アラクニッド
2001年アメリカ、イタリア/ジャック・ショルダー監督
兄が行方不明になった島への操縦を引き受けた、元海兵隊パイロットのマーサー。
しかし飛行機は不時着し、彼らは奇怪な変異をとげた蜘蛛に襲われる・・・。
引用度★★
はっきり言って作品的にはダメダメだが、奇妙な宇宙人も出てきて、コズミック・ホラーっぽい要素も。
シナリオ化の際は、舞台は現代。
アラクニッドの正体の設定は作ってやる必要はあるかも。
参考データ
アラクニッド成体 筋力(STR):3D6+10 敏捷力(DEX) :2D6+6 体力(CON):2D6+6 背中の爪以外はは1ラウンドにどれか1つを行える。加えて背中の爪はいつでも攻撃可能。 ※1 牙か背中の爪の攻撃が命中すると、目標は18の毒に耐久力で抵抗しなければならない。 ※2 糸はSTR18の強さで、抵抗ロールに成功しないと動けなくなる。 装甲:キチン質による装甲2 移動:8(壁面でも歩行可能) 正気度喪失:1/1D6 |
20080427
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
1984年アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督
「レイダース/失われたアーク」に続くシリーズ第2弾。
前作「レイダース」の1年前の出来事(というのは今知った/汗)。
チャイニーズマフィアにはめられたインディーは、インドで飛行機から飛び降りる羽目に。
なんとか助かったはいいが、狂気のマハラジャに支配された村から誘拐された子供達を見つける任務を負うことに。
連れは中国人少年ショートラウンドと、なぜかついてきてしまった歌手のウィリー。
ショートラウンドは頼りになるが、ウィリーはひたすらインディーの足をひっぱり・・・。
引用度★★
ストーリーをネタバレにしないように書くのがアホらしいほどの有名な作品であり、シナリオ化するにも本作を見たことのないプレイヤーを探すのに苦労しそう。
内容的にはほぼそのままシナリオ化可能だが、巻き込まれ型なので冒頭は変更の必要がある。
問題はこれと言った怪物的存在がいないことで、この辺は適当な神性を配置する必要があるか。
ニャルラトテップ、イグあたりがやりやすそう。
20080427
宇宙戦争
2005年アメリカ/スティーブン・スピルバーグ監督
現代のアメリカ。
冴えない港湾労働者であるレイは、別れた妻との間の子供二人との面会日にも冴えなかった。
そこに突然奇妙な嵐が。
続いて起こったのは、想像を絶する破壊と殺戮だった・・・。
引用度★★★
これまたハリウッド超大作。クトゥルフ・バイ・ガスライトに、原作の方のシナリオ化アイデアがあったが、ここではスピルバーグの映画版のシナリオ化を検討。
実はこれがほとんどそのまま活用できる。
元々主人公の視点でほとんど進んでいたこともあり、自作するのは冒頭部分を探索者の設定に合わせるくらい。
その際本編の映像(主人公視点のもの)をポイント毎にプレイヤーに見せると臨場感満点である。
一度くらいエイリアンに攻撃されて荒廃した街を逃げるという体験もしてみたい?
ウォーボット 筋力(STR):200 敏捷力(DEX) :5 ※1 人間に命中すると、即座に服だけを残して炭化。 装甲:装甲20 正常機能中は更にバリヤー200 移動:8/水中8 正気度喪失:1/1D6 |
20080427
宇宙モンスター/ハイスクール・パニック
1989年アメリカ/ルディガー・ポー監督
流刑囚だったアルマゲドン氏が、手違いで地球に到着。
彼は地球に終末をもたらそうとするが、とりあえず色っぽい女の子に手を出すので忙しかった。
ところでこれと言って取り柄のない主人公の青年は、あこがれのキャンディスと仲良くなる機会を探していた。
しかし学校で異常な事件が頻発し始め・・・。
引用度★★
たまには超B級作品の世界を楽しんでみてはどうだろう?
低予算でヘナヘナ映像目白押しなので、ゲーム中それをプレイヤーに見せて腰を砕けさせるのも一興(笑)。
シナリオ化は意外に楽で、探索者をこの学校の生徒と言うことにすれば、ほとんどそのまま使用できる。
アルマゲドン氏はニャルラトテップ氏に変更してもいいだろう(笑)。
舞台を日本にしても楽しめそう。
多数出てくるエイリアンや怪物のデータは自作すること(笑)。
20080427
エイリアン アタック!
