Call of Cthulhu リプレイ

ホラーウォッチング(前編)

 ひきだしの中身さんの、シナリオ「ホラーウォッチング」のリプレイです。
チャットによってオンラインでプレイしました 。
※勿論ネタバレしているので、プレイ予定の方は読まないでください。

『海良井村ホエールウォッチングツアー』
 暑い夏、美しい海でのクルージングはいかがでしょうか?
 船上では釣り、誰一人いない大海原での海水浴、ナイトパーティー、そして何よりの目玉ホエールウォッチングが楽しめます。
 スケジュールは2泊3日。時間に縛られない優雅なひとときを雄大な海で鯨と一緒に過ごせることでしょう。
 案内役として、ツアーガイドが一人同行し、鯨たちの解説をさせていただきます。
 肝心の乗船「サン・ジェント」号は、定員12名。個室、バス・トイレ完備の大型クルーザーです。
 釣道具、ホエールウォッチング用の双眼鏡の貸し出しもやっておりますので、普通の旅行のように気軽な気持ちで参加してくだされば結構です。

探索者紹介

神楽坂千秋(かぐらざかちあき)
医者  33歳
プレイヤー・VALIS氏
(STR) 9  (DEX) 15   (INT) 14
(CON) 10   (APP) 13   (POW) 12
(SIZ) 11   (EDU) 17

耐久力 11  追加ダメージ +1D4  

言いくるめ(35) 医学(95) 応急手当(60)
回避(51)  隠れる(30)
コンピューター操作(45) 心理学(30)
人類学(51)  精神分析(80) 図書館(62)
目星(50) 歴史(41)

大学病院内の派閥抗争に疲れて休暇を取った敏腕外科医。かねてからの鯨好きが高じてこのツアーに参加した。

 

西山加奈(にしやまかな)
芸大院生  22歳
プレイヤー・酔っ払い(子持ち)氏
(STR) 9  (DEX) 11   (INT) 13
(CON) 11   (APP) 14   (POW) 14
(SIZ) 14   (EDU) 17

耐久力 13  

芸術「彫刻、造形」(46) 自動車運転(57)
ジャンプ(33) 信用(92)  生物学(22)
博物学(44) 他の言語「英語」(74)
他の言語『ドイツ語』(43)  歴史(23)
心理学(60) 目星(50) 聞き耳(45)

某芸術大学、彫塑学科に通う女子大生。
背が高く(185cm)、髪はショートカット。
いつも小汚い格好(Tシャツにジーンズ、M51フィールドジャケットを着ている)をしている為、
けして美人には見えない。
子供の頃遠足で山に迷い、そこで不思議な現象(※1)を体験してから、造詣に興味を持つ。
男勝りでアネゴ肌のため、そこそこ友人も多く、年上からは『愛嬌のある子』として可愛がられている。
少々頑固ではあるが、間違いを悟れば素直に謝る。
家は貧乏ちょっと手前のつぶれそうな鉄工所を営んでおり、子供の頃からそれらの工具は普通に扱え、彫塑で使う用具、または、鉄鋼に使う鉄の打ち抜き、トーチなどは職人並みに扱うことが出来る。
※1 遠足で山林の奥に迷い込み、夜間ごろ、黒い無数の物体が火花を散らしながら何かを造っているところを目撃。物体の異様さに言い知れぬ不安に駆られるも、自身でその物体を再現したいと思ったことが創作に目覚めるきっかけとなる。
発見当時、物体もそれらが作っていた創作物も見当たらず、加奈の話は子供の見た悪夢として片付けられてしまう。

 いつも山深い、要塞のようなコンクリート打ちっぱなしの大学から逃げたしたく、海原に出たかったという理由でツアーに参加。
鯨はどうでも良かったりする(笑


キーパーの独り言
 オンラインセッションの利点は、照れずに演技がしやすいというところです。
今回は男のプレイヤー二人共が女性キャラクターを演じるという気持ち悪い面白い展開になりました。
まさか二人とも女性で来るとは思っていなかったので、キーパーはシナリオの微修正に苦労しましたが(笑)。

K

皆さんはそれぞれ海良井村(かいらい)というところに集まっています。
ここがクルーズの出発点であり、主催しているところでもあります。
天候は快晴。まさにホエールウォッチング日和と言えるでしょう。
またこのツアーの料金は格安で、海良井村の村おこしも兼ねているのだろうと想像がつきます。
その海良井村の港に停泊しているクルーザーに乗り込んでいるところです。
海良井村の印象ですが、なんとなく陰気な村で、人気は少なくもないのになぜか静かです。
二人とも<アイデア>

60>60/70 成功

30>30/65 成功

K

では二人とも、海良井村には老人の姿がほとんど無いのに気付きます。

姨捨山があるんだね、きっと(笑)

