Call of Cthulhu リプレイ

ホラーウォッチング(後編)

※ネタバレしているので、プレイ予定の方は読まないでください。

探索者紹介

神楽坂千秋(かぐらざかちあき)
医者  33歳
プレイヤー・VALIS氏
(STR) 9  (DEX) 15   (INT) 14
(CON) 10   (APP) 13   (POW) 12
(SIZ) 11   (EDU) 17

耐久力 11  追加ダメージ +1D4  

言いくるめ(35) 医学(95) 応急手当(60)
回避(51)  隠れる(30)
コンピューター操作(45) 心理学(30)
人類学(51)  精神分析(80) 図書館(62)
目星(50) 歴史(41)

大学病院内の派閥抗争に疲れて休暇を取った敏腕外科医。かねてからの鯨好きが高じてこのツアーに参加した。

 

西山加奈(にしやまかな)
芸大院生  22歳
プレイヤー・酔っ払い(子持ち)氏
(STR) 9  (DEX) 11   (INT) 13
(CON) 11   (APP) 14   (POW) 14
(SIZ) 14   (EDU) 17

耐久力 13  

芸術「彫刻、造形」(46) 自動車運転(57)
ジャンプ(33) 信用(92)  生物学(22)
博物学(44) 他の言語「英語」(74)
他の言語『ドイツ語』(43)  歴史(23)
心理学(60) 目星(50) 聞き耳(45)

某芸術大学、彫塑学科に通う女子大生。
背が高く(185cm)、髪はショートカット。
いつも小汚い格好(Tシャツにジーンズ、M51フィールドジャケットを着ている)をしている為、
けして美人には見えない。
子供の頃遠足で山に迷い、そこで不思議な現象(※1)を体験してから、造詣に興味を持つ。
男勝りでアネゴ肌のため、そこそこ友人も多く、年上からは『愛嬌のある子』として可愛がられている。
少々頑固ではあるが、間違いを悟れば素直に謝る。
家は貧乏ちょっと手前のつぶれそうな鉄工所を営んでおり、子供の頃からそれらの工具は普通に扱え、彫塑で使う用具、または、鉄鋼に使う鉄の打ち抜き、トーチなどは職人並みに扱うことが出来る。
※1 遠足で山林の奥に迷い込み、夜間ごろ、黒い無数の物体が火花を散らしながら何かを造っているところを目撃。物体の異様さに言い知れぬ不安に駆られるも、自身でその物体を再現したいと思ったことが創作に目覚めるきっかけとなる。
発見当時、物体もそれらが作っていた創作物も見当たらず、加奈の話は子供の見た悪夢として片付けられてしまう。

 いつも山深い、要塞のようなコンクリート打ちっぱなしの大学から逃げたしたく、海原に出たかったという理由でツアーに参加。
鯨はどうでも良かったりする(笑

K

鯨を見ることはできなかったので、ちょっとしらけぎみのまま時間は進み、やがて夜がやってきます。
ツアー最後の夜には、ナイトパーティーが用意されています。デッキのテーブルにオードブルが並べられ、立食パーティーのような形式で行われます。
森脇はこのようなパーティーには慣れているらしく、手際良く料理を小皿に盛り付けてはグラスを片手に相田にモーションをかけています。隙を見てはお二人にも話しかけてきます(笑)。
遼子のほうは森脇の対処に閉口しているようです。
鈴江はあいかわらず、ぽつんと一人で海を見ていて、料理も飲み物もあまり口につけていません。
杉山は水割りのグラスを持って、ロングチェアーに腰を下ろしています。
安川船長もパーティーに参加してましたが、やがてロングチェアーでうたた寝を始めます。

「相田さんは森脇の相手も給料の内でしょうからがんばってもらいましょう(笑)」

「そうですね、ちょっと気の毒な気もしますけど」といって千秋にくすりと笑いかけます

K さてお二人はなにか注目したいものがありますか?
ではグラス片手に真っ暗な海を見つめています。

それとはなしに、鈴江を気にします

K 加奈は<心理学>
29>29/55 成功
K 関心のないように装ってはいますが、鈴江は森脇が相田に言い寄っていることに強い嫉妬を感じているようです。
肘で千秋をこつき、それとはなしに鈴江に注意を振ります
鈴江に注目します。
K チラッと見てはうつむいて、しばらく海をぼ〜〜〜っと見て、またチラッと振り返り・・・という感じですね。
「…神楽坂さん、やっぱりほっといたらまずいですよね…」
小声で千秋にいいます
「そうね、ああいうタイプの嫉妬は自滅の方向に向かいそうで怖いわよ」と海を見るふりをして鈴江も見ます
K kemkem: 44(1D100) = 44
千秋は鈴江と目が合います。
にっこり微笑んで近づきましょう。
K

