K |
慌てて海の方を向く鈴江。
|
千 |
「気分の方は良くなった?」話しかけます。 |
K |
「え・・・ええ。大丈夫です。ご心配おかけしました。」 |
千 |
精神分析とかできそうですか? |
K |
落ち着いて質問を繰り返すという形で、それっぽいことは可能でしょう。 |
加 |
周囲を見渡しながら、鈴江と千秋がゆっくり話を出来るように気を使います
誰か来たら、それとなく二人から引き離すように |
千 |
さて…
加奈に感謝の目線を送りつつ、「あなた、森脇さんが本当に好きなのね」 |
加 |
ふふんと言う顔をして、ビールを飲んでします<千秋の感謝の目に応え |
K |
思い詰めたような表情で目を伏せて黙っています。<精神分析>しますか? |
千 |
はい
<60>60/80 成功 |
K |
プロらしいさりげなさで関係なさそうな質問を繰り返し、精神分析を行った結果、彼女は森脇に強く依存しており、自分の人生全てが森脇次第というように考えているのが分かります。
また、その森脇が彼女と距離を置いていることで、強い憤りと焦り、不安、悲しみを感じており、それは下手したら彼女の人生を破壊するような強い衝動のようです。
同時に彼女が世間知らずのお嬢様で、恋愛に関しても年齢よりも幼いということが分かります。 |
千 |
なるほど
森脇の行動次第では破滅的状況もあり得ると。 |
K |
あと一つ。
彼女は森脇を愛していますが、彼に言いようのない不安というか、疑惑のようなものも感じているようです。 |
加 |
(聞くともなしに聞きながら『世ずれしてもねぇ、こればっかりは…』と心の中で独り言) |
千 |
(森脇を酔いつぶして寝かしつければ鈴江さんも楽になるかもね)加奈にささやきます。
(今度は私たちが鈴江さんの嫉妬の対象になっちゃうけど)
(それか、相田さんを拉致って女の子だけで部屋に行くとか) |
加 |
(ですよ、武宮さんが大人にならないと……)とため息交じりで小声で答えます
(…うぅぅぅ…、ていうか、あいつ(森脇)を目で示して)がはっきりしないと、彼女もだめでしょう)
(陸にあがったところで、根本的な解決にならないような…) |
K |
悩んどる悩んどる(笑) |
加 |
(悩むわ! っていうか、ああ、なんだこのデジャビュ感(笑<プレイヤーの声) |
千 |
(結局二人の問題だからあまり立ち入るわけにもいかないのよねえ…)
鈴江に森脇との出会いなど話させるようにしむけられますか?>keeper |
|
「お昼のあれですか? 機会があったら見たいけど、どうなんでしょう? 船長はなんて?」
|
K |
「船長はもう遅いって言ってました。残念です。」と遼子。 |
加 |
「でも、どっちの方向か…わかんないですよね、あれだけすぐじゃ…」遼子の言葉に残念そうに。 |
K |
「そうね・・・残念だわ。」と遼子。
|
千 |
「まあまあ、相田さんじゃなくておねえさんとおしゃべりしない?」横目で加奈の会話も見つつ。 |
K |
声をひそめる森脇。「勿論OKだよ。静かなところに行こうか?」
|
千 |
「別にここでいいわよ。」連れて行かれてたまるか(笑) |
K |
「そ・・・そうか。」ちらりと鈴江の方を見て口ごもる森脇です。
|
千 |
「森脇さんの好きな女性のタイプってどんな感じ?」森脇の屈託に気付かない鈍感さを装いつつ話しかけます。 |
K |
「え〜、そうだな。知的な人かなあ。」と千秋を分析しながら言う森脇(笑)
なんだか収拾がつかなくなってきたな(笑) |
千 |
「そうね、鈴江さん、知的なタイプですものね」あてつけ、あてつけ(笑) |
K |
「え?ああ・・・そうだな。」困る森脇。ちょっと顔を上げて、すぐ伏せる鈴江。
|
千 |
「そうね!」 |
K |
起こされて事情を聞いた船長は操舵室に入り、機械のチェックを行います。
船長が言うには機械には故障はないし、魚群探知機にもなんの反応も無いそうです。
「ちょっと高い波に当たったんだろう。それか漂流物か。」 |
加 |
「残念……」船長の言葉を聞きながら、海に目をやります |
千 |
「何か不安ね、救命胴衣抱いて寝ようかしら?」杉山の様子を観察します。
彼は何を考えている風でしょうか? |
K |
杉山は興味深そうです。色々な仮説をしゃべっています。
「巨大なクラゲという可能性もあるね!マンボウもあり得る。」 |
千 |
鈴江はどうですか?この騒ぎを境に態度は変わりました? |
K |
