ZOMBICIDE TOXIC CITY MALL


 協力型ハクスラ系ホラーゲームの拡張セット。
シティーモールを舞台に、毒性を帯びたゾンビをなぎ倒・・・せればいいのだが(汗)
 セット内容は新たな生存者が4人(?)、最初のセットの生存者の第2形態(?)が6体、シティーモールが描かれた両面マップタイルが4枚、瓦礫タイル6枚、バリケード4枚、その他カード類や細かいパーツ。


 やたらにでかいファーストプレイヤーマーカーフィギュアも追加された。
ちょっと邪魔になるくらいでかい(笑)



 プレイの様子の例。
モールよりもやたらに瓦礫が目立っている(汗)
また中央の駐車場というマップタイルは一切建物のない平面で、ここではゾンビが分岐時に増えまくる。そしてマッシヴ・ダークネスと同じく斜めは見えない(笑)


 瓦礫大小。
瓦礫は移動も視線も通さない。要するに単なる障害で、シナリオの都合上マップの通路の封鎖に使用される感じ。
まあビジュアル的にも文明の終焉感を少しだけ感じさせてくれるが。

 バリケード。
移動はできないが視線は通す。
ここまでは緑鬼軍の逆茂木と同じ。
バリケードと隣接したゾーンでゾンビが追加アクションを取得すると破壊される。
また生存者はドアを開けるのと同じルールでバリケードを破壊できる。
バリケードはミッションで指定されている場合のみ生存者が作ることもできる。
その場合は3アクションで未完成となり、更に3アクションで完成する。
画像は完成したバリケードで、未完成のデザインも裏側にある。

 本作のメイン要素の1つがトキシック・ゾンビ。
なぜか毒性を帯びたゾンビで、同じゾーンで倒すと毒の血のスプレーを浴びて1ダメージを受ける。
要するにFRIENS AND FOESの堕落オークゾンビと同じである。
攻撃力は1だが。


 トキシック・ウォーカー。未塗装or塗りかけ。
シーズン1より造形精度が上がり、データ流用っぽいところも無くなった。
上記の毒スプレー以外は通常のウォーカーと同じ。


 トキシック・ランナー。塗りかけ。
毒スプレー以外は通常のランナーと同じ。


 トキシック・ファッティー。塗りかけ。
毒スプレー以外は通常のファッティーと同じだが、上のランナーとともに数が少ないので、フィギュア不足による追加アクションを警戒する必要がある。
ちなみにファッティーはウォーカーの取り巻き(?)2人を連れて現れるが、トキシック・ファッティーはトキシック・ウォーカー2体を連れて現れる。

 トキシック・アボミネーション。塗りかけ。
この画像だとよくわからないが、着ているものはブリーフいっちょで、更になぜかピンク色のウサギのスリッパを履いている(汗)
生前はド変態だったらしい(笑)
 通常のアボミネーションに毒スプレーが追加されているのは同じだが、加えてゾンビフェイズ終了時にこれと同じゾーンにいる通常のゾンビは全てトキシック・ゾンビになってしまう。
これをやられるとあっという間にフィギュアが足りなくなり、次のターンにはトキシック・ゾンビ達がダッシュするという塩梅(汗)


 こちらは今回追加された生存者さん。

 全部塗りかけ。
左からリーダーの才能のあるニーマ、遠距離射撃が得意なデレク、荷物の取り回しがうまいラウル、鍵開けができるエルサ。


 そしてこちらが本作の目玉のもう1つ。ゾンバイバーになった生存者たち。
ゾンビものの定番として仲間がゾンビになって襲ってくるというシチュエーションがあり、当然ゾンビサイドでもそう来るのだろうと思ったら大間違いで、なんと彼らはゾンビになっても意識を保ってゾンビと戦うのだ!
特徴としてはなんと言っても身体の頑強さで、通常の生存者の耐力が2しかないのに対し、ゾンバイバーは5もある。ただし弱点もあり、技能のほとんども引き継いでいるが、イエローレベルになったときのアクション+1は他の技能に差し替えられている。つまり普通の人間よりも動きが鈍いのだ。さもありなん(笑)