慌てて海の方を向く鈴江。

「気分の方は良くなった?」話しかけます。
K 「え・・・ええ。大丈夫です。ご心配おかけしました。」
精神分析とかできそうですか?
K 落ち着いて質問を繰り返すという形で、それっぽいことは可能でしょう。
周囲を見渡しながら、鈴江と千秋がゆっくり話を出来るように気を使います
誰か来たら、それとなく二人から引き離すように
さて…
加奈に感謝の目線を送りつつ、「あなた、森脇さんが本当に好きなのね」
ふふんと言う顔をして、ビールを飲んでします<千秋の感謝の目に応え
K 思い詰めたような表情で目を伏せて黙っています。<精神分析>しますか?
はい
60>60/80 成功
K プロらしいさりげなさで関係なさそうな質問を繰り返し、精神分析を行った結果、彼女は森脇に強く依存しており、自分の人生全てが森脇次第というように考えているのが分かります。
また、その森脇が彼女と距離を置いていることで、強い憤りと焦り、不安、悲しみを感じており、それは下手したら彼女の人生を破壊するような強い衝動のようです。
同時に彼女が世間知らずのお嬢様で、恋愛に関しても年齢よりも幼いということが分かります。
なるほど
森脇の行動次第では破滅的状況もあり得ると。
K あと一つ。
彼女は森脇を愛していますが、彼に言いようのない不安というか、疑惑のようなものも感じているようです。
(聞くともなしに聞きながら『世ずれしてもねぇ、こればっかりは…』と心の中で独り言)
(森脇を酔いつぶして寝かしつければ鈴江さんも楽になるかもね)加奈にささやきます。
(今度は私たちが鈴江さんの嫉妬の対象になっちゃうけど)
(それか、相田さんを拉致って女の子だけで部屋に行くとか)
(ですよ、武宮さんが大人にならないと……)とため息交じりで小声で答えます
(…うぅぅぅ…、ていうか、あいつ(森脇)を目で示して)がはっきりしないと、彼女もだめでしょう)
(陸にあがったところで、根本的な解決にならないような…)
K 悩んどる悩んどる(笑)
(悩むわ! っていうか、ああ、なんだこのデジャビュ感(笑<プレイヤーの声)
(結局二人の問題だからあまり立ち入るわけにもいかないのよねえ…)
鈴江に森脇との出会いなど話させるようにしむけられますか?>keeper
K そんなことをしていると間に、遼子はなんとか森脇の口説きから逃れたらしく、

おお
K うたた寝をしている船長になにやら話しかけているのに気付きます。
船長も朦朧としながらなにやら答えています。
それとなく聞きます
K では二人とも<聞き耳>
72>72/25 失敗
100>100/45 ぼはっ^^;
K なんかこのダイスロボ、100の出る確率高くないですか(汗)?
うんうん、このdice、100出過ぎ。
K ねえ。
ま、それはそれとして(笑)、話している内容までは分かりませんね。
次に<目星/2>!
深刻そう?
33>33/25 失敗。
35>35/28 失敗
K 特に深刻な雰囲気ではないです。
では遼子は船長から離れました。船長はまた寝直すようです。
(何か気になるわね、あの二人)加奈に目配せします。
K 森脇が船室から出てきて、再び遼子に絡み始めたようです(笑)。
「ねえ、何の話してたか聞きに行きませんか?」といたずらっぽい顔をして二人を誘います
「そうね、鈴江さんもいらっしゃい」 無理矢理鈴江を連れて行きます(笑)
K 「え?なにをですか?」
鈴江は海を見ていたので遼子と船長の様子には気付いてないです。
でも連れて行かれます(笑)
「いいから、来なさいっ!(笑)」
K

あ〜れ〜

杉山の近くに全員を誘導する事は可能ですか<keeper

K

勿論可能でしょうけど方法によりますね。

では、遼子に何の話をしていたかを聞きつつ…話の内容によっては杉山を話の中に誘います

キーパーの独り言
 <目星/2>に成功していれば、遼子の手の動きの不自然さに気付いていました。
この時遼子は船長から操舵室の鍵を盗み取っていたのです。
これはシナリオには無い判定ですが、探索者二人が予想以上に鈴江に注目してしまったので、もっと遼子に疑いを持ってもらいたかったのです。

 最後の加奈の〜〜は可能かという質問ですが、加奈に限らずよくプレイヤーから出てくる質問です。
そしていつも答えに困ります。
それはほとんどの場合勿論可能なのですが、やってみないと分からないことなので、キーパーは保証も出来ないし否定も出来ないので、その質問に対する有意義な回答は不可能なのです。
これが物理的な事に関する質問なら問題ないのですが(ここからそこまでジャンプできるか?とか)、これが人間関係の場合は質問は無意味ということになります。


K

では遼子の近くに来ました。もれなく森脇もついてきますが(笑)

まあ、それはそれとして(笑<森脇 
K

鈴江は森脇と目が合うと、すぐに目を伏せてしまいます。

森脇と遼子の間に割って入ります(笑)
K 「なんだなんだ?君達俺にそんなに興味があるの?」と森脇
明るく笑いながら「ねぇねぇ、さっき船長と何の話してたんですか? 教えてくださいよ」と遼子に
K 「え?ああ、例の魚群探知機に写っていた影を探してほしいって頼んでたんです。このままでは申し訳ないので。」
遼子の腕を取って、森脇から少しずつ引き離します。
森脇はこっちが担当します。
「あなた相田さんが迷惑がってるのわからないくらい馬鹿なの?」口調と裏腹の素晴らしい笑みを浮かべながら。
K 「俺そういうのは気にしないように努力してるんだ。頑張ればその内心を開いてくれるかもしれないじゃないか!」
バカです(笑)
(ハリセンがあったら、すかさずどついてるな。『方向性が違う!』って)

「お昼のあれですか? 機会があったら見たいけど、どうなんでしょう? 船長はなんて?」

K 「船長はもう遅いって言ってました。残念です。」と遼子。
「でも、どっちの方向か…わかんないですよね、あれだけすぐじゃ…」遼子の言葉に残念そうに。
K

「そうね・・・残念だわ。」と遼子。

「まあまあ、相田さんじゃなくておねえさんとおしゃべりしない?」横目で加奈の会話も見つつ。
K

声をひそめる森脇。「勿論OKだよ。静かなところに行こうか?」

「別にここでいいわよ。」連れて行かれてたまるか(笑)
K

「そ・・・そうか。」ちらりと鈴江の方を見て口ごもる森脇です。

「森脇さんの好きな女性のタイプってどんな感じ?」森脇の屈託に気付かない鈍感さを装いつつ話しかけます。
K 「え〜、そうだな。知的な人かなあ。」と千秋を分析しながら言う森脇(笑)
なんだか収拾がつかなくなってきたな(笑)
「そうね、鈴江さん、知的なタイプですものね」あてつけ、あてつけ(笑)
K

「え?ああ・・・そうだな。」困る森脇。ちょっと顔を上げて、すぐ伏せる鈴江。

 

一方杉山は1人で酔っぱらっていい気分になっていた(笑)!
「君達、盛り上がるのはいいんだが、せっかくのラストナイトなんだ。もう少し静かにこの海を楽しまないか?」と杉山
サングラス外してます。小さい目です。

