2016年2月28日 第55回月例ボドゲ会
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まずはcerberus氏持参の「ブラックストーリーズ ファニーデス」をお試し。
本シリーズの番外編的なもので、出題は全て実際にあった事件が元になっている。
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cerberus氏が出題し、化夢宇留仁、GO氏、それに久しぶりのヨハネ氏が解答・・・
だったが、全然正解できず(汗)
事実は小説より奇なり〜〜〜〜〜〜〜〜〜(汗)
ちうかそれに近いシーンが最近観た007映画であったよ!
次は「山上たつひこのガキデカゲーム」(笑)
今回より奇ゲーor変ゲーを1つ混ぜてみることにしたのだ。
ちうのも化夢宇留仁がなぜか持っていたり落札してしまったりしている奇妙なゲームがたまってきており、いつか誰かとプレイしてみたかったのだ(笑)
記念すべき(笑)第1回奇ゲーに選ばれた本作だが、前にソロプレイしてそれなりに面白いのは確認していた。
ちうかこの漫画家シリーズは総じてレベルが高いのだ。 |
全員がこまわりくんになってスタート。
・・・ちうかこの「こまわりくん」というキャラの香ばしいこと(笑)
今見るとこれが人気キャラクターだったのがにわかに信じがたい。
化夢宇留仁も原作は幼少の頃に少しだけ読んだだけだが、当時でもなんだか汚らしくて好感を持てなかった。大好きだったのは「マカロニほうれん荘」(笑)
システムは各自3枚所持しているいたずらカードに記されている標的にいたずらをして、3枚分成功したら勝利。
移動はルーレットで行うが、その結果には「カード」があり、そこが出てしまったら「がきデカカード」をひかなくてはならない。
「がきデカカード」には特定のキャラクターへのいたずらの禁止またはお題が描かれている。
前者はゲームの展開を左右し、後者では無茶ぶりで場を盛り上げる効果がある。
また「いたずらカード」には「どうぶつとけいカード」が1枚入っており、このカードはいたずら指示をしないので、持っている限りは勝利条件を満たすことができない。
しかしボード上のマスの半分あるタヌキマスに2人以上のプレイヤーが止まると、カードを引き合って交換するルールがあり、「どうぶつとけいカード」を押しつけられたり、現在いたずらができない対象カードを押しつけたりと、ここだけババ抜き的なプレイヤー間の熱いやりとりを生むようになっている。
いたずらの正否判定も傑作で、いたずらをするには対象の家に行かなくてはならず、家に着いたらいずらボード上で、標的に向かってコマを弾いて打ち、命中したら成功。しかし標的の前には2人の妨害キャラクターが立っており、彼らに触れたり標的を外したりしたら失敗で、「八丈島のキョン」(笑)マスに飛ばされてしまう。
これがまた実にいたずらっぽい雰囲気をうまく表現している。
そしていたずら対象がジュンちゃんモモちゃん、またはあべ先生だったりすると、なんとなくエッチでドキドキできたりもするという、まさに至れり尽くせりの完成度(笑)
実にシンプルなすごろくの延長でありながら、キャラクターもうまく活かして楽しむポイントもしっかり作ってある。
ゲームは化夢宇留仁が先行していたずらに成功し、その後誰も成功せず、とりあえず化夢宇留仁の勝利ということで途中終了となった。
今の感覚で言えば少し展開がとろいところはあるが、まだまだ逆転のチャンスはあったのにな〜〜〜(笑)
次は「チョコラトル」をプレイ。
アステカ文明を舞台に、カード分配による競りをメインに据えた、ちょっと変わったゲーム。 |
基本的には全員同じ内容であるカードセットの内から、場所に応じて選び出して数字を比べ、高い人がその場所の得点をもらえるというシステム。
判定は右下のなにやら立っているマスから左へ進み、左端から上に上がって右上まで進めば1ラウンド終了。
ボード中央に置かれているカードは生け贄で、ここだけはゲーム開始時に各自1枚のカードを出し、ゲーム終了時に得点する。
つまりここに出してしまったカードはゲーム中全く使用できなくなるのだが、勿論生け贄の得点は高いのでいいカードを出すかどうか迷うところ。
今回化夢宇留仁は思い切って最高に近い数値のカードを出した。
右の大きい方が神様チョコラトルで、この地域でトップだった人がこのコマを受け取ります。
左の小さい方は「老人」で、最下位だった人がこのコマを受け取ります。
これらのコマはこのラウンドの以降の判定で影響し、チョコラトルコマを持っている人は同点の時に勝利でき、老人のコマを持っている人は全ての判定で-1されてしまう。
化夢宇留仁はここでは一貫して最低の数値のカードしか出さず、最初から最後まで老人と一緒だった(笑)
その隣のサイコロが3個並んでいるところは「カカオ豆の収穫」地域で、ラウンド最初にサイコロを振って出た目のまま置いておく。
そして判定の際にはトップの人からそのサイコロを取り、それがそのまま得点になる。
つまり上位3名までが得点できる。
化夢宇留仁はサイの目が高い時だけ高いカードを出していた。
次が「テノチティトラン」
アステカの首都である。
トップの人は黒いサイコロを取る(後出しで入札数値に加算できる)か、小屋を建てる(他の地域の入札に+1されるが、ここでの入札では-1される)を得、2番手の人はトップの人が選ばなかった方を獲得できる。
ここではヨハネ氏がサイコロ獲得に燃えていたが、その後ここぞというところで振るごとに1を出して泣いていた(笑) |
こちらは「チョルーラのピラミッド」建設現場。