鈴江はまったく変化ありません(笑) |
加 |
他の人の様子はどうですか? 動揺しているとか? |
K |
動揺はしていましたが、船長が心配ないと言ったので、おさまったようです。
遼子は動揺した様子はありませんでした。 |
加 |
「こんな事よくあるんですか?」と遼子に聞きます |
K |
「ええ・・・いえ、あんまり無いですけど、船長が大丈夫とおっしゃっているので、大丈夫でしょう。」
というわけで夜も更けてゆき、ラストナイトパーティーは終わります(笑)
22:00頃でしょうか。海の上なのでもう真夜中な感覚です。
めいめい自室に戻ってゆきます。
お二人は寝る前になにかしたいことがありますか? |
千 |
えっと救命ボートなり、浮き輪なりの設備を確認したいです。ありますか? |
K |
ありますよ(笑) |
千 |
さきほどの騒ぎに胸騒ぎを覚えたので場所と使用手順を一応確認しておきます。 |
加 |
夜風に当たりながら、ウィスキーを飲みながら甲板で時間を時間をつぶしています。 |
K |
加奈は前部デッキで?後部デッキで? |
加 |
前部デッキでです |
K |
何時くらいまで? |
加 |
01:00ぐらいまで、あと、近くにあった浮き輪を座布団がわりにしていてもいいですか? |
K |
了解。
千秋はチェックのあとどうしますか? |
千 |
加奈に付き合いますが、救命ボートの場所は、前部、後部どちら? |
K |
後部です。 |
千 |
では一緒に夜風に当たりましょう。 |
K |
では12時頃。
二人ともCON×3。 |
千 |
<16>16/30 成功 |
加 |
<40>40/33 失敗 |
K |
では加奈が強い眠気を覚えます。このまま寝てしまうと風邪をひくかもしれません。 |
千 |
「眠たいなら部屋に戻る?」加奈をゆすります。 |
加 |
「ううう、なんだか勿体無い…。部屋から毛布取ってきます」と言って、部屋に戻ろうとします |
千 |
危なっかしいのでついていきます。 |
K |
<医学> |
千 |
<32>32/95 成功 |
K |
どう見てもさっきの怪物の鋭い爪によるものですね。体温もほとんど残っていないので、少し前に殺されたようです。 |
加 |
取りあえず、ここは千秋に任せて全員を後部甲板に集めます |
千 |
任せられました(笑) |
加 |
「…あんまり見てて気持ちいいものじゃないでしょう…」 |
千 |
船長の所持品探ります。何かあります? |
K |
特にこれと言って目を引くものはありません。鍵もないです。
後部デッキは狭いので、全員は集まりにくいかも。
それ以前にどうやって集めるんでしょうか? |
加 |
操舵室にいる人員は? |
K |
全員です。 |
千 |
操舵室内に他に目を惹くものはないですか? |
K |
無線機が完全に壊されている以外は。 |
加 |
では、万が一と言う事もあるので、救助ボートの方へ行こうと誘導します |
千 |
加奈に同意して森脇をかかえて連れて行きます。 |
K |
「待ってください。緊急時の対応は私に責任があります。」と遼子。 |
加 |
見つめて遼子の言葉を待ちます |
千 |
「責任は後で良いから、ひとまずここを離れましょう!」 |
K |
「無線機は壊れてしまっていますが、船に異常はありません。ボートは沈む可能性が高いので、今はまだ乗るべきではありません。」 |
千 |
「乗るとは言ってないわよね?加奈ちゃん」 |
加 |
千秋の言葉に頷きます |
K |
こことは?この部屋?この海域? |
千 |
いや、操舵室を離れるという意味です。 |
K |
「そうですね。千秋さん・・・と、加奈さん以外の方は全員自分の部屋に戻ってください。追って指示しますので。」
周りからブーイングが。主に杉山ですが。 |
千 |
「みんなで集まっておいた方がいいと思うけど?」 |
K |
「千秋さんはお医者さんなので、調査に必要なんです。」と遼子。 |
加 |
「わたしもそう思います」 |
千 |
「調査をするにはやぶさかじゃないけど」 |
K |
「じゃあなんでその加奈さんまで残すんですか?」と杉山 |
千 |
「残りの人は船内パーティーやった場所で集まっておいていただく?」 |
K |
「とりあえず現場をたくさんの人で踏み荒らすわけにはいきません。みなさん部屋に戻ってください。
すみませんけど、加奈さんも部屋に戻ってください。」と遼子
「ここは私と千秋さんの二人で調査して、方針を決めます。その後連絡しますので。」