(暗い洞窟に…<姥捨て)

(そうそう)

K

それはさておき(笑)、前部デッキに集まったところで、インストラクターらしい女性が話し出します。
「みなさん本日は当海良井村主催のホエールウォッチングに参加していただいてありがとうございます。天候にも恵まれましたし、楽しい旅になるよう私も努力させていただきます。まずはこれからみんなで一緒の船で旅をするわけですから、自己紹介をしたいと思います。」

  「まずは私、インストラクターの相田遼子と申します。よろしくお願いいたします。」
25歳くらいでしょうか。非常に美人です。

(私よりきれいね…)
K 「次は船長どうぞ。」
言われてもそもそと礼をするのは、よく日焼けしたおっさんですね。
「安川です。よろしく。」
「それでは次は・・・こちらの方お願いいたします。」と、加奈に振られます。
「あ、どうも、西山加奈です。ぼ〜〜としにきました。よろしくです」とぴょこんと頭を下げます
K 「はい。ありがとうございます。次はそちらの方お願いします。」と千秋に。
「大阪から参りました、神楽坂千秋と申します。こう見えてもお医者さんですので、何か体調が優れない場合は遠慮無くご相談下さい」
K 「ありがとうございます。お医者様とは頼もしいですわ。それでは次・・・」
(このツアーで病人が出たら船上で誰が対応するのかしら?:心の声)
K 「杉山です。よろしくお願いします。」
サングラスをかけたおっさんは、暑いのに長袖のシャツを着て、シャツのボタンも一番上までかけています。
次はカップルのようです。まず男から。
(あからさまに怪しい(笑) と心の中でくすりと笑います)
(杉山さんはあちらの筋の方なのかしら?)
K 「森脇です。」
これまたえらい色男ですな。
彼女の方は大人しそうな女性です。
「武宮です。」
以上で全員です。お客は合計5名ですな。
「はい、はいはい! 質問です!」
K 「はい。どうぞ。」と遼子。
「パンフレットには12名って書いてあったんですが、今回はこれで全員?」
K 「はい。今回はこれで全員です。ご参加りがとうございます。」
「私も質問よろしいですか?」
K 「はいどうぞ。」
「船上で病人が発生した場合どのように対応されるのでしょうか?相田さん、もしくは船長さんに医療の心得はおありで?」
K 「インストラクターとして簡単な応急手当は修得していますが、緊急時には港に戻ることになります。」
(あ、そういえば…と千秋の方を見ます。胸を押さえて『正露丸』を確かめます)
「わかりました」一応休暇中とはいえ、医療セットと簡単な医薬品は身って居ることにして良いですか?
K 了解です。<医療器具
「では他に質問がないようでしたら、皆さんを船内にご案内いたします。」
「俺は出航準備にかかる。」そう言って船長は船内へ。
「よろしくお願いします!」といって遼子についていきます。
K では船内を案内されます。
と言っても大した船ではないのですぐなのですが。
前部デッキから、横の通路を通ると後部デッキに出ます。
こちらは前部と比べると少し狭いです。
「あー、せっかくの休みなのに仕事の意識が抜けないのには困ったものよね」とぼやきつつ加奈に笑いかけます。一番喋りやすそう。
「いえ、いつも職業意識を持ってられるって素敵です」と目をきらきらさせて千秋に答えます
K 次に階下に降りてゆきます。
船室のドアが並んでおり、船の中央にはロビーがあります。
「このロビーが本船で最も大きな部屋です。皆さんご自由におくつろぎ下さい。」
さらに前の方に行くと船室があり、その先は操舵室に出ます。
操舵室では船長が準備を進めています。もういつでも出航可能なようです。
操舵室内にはドアがあります。船長の私室に繋がっているようです。
「調子悪かったらいつでも言ってね」
「はい、ありがとうございます」とにこやかに。
K

案内は以上です。次にクジで各自の部屋が割り当てられ、いよいよ出航と言うことになります。
「みなさん地上でやり残したことはありませんね?出航しますよ?」と遼子。

「地上には置いていきたいものばかりよ」笑って答えます。
「遣り残した課題はいっぱいありますけれど、お願いします(笑」
K

では出航します(笑)。


キーパーの独り言
 シナリオでは自己紹介は、出航後にロビーに集まってするようになっているのですが、なんとなく出航前にしてしまいました。
案の定イベントにゆがみが生じました(笑)。

 船上で病人が発生した場合の対処は、なにも無いと言ってしまうと信用に関わりそうだったので、急遽ああいう設定をでっちあげました。
ほんとは遼子に<応急手当>技能もありませんでした(笑)。