4段あって、それぞれの段が完成するごとに貢献度に応じて得点できる。
ここでは青のGO氏が建設に力を入れており、緑のヨハネ氏がそれに続く感じ。 |
左上の白いキューブが置かれているところが「カカオの飲み物の作成」地域。
トップと2位の人がそれぞれ得点する。
最下位の人は-2点。
だんだん得点が下がっていくので、化夢宇留仁は最初のみ高いカードで入札し、あとは最下位にならないようにだけ気をつけた。
次の山札が2つ並んでいるところが「Tachi」地域。
Tachiというのは硬質ゴムのボールを使ったバスケットボールとサッカーを足したようなスポーツらしい。
ここではトップと2位の人がカードを受け取り、自分の低い数値のカードと入れ替えることができる。
ちなみにカードは1地域につき2枚出すのだが(生贄以外)、ボードの周囲にある得点表示マスで、その時示している色によって、全員が一度に全ての地域に出したり、1枚だけだけ公開してから1枚裏で追加したりと、出し方が変化するようになっているのが面白い。
ゲームはGO氏のキューブが無くなりかけて急展開。というのも終了条件が、「ピラミッドの完成」または「誰かが40点に到達」または「誰かのキューブが無くなる」のどれかなのだ。
GO氏は化夢宇留仁とトップ争いをしており、先行していた化夢宇留仁を抜いたところだった。
そしてゲーム終了。
結果 化夢宇留仁44、GO氏36、cerberus氏31、ヨハネ氏28
最後の生贄の得点が大きかった。
というわけで今回は先行逃げ切り作戦が効を成したが、要素が多いので勝ち筋は他にもいろいろありそうである。
と言うか、最初の印象よりも考える要素が多くて面白かった。
またプレイしたい。 |
次はヨハネ氏のリクエストで「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」をプレイ。
ちうかヨハネ氏は攻略本まで書いている猛者である。
今回は氏のインストで。
なにしろcerberus氏と化夢宇留仁は全く忘れきっており(汗)、GO氏は全くの初めてである。
ヨハネ氏は10分で終わると豪語していたが、実際は説明だけで30分が経過したのだった・・・(笑) |
とりあえず青の「珍しい品」の生産と消費ができるようになった。
※生産物はカードを使わず100均で買ったキューブを使用している。
右上のGO氏は軍事国家らしい。
エイリアンの技術をメイン産業にしているcerberus連合。 |
軍国主義化がエスカレートするGO連合。 |
方向性の定まらない化夢宇留仁連合(笑)(右下)と、すごい勢いで勢力を拡大しているヨハネ連合(左)。
なんだかヨハネ連合はなにをどうやったのか分からないが、毎ターン大量のカードをドローしている様子。
ゲーム終了直前の様子。
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VPチップ |
ワールド |
合計 |
ヨハネ |
33 |
23 |
56 |
cerberus |
23 |
17 |
40 |
化夢宇留仁 |
15 |
14 |
29 |
GO |
1 |
22 |
23 |
流石に攻略本を書くだけのことはある(笑)
せっかくルールを分かりかけてきたところなので、もういっちょやってみることに。
今度はcerberus連合、GO連合共に軍国主義化。
ヨハネ連合は相変わらずすごい勢いで開発を進めている。
進歩カードばかりでまともな産業が無い化夢宇留仁連合(汗)
ちょっと軍事にも手を出したりして。
ちなみに全く同じカードが2枚出ているのはルールミスである。
完成したヨハネ連合。
全く相手にならない(笑)
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VPチップ |
ワールド |
合計 |
ヨハネ |
0 |
24 |
24 |
cerberus |
0 |
22 |
22 |
GO |
3 |
13 |
16 |
化夢宇留仁 |
0 |
15 |
15 |
あっという間に終わったのでVPチップを稼ぐ暇も無かった(笑)
やはりこのゲームはアイコンの分かりにくさが致命的だが、面白い要素はてんこ盛りなので、ぜひまたプレイしたい。
と言うかたまにプレイする毎にルールを忘れきっているので、忘れない内に再戦したいところ。
GO氏帰宅後、最後もヨハネ氏のリクエストで「アセンション」をプレイ。 |
このゲーム・・・・何回プレイしてもイマイチ感が強い。
ドミニオンを知らなければそれなりに面白いかもしれないが。
とにかく作戦を立てる要素がほとんど無いのが痛い。
しかし「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」と比べると、しばらくプレイしていなかってもすぐに思い出してプレイできるくらい簡単なところは優れていると言えなくもない(笑)
とりあえず目の前の選択肢を選んで、残った攻撃力でマーフィーズゴースト・・・みたいなやつ(笑)を叩いて手番終了の繰り返し。
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VPチップ |
カード |
合計 |
cerberus |
22 |
56 |
78 |
化夢宇留仁 |
33 |
38 |
71 |
ヨハネ |
26 |
41 |
67 |
拡張セット入れたらググッと面白くなったりするのかな???
おまけ。
陶芸家でもあるGO氏の作品。これは持ってるだけで正気度急降下間違いなし(笑)!
20160504 |