実」の噂は解決された。

 次の神話カードで、破滅トークンは7のマスへ。
また「古代の秘密」によってツングースカの探検カードが消滅し、次の探検場所はヒマラヤ山脈となった。


 更にシドニーにゲートが開き、その中から禍々しい怪物が姿を現した。
「星の落とし子」
要するに「クトゥルフの落とし子」であり、超強力なのは勿論、突発イベント時にはサイの目1か2で破滅トークンを1マス進めてくる。
世界の終末は近い(汗)

 しかしこんな時に限ってジャクリーンは質問無しで武器を売るという怪しい業者に引っかかり、案の定それは偽装警官で、捕まって監禁されてしまった(汗)

 ローラはローマで「ノフ・ケー」と対決。
これを倒し、ゲートを閉じるための異世界遭遇に挑んだ。
 ドリームランドの入り口で、僧侶ナシュトとカマン・ターに声里上の探索は危険だと警告されるが、精神力でこれを突破(精神力-1判定)。しかしドリームランドでのムーンビーストとの戦いの末、月の森に迷いこむ。
体力点-2&行動不能。
ここではっと気付く。ローラは体力の残りが2点しか無い(汗)


 ローラ・ヘイズ、ローマに死す(汗)
初めて探索者のドロップアウトが出てきたので、説明しておく。
まず探索者がドロップアウトすると、その時点で破滅マーカーが1マス進む(汗)
しかし実はローラは死んだわけではない。
体力が0になると、探索が続行不可能なまでの身体的ダメージを受けたと見なされる。
するとその状態になった場所の一番近い都市マスで待機状態になる。
ローラのプレイヤーは、新しい探索者を選んでゲームを続行する。
ドロップアウトした探索者のコマがある都市に入った探索者は、その探索者との遭遇を行える。
その結果多くの場合ドロップアウトした探索者の所持品全てが手に入り、展開によっては破滅マーカーを1マス戻すなど、更に嬉しい特典があったりするのだ。
ちなみに正気度が0になった場合も同じ処理を行うが、各探索者にはそれぞれの状況に応じたドラマが用意されていて、更にストーリーに深みが出るように工夫されているのは流石。

 というわけでローラが脱落してしまった。
こんなことならせめてローラに2回はクエストを進めておいてほしかったが、状況にその都度対応していたらこうなってしまったのだからどうしようもない。
 そしてこのラウンドの神話カードで「古代の秘密」が更に進み、ヒマラヤ山脈の探検カードが消滅し、残りはアフリカ奥地のみになった。
次の突発イベントまでに「古代の秘密」を解決しないとゲームオーバーである(汗)

 新たな探索者は「アカチ・オニール」だった。
早速最後の探検場所であるアフリカ奥地へ。

 ジャクリーンは監禁状態から出られなかったので、チェンが助力カード「無線報告」を使ってアカチにクルートークンを渡した。
そしてアカチが「古代の秘密」の解決に挑むが失敗(汗)!
次の神話カードに突発イベントのアイコンがあればその時点でゲームオーバーという状況に追い込まれた(汗)


 チェンは汚職警官から賄賂をよこせと迫られ、しかるべきところに相談(影響力判定)したが失敗し、賄賂を支払うために債務を背負わされることに(汗)

 次の神話カードは突発イベントのない緑だった。
まだ戦える(汗)!


 ジャクリーンはローマでローラと遭遇。
「私は平気よ。ダーリン。それより自分の身を心配なさい」
ローラはホテルの1室で笑顔を浮かべていたが、彼女が苦痛をこらえているのはジャクリーンにはよく分かった。
ジャクリーンは彼女を病院に行くように説得した。
影響力判定成功。
ローラは大きくため息をつき、今までの体験をジャクリーンに話した後に病院へ向かった。
ジャクリーンはローラの所持品全てを手に入れ、破滅トークンを1マス戻すことに成功した。
こうして探索者ローラはゲームから完全に退場した。