 また武宮鈴江ですが、シナリオでは竹宮になっています。
いつの間にか武宮になっていました(汗)。


K

今昼頃です。
昼食は軽く村でとりました。
ホエールウォッチングの目的地には明日の朝着く予定です。

とりあえず日焼けクリームを塗りたくります(笑)

甲板に出て、ぷらぷらと歩きまわります
片手にハイライトを持ちながら、タバコが吸えるところは…と

加奈ちゃんについていきます。
「一緒にいて良い?」
「あ、ええ、どうぞどうぞ」
K

夏の日差しに海風が気もちいいですね。
後部デッキには、杉山が1人で海を見ています。


キーパーの独り言
 シナリオでは杉山は前部デッキでくつろいでいることになっています。
これまたなぜか後部デッキにしてしまいました。
理由は不明(汗)。


遠巻きに杉山を見ながら千秋に…
「あからさまに怪しいですよね、あの人(笑」

「滅多なこと言っちゃダメよ、でも同感(笑)」
一緒にタバコを吸います。ショートホープ。
「あ、神楽坂さんも…。お互いキツイタバコですね(笑」
K

気配に気付いたらしい杉山が振り向きます。

超能力者か(笑)
K

ほんの少し二人を見つめてから、「どうも。気持ちいいですな。」

「そうですね、杉山さん…だったかしら?」
K 「はい。そちらは・・・神田坂・・・いや・・・」
「ええ、普段は山奥に住んでますので、気持ちいいですよね」とハイライトを差し出し、一緒にどうぞと。
K

「あ、いや私は吸いませんので。」

「あ、これはどうも^^;」苦笑いをして引っ込めます

「神楽坂ですわ」ニコ(商売的な笑み)
K

「あ、どうもすみません。忘れっぽいもので。そちらは西山さんでしたな。」

「ええ、西山加奈です。よろしくです」

「杉山さんも鯨目当てでいらっしゃったんですか?」
K 「どうぞよろしく。ええ。一度見てみたかったんですよ。」

キーパーの独り言
 杉山のイラストをそれっぽくしすぎました。
もっと違う方向に疑ってほしかったのですが(笑)。


K

杉山は海に向き直ります。
「海はいい・・・海は全ての生命の母なんだ・・・素晴らしい・・・」

「なんだかこう、絵になりますよね。渋い」と後姿をみて呟きます

K

ところでお二人は吸い終わった煙草をどうしますか?

もちろん、携帯灰皿に
海を汚してはいけません(笑)

あ、ポケット灰皿を携帯してます

K

二人とも<目星>

92>92/55 失敗

49>49/50 成功
K

千秋は気付きますが、杉山は二人の煙草がどうなったかを横目でチェックしていたようです。

(そうだと思ったわ、くわばらくわばら)
(狂信的自然保護主義者っぽい臭いが(笑))

(グリーンピース関係の人かしら…?、生命の母とか言ってたし)

(そうよねえ、ごにょごにょ)
(でも、いい人多いんですよ、グリーンピース。やることは極端ですけど…。と含み笑い)
(まあ、敬して遠ざけておくのが一番よ)
K 杉山は海を見ています。涼んでいるようにも見えます。
1時間もすると、どっちを向いても海しか見えなくなります。
他の人たちは近くにいますか?
K 後部デッキには他にはいません。
そのまま、加奈とたわいもない話を続けます。

「ちょっと、探検しませんか? どうせ帰ってくるまでやることないですから」

「そうですね、隊長!行きましょう!」
「隊長って(笑 神楽坂さんものりやすいんですね(笑」と
「休みの時くらい童心に戻りたいもの(笑)」
K 船内、前部デッキのどちらへ向かいますか?
「童心って…そんな歳じゃないですよ、もう」と腕を引っ張って前部デッキへ。
「隊長、歳のことは…(笑)」
K では前部デッキには、森脇と遼子がいて、なにかを話しているようです。

気楽に「こんにちは〜〜♪」

「こんにちは」
K

「あら、こんにちは。どうですか?船は気に入りまして?」と遼子
森脇は残念そうな気配です。
遼子は少し安心したような雰囲気。

「なかなか面白いですよ、漁船と調査船しか乗ったことがないもんで(笑」
「あら、彼女はどちらに?」イタズラっぽく森脇に微笑みます。
K

「あ?ああ、ロビーにいると思うよ。」と森脇
「君達は友達なのかな?二人とも美人だね。」

「美人ですって、神楽坂さん^^」と肘でつっつきます

「初対面の女性に容姿のことは言わない方が良いわよ(笑)
加奈ちゃんとはさっきお友達になっていただいたの」
K

「俺は正直だから、思ったことが口に出ちゃうのさ。」

「その調子で遼子さんも口説いていたの?」

(う、神楽坂さん、怖い(笑))