目を観察します。何か気付きますか?
K

ちょっと目と目が離れています(笑)

ギクッ(笑)
遼子を引っ張って、杉山の方に近づきます
森脇と鈴江はこっちで捕まえておきます。ホールド(笑)
K 「な・なにかね?私に何か用かね?」慌ててサングラスをかける杉山。
「ごめんなさい、でもねさっき相田さんにお昼の影の事聞いていたんですよ」と杉山のロンパリを気にせずしゃべりだします
K 「ああ、あの影ね。なんだったんだろうね。見たかったなあ。」
「あ、夜にサングラス勿体無いですよ、ウチの教授も同じ目をしてて、かっこいいんですよ♪ 他とは違う目線がえられるって」
(か、加奈ちゃん(笑))
(芸大生はそんなもんです(笑))
K

「え?いや、なんとなく癖でね。」と杉山

「杉山さんはなんだとおもいます? やっぱりくじら?」
K

「勿論ですよ。他にあんな大きな動物なんて考えられないでしょう。」

(そうか、メインは鯨ですよね、話を見失っていたわ(笑))
K 私も(笑)
(トレンディドラマ一直線でも、それはそれで(笑))
「で、相田さんが船長に頼んでみてくれたんですけど、夜は難しいらしいんですが…。鯨って夜行性…じゃないですよね」
K

その時
全員<聞き耳>

47>47/25 失敗
41>41/45 成功
K

(NPCは杉山のみ成功)
加奈は船底になにかがあたる音を聞きつけます。しかも、何か固いものがぶつかった音ではなく、にぶい無気味な音です。何か妙な予感の感じさせる音でした。
他にも杉山も気付いたようです。
「な、なんだろうね今のは。」と杉山

異変を感じて船長を揺り起こします
K

「うん?なんだ?」と船長

「聞いた?」杉山に。
K

「ええ、音というか、振動ですね。」と杉山

「ど、どうしたの?加奈ちゃん?」加奈と杉山を交互に見ます。
K

「なにかが船底に当たったような気がするんですよ」と杉山

「え? あの船に何かぶつかったような……」
「まさか、鯨?」
K 「どうか分からないけど、大きなものだったように感じたね。」と杉山
「探知機!」と全員を見ながら叫びます
「そうね!」
K 起こされて事情を聞いた船長は操舵室に入り、機械のチェックを行います。
船長が言うには機械には故障はないし、魚群探知機にもなんの反応も無いそうです。
「ちょっと高い波に当たったんだろう。それか漂流物か。」
「残念……」船長の言葉を聞きながら、海に目をやります
「何か不安ね、救命胴衣抱いて寝ようかしら?」杉山の様子を観察します。
彼は何を考えている風でしょうか?
K 杉山は興味深そうです。色々な仮説をしゃべっています。
「巨大なクラゲという可能性もあるね!マンボウもあり得る。」
鈴江はどうですか?この騒ぎを境に態度は変わりました?
K 鈴江はまったく変化ありません(笑)
他の人の様子はどうですか? 動揺しているとか?
K 動揺はしていましたが、船長が心配ないと言ったので、おさまったようです。
遼子は動揺した様子はありませんでした。
「こんな事よくあるんですか?」と遼子に聞きます
K 「ええ・・・いえ、あんまり無いですけど、船長が大丈夫とおっしゃっているので、大丈夫でしょう。」
というわけで夜も更けてゆき、ラストナイトパーティーは終わります(笑)
22:00頃でしょうか。海の上なのでもう真夜中な感覚です。
めいめい自室に戻ってゆきます。
お二人は寝る前になにかしたいことがありますか?
えっと救命ボートなり、浮き輪なりの設備を確認したいです。ありますか?
K ありますよ(笑)
さきほどの騒ぎに胸騒ぎを覚えたので場所と使用手順を一応確認しておきます。
夜風に当たりながら、ウィスキーを飲みながら甲板で時間を時間をつぶしています。
K 加奈は前部デッキで?後部デッキで?
前部デッキでです
K 何時くらいまで?
01:00ぐらいまで、あと、近くにあった浮き輪を座布団がわりにしていてもいいですか?
K 了解。
千秋はチェックのあとどうしますか?
加奈に付き合いますが、救命ボートの場所は、前部、後部どちら?
K 後部です。
では一緒に夜風に当たりましょう。
K では12時頃。
二人ともCON×3。
16>16/30 成功
40>40/33 失敗
K では加奈が強い眠気を覚えます。このまま寝てしまうと風邪をひくかもしれません。
「眠たいなら部屋に戻る?」加奈をゆすります。
「ううう、なんだか勿体無い…。部屋から毛布取ってきます」と言って、部屋に戻ろうとします
危なっかしいのでついていきます。

キーパーの独り言
 次に起きるイベントの都合上、さっさと寝てほしかったのですが、ねばるようなので失敗するだろうとCON×3ロールを振ってもらいますが、千秋に成功されてしまいました(笑)。
とにかく寝てもらうように仕向けますが、ロールに失敗した加奈までデッキにいようとして頭をかかえました。
こんなことなら強制的に寝かしつけるのだった(笑)。


よろよろ……
K

しかし戻ってきてもそのまま寝るだけだと思いますが、やはり毛布を持って戻ってきますか?