2006年アメリカ/ジェフ・リロイ監督
コムテックス社でビーム兵器の研究を行っていたサラは、試作品で頭を撃ってしまい、それ以降人間に化けているエイリアンが見えるようになってしまう。
銃を奪おうとしたエイリアンを倒したサラは・・・・・・。
引用度★★
これまた安っぽいC級SF作品。
探索者の1人をコムテックス社の所員ということにすれば、導入はスムーズ。
自作が必要なデータは、電磁波ガン、エイリアン、エイリアンの宇宙船、変なDJとそのファン達(笑)。
20080427
SF ゾーン・トゥルーパーズ
ZONE TROOPERS
1984年アメリカ/ダニー・ビルソン監督
舞台は第2時大戦下のイタリア。前線に取り残された米兵達がドイツSSがなにかを調査しているところに行き当たる。
見つけたのが不時着した宇宙船。
ナイスガイぞろいの米兵は宇宙人と協力し・・・。
引用度★★★
そのままシナリオ化可能。
ただしそのままだとクトゥルフとはまた別のゲームになるが(笑)。
自作すべきはエイリアンの能力と、ドイツ軍、米軍の武器など。
20080427
エボリューション
2001年アメリカ/アイヴァン・ライトマン監督
アリゾナに落ちた隕石には、恐るべき進化の速度を備えた細胞が付着していた。
アイラ教授と政府の調査員アリソン達はウィルスの観察を続け、やがてそれが地球の全生命体の危機に繋がることを知る。
要するに宇宙からのバイオハザードのお話で、コメディタッチでCGI満載のまあまあの映画。
宇宙からやって来た細胞の進化の過程で様々なクリーチャーが登場し、見所は多い。
引用度★★★
そのままシナリオ化可能。
しかし様々な怪物が登場するので、自作するデータ量は多め。
20080427
ガルーダ
2004年タイ/モントン・アラヤンクン監督
バンコクの地下鉄工事中に、岩盤に突き当たり、そこに奇妙な化石のような物が発見される。考古学者である叔父に呼ばれたリーナはそれを今は亡き父の仮説を証明する発見だと感じて調査しようとするが、なぜか軍の特殊部隊が全てを取り仕切っており・・・。
引用度★★
基本的にそのままシナリオ化できる。
シナリオ化しにくいのは、むしろ舞台のタイの方。
いっそ日本かアメリカに舞台を変更した方が楽。
参考データ
ガルーダ(寝起き) 筋力(STR):25 敏捷力(DEX) :25 知力(INT):14 体力(CON):25 移動:10/飛行20 正気度喪失:1/1D8 ガルーダ 筋力(STR):35 敏捷力(DEX) :18 知力(INT):14 体力(CON):35 移動:10/飛行30 正気度喪失:1/1D12 どちらも同族の爪の化石に引きよせられる習性を持つ。 |
20080427
ゴーストシップ
GHOST SHIP
2002年アメリカ/スティーヴ・ベック監督
主人公のいるサルベージチームに、謎の漂流船の回収の依頼が。
その船は60年代に行方不明になった豪華客船で、その価値は計り知れず大喜びする一行だが、実は幽霊船だった・・・。
引用度★★★
まんまな出だしだが、その後の展開はミステリーに出来るので、ゲーム向き。
デッキプランは必要か。
しかしバラバラになって行動など、ホラー映画っぽい行動をしてもらわないと展開しにくいのが厳しいかも(笑)。
20080427
13ゴースト
2001年アメリカ/スティーヴ・ベック監督
火事のために妻を亡くし、財産も失った男に叔父の遺産として豪華な家が渡される。
喜ぶ娘、息子、家政婦と弁護士と共にその家に向かうが、その家には12体のゴーストが閉じこめられていた・・・。
引用度★★★
探索者の1人を相続人にすれば、すんなりと導入できそう。
あとはほぼそのまま使える。
家のフロアプランを自作する必要はあるだろう。
20080427
ジュラシック パーク
1993年アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ監督
恐竜の血を吸った蚊の化石から恐竜のDNAを取りだし、クローン恐竜を作る。
この方法で集めた恐竜たちにより、「ジュラシックパーク」というテーマパークが完成。
誇らしげに園内を案内する責任者ハモンドだが、 彼は恐竜たちと自然の力を過小評価していた・・・。
引用度★★★
招待されてそのまま島から出られなくなるという展開のままで、ほぼそのままシナリオ化できる。
ただしそのままだとクトゥルフらしいとは言い難いが。
20080427