2005年1月26日
ドイツ戦車軍団 ダンケルク

 前回なんだかよく分からない内に連合軍が一網打尽にされてしまったので、今回は慎重に後退しながら防御してみようと思う。

 ドイツ軍の作戦は基本的に変わらない。
とにかく前進し、連合軍を包囲する。
北方は前回よりも更に戦力を裂かず、早々に南下して戦線だけ維持する。
ただし前回は北方で情けないミスで失ったユニットがあったので、陣形には気をつける。
そんなところか。

 1ターン目/1940年5月14日
ドイツ軍ターン。
 作戦通り実行。
  攻撃の結果はふるわず、ミューズ川付近では敵を撤退させて渡河に成功したが、敵の1部隊も殲滅できなかった。
サイの目悪すぎ(汗)。

連合軍ターン。
 南の防御線はバラバラにされたが、全滅した部隊が無かったのは運が良かった。
これなら敵の包囲まで結構時間が稼げそうだ。
しかし今回は南方の部隊は全て混乱していてまったく命令が伝わらない(汗)。
 全体の作戦としては、北方は最小限の部隊だけ守備に残して、全体的に南下。
次ターンには西に後退しつつ戦線を張りたいところだ。

 2ターン/5月16日。
ドイツ軍ターン。
 北方の部隊はとにかく南下。南に敵部隊がうろちょろしているが、なるべく構わないようにしてマップ中央へ向かう。
敵に戦線を張られてしまうと、逃げ切られてしまう可能性が高い。
 今度の攻撃では敵3部隊を殲滅した(勝利ポイント+3)。
しかし南端の戦闘は4:1という圧倒的な戦力で攻撃しているというのに、C(小競り合い。現状のまま)という情けない結果に終わってしまった。

連合軍ターン。
 ほぼ計画通りに進んでいる。
戦線をはるべく、南東へ移動する。
まだ南方は戦力が足らず、戦線どころではない。
  中央南端に登場した待望の増援は歩兵軍団だった。

 3ターン/5月18日。
ドイツ軍勝利ポイント3
ドイツ軍ターン。

 とりあえず南東の端に生き残っている敵歩兵軍団が邪魔で仕方がない。
しかしマップギリギリのところにいるので、包囲してマップ外に後退させても勝利ポイントにカウントされない。ほんとに邪魔なやつだ(汗)。
もう無視することにする(笑)。
 連合軍の動きは統制がとれており、奇襲を受けた直後とは思えない。
なんとか戦線を張られる前に西にぬけなければ。
 とりあえず防御線の一端になろうとしていた装甲部隊を4ヘックス後退させるのに成功した。

連合軍ターン。
 計画通り進んでいる筈なのだが、我が部隊は移動力があまりにも鈍く、なかなか戦線を張り切れない。
だが増援で到着した2部隊が装甲部隊だったので、なんとか道をふさぐことは出来た。
南はガラ空きの上に、敵の戦力と比べるとあまりにも貧弱な戦線だったが。

 4ターン/5月20日。
ドイツ軍勝利ポイント3
ドイツ軍ターン。
 南からちょこちょこ現れる敵の増援が邪魔をして、部隊の進みが遅い。
戦果は敵2部隊を殲滅(勝利ポイント+2)。
しかし敵防御線の突破は充分ではない。包囲される可能性があって追撃できないところがあったのも大きかった。

連合軍ターン。
 やはり移動力が低すぎて戦線を張り直せない。
新たな増援の助けでなんとか張るには張ったが、また1ターンしか保たないのは間違いない(汗)。

 5ターン/5月22日。
ドイツ軍勝利ポイント5
ドイツ軍ターン。
 この調子ではいつまでたっても敵の逃走路を遮断できない。
だが敵の増援を、最初の攻撃でうまく後退させるのに成功すれば、次は包囲攻撃を行える。
これを突破口にしなければ。
南東の敵部隊も、挟み撃ちにすれば殲滅できそうだったので、思い直して包囲にかかった。
 南西の2段階攻撃は、最初の攻撃は成功したのだが、次の大事な包囲攻撃でCが出てしまった(泣)。

連合軍ターン。
 更に戦線を西に移動させ、最後の増援2部隊も協力し、それなりに耐久力のある防衛線を張ることが出来た。
南東の孤立部隊も、1:1で攻撃をしかけて敵を混乱状態とし、次ターンで包囲されるのは逃れるのに成功した。
このまま終了したとしたら、ドイツ軍の勝利ポイントは7で、勝利条件の35には遠く及ばず、我が軍の圧勝となる。

 6ターン/5月24日。
ドイツ軍勝利ポイント5
ドイツ軍ターン。
 とうとう敵の逃走路を封鎖できなかった。
勝利のためには敵を28戦力分殲滅しなければならない。
しかし包囲無しで敵を殲滅できるのは戦力比4:1からである。それでやっと1/6の確率である。
なんとか4:1の戦力比に出来るのは、目標は2戦闘力の部隊になるが、それは8ユニットしかおらず、全てを殲滅できたとしても勝利ポイントは16。すでに包囲しているユニットを加えても、合計で23。
つまり勝利は不可能である。

 前回とはまったく逆で、連合軍の圧勝で終わった。
前回の反省を生かした後退防御が実に効果的だった。化夢宇留仁は防御の方が向いているのか?
まあ戦闘後前進が1ヘックスのみのルールでは、なかなか一気に戦線を崩すのは難しいので、戦線さえ張れれば防御は簡単だとも考えられる。
 それにしても気になるのはゲームバランスで、連合軍が防御を完璧にすれば、ドイツ軍には勝ち目はないのだろうか・・・?
エル・アラメインと同じ状態に陥ってる(汗)。


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