Call of Cthulhu リプレイ

何かが潜んでいる(前編)

 ひきだしの中身さんの、シナリオ「何かが潜んでいる」のリプレイです。
いきなりやるのが決まって30分後にはプレイ開始という強行軍だったのですが、シナリオが出来がいいので面白くプレイできました。
これもチャットによってオンラインでプレイしました 。
※勿論ネタバレしているので、プレイ予定の方は読まないでください。

探索者紹介

石動謙信(いするぎけんしん) 作家  31歳
プレイヤー・VALIS氏
(STR) 13  (DEX) 16   (INT) 14
(CON) 7   (APP) 11   (POW) 12
(SIZ) 14   (EDU) 17

耐久力 11 追加ダメージ +1D4  

回避(60) 化学(43)
コンピューター操作(71) 自動車運転(65) 
忍び歩き(70) 心理学(44) 説得(81)
登はん(45) 母国語(99) 目星(60)
オカルト(40) 隠れる(40) 聞き耳(44)

 

 

真山神平(まやまじんぺい) 探偵  19歳
プレイヤー・マリネラ島 島猫氏
(STR) 12  (DEX) 14   (INT) 13
(CON) 17   (APP) 7   (POW) 17
(SIZ) 12   (EDU) 13

耐久力 15  

言いくるめ(49) オカルト(50)
聞き耳(62) 忍び歩き(58) ジャンプ(63)
心理学(14) 人類学(21) 法律(27) 
目星(61)  ブラックジャック(80)
回避 (54) 応急手当 (50)


キーパーの独り言
 なにしろ時間が惜しかったので、探索者のキャラクターはランダムNPCジェネレーターで作ったものに技能を加えるという強引な方法で作りました。

 二人はオカルトが趣味で、ムーの文通欄で知り合ったということになりました(笑)。
売れない作家である石動が、小説のネタ集めに年若い友人を誘って旅行に来たという設定で始まります。

K

2005年12月某日。
バスが細い山道を登っています。
時間は夕暮れ近くで、雪混じりの強い風が吹く悪天候のため、視界はかなり悪い状態です。
バスには探索者以外にも、何人かの男女が乗り合わせていますが、他の客たちは外の天候が気にかかるのか押し黙ったままです。
探索者以外の客は、携帯ラジオをイヤホンで聞いているコート姿の中年男。恋人同士らしい、スノーボードを持った若いカップル。小さな旅行カバンを持った若い女性の四人です。

はしゃぎます(笑)
「やはり自然はいいなあ、神平君♪」

バス特有の熱気と息苦しさにあてられてぼうっとしています
「はあ・・・」

「さあ、せっかくの休みだ、羽を伸ばそうではないか!」

K

ではバスの運転手が、運転席の近くに座っていた二人に、なまりのある言葉で声をかけてきます。
「こんな田舎のバスに、こんなに人が乗るのは珍しいことですよ。お客さんは観光ですか?」

「いやいや、休みとはいっても半分は仕事も入ってるんだ。何とか小説のネタをひねりださんとね」

K

「ほー、そうですかあ。こんなところまで来て仕事とは。都会の人はやっぱり違いますなあ。」

  と、そこに近くに座っていた女性が
「ほんと、すごい田舎よね。携帯も通じないなんて、しんじらんない」
と、不平を漏らしながら、通話圏外の表示がされている携帯電話をあなたたちに見せます。

 

きれいな人だなあ。
ほい、女性は神平君担当(笑)
APP 7(笑)
ありゃ!(笑)
K 私もどちらにしようか迷ったのですが(笑)
とりあえずは歳の近そうな真山氏の方に話しかけているようです。
「ほんとだ、だめだなあ!ド○モ!」
K 「え〜、私のはAUよ!?ドコモはおじさんしか使わないから!」
彼女の隣に座っている男性は、 少し心配そうに彼女の方を観ています。
「おじさんで悪かったなあ!!いや、失礼」
K などと馬鹿なことを言っているところに(笑)、いきなり強烈な衝撃が襲います。
「な、なんだ!」
K 何かにぶつかったような音がしたかと思うと、振り回されるような強い横揺れが起き、車内灯は消え、車内はパニックとなります。
頭を保護します
K では一瞬時間を戻しまして、二人とも<目星>
86>失敗
85>85/61 失敗
K

二人とも彼女に釘付けだったようです(笑)