そうですね、加奈の部屋に連れて行って寝かしつけようとします。
K では加奈は寝かしつけられました。
「……う…あ…すぴ〜〜〜」
K 千秋は流石にウワバミなので、起きていようと思えば起きていられます。
どうしますか?
しばらく加奈の寝顔を見ています。
加奈が寝付いたのを確認して自室に戻ります。
(襲わないでね(笑))
(襲おうかと思ったんですが(笑))
K しばらく静かです・・・・
非常用の懐中電灯は自室にありますか?
K あります。
点灯確認の上、救命胴衣と一緒に枕元に置きます。

キーパーの独り言
 警戒しまくり(笑)。
まあ気持ちは分かります(笑)。


K 千秋も眠りについた頃・・・
二人は男の悲鳴で目を覚まします。二人とも<アイデア>
42>42/70 成功
12>12/65 成功
K それは森脇の声です。前部デッキから聞こえたようです。
取りあえず、そのまま、見に行きます
飛び起きました!とりあえず懐中電灯と医療キットを持って走ります。
K 二人が前部デッキに出てみると、へたりこんだ森脇と、数体の人に似たなにかが目に入ります。それは・・・
全体的に灰色がかった緑色で、腹部だけは白いです。
皮膚は光ってツルツルした感じですが、背骨の隆起している部分はウロコにおおわれています。
全体的な形はなんとなく人間に似ていますが、頭部は魚そのものです。
目が飛び出していて、けっしてまばたきしません。
首の左右にはパクパクと口を開けるエラがあり、手足の先には水掻きがついています。
移動するときの飛びはね方は不規則で、二本の後ろ足だけで跳びはねることもあるし、四本足を全部使って跳びはねることもあります。
じっと見つめるようなまばたきをしない瞳からはなんの感情も伝わってきませんが、しわがれたうなるような声は吐き気をもよおす不気味さです。

キーパーの独り言
 描写はルールブックのディープワンの項の、「インスマウスの影」の抜粋の語り口を変えたものです。
シナリオでもぜひ読み上げてほしいと書いてあったので、言うとおりにしました(笑)。


(でた!)
「アマゾンの半魚人?何これ?映画?」
K SANチェック(笑)
3>3/60 成功
3>3/70 成功
K なんじゃそら(笑)!
私たち気が合うわね(笑)
まったく(笑
K 同時に潮の臭いを強烈にしたような異臭が鼻につきます。
森脇はショックのためか、わけの分からないことを叫んでいます。
「俺が悪かった〜、あの娘は返す。だから許してくれ〜
わかった、あの女はくれてやる。だから、それ以上は近づかないでくれ」
てな事はさておき、叫び声を上げます! 
「だれか! なんかいるぅぅぅぅ!!!!!」
「森脇さん、森脇さん!」呼びかけます。
懐中電灯を魚人に当てます。
K 慌てて遼子たちもデッキに上がってきて、ショックを受けています。
(しかし全員SANチェック成功)
怪物達は人が増えてきたと見るや、次々に海に飛び込んで姿を消してしまいました。
森脇を助け起こします。「何なの?あの女って誰なの?」
K みんな呆然としています。
二人とも<アイデア>
96>96/70 失敗
78>78/65 失敗

キーパーの独り言
 成功すれば船長だけが来ていないことに気付きました。


K 「ああ〜、こんなところまで追ってきやがった。そんな・・・そんなはずは・・・」
森脇は一種の緊張症にかかっているようです。
精神分析できますか?
K どうぞ!
93>93/80 失敗
K あららららら(笑)
「あいつら・・・あいつら操舵室から出てきたんだ。ぞろぞろと。待ち伏せしてやがったんだ。俺を追ってたんだ・・・」と森脇
「船長、ライト、甲板に!」と。
K 船長いません。
え? 辺りを見渡し、人員を確認します。
K 船長以外は全員います。
森脇は諦めて(笑)、魚人のいたあたりに粘液や鱗など痕跡は残っているか調べます。
K 確かに腐った魚のような悪臭を放つ粘液が残っています。
ハンカチに粘液を採取しておきます。
「船長はどこにいるの?」探さないと。
「相田さん、明るくして」と遼子に頼みます
K 「はい!」はっと気付いた遼子が操舵室へ。すぐに操舵室から悲鳴が。
行きましょう。
はい! 操舵室へ
K 操舵室では、無残に破壊された無線機の脇に安川船長が倒れています。鋭い爪で切り裂かれ、すでに息はありません。
遼子が悲鳴をあげています。
近寄って蘇生の可能性がないか看ます。
抱き寄せて遼子を落ち着かせます
K 喉がぱっくりと切り裂かれており、完全に絶命しています。
二人とも<目星>
99>99/75 失敗
16>16/55 成功
K 加奈は操舵室に入ったときの違和感を思い起こし、ドアに戻ります。
ドアには外から鍵が刺さったままになっていました。
「…これ…」ドアを指差し、全員に示します
K 全員<アイデア>
4>4/65 成功
6>6/70 成功
K このドアは内側からなら鍵無しでもレバーをひねれば鍵をかけられます。
今夜も船長が操舵室に戻るとき、内側から鍵をかけた音を聞きました。
「この鍵は最初からささってたの?相田さん?」
K 「え?いえ、慌てていたので、気付きませんでした。」
船長を殺した犯人は鍵を持っていたということか?
「だれかが…開けた?」
K <幸運>
78>78/60 失敗
28>28/70 成功
K (NPCは杉山のみ成功)
加奈は今夜のパーティーが始まる前に、船長が鍵を自分のポケットに入れていたのを偶然見ていたのを思い出しました。
杉山も思いだしたようで、そのように言います。
「相田さん、ここの鍵って合鍵はあるんですか?」
K 「い・・・いえ。船の管理は船長に任せっきりだったので・・・」
「ということは鍵のかかった操舵室に船長が鍵を使って入り、中にいた何者かに殺された?」
K 操舵室はいつもは鍵は開いています。
千秋も入りました。
夜だけ閉めていたようです。

キーパーの独り言
 突然ミステリーに。
しかしそれまでの展開が急激すぎたせいか、 状況の整理がままなりません。
真相は遼子が船長から盗んだ鍵で操舵室の扉を開けておき、ディープワンの侵入を助けたのですが、一番重要な船長の持っていた鍵をいつ誰が手に入れたのかという疑問にまで誘導できていません。
杉山に状況の整理をさせる手もあったのですが、それだとその杉山が容疑者の枠から外れてしまうし・・・