渋々という感じで杉山は部屋に戻ってゆきます。 |
千 |
あ、森脇
可能なら精神分析やります。 |
加 |
千秋に目配せして(頼みます…) と言いながら遼子の言葉に従いますが… |
K |
千秋は森脇のところへ
精神分析どうぞ |
千 |
<39>39/80 成功 |
K |
「今はそんなことにかまけている場合では・・・」と遼子 |
千 |
えっと、加奈ちゃんの手を引きます。 |
加 |
「杉山さんの部屋で全員待っています、それでいいですか?」 |
K |
「分かりました。ではあとで連絡します。」と遼子 |
千 |
「加奈ちゃんにはお手伝いしてもらいたいんだけど、できる?」加奈に。
「いいわよね、遼子さん」 |
K |
「ダメです!」と遼子
「お手伝いなら私がします。」 |
千 |
「さっきはいいって言ったのにね…」
諦めます。 |
K |
「加奈さんだけ特別扱いにしては混乱の元になります。
私もそう思ったんですけど、杉山さんたちの気持ちを考えてください。」と悲痛な表情です。 |
千 |
「はいはい、ボスはあなたですよ」手を上げます。「加奈ちゃん、そういうわけだから、みんなをよろしくね」 |
加 |
千秋の手を握り返して、(大丈夫!)と頷き、杉山の部屋へ向かいます。 |
K |
精神分析する間にも、遼子はそんな場合じゃないと言いますが、やがて諦めます。 |
加 |
「こっちは尼ヶ崎の生まれや、やくざなんか十派一からげでおるわ!」 |
K |
辺りの空気は台風の前のような、不吉に張りつめたものになっています。
大気中に静電気が走っているように感じます。 |
千 |
「遼子さん、救命ボートはすぐに出せるの?」 |
K |
「ボ・・・ボートはすぐに出せますから、安心してください。」
真っ黒な雲の渦が、少しずつ近寄っているような気がします。 |
千 |
やばいなあ(笑) |
K |
では、千秋と加奈は、今の内にやっておきたいことを言ってください(笑) |
千 |
みんなの様子は? |
K |
みんな怖れています。
騒がしいのは一時的発狂状態の杉山だけです(笑) |
千 |
えっと、救命胴衣をみんなに着用させます。 |
加 |
取りあえず、杉山に蹴りを入れてから、ボートに誘導します |
K |
では全員救命胴衣をつけました。ボートはいつでも切り離せる状況です。
ずっと続いていた船底になにかがぶつかる音がピタリと止みました。 |
加 |
「ん?」 |
K |
ふと気付くと、海面になにかが無数に浮いています。
見直してみると分かるのですが、クルーザーのまわりの海面一面に、いつのまに現れたのか無数の半魚人が顔を浮かべ、無表情な目でこちらのほうを眺めています。
また、彼方に離れた場所には数十mもありそうな異常に巨大な半魚人の姿も見えます。
同時に、ゴウンという船体がきしむような音がしたかと思うとクルーザーが動きはじめます。
船体はギシギシと悲鳴を上げています。
クルーザーが進む方向には例の黒い雲が渦巻く中心部があります。
半魚人たちはクルーザーのために二つに分かれて道を作っています。 |
千 |
「なんか!やばい!」 |
K |
遼子たちは前方デッキに集まって、これから先に待つ想像すらできない恐怖におびえ、腑抜けのように空の巨大な雲の渦を見つめています。
二人とも<アイデア> |
千 |
<7>7/70 成功 |
加 |
<46>46/65 成功 |
K |
エンジン音はしないので、クルーザーが自力で動いているのでないのは確かです。
更に船底に当たる感触が無いことを考えると、無数の半魚人達がクルーザーを運んでいるわけでもないようです。
なぜ船が進んでいるのか理由が分かりません。
ただ船体のどこからか、軋む音が聞こえてきます。 |
千 |
「ボートに乗っても引き寄せられるかな?」 |
加 |
「信号弾! 海面に!!」 |
千 |
「クルーザーは鉄のかたまりだから引っ張られているとか?」 |
K |
ボートを降ろそうにも、海面は半魚人で埋め尽くされています。 |
千 |
海面に信号弾発射。 |
K |
信号弾が当たった半魚人が悲鳴をあげ、沈んでゆきます。しばらく強い光が灯りますが、やがて消えます。
半魚人達に変化はありません。 |
加 |
「えぇ!!! うそ!!」 |
千 |
進行方向に水平発射してみます。 |
K |
山なりに落ちてゆき、離れた海面にしばらく光が灯り、やがて消えます。
半魚人は視界を埋め尽くすほどの数です。 |
千 |
