2020年5月4日
モビルスーツ（仮） ゼータの鼓動 テストプレイ
化夢宇留仁が開発中のガンダムの宇宙世紀を舞台にした戦術級ウォーゲーム「モビルスーツ（仮）」のシナリオ5「ゼータの鼓動」のテストプレイの様子。
シナリオは勿論、マップやデータカードなど、全て開発中のものである。そしてソロプレイである。
「ゼータの鼓動」は機動戦士Zガンダム第21話「ゼータの鼓動」で発生したカミーユのガンダムMkⅡとエマのリックディアスに、ジェリドの乗ったガブスレイが襲いかかるというシチュエーションを再現しており、映像ではマウアーの加勢もあってガブスレイ2機が圧倒的な強さを発揮してガンダムMkⅡとリックディアスを撃破するが、ロールアウトしたばかりのZガンダムが助けに来る。
初期配置。
実はこの日これが5回目のプレイである（汗）
上記シチュエーション説明で違和感を感じた人もいるかと思うが、このシナリオはバランスが厳しい。
いくら新型可変MSであるガブスレイに乗っているとは言え、ニューホンコンでサイコガンダムとも戦ったカミーユをジェリドが圧倒？
そして上では書いていないが、エゥーゴにはネモ3機とZガンダムを運んできたスーツキャリアも増援として現れる。
要するに戦力的に圧倒的に負けているティターンズが、途中までとは言えエゥーゴを圧倒するという展開に無理がありすぎるのだ。
その結果ガブスレイがあっけなく撃墜される展開が続き、バランス調整をしながらやり直していたら5回もプレイすることになってしまったというわけである（汗）。
上記初期配置も最初にプレイした時とは変わっている（笑）
第1ターン
イニシアティブはティターンズ。このシナリオでは6ターンまではティターンズにDM+2がつく。
さてマップ北（画面左）から飛んできているのがモビルアーマー形態のガブスレイである。
まずは先手をエゥーゴに譲る。
このシナリオのティターンズの勝利条件はガンダムMkⅡとZガンダムを倒すというこれまた無理っぽいもの（笑）で、そもそもテレビでは一方的に倒していたMkⅡだけでもなかなかの強敵である。
エマの乗ったリックディアスが前進して接近する。クレイバズーカは威力は十分だが距離があると命中率が低すぎるのだ。
ガブスレイは長距離での命中率も威力も高いフェダーインライフルを装備している上、これまでのプレイではすぐに接近して酷い目にあっていたので（汗）、 接近したくない。
1歩だけ前進してモビルスーツ形態に変形した。
このゲームで可変MSはだいたいにおいてMA形態では移動力に優れ、MS形態では攻撃力に優れる（アクション上限数がMAよりも高くなる）という仕様になっている。
そしてガブスレイMA時のアクション上限値は2で、MS時は3。
MA時にはサイズ修正-1がつくというメリットもあるのだが、やはり攻撃機会が1.5倍も違うと敵前でMA形態ではいられない。
ガンダムMkⅡは前進して接近。
こちらはビームライフルの威力は超一流だが、命中率はもう1つなので、長距離でガブスレイと撃ち合うのは避けたいところ。
第2ターン
イニシアティブはエゥーゴ。
ガブスレイが近寄ってこないせいでまだ距離があるので、ティターンズに先手を譲る。
 ティターンズとしてはこのターンにイニシアティブを取れなかったのは非常にきつい。先に行動終了してしまうということは、接近して無理やり攻撃するか、なるべく距離をとったままで我慢するかの2択を迫られている状況である。
しかしここはこれまでのプレイの経験を活かし、接近せずに我慢を選択。
挟み撃ちとかされたら嫌なので、右前方に移動した。
ところで小さくて見にくいが、各ユニットにくっついている水色の矢印のマーカーは、慣性方向マーカーである。
このゲームではこれを使って慣性の法則を簡易的に導入している。
機体の向きを変えるのと慣性方向の向きを変えるのは別な行動として処理し、なにをしても慣性方向に1ヘクスは前進するようになっている。またそのユニットの移動開始時に機体の向きと慣性方向が一致していた場合のみ、前進時に1移動力で2ヘクス進むことができる。
ガンダムMkⅡは前ターンからの慣性を利用し、4移動力で8ヘクス前進したところでビームライフルを発射。
MkⅡのライフルは発射時に威力を強弱の2種類から選ぶことができる。強の場合は1発で残弾を2消費する。
今回はそれを2連射したので、残弾を4消費し、残りは3となった。