「さっき、森脇さんが、やつらは操舵室から出てきたって言ってたけど?」
操舵室内に例の粘液らしきものは?
「…ちょっとまって! 森脇さんがさっき変なことを…」
K 森脇は座り込んだまま、わけのわからないことをつぶやいています。「ああ〜俺が悪かったよ・・・助けてくれ・・・」
操舵室にも粘液があります。
「半魚人に船長は殺されたの?森脇!しっかりしろ!」森脇の頬を張り飛ばします!
K 船長が半魚人に殺されたのは、その傷や状況から間違いなさそうです。
森脇を落ち着かせるには、精神分析かそれなりの時間が必要でしょう。
さっき失敗していますが、できます?
K 「もうゆすりなんかしないよ・・・本当だ・・・もうしないから・・・」
「相田さん、スイッチ教えて! 取りあえず明るくしないと」と遼子に言います。
K 遼子が電気のスイッチを入れました。
操舵室に明かりが灯ります。
船長の鮮血によって真っ赤に染まっています。
船長の死体を医者の目で調べて良いですか?
K どうぞ。

キーパーの独り言
 千秋には森脇の精神分析をして、状況をまとめてほしかったのですが、加奈のびっくりマークのついた発言に慌てて対応している間にうやむやになってしまいました(汗)。


K <医学>
32>32/95 成功
K どう見てもさっきの怪物の鋭い爪によるものですね。体温もほとんど残っていないので、少し前に殺されたようです。
取りあえず、ここは千秋に任せて全員を後部甲板に集めます
任せられました(笑)
「…あんまり見てて気持ちいいものじゃないでしょう…」
船長の所持品探ります。何かあります?
K 特にこれと言って目を引くものはありません。鍵もないです。
後部デッキは狭いので、全員は集まりにくいかも。
それ以前にどうやって集めるんでしょうか?
操舵室にいる人員は?
K 全員です。
操舵室内に他に目を惹くものはないですか?
K 無線機が完全に壊されている以外は。
では、万が一と言う事もあるので、救助ボートの方へ行こうと誘導します
加奈に同意して森脇をかかえて連れて行きます。
K 「待ってください。緊急時の対応は私に責任があります。」と遼子。
見つめて遼子の言葉を待ちます
「責任は後で良いから、ひとまずここを離れましょう!」
K 「無線機は壊れてしまっていますが、船に異常はありません。ボートは沈む可能性が高いので、今はまだ乗るべきではありません。」
「乗るとは言ってないわよね?加奈ちゃん」
千秋の言葉に頷きます
K こことは?この部屋?この海域?
いや、操舵室を離れるという意味です。
K 「そうですね。千秋さん・・・と、加奈さん以外の方は全員自分の部屋に戻ってください。追って指示しますので。」
周りからブーイングが。主に杉山ですが。
「みんなで集まっておいた方がいいと思うけど?」
K 「千秋さんはお医者さんなので、調査に必要なんです。」と遼子。
「わたしもそう思います」
「調査をするにはやぶさかじゃないけど」
K 「じゃあなんでその加奈さんまで残すんですか?」と杉山
「残りの人は船内パーティーやった場所で集まっておいていただく?」
K 「とりあえず現場をたくさんの人で踏み荒らすわけにはいきません。みなさん部屋に戻ってください。
すみませんけど、加奈さんも部屋に戻ってください。」と遼子
「ここは私と千秋さんの二人で調査して、方針を決めます。その後連絡しますので。」
渋々という感じで杉山は部屋に戻ってゆきます。
あ、森脇
可能なら精神分析やります。
千秋に目配せして(頼みます…) と言いながら遼子の言葉に従いますが…
K 千秋は森脇のところへ
精神分析どうぞ
39>39/80 成功
K 「今はそんなことにかまけている場合では・・・」と遼子
えっと、加奈ちゃんの手を引きます。
「杉山さんの部屋で全員待っています、それでいいですか?」
K 「分かりました。ではあとで連絡します。」と遼子
「加奈ちゃんにはお手伝いしてもらいたいんだけど、できる?」加奈に。
「いいわよね、遼子さん」
K 「ダメです!」と遼子
「お手伝いなら私がします。」
「さっきはいいって言ったのにね…」
諦めます。
K 「加奈さんだけ特別扱いにしては混乱の元になります。
私もそう思ったんですけど、杉山さんたちの気持ちを考えてください。」と悲痛な表情です。
「はいはい、ボスはあなたですよ」手を上げます。「加奈ちゃん、そういうわけだから、みんなをよろしくね」
千秋の手を握り返して、(大丈夫!)と頷き、杉山の部屋へ向かいます。
K 精神分析する間にも、遼子はそんな場合じゃないと言いますが、やがて諦めます。

キーパーの独り言
 大混乱です(汗)。
この場合の遼子は立場上の責任を全うしているだけなのですが、更に混乱を深めてしまったようです。
こういう場合は少しリアリティは譲歩してでもプレイヤーの自由度を優先すべきなのか、迷うところです。


少し整理…
はい
操舵室に残るのは…千秋、遼子、森脇+哀れな船長…
森脇は残るんですか?残らないと思いますが。
で、杉山の部屋に向かうのは、加奈、鈴江、杉山…ですね
あ、精神分析中だったので、残っているものと思っていました
K 前部デッキにいた森脇ですが、その後精神分析はどこで?
一旦操舵室の外でやったということで。
K 了解。
では一応落ち着いています。<森脇
加奈に森脇をゆだねます。
K すでに杉山の部屋組は部屋に入っています。
杉山の部屋に連れて行くのですね?
はい
「はいはい、どうどう…」とあやしながら森脇を放り込みます

キーパーの独り言
 ややこしいのでカットしていますが、最初は森脇は操舵室内で正気に戻ったという描写もしていました。
どうやらここの混乱は、<精神分析>にかかる時間の、キーパーとプレイヤーの間のギャップが原因のようです。
キーパーが思う精神分析は、最低でも15分くらいはゆっくり落ち着いて話をしないと出来ないというイメージでしたが、VALISさんはもっと早く出来るというイメージだったようです。
キーパーがもう少し丁寧に描写するべきでした。


