キャンペーンルールは他に「気絶」ルールがある。
普通に体力が0になっても、すぐには死亡にならないのだ。その生存者の次の行動終了時までに誰かが助ければ回収でき、次のシナリオからは再登場できる。
続けて追加されたルールを解説する。
画像はファーストプレイヤー・マーカーだが、見ての通り1日を24時間で割った表示板になっている。
マーカーを隣のプレイヤーに渡すごとに1時間進む。
そして夜の時間帯に入ると、全てのゾーンが暗室扱いとなる。
暗室では視線は1ゾーンしか届かず、射撃の命中には6の目が必要になる。
これは非常に厳しいルールだが、化夢宇留仁は拡張セットの旧シリーズのゾンビを使用できるルールも導入しているのだが、このルールとトキシック・ゾンビとの相性が最悪(最高?)で、隣のゾーンに接近するまで倒せない上に出目6が必要で、同じゾーンに入られたら倒しても1ダメージ食らうという悪夢のような強さに(汗)
ほんとにこれには苦労した。
元から存在する「懐中電灯」というアイテムはもちろん夜に威力を発揮する。
視界は1ゾーンのままだが、その光が照らしているゾーンは射撃のペナルティが無くなるのだ。
ただしその光は遠くからでも視認され、それを見たゾンビはアクションが+1されて突っ走ってくるという致命的な欠点も(汗)
あとはアイテムの種類に「シークレットサービスカード」が追加された。
これは指定されたゾーンでのみ探索でき、暗視ゴーグルや銃器類など、普通では手に入らないようなアイテムが手に入る。
ここからワシントンD.C.キャンペーン「首都感染」のシナリオを紹介していく。
シナリオ1 無理難題
俺達は最初の悲鳴が上がった時に近くにいた。次に銃声と警報。
ホワイトハウス周辺は小戦場となった。
ダイナーに閉じ込められている人がいるらしいぞ。

マップ6枚で、ダイナー(奥にある横長の建物)のドアを全て開け、目的カード(黄色の枠のあるカード。キャンペーンでは目的トークンの代わりにこれを使用する)を全て回収するのが目的。
生存者6人のスタート地点がバラバラなので、集合するまでがドキドキもの。
マップの中央にあるのがハンヴィーで、ここではシークレットサービスカードを引ける。
シナリオ2 誰も見捨てない
キャンペーンという性質上、これ以降はシナリオの内容を紹介しただけでもネタバレになるので、読む場合はそのつもりで。
軍とゾンビが大規模な戦闘を繰り広げているのを尻目に、我々は取り残されている人々を探して救出していた。

マップ6枚でできる限り生存者を探す。
キャンペーンシナリオは目的カードをめくるまで最終的な勝利条件がわからないシナリオも多く、これもその1つ。
シナリオ3 デフコン5:消える希望
ホワイトハウスの方が静かになり、ぞろぞろとゾンビたちが出てきた。
我々も脱出しなければ。

マップ6枚で、目的カードを全て獲得するのが目的だが、このシナリオは途中で大きな変化が待っている。
シナリオ4 戦場
ホワイトハウスから投射された投光器の光に引き寄せられてゾンビが集結している。
投光器を止めなければ。

マップ6枚。このシナリオからこのセットのオリジナルマップが登場する。
また新たな地形も設定されており、その1つが土のうで、人間は普通に通過できるがゾンビは通過できない。ただしゾンビも追加移動の場合は突破してくる。
もう1つは戦車で、一番奥のマップ中央に描かれているのだがよく見えない(汗)
戦車は視線も移動も遮るが、人間は2アクションを使用して上に登ることができる。やはり追加移動時にはゾンビも普通に登ってくる。
シナリオ5 デフコン4:驚愕の事実
とうとうホワイトハウスに進入した。
シェルターになる部屋はないか?

マップ6枚。ホワイトハウス内を探索し、電源を入れたり生存者を探したりするのだが、状況によっては出現ゾーンが5つになるので非常にきつい戦いになる。
選択次第でこのシナリオで登場するゲストキャラ。テイラー。
ホワイトハウスに勤務していた人らしく、なにがどこにしまわれているかとかに詳しい。
彼女の先導者は探索時に、通常物品かシークレットサービスのどちらか好きな山からカードを引ける。
テイラーが生存していればこのあとのシナリオでもずっと同行することになる。
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