MkⅡはとにかくこのビームライフル強の威力が全てと言っていい機体で、これを食らったら無事でいられる機体はそうそういない。しかし今回は（幸いにも/笑）ハズレ。
MkⅡは更に前進し、ビームライフル強を1発発射。これは命中し、ジェリドは気合の回避でなんとかかわした。
MkⅡは最後の前進後、ビームライフル弱を1発発射。これで残弾0。ジェリドはこれもなんとかかわした。
次はエマのリックディアスが同じく前進してクレイバズーカを発射するがハズレ。更に前進しての射撃もハズレ。
エマのアクション上限は2なので、これで終了。
ティターンズ的には最初の危機をしのぎきった感じ（笑）
第3ターン
イニシアティブは再びエゥーゴ。歯ぎしりするジェリド（笑）
ガンダムMk2は2アクションを使用してビームライフルのカートリッジを交換し、ガブスレイに向かって1歩前進。
 そのまま撃たれるのをぼ～～～っと見ているわけにもいかないので、ジェリドは防御射撃でフェダーインライフルを発射するが、ハズレ。背筋に冷たいものが走るジェリド（笑）
ビームライフル強が2発発射され、1発命中。必死で回避するジェリド。なんとか成功（汗）
MkⅡは更に接近してきたので、再び防御射撃。
しかしハズレ（汗）
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 ここで天の助けマウアーの乗ったガブスレイ2番機がMA形態でマップ北（左）端より登場。
いきなりフェダーインライフルをぶっ放し、MkⅡに命中！
カミーユはとっさのことでシールド防御に失敗し、胴体に命中。
フェダーインライフルのメガ粒子はMkⅡの装甲を楽々貫通し、誘爆。
ガンダムMkⅡは光球となった。
ガブスレイ2番機は2歩前進してMS形態に変形。
かっけ～～～～～（笑）
リックディアスはガブスレイ1番機にクレイバズーカを発射するがハズレ。カミーユの最期を見て動揺したか（笑）
その後1歩前進したところをガブスレイ1番機がフェダーインライフルで防御射撃。
これは命中したが、エマは回避成功。
更にガブスレイに肉迫し、クレイバズーカを発射して命中。
エマの気迫に気圧されたのか、ジェリドは回避を失敗。右足に命中。誘爆は免れたものの右足は破壊された。
もうアクションが残っていないガブスレイ1番機はリックディアスの側面に回り込んだ。
第4ターン
イニシアティブはティターンズ。
マウアーの登場からいきなり戦場の流れが変わった。
勢いに任せてガブスレイ1番機は両肩のビームガンをそれぞれ2連射。
ビームガンは威力はフェダーインライフルには敵わないものの、連射が効くので近距離なら複数命中で大きなダメージを与える可能性があるのだ。
結果2発が命中し、リックディアスは1発目はかわしたものの、2発目が左足に命中。なんと足のDCPチェックに失敗し、これまた光球となった。
一時的にマップ上からエゥーゴユニットが無くなったが、このターンには3機のネモが増援として現れる。
まずはネモ1番機がマップ南（右）端から進入し、前進。ネモのビームライフルでは長距離では命中率も威力も話にならないので、そのまま終了。
ガブスレイ2番機も全速前進してネモに接近。
6ターンにはZガンダムが登場する。それまでにネモの数を減らしておきたい。
その後ネモ2、3番機も進入し、前進した。
第5ターン
ネモ2番機が前ターンからの慣性を利用し、高速で接近。
ガブスレイ2番機はフェダーインライフルで防御射撃を行うが、ハズレ。
ネモ2番機はビームライフルを3連射。1発命中したが、回避した。
テレビ画面で反動もなく撃ちまくっている描写が多いので、ネモなどの量産型MSの持っているビームライフルは1アクションで3連射できるように設定されている。
これがなかなか曲者で、元々の命中率はよくないのだが数撃ちゃ当たる式でそこそこ当たり、威力も大したことはないのだが近距離で食らうと最悪3回装甲貫通ということにもなりかねないのだ。
ガブスレイ2番機は反撃でフェダーインライフルを発射。命中したがシールド防御され、ダメージは無かった。
ネモのやっかいな点として、このシールドも大きい。
通常は装甲6なのだがビームコーティングが施されており、ビーム兵器に対しては装甲7扱いとなる。
これはフェダーインライフルでも貫通は出来ても3の耐久力を消費させるのはなかなか難しいのだ。