半魚人も随伴して移動しているのですか? |
K |
彼らは通りすぎるクルーザーを見つめています。 |
千 |
うわ、モーセ状態ですね。
「加奈ちゃん、消化器はどう?」叫びます。 |
加 |
では、海面に向けて消火器を発射! |
K |
白くなる数体の半魚人(笑)
特に変化無し(笑)
半魚人が9部で、海が1部です(笑) |
加 |
(『沖縄決戦』かい(笑)) |
千 |
鈴江の様子に変化はありますか? |
K |
鈴江は半分気絶したような状態で、呆然と黒い雲を見ています。
どんどん黒い渦の中心が近寄っています。あと10分もしたら中心にたどり着きそうです。 |
千 |
「森脇!何がどうなってるのか、知ってること全部話しなさい!」怒鳴ります。 |
加 |
思いついて、森脇をゆすります |
K |
「あわわわわわわわ」森脇も放心状態です。 |
加 |
「あんたがしっかりしないと、全部ダメになるのよ!!」 |
K |
森脇はダメになっています(笑) |
千 |
「あの女って誰?ゆすりって何をゆすったの!」
ダメですか…。 |
加 |
鈴江を正気に戻します |
K |
「鈴江の親に・・・別れてほしけりゃ金を出せって言ったんだ・・・もうしねえよ。反省してる・・・」と森脇
どうやらこの状況とはまったく関わりが無さそうです(笑)。
鈴江は反応しません。
完全にいっちゃってます。 |
加 |
「このくず!」と言葉を聞いて、森脇に蹴りを一発! |
K |
「ごめんよおおおおおお」と森脇
船体は更に軋む音を強めています。
どこか船内の一箇所が強く軋んでいるようです。 |
加 |
「…じゃ…!」と遼子を見ます |
K |
遼子も呆然と暗雲を見つめています。ほとんど恍惚とした表情です。 |
千 |
「いざとなったらボートに飛び乗るのよ!」みんなに呼びかけます。 |
加 |
「行ってくる!」と言って船体のきしむ箇所に向かいます
行く前に、千秋の信号弾を持って向かいます |
千 |
加奈に渡しておきます。 |
K |
ドアを開けると、部屋の中では遼子のバッグが中央に浮かんで、部屋全体がまるで地震が起きているかのようにガタガタと震え軋んでいます。
バッグは何の支えもないのに部屋の中央の空中に固定されています。
しかしこれがきしみの中心なのは間違いありません。 |
加 |
狙いをつけて……撃つ!!!! |
K |
命中。
バッグが破れ、中から奇妙な石像が出てきます。
なにやら触手と翼をもったタコの化け物のようなものが彫られています。
バッグの破片は落ちましたが、石像はそのまま空中にとどまったままです。 |
加 |
もう一発! |
K |
石像に命中。
激しい火花と閃光。
しかし何の変化もありません。傷も付いていないようです。 |
千 |
加奈の様子を見に来ていいですか? |
K |
いいですよ |
加 |
「尼っ子をなめるな!」(お里が知れます(笑))
言いながら、銃でそのまま、奇妙な像をなぎ倒します |
K |
まったく微動だにしません。加奈は<DEX×5> |
加 |
<43>43/55 成功 |
K |
銃の方が手を放れて落としました。下手をしたら指の骨を折っていたでしょう。 |
千 |
「もしかしてこの像が船を引っ張っているの?」 |
K |
そんな感じですね。 |
加 |
顔をぶんぶん振って分からないと千秋に。 |
千 |
「加奈ちゃん、ボートで脱出しましょう!
このままじゃ危ない。遼子も生贄が何とかってわめているし!」 |
加 |
悔しそうに見つめながら、千秋についていきます |
K |
しかし鋭い爪で船長を殺した半魚人で埋め尽くされた海にボートで降りたら、まず助からないだろうと想像できます。 |
千 |
ボートの側に戻ります。
「みんな、集まって!ボートに乗るのよ!」 |
K |
あと約5分(実時間)で船は渦の中心にたどり着くでしょう。
ボートで降りたら死ぬ可能性が高いのは明らかなので、みんなボートに近寄ろうとしません。 |
千 |
出任せを言います、船に乗っている方が危険だ。悪魔の石像が載っているとか。 |
K |
しかし千秋もボートで降りたら確実に殺されるだろうと分かりますよ。 |
加 |
遼子を見ます |
K |
遼子はにやにやしながら見ています。 |
千 |
「くっ、どうしたら…」 |
K |
あの石像がクルーザーを動かしているのは間違いありません。 |
千 |
「やっぱりあの石像を何とかしないといけないの?」
あかん、何も思いつきません(^_^; |