2020年6月7日
モビルスーツ(仮) 迫撃!トリプル・ドムをテストプレイしてもらった

 いろいろな事情があり、約10ヶ月ぶりにミドルアースのゲーム会に参加し、聯合艦隊さんに「エル・アラメイン」の対戦の後、テストプレイに付き合っていただいたので、その様子を紹介。
 初期配置。
このシナリオではマップ北端のどれかのヘクスをジオン軍が進入ヘクスとして指定し、それを見た連邦軍がガンキャノンとガンタンクをホワイトベースから発進させて4ターン分移動してからゲームが始まる。
画面はゲーム開始直前の様子。
下の黒いのはカメラのストラップの影で(汗)、左上のジオン軍の進入ヘクスを示すマーカーは切れてしまっている(汗)が、気にしないということで(汗)


 3ターン開始状態。
今回はジオン軍がガンキャノンとガンタンクに遠距離射撃をされるのを嫌って森の影に潜みながら慎重に進んでいたので未だ発砲は無し。
ガンキャノンとガンタンクはよく見えるようにジャンプしたりしている。
マップ下方から飛んできているのはミデア2番機。
このシナリオではミデアが3機登場し、1番機は最初からマップにいるマチルダ機で、残りの2機は指定されたターンに低空でマップ南端より進入し、そのまま当速度でマップ北端へ飛んでゆく。
またこのシナリオの勝利条件は、ジオン軍はガンダムかホワイトベースを破壊すれば勝利。
連邦軍はジオン軍を全滅すれば勝利で、10ターン終了時にその条件が満たされなければ、それまでに獲得した勝利ポイントで勝敗を決する。
ちなみにミデアは1機1VPで、ドムは1機5VPである。
したがってこの飛んできたミデア1機を撃墜し、あとは逃げ回っているだけでも勝てるかもしれないが、聯合艦隊さんは男らしく戦う方を選んだようだった。


 4ターンにはGアーマーがホワイトベースより発進した。
すぐに分離してGファイターとガンダムに。
 ガンタンクとガンキャノンはたまに視界に入ったドムに射撃したりしているが、遠距離なこともあってなかなか命中弾を得られない。
 5ターン目には接近してきたドムがジャンプして森林から飛び上がり、ジャイアントバズをガンタンクに発砲。
命中し、ガンタンクは回避を失敗。左腕に命中し、これを破壊した。


 このままではたまらんので後退するガンタンク。
ガンタンクの120mmキャノン砲は強力で装甲も厚く、ザク程度が相手ならまだ余裕があるのだが、ドムが相手となるとジャイアントバズの貫通力が強力すぎ、対してガンタンクの回避上限が低すぎ(5/汗)るので、いい的になってしまうのだ。
 ガンキャノンはビームライフルでドムと撃ち合うが、流石の黒い3連星は回避の成功率が高く、サクサクと回避しつつ反撃し、ガンキャノンの左肩のキャノン砲を破壊した。
更にその後左足にも命中弾を受けてダメージが生じた。
 やはり黒い三連星相手にはあの2機では力不足で、ここはすでにニュータイプとして目覚めつつあるアムロが乗ったガンダムをぶつけたいところ。
しかしこのシナリオではガンダムはビームライフルを装備しておらず、あるのはシールドのみ。
仕方がないので両手にビームサーベルを装備しつつ、一旦着地。


 6ターン。
焦った化夢宇留仁はGファイターをオルテガの乗ったドム3に接近させ、ビームキャノンを発砲。
見事命中したが、胴体に3ダメージで惜しくも撃墜できず。
 このシナリオでGファイターに乗っているセイラさんはまだまだド素人同然で、テレビでも分離したあとは戦闘から距離をおいていたのだ。
それをわかっていながらまぐれ当たりを狙ったつけは大きく、次の反撃であっけなくGファイターは撃墜されてしまったのだった(汗)
Gファイターの勝利点は5なので、連邦軍は少なくともドムを2機は破壊しないと勝てないという苦しい状況に追い込まれた。
 ガンダムはジャンプしてドムに接近するが、まだ距離がある。
Gアーマーのまま接近してから分離すればすぐに戦闘に入れたのだが、その場合分離前にGアーマーが撃墜されるとガンダムも一緒に破壊されてしまい、あっという間にジオンの勝利でゲームが終わってしまうのが怖かったのだ(汗)


 8ターン目にとうとうガンダムがドム3に接敵。
ビームサーベルで斬りかかるが、なんと2回とも回避されてしまう。
歯噛みする化夢宇留仁(汗)
このままでは時間切れになってしまうので、再接近したガンキャノンの射撃も命中するが、やはり回避されてしまう。
しかも先行していたミデア2番機が撃墜され、点差は6点に(汗)
残りは2ターンしか無い。
しかし9ターンには逃げにかかるドム3を追ったガンダムがビームサーベルをコクピットに突き立て、ようやく1機を撃墜。
それでもさっきのミデアの得点があるのでまだジオンが1点勝っている。
そうこうしているうちにガンキャノンがまた命中弾を受けて左脚に1ダメージ(汗)

 追うガンダム。逃げるドム(笑)。
ガンキャノンもガンタンクもなんとかドムを射界に収めようと接近。
しかしドムのホバー移動は速く、とうとうガンダムのビームサーベルが届くのは不可能に(汗)
しかし最終ターンには事件が。


 
なんとガンキャノンの240mmキャノンがマッシュの乗ったドム2に命中し、胴体を貫通して爆発。
土壇場に来て連邦軍の勝利ポイントが10に達し、ジオン軍の6を追い越したのだ。
慌てたのはジオン軍で、ここで近くにいるガンキャノンを倒しても、ガンキャノンの勝利点は3しか無いので逆転不可能。
もはや勝利のためには遠距離射撃でガンダムにジャイアントバズを命中させ、1撃で仕留めるしか無い。
そして最後のジャイアントバズは放たれ、見事命中。
しかしこんなこともあろうかと化夢宇留仁は温存していたシールドを使用。これでただでさえ10以下で回避成功だったのが、11以下で防御成功となる。
果たして化夢宇留仁の防御判定のサイの目は・・・なんと12(汗)
シールド防御に失敗し、しかも命中部位判定の結果、ジャイアントバズの巨大な砲弾はガンダムの胴体に命中。
装甲を貫通。それでもガンダムは主役だけあって4以下を出さないと爆発しない。
聯合艦隊さんの振った目は・・・3(汗)
ガンダム爆発(笑)

・・・というわけで最終ターンの逆転に次ぐ逆転で、ジオン軍の勝利で終了となった。
それにしても最後のサイの目はどちらも神がかっていた(汗)
聯合艦隊さんありがとうございました。
20200613


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