K 「もう船長は助からないんですね?」と遼子
「はい、残念ですが」
K 「そうですか・・・でも無線も壊されているし・・・救助を待つしかありませんね。」
「そうですね、夜が明けたら、ペイントマーカーを海に投げて、他の船が通りかかるのを祈りましょう」
K 「食料と水は十分にありますし、コースも登録しているので、助けはすぐに来るはずです。それまでみなさんを落ち着かせてパニックにならないように協力してください。お願いします。」と遼子
「遼子さん、問題は、例の半魚人ですよ」
K 「半魚人・・・やっぱりあれは半魚人だったんでしょうか。」
「やつらがまた来襲してきたときに立ち向かえるよう準備が必要です」
K 「そんな・・・またあんな怪物が襲ってくると?」
「ええ、間違いないですね。やつらが実在したのは」医者らしく冷徹に言い放ちます。

キーパーの独り言
 この展開は予想してしかるべきでしたが、キーパーは思いつきもしませんでした。
ディープワン達はすでに完全に用事を済ませているので、もう襲ってはきません。無線機とスクリューを壊すのがその目的でした。
キーパーはそれを知っているので、プレイヤーが再襲撃のことを考えると予想できなかったのです。
せめて船長が生きていて、操船しようとしてスクリューが壊されていることに気付けば分かりやすくなったのでしょうが、もう死んでるし(汗)。
 これでますます犯人探しのミステリーから離れてしまい、もうキーパーはそっちの展開は諦めました(笑)。


K 「でも、そんな準備なんて、どうしたらいいのか・・・」
「消化器、包丁、武器になるものは何でも良いです。集めましょう」
K 「ええ。分かりました。」
ということで、杉山の部屋のメンバーにも説明がされ、全員襲撃に備えつつ救助を待つと言うことになりました。
あ、クルーザー操船出来る人はいませんね(笑)?
出来ません〜^^
「非常用の信号灯(撃つタイプ)なんかないかしら?」探しています。ごそごそ。
残念^^;
K 千秋<幸運>
17>17/60 成功
K では信号弾を見つけました。予備弾も11発あります。
了解です。

キーパーの独り言
 この信号弾を出したのが悲劇の始まりでした。
これさえなければ・・・・・・・・・・・


K では千秋は武器として信号弾を持ちました。
消化器なんかエラ呼吸を阻害しそうで良さそうなんですが(笑)一応用意します。
ちらりと腕時計を見ます。 今の時間は?
K 準備やなんやで相殺されていたので気付きませんでしたが、もう朝7時くらいです。
しかし空は暗いままです。
よく空を見てみると、信じられないほどに黒い雲で空が覆われているのがわかります。
その雲はまるで臓腑のように蠢いて、クルーザーからかなり離れた上空を中心にして渦巻いています。
SANチェック(笑)
やあ、何か浮上しそうですね(笑)
48>48/70 成功
78>78/60 失敗
K 失敗したら1D8の正気度を失います(汗)
ああ! 神楽坂さん!!!
1d8
Chiaki: 3(1D8) = 3
3ポイント
耐えました?
K (実は杉山も失敗)
1d8
kemkem: 5(1D8) = 5
1d100
kemkem: 70(1D100) = 70
(アイデアロール成功、一時的発狂/汗)
千秋は耐えましたが、杉山は耐えられませんでした(笑)
杉山は仲間じゃないの?(笑)
K 「あひょ〜〜〜!終わりだ〜〜〜!俺の人生終わりだ〜〜〜!ヤクザの一生こんなもの〜〜〜!」
精神分析して落ち着かせます。
「杉山さん、落ち着いて…」
K ナイトパーティーで聞いたような船底に何かがぶつかるような鈍い音が断続的に聞こえてきます。
なにかが船底に次々にぶつかっているようです。
精神分析にはそれなりに時間がかかりますが、行いますか?
行っている場合ではなさそうですね。やめます。
K 杉山はシャツを脱ぎ去ります。見事な入れ墨が目に入ります。
暴れるようなら蹴りを一発!!
K 「うお〜〜〜!かかってこいや〜〜〜〜!」
別に暴れてはいませんが、やかましいです(笑)
「こっちは尼ヶ崎の生まれや、やくざなんか十派一からげでおるわ!」
K 辺りの空気は台風の前のような、不吉に張りつめたものになっています。
大気中に静電気が走っているように感じます。
「遼子さん、救命ボートはすぐに出せるの?」
K 「ボ・・・ボートはすぐに出せますから、安心してください。」
真っ黒な雲の渦が、少しずつ近寄っているような気がします。
やばいなあ(笑)
K では、千秋と加奈は、今の内にやっておきたいことを言ってください(笑)
みんなの様子は?
K みんな怖れています。
騒がしいのは一時的発狂状態の杉山だけです(笑)
えっと、救命胴衣をみんなに着用させます。
取りあえず、杉山に蹴りを入れてから、ボートに誘導します
K では全員救命胴衣をつけました。ボートはいつでも切り離せる状況です。
ずっと続いていた船底になにかがぶつかる音がピタリと止みました。
「ん?」
K ふと気付くと、海面になにかが無数に浮いています。
見直してみると分かるのですが、クルーザーのまわりの海面一面に、いつのまに現れたのか無数の半魚人が顔を浮かべ、無表情な目でこちらのほうを眺めています。
また、彼方に離れた場所には数十mもありそうな異常に巨大な半魚人の姿も見えます。
同時に、ゴウンという船体がきしむような音がしたかと思うとクルーザーが動きはじめます。
船体はギシギシと悲鳴を上げています。
クルーザーが進む方向には例の黒い雲が渦巻く中心部があります。
半魚人たちはクルーザーのために二つに分かれて道を作っています。
「なんか!やばい!」
K 遼子たちは前方デッキに集まって、これから先に待つ想像すらできない恐怖におびえ、腑抜けのように空の巨大な雲の渦を見つめています。
二人とも<アイデア>
7>7/70 成功
46>46/65 成功
K エンジン音はしないので、クルーザーが自力で動いているのでないのは確かです。
更に船底に当たる感触が無いことを考えると、無数の半魚人達がクルーザーを運んでいるわけでもないようです。
なぜ船が進んでいるのか理由が分かりません。
ただ船体のどこからか、軋む音が聞こえてきます。
「ボートに乗っても引き寄せられるかな?」
「信号弾! 海面に!!」
「クルーザーは鉄のかたまりだから引っ張られているとか?」
K ボートを降ろそうにも、海面は半魚人で埋め尽くされています。
海面に信号弾発射。
K 信号弾が当たった半魚人が悲鳴をあげ、沈んでゆきます。しばらく強い光が灯りますが、やがて消えます。
半魚人達に変化はありません。
「えぇ!!! うそ!!」
進行方向に水平発射してみます。
K 山なりに落ちてゆき、離れた海面にしばらく光が灯り、やがて消えます。
半魚人は視界を埋め尽くすほどの数です。
半魚人も随伴して移動しているのですか?
K 彼らは通りすぎるクルーザーを見つめています。
うわ、モーセ状態ですね。
「加奈ちゃん、消化器はどう?」叫びます。
では、海面に向けて消火器を発射!
K 白くなる数体の半魚人(笑)
特に変化無し(笑)
半魚人が9部で、海が1部です(笑)
(『沖縄決戦』かい(笑))
鈴江の様子に変化はありますか?
K 鈴江は半分気絶したような状態で、呆然と黒い雲を見ています。
どんどん黒い渦の中心が近寄っています。あと10分もしたら中心にたどり着きそうです。
「森脇!何がどうなってるのか、知ってること全部話しなさい!」怒鳴ります。
思いついて、森脇をゆすります
K 「あわわわわわわわ」森脇も放心状態です。
「あんたがしっかりしないと、全部ダメになるのよ!!」
K 森脇はダメになっています(笑)
「あの女って誰?ゆすりって何をゆすったの!」
ダメですか…。
鈴江を正気に戻します
K 「鈴江の親に・・・別れてほしけりゃ金を出せって言ったんだ・・・もうしねえよ。反省してる・・・」と森脇
どうやらこの状況とはまったく関わりが無さそうです(笑)。
鈴江は反応しません。
完全にいっちゃってます。
「このくず!」と言葉を聞いて、森脇に蹴りを一発!
K 「ごめんよおおおおおお」と森脇
船体は更に軋む音を強めています。
どこか船内の一箇所が強く軋んでいるようです。
「…じゃ…!」と遼子を見ます
K 遼子も呆然と暗雲を見つめています。ほとんど恍惚とした表情です。
「いざとなったらボートに飛び乗るのよ!」みんなに呼びかけます。
「行ってくる!」と言って船体のきしむ箇所に向かいます
行く前に、千秋の信号弾を持って向かいます
加奈に渡しておきます。

