2005年2月10日
EWE ミッドウェー沖海戦

 前回に引き続いてEWEシリーズの登場。
このミッドウェー沖海戦は、索敵ルールがあるにも関わらず、ソロプレイ可能という変わったゲームである。
なぜそんな事が出来るかというと、策敵される側であるアメリカ軍も自分の艦隊の場所が分からないシステムなのである。
アメリカ軍はマップ上の9箇所のエリアのどこかにおり、発見されて初めてどのエリアにいるのか決定されるようになっているのだ。
 それはそうと、化夢宇留仁はこのゲームをオークションで買ったばかりで(今日届いた/笑)、なにがなにやら全然分かっていない。
そう言うわけで、今回のプレイはルールと展開を覚えるためのテストプレイである。

ベージュのユニットがアメリカ軍。濃い灰色が日本軍である。
アメリカ軍のユニットはミッドウェー島にいるもの以外は、全て盤上右上の9つのエリアのどこかにいるということになっている。

 ●1ターン
日本軍ターン

 天候は晴れ。
早速哨戒機を飛ばしてアメリカ軍を探すが、見つからなかった。
どういう展開になるのかさっぱり分からないので、とりあえず勝利条件の一つであるミッドウェーに向かってみる。
 空母蒼龍と飛龍からは艦載機も発進させる。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
どうやら艦隊を移動させると無条件で日本軍に発見されてしまうようなので、船の移動は無し。
敵機がミッドウェーに迫っている。
迎え撃ったらミッドウェーが空になりそうだと思ったが、ルールを見てみるとミッドウェー島上にいると着陸状態と見なされるようなので、とりあえず戦闘機は発進し、敵艦攻を攻撃。
空母の戦闘機も援護のために発艦させた。
ランダムで決定される出撃エリアは1-C。一番右上のエリアで、敵は遠い。
やめておいた方がよかったような気がする(汗)。
 空戦の結果は引き分けに終わった(汗)。

 ●2ターン
日本軍ターン

 天候はスコール。移動力と戦闘に影響が出る。
悪天候にも関わらず、哨戒に成功!敵艦隊を2-Aエリアに発見した。
いきなり盤上に現れる敵艦隊。気のせいかさっき発艦したはずの戦闘機隊よりも前進している(笑)。
 まさかこんなに早く発見できてしまうとは。こんなことなら97式艦攻に雷装させておくんだった。
しかし敵空母に爆撃は可能・・・と思ったらスコールでは不可能だった(汗)。
ミッドウェーにも晴れなら届くのだが、スコールでは移動力が足らない(汗)。
仕方がないので艦隊と爆撃機隊は南下。
また赤城と加賀からも全機発進させた。
 唯一敵戦闘機ワイルドキャットに攻撃を仕掛けた零戦は、見事敵を全滅させた。

アメリカ軍ターン
 晴れ。このゲームは各プレイヤーターン毎に天候が決まるのだ。
今回晴れと言うことは、アメリカ軍は自由に攻撃できると言うことである。
これで史実通りの展開になるかと思ったが、敵にはまだ距離があり、攻撃隊を出そうにも届かなかった。
そこでミッドウェーを防御するべく展開させる。

 ●3ターン
日本軍ターン

 またスコール(汗)。
なぜ日本軍の時だけスコールに(汗)?神風(汗)?
しかしとにかく攻撃しないと勝利につながらない。零戦は積極的に敵戦闘機に向かい、他の機体もミッドウェーと敵艦隊を射程に収めるべく接近した。
 零戦によるワイルドキャットへの攻撃は、2箇所あったが2箇所とも返り討ちにあった(泣)。これはやばい(汗)。

アメリカ軍ターン
 晴れ(笑)。
艦隊は南下。ミッドウェーの防御を固めつつ、ワイルドキャット隊は接近していた敵爆撃機を攻撃する。撃破成功。

 ●4ターン
日本軍ターン

 晴れ!
このままでは勝利ポイントで敗北してしまう。
なんとかこのターンに稼がねば。
とにかく出来る限り攻撃する!
 結果は大戦果!
爆撃機隊と雷撃機隊の載ったままの空母ヨークタウンとホーネットを撃沈!更に第17護衛艦隊も撃沈!零戦もドーントレス隊とデバステーター隊を撃墜した。

アメリカ軍ターン
 晴れ。
どうやらミッドウェー防衛に神経を使いすぎたらしい。空母はさっさと離脱するべきだった。
残ったエンタープライズが撃沈されれば敗北が決定する。
なんとか守り切りたいところだが・・・。
とりあえずエンタープライズを南下させ、航空機隊で周囲を囲んで防御する。
もはやミッドウェーはがら空きである(汗)。
 ワイルドキャットによる97式艦爆への攻撃は引き分けに終わった(汗)。

 ●5ターン
日本軍ターン

 またスコール(笑)。
しかしもはや勝利は決まったも同然である。
残念ながらスコールでは敵艦に攻撃できないが、ミッドウェーの基地に爆撃は可能である。
爆撃機3ユニットによるミッドウェーへの攻撃は、成功1。引き分け1。敗北1だった。

アメリカ軍ターン
 スコール。
どうしてよいのか分からない(汗)。しかしこのままゲームが終了しても勝利ポイントで敗北するのは間違いないので、とにかく敵艦隊へ向かうことにする。ほとんど特攻である(笑)。

 ●6ターン
日本軍ターン

 最終ターンである。天候はまたもやスコール(汗)。
これで残念ながら敵空母の全滅は不可能になった。しかしまだミッドウェー島の攻撃は出来る。
艦隊は念のために後退し、零戦は敵機に攻撃。ミッドウェーには再び爆撃機3ユニットが向かった。
 結果は零戦は敵ワイルドキャット隊を2箇所とも全滅させ、ミッドウェーでは99艦爆が1ユニット撃破されたが、残りの2ユニットは攻撃に成功。
見事勝利条件を達成した。

 やはりルールだけ覚えた状態ではゲームにならない(汗)。
そうか〜艦隊を接近させたら駄目なんだ〜。当たり前だが(笑)。
しかしアメリカ軍は結構難しいゲームである。ミッドウェーは放っておけばどんどん爆撃されるし、かと言ってこっちも敵艦隊を攻撃しないと勝利ポイントを稼げない。
まあ今回は予想以上に早くアメリカ艦隊が発見されてしまい、しかもミッドウェー島に近かったのが大きく響いたと思う。
運の要素が大きいが、色々な展開があって面白いゲームだと思った。
 気になるのは爆撃機や雷撃機が攻撃してからもまだ爆装したままなところである。
ゲームを簡単にするための苦肉の策であろうが、やはりイメージ的に苦しい。
ここはいったん攻撃したら空母に戻って装備し直さなければならないルールに変更したいところである。バランスをとるために航空機の移動力を上げる必要もありそうだが。


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