きれいだからなあ


キーパーの独り言
 NPCのイラストは、元のシナリオのものを使うわけにはいかないので、それを元に化夢宇留仁が描いたものです。


K

バスの揺れが止んでも、車内灯はいっこうに点く気配はありません。
フロントガラスは割れて、寒風が車内に入り込んできます。

運転席のほうへ・・・
「みなさん、無事ですかあ!」
けが人がいないか確認
K

車内中からうめき声が聞こえます。
まず運転手ですが、運転席から投げ出されて頭は血まみれになっています。
「うう・・・」

応急手当を・・・
K

うめいていますが、酷い怪我のようです。
真山氏が応急手当をしようとしたところで、運転手はカッと目を見開き、
「白い木が……口を開いて……のっぺらぼうだっ!!」
と、叫ぶと、ガクッと。
応急手当どうぞ。

38>38/50 成功
K

頭蓋骨が粉々で、さっきしゃべれただけでも奇跡だと言うことが分かります。

  他に怪我人は、一人旅らしい小さな旅行カバンを持った若い女性が頭を強く打ち、足もひねってしまっています。意識ははっきりしていますが、歩けそうにないですね。
他には怪我人はないようです。

とりあえず応急手当を試みます
K どうぞ。
65> 失敗
僕もやっていいですか?
K どうぞ。
53> 失敗
K

とりあえずはひねった足にあて木をしてみましたが、あまり効果はないようです。

  生存者は暗い車内に取り残されました。誰もしゃべろうとしません。
とりあえず、車外の様子を確認します
K

車内から車外を見てみると、吹雪いてきています。止みそうにないですね。

  その時ラジオのイヤホンらしきものを耳に入れていたコートの男性が、焦った表情でこう言います。
「大変だ、この吹雪は夜半になるにつれて激しくなるらしい。そのせいで、かなりの道路が封鎖されているらしい!」

「何だって!」
K 男はラジオのイヤホンを外して、石動氏にもニュースを聴かせます。ラジオは地方チャンネルのニュースです。
『……現在、降り続いている雪は、これからも、その強さを増す模様です。先ほど申し上げた幹線道路以外にも、多くの道路が夜半にかけて封鎖される恐れがあります。山間部を車で走られる方は十分に注意してください。
では、次のニュースです。
大手証券会社役員の松本孝三さん、53歳が旅行先で行方不明となっている事件ですが、いまだその行方はわかっておらず……』
む、伏線かな?(笑)
K うふふ(笑)
男はイヤホンを自分の耳に戻しました。
そうか、やばげだな。目的地までどのくらいか推測できますか?
後続車等はありますか?
K まず後続車両は今のところありません。
また目的地まではまだずいぶんあるはずで、普通に歩いてもたどり着くのは難しい距離です。
フロントから吹き込んできています?
K 風はびゅうびゅう吹き込んでいます。
バスに無線はありますか?
K

運転席はグチャグチャで、無線は破壊されているようです。

そうか、仕方ない。
では鍵を探します。バスの収納庫の鍵です。
K

真山さん<目星>
「どうする?このままでは全員凍死しかねないぞ!」さっきのコートのおっさんです。

バスで籠城するか移動するかですな
24
K

鍵を発見しました。

では、スキーをくるんである毛布を引っぺがして持ってきます。
「おじさん、落ち着いて、みんなで力を合わせてこの窮地を乗り切りましょう!」
K

「そんなこと言ったって、どうしようもないじゃねえかよ!」とはさっきの若い男です。
うわあ、真山さん頭回るな(汗)

「神平君、ナイスだ!」
K

では全員とりあえず毛布は手に入れました(笑)。


キーパーの独り言
 化夢宇留仁はスキーもスノボもやったことがなく、その関係の知識は「私をスキーに連れてって」あたりで立ち腐れているので(汗)、この辺の描写は完全にプレイヤー任せです(笑)。


K 定期バスが次の停留所へ到着しなければ、やがては事故があったのかもしれないと察知し救助が来るでしょうが、それまで、この寒さに耐えられるかという問題があります。
若い男に、「君も男だろう!彼女を守るためにがんばるんだ!」
励まします。
K 若い男は彼女に毛布をかけようとしますが、彼女にひったくられます。
「自分でするからいい!」
こらこら(笑)
懐中電灯は見つかりますか?
K 懐中電灯は<目星>&<幸運>ですね。
87>目星失敗です
K では見つかりません。
怪我をした女性は、なにか考え込んでいるようです。
誰か懐中電灯持ってないかな?
K 残念ながら誰ももっていないようです。
「このまま暗くなったら絶望だぞ!」と、コートのおっさん。
社内で火を付けると危ないかな?>神平
それか、運を天に任せて外に出るか
ライターぐらいなら・・・
K ガソリンの状態は、車外に出てみないと分からないですね。
おお、ガソリン車ですか。
K あ、軽油ですね(笑)
ならちょっとくらいは大丈夫か。
取りあえず明かりをつけたいですね
スキーを収める収納庫は車外かと(笑)