「加奈ちゃんも気をつけないとダメよ」ニッコリ
K

「へ〜、じゃ、俺も友達に加えてほしいな。え?いや、遼子さんにはこの旅のことを質問してただけだよ。」

「隊長、どうしますか?」と加奈に(笑)
K

「こんなところで出会うなんて、なかなか無いことだろ?みんなで楽しくいこうよ。」
ふと気付くと、船室から鈴江が出てきます。

「じゃあ、彼女さんも紹介してくださいよ。みんな一緒の方が楽しいですから」と森脇に軽く返します
K 「ああ、勿論さ。お、ちょうど来たみたいだ。お〜い、鈴江さんもこっち来なよ。」
(なんか生きている感じがしない美人ね)
「よろしくね」手を差し出します。
K 鈴江は戸惑ったようで、困惑したような顔をしています。
「あ・・あの・・・よろしくお願いします。」
(憂いを含んだ…ってあんな感じなんだろうなぁ…<鈴江の印象)
「こちらこそ、よろしくお願いしますね」明るくにっこりと
医者の本能的に体温など推し量ってみます。体調悪そうなので。
K 千秋は<医学>
58>58/95 成功
K 特に体調が悪いようには見えないです。元々人見知りがする性格なのでは?あとはなにか心配事があるとか。
K 「じゃあこれで俺たちは友達だな。遼子さんも!」と森脇。
「え・ええ、そうね。」と遼子。
「あなたはまだ保留(笑)」と森脇に。
K 「ええ?ひどいなあ」とピエロを演じて盛り上げようとしている森脇。

「男性を選ぶ権利は女性に、ですよね〜〜」と悪気無く遼子にいいます

「まずは女性陣で仲良くなりましょう(笑)」
「武宮さんも、鯨目当てですよね?」
K

「は・・・ああ・・・鯨・・・そうですね。」と鈴江。鯨には興味無さそうです。

「じゃあ、あたしと一緒? 世間から逃げる為に海へ〜〜とか(笑」と気分を明るくする為におどけます
K

「ちぇっそんなこと言ったら俺はあのむすっとした船長か、サングラスのおっさんとしか友達になれないのかよ。」と森脇

「そうね、あなたはまず杉山さんと交流を深めるべきよ(笑)」

「山奥にいるとオッサン趣味が出てきちゃって」とけらけらと笑います

K

「おっさんって、いつくから?俺もおっさんかもよ。」

「渋みが出てからです。いいんですよなかなか」と森脇に

K 「さすがに渋みはまだ自信ないな〜。」
「でしょ?」

キーパーの独り言
 まさかPC二人共が女性とは想像もしていなかったので、NPC達もとまどい気味です(笑)。
遼子はAPP18の美女なので、もっとPCの興味を集める筈だったのですが(笑)。


K 「すみません。ちょっと船酔いしたみたいなので、部屋に戻りますね。」鈴江が船室へ戻ろうとします。
「あ、送るわよ!」鈴江についていきます。
「いい薬も持ってるんだから」
K 「あ、いえ、結構です。少し休んだら治ると思いますから。」と鈴江。

立ち去る鈴江をみて、森脇に「ほっといてもいいんですか?」

「そうよ、あなた、彼氏でしょ?」
K

「え?すぐ治るって言ってるから、大丈夫でしょ?しばらくして出てこないようなら行ってみるよ。」

「ひどぉ」と攻めるような目で森脇を見ます
「はあ…、やっぱり、気になるから私が行くわ」後を追います
K

しかし千秋が鈴江の部屋の前まで来たとき、鈴江が頭を下げてドアを閉めるのが見えます。

鍵かけました?
K

鍵がかかった音は聞こえていません。

入っていくのもぶしつけだし、やめときましょう。
戻ります。
K 千秋は戻ってくるときに、操舵室で船長がキョロキョロしているのが目に入ります。
声をかけてみます「船長さん、どうされたんですか?」
K

「ああ、トビウオの姿が見えん。普通なら、キラキラと飛んでるのが見えるのだが」

「それは鯨も見れないって事じゃないんですか!」
血相を変えます(笑)
K 「鯨は大丈夫だと思うがね。保証は出来ないが。」
「トビウオさんも夏休みなんですよ(笑)」
K 「ふん・・・」
「それとも、何らかの天災の前触れとか?」
K 「さあな。」
あまりしゃべるのが好きではないようです。
では船長に挨拶して、みんなのところに戻ります。
K では全員<目星>
86>86/50 失敗