キーパーの独り言
 キーパーはシナリオクリアのために最も重要な、最後の加奈の台詞を見逃してしまいました(汗)。


遼子の側に行って一発頬を叩きます。
「あんた責任者でしょ!しっっかりなさい!」

K 「なに?なにをするの?」
「何か隠してるのなら死ぬ前に言っておくことね」冷たく言います。
K 「見てご覧なさい。こんな海にボートで降りてどうしようと言うの?この船は生贄になるのよ。偉大なクトゥルフへの生贄に。」
「はあ、あんた、何の話してるの?」
K 「ほほほほほほほほ!分からないままでいいのよ!生贄はそうやって死んでいくのだわ!」
船はどんどん渦の中心へ近寄っています。
「遼子っっっ!!!」グーで殴ります!
K 殴られた遼子はそれでも笑い続けています。
船内の軋む音は更に激しくなっています。
いっそのこと海に飛び込むか?
K どこか船室の方で、なにかにひびが入ったような音が聞こえました。
 

 

 


キーパーの独り言
 ここでようやく、キーパーは加奈が軋む音の箇所に向かったという文章に気付きました(汗)。


走って向かっています
K 加奈は<聞き耳+50>
36>36/45+50 成功
K その音はどうやら遼子の部屋から聞こえているようです。
ドアを体当たりで開け、音の箇所を見ます
K 船室の廊下の壁にはひびが入っています。
STR15に対する抵抗ロールなので、成功率20%(笑)
ひびが入っているので、ボーナス5%で25%
わあ(^_^;
97(1D100) = 97
K 肩を打って1ダメージ(笑)
信号弾を零距離射撃!
K それは素晴らしい!ドアの鍵の部分がふっとびました。
海戦だねえ(笑)

キーパーの独り言
 この信号弾の華々しい活躍が、その後の運命を決めたと言っても過言ではないでしょう(汗)。


K ドアを開けると、部屋の中では遼子のバッグが中央に浮かんで、部屋全体がまるで地震が起きているかのようにガタガタと震え軋んでいます。
バッグは何の支えもないのに部屋の中央の空中に固定されています。
しかしこれがきしみの中心なのは間違いありません。
狙いをつけて……撃つ!!!!
K 命中。
バッグが破れ、中から奇妙な石像が出てきます。
なにやら触手と翼をもったタコの化け物のようなものが彫られています。
バッグの破片は落ちましたが、石像はそのまま空中にとどまったままです。
もう一発!
K 石像に命中。
激しい火花と閃光。
しかし何の変化もありません。傷も付いていないようです。
加奈の様子を見に来ていいですか?
K いいですよ
「尼っ子をなめるな!」(お里が知れます(笑))
言いながら、銃でそのまま、奇妙な像をなぎ倒します
K まったく微動だにしません。加奈は<DEX×5>
43>43/55 成功
K 銃の方が手を放れて落としました。下手をしたら指の骨を折っていたでしょう。
「もしかしてこの像が船を引っ張っているの?」
K そんな感じですね。
顔をぶんぶん振って分からないと千秋に。
「加奈ちゃん、ボートで脱出しましょう!
このままじゃ危ない。遼子も生贄が何とかってわめているし!」
悔しそうに見つめながら、千秋についていきます
K しかし鋭い爪で船長を殺した半魚人で埋め尽くされた海にボートで降りたら、まず助からないだろうと想像できます。
ボートの側に戻ります。
「みんな、集まって!ボートに乗るのよ!」
K あと約5分(実時間)で船は渦の中心にたどり着くでしょう。
ボートで降りたら死ぬ可能性が高いのは明らかなので、みんなボートに近寄ろうとしません。
出任せを言います、船に乗っている方が危険だ。悪魔の石像が載っているとか。
K しかし千秋もボートで降りたら確実に殺されるだろうと分かりますよ。
遼子を見ます
K 遼子はにやにやしながら見ています。
「くっ、どうしたら…」
K あの石像がクルーザーを動かしているのは間違いありません。
「やっぱりあの石像を何とかしないといけないの?」
あかん、何も思いつきません(^_^;