キーパーの独り言
 実はキーパーがシナリオを読んだのは2週間ほど前で、始めてみたら予想以上に細かい部分を忘れていて、プチパニック状態でした(笑)。


K そこに、怪我をしていた女性が話し出します。
「あの……この近くに、私の父の家があるはずなんです……そこへ行けば、吹雪をしのげると思いますが」
「なんと!ではそこへ向かいましょう!」
石動は短絡します(笑)
K 「おお!ほんとうか!近いのか!」とおっさん。
「早く言えよ!」と兄ちゃん。
吹雪いています。迂闊に動くのはどうかと
K 現状ならなんとか移動は出来そうな感じです。これ以上吹雪がきつくなると危険ですが。
でも吹雪がましなうちに動かないと
K 「なんとかたどり着けると思います。」と怪我女性。
運転手は、駄目でしたか?
K 「じゃああんたを誰かに支えてもらわないとね。」ともう一人の女性。
運転手は手の施しようがありません。
「いやあ、あなたがいて良かった、あなたは私が背負っていきますよ」
まだ息はあるんですね?
K もう息もありません<運転手
「残念だが彼は置いていくしかあるまい」
K 「ありがとうございます。あなたは命の恩人ですわ。あ、私は山根俊子と言います。」

名乗ります。
「私は石動謙信といいます」名乗ります
K 「あ、名前言うの忘れてたね。私は吉本香苗。」
「彼氏の名前は?」
K 「あ・・・俺は・・・・清水啓介だ。よ・・・よろしく。」
この状況に対処できていないようです<彼氏
彼に続いておっさんも自己紹介します。
「うむ・・・運転手は気の毒だが、今彼を背負っていく余裕はないな。あ、私は古賀良一だ。」
どのみち頭部にダメージがあると移動は無理ですしね。
「清水君、しっかりしろ!何とかこのピンチを脱するために力を貸してくれ!」
K 「え・・・俺?俺は・・・」ここで吉本(彼女の方をチラッと見て)「ま、まかせといてくださいよ。」
ところで全員スキーの準備あるのでしょうか?それとも貸しスキーの人もいるのかとか。
スキーに来ていたのか(笑)←今さら
K 「道は上りですが、スキーがあった方が歩きやすいですね。」と言ったのは山根俊子です。
スキーは全員の分がバスに積まれています。
移動の準備をしなくてはいけませんね、全員防寒具(スキーウェア)着用しましょう
K はい。では全員外に出るのですね。
人を背負ってスキーってできるんかな?
K いや、足が沈まないようにつけるだけということで<スキー板
了解>keeper
山根を背負って先導します
K では全員外に出ました。全員目星。
(NPCの分もいちいちサイコロを振っていますが、省略します)
64>64/61 失敗
22> 成功
K では石動氏だけが気付いたようですが、事故が発生したとおぼしき雪道には、何かを引きずったような跡が残されています。バスがぶつかったとおぼしい物は見あたりません。そしてその跡は、山腹へ向かって続いていますが、この雪でどんどん消されていっているようです。
「むむ?何だ、この跡は?」動物の跡のようですか?
K 動物にしてははっきりとした足跡がなさすぎます。
それに巨大ですね。
大きくて下がでこぼこしたソリ?
「うーん、怪奇、怪奇」
何にぶつかったんだろうなあ?
調べているひまはないですよね?
K 調べますか?
「今は我々の生存が最優先事項だ。先を急ごう」
K では俊子の誘導で、山道を苦労して進んでゆきます。
「はあはあ」
K 車道を外れて、しばらく未舗装の雪道を進みます。
跡とは別方向?
K 跡とは微妙に方向が違うようですが、もうよく分かりません。
石動は彼女を背負っているので、CON×5ロール。
しんどすぎてロマンチックな思いもかけらも浮かびません(笑)
43> 成功
K 男石動は耐え抜きました(笑)。
「うりゃああああ!」(笑)

キーパーの独り言
 後でログを読んだVALIS氏に聞いたのですが、石動のCONは7だったので、7×5で35。
実は耐え切れていませんでした(笑)。
どうやら他の能力値と見間違えていたようです。