78>78/55 失敗

K

では後部デッキの方で、杉山の歓声が聞こえます。
「おお!素晴らしい!」

見に行きます。
「え、なになに?」と好奇心丸出しで、見に行きます
K

なんだなんだと森脇も向かいます。その後から遼子も。

「何かあったんですか?(グリーンピース)杉山さん?」
(緑豆決定(笑))
K 来てみれば、杉山が双眼鏡を覗いて感動しています。
「これぞ自然の神秘!待望の鯨だよ!」
ちなみに全員双眼鏡を借りています。
ん〜〜〜、と欄干につかまり、目を凝らせます
「え!どこどこ?」双眼鏡に目を当てます。
K 杉山の見ている方向を見てみると、確かに黒々とした巨大な生き物のようなものが遠くに見えます。動いているようです。
全員<博物学>
82>82/0 失敗

59> 59/44 失敗
「なんだろ…ぼ〜〜としか見えない??」


キーパーの独り言
 鯨(?)を見つけるための<目星>はNPCも全員失敗でしたが、海に注意していた杉山は気付いたことにしました。
気付いてくれないと話が進まないし(笑)。

 巨大生物を識別するロールは、シナリオでは<生物学>となっていましたが、前に化夢宇留仁もやった勘違いではないかと考え、<博物学>に変更しました。
鯨という特殊な生物の場合は<生物学>の方が正しいかもしれませんが。
 またプレイ中は気付かなかったのですが、<博物学>の初期値は10なので、千秋も他の技能と混乱していたのかもしれません。
どちらにしても失敗ですけど(笑)。


K

「すばらしい、なんて雄大な姿だ! 感激で、震えが止まらない」杉山は感動しまくっています。
確かに鯨のようではあるのですが、なんとなく質感が思っていたのと違うような気もします。

「感激するほど良く見えないんですけど…」
K

どちらかと言えばは虫類っぽいような・・・。

(ニヤリ)
「いいなぁ、杉山さんだけにみえて^^;」
K

「俺にも全然見えないな。」と森脇。

「ネッシーだったらどうする?(笑)」
「いや、ここネス湖じゃないし(笑」と片手で突っ込みを
「ナイスツッコミ!隊長(笑)」

キーパーの独り言
 プレイヤー2人はもちろん関西人です(笑)。
そしてキーパーも(笑)。


K

「ああ・・・沈んでしまった・・・・進行方向と逆だし、もう見えないか・・・」と杉山。

「杉山さん、あれ本当に鯨なんですか?」
ちらっと杉山の精神状態をうかがいます
K

「当たり前じゃないか。私ははっきり見たよ。いや〜、来たかいがあったな。」
<心理学>

75>75/30 失敗
97>97/55 失敗^^;
K

やがて日が暮れます(笑)。

沈み行く夕日を飽きずに眺めています。
K

簡単なパーティー形式のディナーがあり、それで今日のスケジュールは終わりです。

「ああ、お腹減っちゃった」
「さて、ごはん、ごはん♪」とディナーへ向かいます
K ではディナーです。
それなりに和やかに進みます。
(ディナーはロビー? それとも食堂ですか?<keeper)
(もしくはデッキ?)
K

ロビーです。食堂はありません。
明日の夜は前部デッキでディナーの予定です。
杉山はまだ感動さめやらないようで、鯨について遼子に色々話したりしています。

杉山の横で、鯨の話を聞いています。
K 遼子は杉山の話に合わせています。接客という感じですね。
鈴江をそれとなく注意して観察。
K 鈴江は誰とも口をきこうとせず、ぼそぼそと食事をとって、ほっておけばすぐに部屋に引っ込んでしまいます。

ほっておきません(笑)
鈴江にいろいろ話しかけます。
「まだ船酔い?」
K

「あ、いえ。もう大丈夫です。ありがとうございました。」

「何か心配事があるなら、相談に乗るわよ?」
K 「・・・・・いえ・・・・・ありがとうございます。
私酔っちゃったみたいなので、もう寝ます。ご心配かけてすみませんでした。」
そう言うと部屋に引っ込んでしまいます(笑)。
「そう、早く良くなるといいわね」ニッコリ
杉山の話に合流します。

キーパーの独り言
 ここでは鈴江が迷っていますが、実はキーパーも迷っていました。
男のPCなら鈴江は黙ったままなのですが、相手が頼りになりそうな女性となると、相談する可能性があるなと。
PCの性別は、大きくシナリオの内容に影響しますね(笑)。


「ホントに好きなんですね、鯨。そこまで感動するなんて!」と素直に杉山に聞きます。
言いながら、立ち去る鈴江をちらと見て、森脇を目で追います
K

「そりゃあもう。鯨と言えば、地球最大の動物ですからね!ロマンがありますよ」と杉山。
遼子は加奈のおかげで杉山から解放されたのですが、そこに森脇が色々話しかけているようです。
ちなみに船長はもういません。