キーパーの独り言
 あの石像を人が持てば、なんの抵抗もなく移動でき、引きよせられる効果も無くなったのですが、効果があるとアピール済みの信号弾が効かなかったことで、触っても無駄だというイメージが出来てしまったようでした。
キーパーはこのままの思考では堂々巡りなので、残り時間を設定すれば破れかぶれの行動で石像を掴んでくれないかと画策しました。


K クルーザーを停める以外生き残る方法は無いでしょう。
うーん、二人で体当たり?
K 加奈は石像を銃で撃って、銃で殴りましたが、なんの効果もありませんでした。
遼子の肩を叩いて「あの奥にいいことあるの?」とにっこり
暗雲を指差して言います
遼子を失神させれば止まるとか?どうでしょう?
(叩き込む? 巫女らしいし<プレイヤーの発言)
海にたたき込むということですか?

キーパーの独り言
 ここで5分経過(汗)。
極端に短い時間の最後の選択で運命を決めてもらうことに。


K では最後の半分の間に、なにをするかそれぞれにお聞きします。どうしますか?
(いえいえ、奇妙な像に…ですよ)
時間もないしそうしますか

キーパーの独り言
 大逆転!
これでなんとかなる!とキーパーは小躍り(笑)。
しかし体当たりするのは探索者本人ではなかったのでした。


K 宣言をどうぞ。
遼子を担いで、像に叩きつけます! 暴れるようなら蹴りを一発!
で、一人で行きます
「?加奈ちゃん?」
K 遼子を担いで部屋まで運んでたたきつけるのは時間的に不可能です。遼子は抵抗します。
千秋はどうしますか?
あと加奈の代替案は?
首を絞めます!!遼子の!
K 千秋了解。
加奈はどうしますか?
海に放り込む!
K なにを?
じゃそのコンボで(笑)
遼子を海に放り込みます
首締めから、海へのコンボで
K 了解。

キーパーの独り言
 決断は下り、運命は決まりました・・・・・・。


K では千秋が遼子の首を絞め、加奈が海へ放り込もうとしたところで、船は渦の中心にたどり着きます。
正面の海中から巨大ななにかが浮上します。
なに!!
K ぬめぬめとした表皮の、タコのような頭にコウモリのような翼をもった生き物です。
…!!
K 最初、それは海から巨大な翼が生えたように見えます。そして、その翼の間から細かな触手が絡み合いながら現れて、丸い頭部を形作ります。

K それは、まるでタコのような姿をしていますが、地球上のいかなる生物とも非なるものなのです。
SANチェック。
47>47/57 成功!!
7>7/70 成功
K 成功した人は1D6の正気度を失います。
1d6
<dice> Kana: 3(1D6) = 3
セーフ!
1d6
Chiaki: 1(1D6) = 1
よっしゃ!
K 「それ」は大きく両腕を広げます。
船のすぐそばに、人間の形跡の多い半魚人が浮かび上がりました。
聞き取りにくい声で遼子に話しかけます。
「まだ、星辰はそろっていない。なにゆえ、我らの神を呼ぶ」
遼子は慌てて詫びの言葉と、自分は海良井村のダゴン教の巫女であり、生け贄を連れてきたのだと言います。
「ばかなことを、われらの神は贄などより、早くに眠りを覚まされたことをお怒りだ」と半魚人
半魚人たちはそろってクルーザーが進んでいた雲の渦のほうを見つめ、ゴボゴボした声で不気味な合唱(讃美歌?)を始めます。
「しかし渦の中心まで来てしまったからには返すわけにも行かない。
仕方がないので偉大なる神の落とし子の供物としよう。」
そう言ってその半魚人も詠唱に加わります。
巨大なタコのような化け物は、クルーザーを触手で持ち上げると、その触手の中の穴に導きます。
その穴は最初は単なる穴ですが、見る間に無数のとがった歯が生まれ、クルーザーを噛み砕きます。
ぎゃあ!
ああああああああ!
K 全てを食らいつくしたクトゥルフの落とし子は、静かに波間に消えてゆき、半魚人達も海へ潜ってゆきます。
やがて不吉な雲も消え去り、残ったのは僅かなクルーザーの残骸だけでした。
めでたしめでたし(笑)
ううう(・_・、)
あぅぅぅぅ
何もできなかった…
K 実にクトゥルフでしかあり得ないような見事なエンディングでした(笑)

キーパーの独り言
 お二人とも石像を手で掴むのは思い浮かんでいたのですが、やはり照明弾が無駄だったのと、触る方が致命的な気もして出来なかったそうでした。
残念な結果に終わりましたが、「クトゥルフの呼び声」らしいエンディングと言えば、まさにその通りでしょう。
しかし実に息の合ったコンビだったので、生き残って次のシナリオにも登場してほしかった・・・。
 化夢宇留仁のキーパーで全滅したのは、今までの全てのゲームの中で2回目でした。

ホラーウォッチング 終了

 


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