 もちろんシーズン1の生存者全員のゾンバイバーバージョンもご用意。
こういうところはほんとにCMONは抜かりがない。

 シナリオの解説。
シナリオ1 巨大な瓦礫

 銃声が聞こえた。音からすると1人か2人の生存者がいるらしい。
助けに行くには巨大なショッピングモールを通り抜ける必要があるが・・・。
 いきなりマップ6枚の大規模シナリオ。生存者は1人または2人だが、どっちなのかは目的トークンをめくってみなければわからない。
そして1人だったら全ての目的トークンをめくらないと勝利条件を満たせない(汗)
しかし生存者を見つけるとそれが新たな仲間となるので、非常にワクワクするシナリオ♪
瓦礫は単に道を塞いでいるだけ。まあそういうルールなのだが(汗)

シナリオ2 死刑囚

 モールで食料や弾薬を補給する。しかしこの通りは異様にゾンビが多い。どうやらモールの奥になにかがいるらしい・・・。
 奥にはトキシック・アボミネーションがお待ちかねなのだ(笑)
こういう長細いマップで奥にラスボスという配置は、なんだか子供心をくすぐられて楽しい♪

シナリオ3 ゾンビスクエア

 ヘリコプターを発見したが、ゾンビが部品を持ち去っていた。
パーツを取り戻し、ガソリンも手に入れて飛び立とう!
 数え切れないくらいプレイしてなんとかクリアしたが、設定では初級難度となっている(汗)
画像の出現ポイントの配置を見ても、難度初級はありえないとわかりそうなものだが(汗)
そしてガソリンは最低でも2枚のカードを見つけて脱出しなければならないが、そもそもガソリンカードは2枚しか無いのだ(笑)
さらにそのガソリンカードを持ち帰らなければならないということは、火炎瓶を作れないということで、つまりメインのアボミネーションを倒す手段が封じられているのだ(汗)
一応今作より追加された44マグナムとホローポイント弾を手に入れれば倒すことはできるのと、3台停まっている派手な車の中のどれかに威力3(アボミネーションを倒すことができる)の「パパの銃」があるのだが・・・。

シナリオ4 ヘリポート

 ヘリコプターを駐車場に下ろした。
食料などを探し出して急いで離陸しなければならない。しかしヘリの音を聞きつけ、続々とゾンビが集まりつつある・・・。
 ノイズトークンの塊をヘリコプターとみなすのが面白い。
ヘリのお陰で装備を充実させる時間がとれるので簡単にクリアできる。難度は上級となっているが(汗)
唯一気をつけなければいけないのは、ゲーム開始時から8体のトキシック・ウォーカーがモール内に閉じ込められているので、こいつらをさっさと倒さないとフィギュアが不足してすぐ走ってくる(汗)ところ。

シナリオ5 モール襲撃

 何人かが気軽にモールに食料などを取りに行き、閉じ込められた。
救出に向かわざるを得ない。
 生存者の人数と等しい数の生存者が左上のゾーンにバリケードで守られて閉じこもっているのを助けに行くのだが、彼らに武器は無いのでバリケードが破られればひとたまりもない。
しかし頼りになるアサルトライフルは決まった場所にしか無く、それを取りに行っていたら間に合わないかも・・・という感じでジレンマが楽しい。
しかし生存者と同数の救出待ちの生存者ということは、6人でプレイしていたら最終的には12人になるということである。化夢宇留仁は4人の生存者で始めて救出後は8人になったが、管理がなかなかしんどかった。
まあ普通はソロプレイじゃないと思うが(笑)