 アカチは2度目の挑戦で、なんとか「古代の秘密」の噂を解決。
ギリギリでゲームオーバーを免れた。


 その次の次の神話カードが酷かった。
「祝福」カードを捨てなければ体力と正気度を2点ずつ減らすというもの。
元々「祝福」カードなど、滅多に持っているものではないのだ(汗)
結果ジャクリーンが脱落(汗)
そして破滅トークンは2のマスに(汗)


 更に突発イベント発生でチェンの債務の取り立てが来たのだが、それは単なる借金取りではなく、そしてモンスターより禍々しいなにかをまとった存在であり、それは破滅トークンを進めるか、闇との契約をするのかをチェンに迫った。
この状況でこれ以上破滅トークンを進めるわけにはいかず、闇との契約を受け入れるチェン・・・・


 新たな探索者「ダイアナ・スタンリー」が参戦。
元カルト信者だったという特異な経歴で身につけたスキルによって、同じマスにモンスター「カルト信者」がいれば、アクションを1消費すればそのマス全てのモンスターを捨て札にするか、カルト信者のみ他のマスに移すことができ、更に戦闘時、彼女と遭遇している間のみあらゆるモンスターの恐怖値は1になるという実は戦闘系の強力なキャラだが、今回は時間が無さ過ぎる気が・・・・(汗)

 チェンはローマのカフェで、ジャクリーンからの言付けだという彼女の所持品全てを受け取った。
またジャクリーンは重傷を負って動けないはずなのに、周りの人々が最近ジャクリーンに会ったというのでその話を聞き、どうやら彼女がチェンに託そうとしていた情報全てを受け取ることができた。
ジャクリーン完全退場。
 その次の神話カードで、破滅トークンは1のマスに(汗)
更にチェンの状態カード「パラノイア」と「闇との契約」のどちらも判定によって裏返ることに(汗)

 結果は恐ろしいものだった。
「パラノイア」の発病によって、体力を2点失った上に、「協力者」のカードを1枚捨てる。
そして「闇の契約」では、自分以外の探索者1人を生け贄に。
生け贄になった探索者は死亡(所持品も何も残さず消滅する)してしまう。
そしてチェンの残り体力は2しかなかった。
仲間を失うくらいなら、その前に自分が滅ぶことを選ぶのは彼女らしい選択だと言えるだろう。
※実はここも化夢宇留仁のルールミスで、本来はカード1枚ずつ効果を処理していくので、上記のように2つ並べて選択するようなことはできない。

 こうしてチェンもドロップアウト・・・(汗)
※この時点で破滅マーカーが1マス進み、ヨグ・ソトースが復活しているのだが、この時化夢宇留仁はそのルールをど忘れしていた(汗)

 ニュー探索者「ノーマン・ウィザーズ」見参(笑)
クルートークンを2個消費すれば、ゲートのあるマスにいるモンスター1体を倒すことが出来る。
また各ラウンドに1回、クルートークン1個の代わりに正気度を1消費することができる。
 クエスト解決に実に役に立つ強力な能力だが、あまりにも登場が遅すぎ(汗)


 その次の神話カードで破滅マーカーが0に届いた。
ヨグ・ソトース復活(汗)。
これ以降破滅トークンが進むことになったら、その数だけゲートトークンをこのカードの上に置く。
このカードの上に置かれたゲートトークンが3個以上になったらプレイヤーは敗北する。
ヨグ・ソトースを倒すには、まず3つのクエストを解決した後、ゲートのあるマスで「鍵にして門」のイベントを解決しなければならない。

 まずクエストを3つ解決しなければならないのだが、まだ1つ解決しただけ(汗)
結局2つ目のクエストの1/4をクリアしただけでヨグ・ソトースのカードの上にゲートトークンが3枚載った(汗)
よほどギリギリの状況でければ、ヨグ・ソトース復活=敗北と考えて差し支え無さそう(汗)

20160101



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