K 到着した家は、古い洋風のロッジといった外観の建物です。
汗をかいたでしょうね・・・足を止めると冷えて体温を奪うのです。
「さ、さむいよ、神平君…」
下着、脱いだほうがいいです。
K 「ここです。石動さん、ありがとうございます。鍵は持っていますし、父がいるはずです。」
やれやれ、なんとかなったな、下着は中に入ったら着替えよう
K では玄関のチャイムを鳴らします。
  するとしばらくして、髪はボサボサ。服も汚れ放題で、顔中傷だらけの男が顔を見せます。
「お、おとうさん?」と驚いた様子の俊子。
男の傷はもう治っているようです。
挨拶して、手短に経緯を話します
K 男は一行を見回し、彼女の存在に気付くと
「帰れっ、ここに来てはだめだ!ここは……!!」
と、激しく怯えてとりみだします。
どうしたんだろう?
K しかし、ひと呼吸する暇もなく、突然彼は頭や喉や胸など、身体のあちこちを血がにじむほど強く掻きむしり始め、口から泡を吹いて卒倒してしまいます。
全員<目星>!
90> 失敗
76>76/61 失敗
K (NPCも全員失敗)
キーパーの目がもの凄く悪いです(笑)
ははは(笑)
K では全員よく見えませんでしたが、一瞬彼の身体が光ったような気がします。
静電気?
K 恐らく着ているセーターの静電気でしょう。
  「すみません。父は病気なんです。」 と俊子。
中へあがりこみ、応接間へ彼を運び込みます
手伝うよ
「それにしても尋常な様子ではないよ」
俊子の様子を窺います
K 「私たち家族を残してこんな山小屋に閉じこもってしまって、心配だったから様子を見に来たんです。今日明日中には着くと連絡してあったんですが、こんなに悪くなっていたなんて・・・」
と、俊子はショックを隠しきれないようです。
ウソを言っていませんか?俊子は
顔色を伺います
K <心理学>どぞ〜
7>成功 7/44
16>16/14 惜しい! 失敗(笑)
K 少なくとも嘘を言っている特徴は見つけられないですね。しかし本当だと確信できる要素も見あたらないです。
小説家のカンがささやくんだよなあ(笑)

キーパーの独り言
 前から思っていたのですが、<心理学>技能はキーパーにとっては扱いにくい技能です。
<心理学>は場合によってはテレパシー能力に迫るような技能であり、探索者の心強い武器となります。
しかしそうであるために、実は隠していることがあるのだけど、ストーリーの関係上疑われたくないNPCに対して使われた場合の対処に困ってしまうのです。
成功してもなにも分からないのでは<心理学>技能の意味が無くなるし、かと言って少しでも怪しい描写をするとプレイヤーに疑われてしまいます。
 ここでも俊子が疑われており、キーパーはどう応えるかで頭を痛めました。
次第に俊子が怪しいと分かる展開なのですが、最初に俊子1人に絞られてしまうと面白味に欠けるところでもあるのです。


今後は俊子の様子もそれとなく観察するようにします。
K 了解。
「すみません。父を寝室まで運んでいただけるでしょうか。すぐそこの部屋です。」と俊子。
「はいはい、汗かきついでですよ」
暖房は入っていますか?
K 暖房は入っています。暖炉に火が入っていますね。暖かいです。
彼女のお父さんの寝室は、書斎と兼用の部屋になっています。
彼をベッドに寝かしつけました。
ではみなさん1階の暖炉の前でなんとか落ち着くことが出来ました。
シャツを脱いで暖炉で乾かします。
失礼して見えないところで下着を着替えます。
電話はつながりますか?
K 電話はありますが、どうやら断線しているようで、受話器を上げてもなんの音も聞こえてきません(笑)。
やっぱり(笑)

キーパーの独り言
 電話はシナリオでは料金未払いのために不通になっているとあります。
キーパーはそれを忘れていたので、違う描写になっています。
他にもシナリオを忘れて変なことになっている部分がいくつかあります。
そもそも記憶力に乏しい化夢宇留仁が、2週間も前に読んだシナリオをキーパーするのは無理がありました(汗)。


「なにか、温かい飲み物がほしいな・・・」
「食べ物も…」
俊子にお願いします
あ、歩けないなら私たちが出しますよ
K 「私は動けませんのでどうしようもなくて申し訳ないのですが、台所にある物はなんでも使ってください。」と俊子。
キッチンに向かいます。
とりあえず栄養補給だな
何があるんだろう?
水道はついてますか?
K 水道はついていました。水もどうやら出るようです。
食堂では、全員が数日間生活するのに困らない程度に食料の蓄えがありました。ただ、そのほとんどがインスタント食品などで、ここの生活があまり健康的ではなかったことがうかがえます。
水はちょろちょろ流しっぱなしにしときます。
芸が細かい(笑)<水
凍結防止ですな
ガスも問題なし?
山だと凍るんですよね。
K ガスはカセットコンロですが、ボンベは十分にあるようです。あとは暖炉の火も使えます。