「ロマン! いいですよね。杉山さんってホントに良く知ってそうで、色々教えてくださいね」と、杉山と益体の無い話を楽しげに進めます。
K

「私に分かることならなんでも聞いてください。」と杉山

「あなた、鈴江さん、ほったらかしで良いの?」
K

「ほっておいてくれって言われたんだよ。考え事があるみたいでさ。」

(なんかこの二人おかしいな?)
(ええ、明らかにカップルじゃなさそう<森脇・武宮)
「ふーん、そうなの。せっかくのクルーズなのにね。あなたが他の女の子といちゃいちゃしているのが気にくわないんじゃない?」
K

「もっと色々気にくわないことがあるのさ。」と森脇

「ふーん」と話を打ち切ります。

キーパーの独り言
 二人の関係は確かに変です(汗)。
実のところキーパーにも、このカップル(?)の関係は把握しきれていませんでした。
設定は分かっているのですが、それによる二人の感情が想像しにくかったのです。


K

ところで、現在携帯の電波は届きません(笑)。

やっぱり!(笑)
衛星携帯は? 持っていませんが(笑
衛星携帯持ってくるべきだった(笑)
(発想一緒か!(笑<衛星携帯)
((笑))
K

もちろん船には無線機は積まれているはずですけど。

では前部デッキのデッキチェアに夕涼みがてら寝ころんで星でも眺めます。
「うーん、命の洗濯、ザブザブ」

そこへ、ウイスキーの小瓶を持って、ふらふらとやって来ます
「あれ? 神楽坂さん^^ 奇遇ですね」
「いいもの持ってるじゃない(笑)」
「えへへ」とデッキチェアの横に胡坐をかいて座り、「どうです、星を見ながら一献」
「そういう提案大好きよ」
なぜか、ショットグラスを三つ持ってます(笑
誰用?(笑)
(心の友用(笑))
ショットグラスを受け取って注いでもらいます。
素早く、一つ隠して、グラスを渡し注ぎます
「では、良い旅を願って」
「乾杯!」
「プロージット!」 チン♪
「うーん、このフレーバー、良いモルトね」
「え、ただのダルマですよ(笑 酔っ払って、もう」と言いながらこちらも程よく酔ってます
千秋はうわばみなのであまり酔いません(笑)
K 夜の海の上で、平和な時間が過ぎてゆきます。
「加奈ちゃん、銀英伝読んでるでしょ(笑)」
「あれのおかげで、ドイツ語取ったって言うのは、秘密です(笑」
(酒飲み多い?(笑))
「やっぱり(笑)」
「グラスを投げたりはしませんよ。あれ読んでても(笑」
「ははは、ショットグラスじゃ割れないしね」
とまあ、ぼらぼらしながら海面を眺めています
「ダルマなのに、この美味しさ、やっぱり環境のおかげね」
「ええ、環境がお酒を美味しくする…。ウチの教授の口癖です」
K こうして二人はすっかり仲良くなったそうな。というところで翌日ですかね?
ですね。<翌日 このまま行くとSF談義に花が咲きそうです(笑
(笑)

キーパーの独り言
 水を差すのもどうかとも思ったのですが(笑)、時間も限られていることだし、半強引に時間を進めました。
PC同士が雰囲気を出して会話をしている場合、それで楽しんでいるのであれば時間が許せばほっておいてもいいとも思うのですが、場合によっては雰囲気を出しつつ事件が起こるのを待っていたりするので(汗)、その辺の見極めは難しいところです。


K その夜。夢を見ます。
寝てる!(笑)
K それは、ぼんやりとした夢で絶え間無く変わる色彩と形が見えるだけで、遠くのほうからズルズル滑るような音とゴボゴボという泡の音がかすかに聞こえてくるだけですが、非常に不快な夢でした。
では翌日です(笑)。
「うーん、夢見わるーーー!」飛び起きます。
自室で、「うげ〜〜」と見た夢を思い返して、頭を振っています。
K