 残りのシナリオはプレイ次第追記しようと思う。

シナリオ6 ゾンビ暴動

 バリケードでエリアを確保しようとしていたが、背後からゾンビの集団が現れた。
とにかく役に立つものを片っ端から回収して逃げるのみ。
 マップ9枚で最初からバリケードと多くのトキシック・ゾンビが配置されているシナリオ。
バリケードは生存者が2レベルに到達すると突破される可能性が出てくる。
なかなかハードそうな雰囲気だが、フォローしてくれる特別ルールも多く、最初の武器調達でつまずかなければ意外に楽勝な感じ。2024/2/4追記

シナリオ7 管理運営

 ショップを物色しながらモールを通って刑務所へ。
刑務所内の管理棟で緊急本部として使用されていた頃の書類を探す。
見つけたら逃げる!
 このシナリオよりPRISON OUTBREAKと組み合わせたシナリオになる。
盤上縦断を3回繰り返すドライブ感のある内容で、なかなか面白い。
20240206追記

シナリオ8 ぼろ切れ
 ゾンビと戦う日々が続くと、洗濯もなかなかできず、どうしても衣類がボロボロになる。
なんとかしてモールで衣類を手に入れたい。
しかしそのためにはモールの鍵を手に入れなくてはならない・・・。
 マップ8枚で横のスペースを大きく取る設定。
駐車場の真ん中で始まり、周囲の建物でモールの鍵と装備を整えてからモールに進入し、衣類とガソリンを手に入れてまた駐車場に戻って脱出。
これと言ってひねりがある訳では無いが、ストーリー感があってなかなか面白かった。
20240209追記

シナリオ9 ウルトラレッド地区
 警察署に強力な武器が多数保管されているらしい。
まずはモールに突入して皆殺しにあった警官の死体を漁って入り口の鍵を手に入れなくては。

 モール内に10個配置された目的トークンのどれかが警察署の鍵なので、運がよければあっという間に見つかる。しかし最終的にウルトラレッド武器を全て入手しなければならないのだが、それらはレッドレベルに達していなければ単なる荷物なので、レベルが低い内にたどり着いてしまうと意外にきつい。
20240210追記

シナリオ10 モール脱出
 モールから脱出する。しかしそのためには電気を通して配達用の出入り口の巨大なドアを開けなければならない。
発電機を動かすには3箇所のスイッチを入れる必要がある。

 最後のシナリオはマップ9枚の入り組んだ建物内で、まずは管理部への入り口の鍵を探し出し、その後はゾンビの集団を蹴散らしながら3つのスイッチにたどり着かなければならない。
出現ゾーンが5箇所もあるが、青と緑の目的トークンを見つけるとそれらのうち1つを削除できるので、実は大して難しいシナリオではない。
本作とPRISON OUTBREAKのシナリオは全体的にシーズン1より難度が下がっている気がする。
難しすぎるとクレームが入ったか(笑)?
20240211追記

 まだ全部のシナリオをプレイしていないが(20240211全シナリオをプレイした)、今のところとても面白いがタイトルのショッピングモールらしさをもう少し表現してほしかったかな。
それぞれの専門店ならではのアイテムを取りに行くとか、もっとシナリオで工夫できそう。
しかしそれ以外は普通に面白い要素ばかりで、モールの件も文句を言うほどではない。
 一番のポイントはゾンバイバーだが、これがなかなか微妙なところで、ゲームシステム的にはしっくり行っていないところもあるように感じる。
しかしなにより重視しているのはヒーローがゾンビになっても人間の心を持って戦い続けるというドラマツルギーだと思うので、そういう意味では素晴らしいアイデアだと思う。
あとパッケージデザインがゾンビサイド全シリーズを通して出色の出来(笑)

おまけ
 いつものカード類の日本語化シール。翻訳はいつものようにテキトー(笑)
ZOMBICIDE TOXIC CITY MALLカード日本語化シール

気楽さ 4
言語依存 3
 大した量は無い。
ソロプレイのしやすさ 5

 完全協力型ゲームなので全く問題ない
化夢宇留仁の好き度 5

20240114