ネモがさらに接近してビームライフルを連射。しかし今度は外れた。
ガブスレイ2番機は1歩前進後、フェダーインライフルをネモ2番機に発射。
命中するが再びシールド防御され、しかもダメージ無し（汗）
そんなはずは無いのだが、ネモがガンダムMkⅡより硬い気がする（汗）
ネモ3番機も突っ込んできてビームライフルを乱射。
1発命中するが回避成功。
更に撃つが、やはり1発命中して回避成功。
ガブスレイ1番機は右前方へ突進し、ネモ2番機にフェダーインライフルを発射。
命中するがやはりシールド防御され、2ダメージ。
更に射撃。今度はシールド防御失敗し、胴体に命中。DCPチェック失敗で爆発。
左旋回して今度はネモ3番機に射撃し、シールド防御されて1ダメージを与えた。
マップ南方に残っていたネモ1番機は突進してガブスレイ1番機にビームライフルを乱射。1発命中。
ジェリドの回避は失敗し、胴体に命中（汗）。しかし幸いにもダメージは無かった。しかし下手したら死んでた（汗）
ガブスレイにもシールドが欲しい（汗）
更に前進してビームライフルを連射するネモ1番機。1発命中したが今度は回避に成功した。
第6ターン
イニシアティブはティターンズ。
このターンからZガンダムとスーツキャリアが登場する。
それまでになんとかしてネモの数を減らしたい。
ガブスレイ1番機はネモ1番機にフェダーインライフルを発射。命中し、シールド防御にも失敗。しかも胴体に命中し、誘爆するかと思われたがそれには耐え、3ダメージですんだ。
反撃にビームライフルが乱射され、1発命中するがこれを回避。
 ジェリドは焦って再びフェダーインライフル。命中するがシールド防御されてダメージ無し（汗）
反撃のビームライフルは2発命中。ジェリドは必死でなんとか2発とも回避した。
ネモ1番機のアクションが尽きたので、ジェリドは全力で接近して肩のビームガン4連射。
結果は1発命中したがシールド防御され、ダメージ1。しかしこれでようやくネモ1番機のシールドは破壊された。 |
 マップ上のあらぬ方向にぽつんと現れた機影。それはそのまま高速で中央に向かって突き進み、ビームライフルを発射した。
放たれた2本のビームの1本はガブスレイ2番機に命中。マウアーは側面だったこともあり反応が遅れ、ビームはコクピットに直撃し、破壊した。
そのまま前進して今度はガブスレイ1番機にビームライフルを発射するウェイブライダー形態のZガンダム。
しかしこれは距離もあったので外れた。
愕然とするジェリドだが、すでにこのターンのムーブは終了している。
ネモ3番機がガブスレイ1番機に接近しつつビームライフル。
合計6発発射して内4発が命中したが、怒りに燃えるジェリドは全て回避した。
アクションの尽きているネモ1番機は移動のみなのでガブスレイの背後へ回り込んだ。
最後にスーツキャリアもZガンダムと同じ方向から進入。
第7ターン
このターンよりイニシアティブ決定ダイスのティターンズへのDMもなくなり、エゥーゴがとった。
ネモ1番機がガブスレイの背後からビームライフルを連射。1発が命中し、背後からで5以下の目が必要だったが根性で回避成功するジェリド。
ここでジェリドは迷う。
ガブスレイの両肩のビームガンは射界が全周囲という優秀な武装で、今のネモの攻撃に対して反撃が行える。
しかし今反撃すると貴重なアクション数が減ってしまい、その分Zガンダムに対する攻撃回数が減るということ。
勝利するためにはZガンダムを破壊しなければならない。
しかしネモ1番機のアクションはまだ1残っており、今度背後から撃たれたら回避できる可能性は低い上に、この距離では装甲も貫通される。
やられてしまっては敗北なのだし、ここはやはり反撃でネモを破壊する可能性に賭けるか？？？
悩んだ挙げ句にジェリド（というか化夢宇留仁/笑）がとったのは反撃しないという選択だった。
ネモ1番機はガブスレイの背後にピッタリとついて、ビームライフルを連射。
1発命中し、今度はやっぱり回避失敗。
胴体に命中して誘爆し、ジェリドは光球となったのだった（笑）
完全に選択ミス（笑）
まあ反撃していたとしてもやられていた可能性の方が高かったと思われるが。
20200505
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