みんなが朝食を取り終えた頃、船は目的地に到着します。と言っても景色は海ばかりですが。
この時期、この海域に鯨が多く姿を現わすのだと遼子が説明します。

海を見ながら…「うぅぅぅ、なんかブルー入ってる…夢見が悪かったかなぁ」と独り言
K ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「くじら〜〜〜!早く出ておいで〜〜〜!」
K しかし待てど暮らせど鯨の姿は見えません。
なんか、釣竿がほしいぞ(笑
デジカメを構えつつ、だんだん不機嫌になっていく女医。
K しばらくして遼子が、暇つぶしに海水浴でもしないかとみんなを誘います。
あ、船長は釣り糸を垂れています。
「釣りがしたい方は道具をお貸ししますわ。」と遼子。
きたーー(笑)
「行きます♪」といい加減飽きてたので、提案に乗ります
「どうしようかな?あまり泳げないし」
K 「いいねえ!こんなところで泳いだら気持ちよさそうだ!」と森脇。
「私は、遠慮します。かなづちなんでね。」と杉山。なぜか慌てているようです。
ライフジャケットとか貸してくれるんでしょうか?
K もちろんライフジャケットも貸してくれます。
鈴江の姿はありません。
「あ、でも、水遊びしてると、鯨って出てこないんじゃぁ…」と杉山に聞いてみます
K 「大丈夫。出てくるときは遠くで分かるから。」と杉山
「じゃあ、私も泳ぎます」
K 「じゃあ杉山さんは釣りはどうですか?」と遼子。
「いいね。じゃあ釣り竿を借りようかな。」と杉山。
水着に着替えて日焼けクリーム塗って、ライフジャケットを着替えた上に小さめの麦わら帽をかぶって海に入る用意をします。
K 後部デッキに海に直接降りられる階段があります。
「おりゃあ!」と飛び込む森脇。
では、自室に帰って着替えて出てきます
「あ、神楽坂さん、重装備(笑」
「日焼けはお肌の大敵よ(笑)」
ではその階段から海に。ぷかぷか浮かびます。
「こっちは日焼けは、長い友達です(笑 なんせ、実習所が外の炎天下ですから(笑」
「そうか〜、ワイルドなのね」
「石彫ってますから(笑 変な男よりワイルドですよ…」
と森脇の方を向いて「ね」
K ではみなさんめいめい遊んでおります。遼子は見て回っています。

キーパーの独り言
 出来ればPCに釣りをしてもらいたかったのですが、まあなんとなく女性の水着が多い方がいいかと納得(笑)。
おそらくプレイヤーのお二人も、そんな判断で泳いだのでは(笑)?


K 船長はず〜〜〜っと釣り糸を垂れていますが、ぜんぜんアタリはないようです。杉山も。
「ひゃ…つめたい♪」とか言いながら、ぷかぷか浮かんでいます
K 二人には例によって森脇が口説いてきます。
森脇は無視(笑)
K

「お二人さんまぶしいなあ。加奈さんスタイルいいねえ〜。モデルみたい。」
等々(笑)

「まぶしいならサングラスでもされたら?」ツン
K 「つれないなあ。しかしそれもまた楽しいかも。」
変態かもしれません(笑)
ツンデレ属性なんでしょうなあ(笑)
すぃ〜〜と、オッサンの方に向かって手を振ったりしてます(笑
K その時、そのおっさん、杉山に大きなアタリがあったようです。
  「おお!これは!すごい引きだ!ぐおおお」

「お!」 遠巻きに眺めています
杉山を応援しましょう。「杉山さん、がんばって!」
K 竿を見てもすごい大物なのが分かります。
魚だと良いなあ(笑)
K 「ぬおおおお、こ・・・これは・・・私の手には負えなさそうだ・・・誰か・・・あああ」
顔を真っ赤にして頑張っています。
急いで上がり、杉山に手を貸そうとします
「船長!手伝ってあげて!」
「タモ、タモ!!」と遼子をけし掛けます
K 加奈が杉山に手を貸します。船長は驚いた表情で見ています。
加奈と杉山は身体を密着させ(笑)、頑張ります。
ほとんど気にしてません(笑<密着
「初めての共同作業ね(笑)」
「結婚式じゃないんですよ!!(笑」
K 加奈は1d100を振って下さい。小さい方がいいです。
しかしがたいの割りに筋力無いのね(笑)>加奈
「がんばって〜!加奈ちゃん!」
女の子だもん(笑)
Kana: 92(1D100) = 92
でか!
「重い〜〜〜〜! 杉山さん!! せ〜〜〜の!」
K 力を合わせて引き上げようとした瞬間、竿が中央で折れます。
「あっ!!」
K そのまま竿の先はどこかに行ってしまいました。糸も切れちゃったようです。
ぜいぜいいってる杉山「なんだ・・・鯨が引っかかったかな?」
「マグロでもひっかけたのかもしれん」と船長
「あぁぁ…」、竿の沈んでいったところを眺めてます
K 「ありがとう・・・え〜と、西山さん。」と杉山
「しかし、杉山さんナイスファイト!」と親指を立て、びしっ!
「いいコンビね(笑)」
(キャラ立ってますねえ(笑)>加奈)
能天気にえへっと。杉山の肩に手を掛けて笑います
K 杉山は照れたように笑っています。
(ほんとは女性キャラは辛いんですよぉ…(笑))
(そうは思えません(笑))
K ではそろそろ海水浴も終わり、昼食になります。

キーパーの独り言
 掛かっていたのは勿論ディープワンです(笑)。
それにしてもプレイヤー二人の女性っぷりは見事すぎます(汗)。


K 昼食の席で、遼子は船長に魚群探知機を使ってほしいと頼んでいます。
魚群探知機!そんなのがあるのか!
K

船長は納得したようで、昼食が終わったら試してみると言っています。
「クルーズフィッシング用に積んでるんだが、あまり期待はしないでくれ」と船長。

鈴江はどんな様子ですか?
K 鈴江は相変わらずブルーです。
昼食をもぎゅもぎゅ食べながら…
「ところで武宮さんは? まだ調子悪いんですか?」と遼子に聞きます
K 昼食の席で遼子に聞いたのですね?
そうです
直接聞くには、気が引けて
K では代わりに鈴江が答えます。「私は大丈夫です。ちょっと考え事をしているので。」
小声でこっそりです
K もう手遅れ(笑)<小声
はい^^;<手遅れ
K だから確認したのに(笑)
「私のことは気にしないでください。ご心配かけてすみません」
「気にしないでください。せっかくの旅ですから心配になっちゃって^^;」と、頭をかきながら、苦笑い
K 「ありがとうございます。ほんとに私は大丈夫ですので。」
「…」千秋は鈴江を見つめます。
小声でこっそり、鈴江に…
「悪い虫が気になるなら…私達が仲間ですよ」と千秋に目配せしながら言います
深くうなずいて微笑みます。
K 一瞬びっくりしたような顔をして、「あ・・・ありがとうございます。」
「じゃ、OK♪」と。
K では昼食が終わります。
船長と遼子、それに杉山、森脇は操舵室へ行きます。ついてゆきますか?
ついて行きます
ついてきます
K 船長が魚群探知機を操作します。
<アイデア>どぞ。
「ほぉ…これが…って、良く分からないや」、探知機を覗き込みながら
44>44/65 成功
16>16/70 成功
K 二人とも魚群探知機の操作方法がだいたい分かりました。
<魚群探知機>(+10)(笑)
(ええっ!(笑<探知機)
ありがたくいただいておきます(笑)
K 魚群探知機の結果は、鯨どころか魚影すら見当たりません。
しかししばらくして、モニターを見ている安川船長が驚きの声を上げます。
二人にもモニターに奇妙な影が映っているのがわかります。
それは最初、海底かと思えますが確かに移動しているのです。
それも時速15ノットという高速です。
大きさは巨大すぎて正確にはわかりませんが、30メートル以上はあるように思えます。
「はい? これって…?」船長に聞きます
「鯨なの?シロナガスクジラ?」
K 「このあたりに生息する鯨はザトウクジラだが・・・この影はシロナガスクジラとしても最大級のものだ。」船長の顔も驚きでこわばっています。
「杉山さん、これって、鯨?」探知機を指差し聞きます
K 「鯨ですね。しかしザトウクジラでは考えられない大きさです。」と杉山
「ひょっとして、昨日見かけたあの?」
K 「どうでしょう・・・」と杉山。
「影を追って!船長!」と遼子
遼子の声が聞こえたかのように、影は突然消えました。
それは機械が見失ったというのではなく、そこにいた存在が消え去ったというほうが正しい反応の消失の仕方でした。
「はっ!消えた?」
「あ……」
K 「消えた・・・」と船長
「探して!どこかにいるはずよ!」と遼子
「探知機の故障?」
「潜ったとか…かなぁ…」
K 「そんなはずは・・・」と船長
遼子の態度がおかしくないですか?
何か知っていそうな感じがします(笑)
K 遼子はなぜか強い興味をもっているようですね。
インストラクターの責任感では?
「遼子さん、何か心当たりでもあるの?」
やり取りを聞きながら、ひょいっと海面を見つめます
K 「え、いえ、でもこんなところでシロナガスクジラが見つかったら大発見ですわ。それにみなさんに鯨をお見せするのが仕事ですから。」
加奈<目星>
90>90/55 嫌われてる^^;
K 海面が見えます(笑)
広いなぁ、太平洋は…(笑
K その後いくら探しても影は見つかりませんでした。
そして鯨の姿をまともに見ることなく、日も暮れてきたのでした(笑)
(トビウオを見かけないし、魚群もいない、そして謎の大型生物…)
千秋は昔の愛読書「ムー」を思い出してワクワクしているのでした(笑)
(海面下で何か異常が!)
K ラストナイトなので、今夜は豪華なパーティーが前部デッキで開かれます。
今夜はこんなところですかね(笑)。

キーパーの独り言
 杉山が見て鯨だと言っていたのはダゴンクラスの巨大ディープワンで、魚群探知機に写ったのはクトゥルフの落とし子でした。
海が舞台の「クトゥルフの呼び声」はほんとに恐ろしい(笑)。

前編終了

 


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