キーパーの独り言
 ガスに関しても、電話と同じくシナリオの記述を忘れていました。
シナリオではプロパンガスになっています。


「誰か手伝ってください!」>NPCに

K そう言う前に、吉本香苗がやってきます。
「なんでも言ってよ!こんな時は助け合わないとね!」
そう言っている彼女の背後から、彼氏がのそのそと姿を現します。
「俺も手伝うっすよ・・・」
「ああ、香苗さん、かたじけない!何か暖かい物を用意しましょう」
とりあえずお茶かコーヒー、なくても湯を。
K インスタントコーヒーはたくさんありますね。
「じゃあ、啓介君と香苗ちゃんでごはんおねがいできるかな?」
K 「え〜、ごはんってどうするの!?」と香苗
「俺、ごはん焚いたことないっす。」と啓介
「インスタントラーメンくらいでいいよ!」
K ちなみに暖炉の部屋は吹き抜けのホールになっています。この建物は2階建てです。
この家は自家発電?
電気が止まる可能性もありますね
K 可能性は大いにありますね<電気
しかし見たところランプ類は豊富に用意されています。
「ごはんは僕がたくよ!」
K と言うか、米が見あたりません。
「あちゃ、米がないのか、日本人なのに、ブツブツ」
K ほんとにインスタントラーメンとか、インスタント食品ばかりですね。
「カロリーさえ十分なら、何とかなりますよ。インスタント麺はビタミンB添加ですし」
ごはんは任せて電気系統を調べませんか?>神平
ですね。電話線も調べないと。
K では古賀氏もついてきます。
古賀さんにも頼んで
ああ、ついてきた(笑)
K 「君達・・・バスではすまなかったね。取り乱してしまって、不用意なことを口走ってしまったようだ。」
「いえいえ、ああいった状況では仕方ありませんよ」
懐中電灯を探します。
K 俊子に聞きますか?<懐中電灯
はい・・・
K では教えられて、大型の懐中電灯を2つ見つけます。
電池をチェックします。
K 使用可能です。予備もあるようです。
自家発電の設備がこのような山奥にはあってしかるべきだと思うのですが
K 自家発電は今のところ見つかっていません。
今は全室電気は点くんですよね?
K 今のところは電気はちゃんと点いています。
パソコンはありませんか?
電話線が通じてなきゃ(笑)
おお!(笑)
「そうだね、神平君、さすが現代っ子だ」
K パソコンは今のところ見つかっていません。
屋内では電線電話線共に異常は見つかりませんでした。
「屋外で雪の重みで切れているのと違うかね?」と古賀
「可能性はありますね」外に見に行くのは自殺行為かな?
窓から外の様子を見ます
K 屋内から見た限りでは、電線らしきものが建物から出て、遠くへ繋がっているのがかすかに確認できます。
天候はどうでしょうか?
K すでに日も暮れて暗いのですが、吹雪が強まっていて星さえよく見えないですね。
「吹雪いているよ・・・」がっかりしたように皆に呟きます
何時くらいですか?今
K 19時くらいですか。
「吹雪が止むのを待つしかないな」
暖炉に戻ります
K そこに香苗が「ラーメンできたよ」
今夜はここで一泊だ・・・
「お二人さん、ありがとう、いただくよ」
K みんなでカップヌードルをすすっています。
「2階がゲストルームになっていますので、お好きな部屋をお使い下さい。」と俊子。
ここの暖炉はセントラルヒーティングの火元にもなっていて、各部屋に暖気が行き渡るようになっているようです。
トイレタリーは・・・
K トイレもちゃんとあります。
  真山がトイレに行くと、恐ろしく汚いのでびっくりします。
全然掃除している様子がありません。
なんか怪しいな
あとでおとうさんの様子を見に行きたいな
反射的にサンポールを探します
K サンポールは便器の脇にありますが、埃が積もっています(笑)
トイレの横は風呂場のようです。こっちはまだマシですが、やはり綺麗とは言えない状態ですね。
ゴム手袋と柄つきスポンジも探します(笑)
K 真山はトイレ掃除をしますか?
もちろんです!
K では真山は気合いを入れてトイレ掃除をしています(笑)。
トイレ掃除は任せて(笑)、ラーメン食いつつ、みんなの人となりを探ります。
K 「私は上の観光地に仕事があってね。この調子では仕事どころではないが。」と古賀
「俺たちはスノボやりにきたんだけど・・・」と清水
スノボ!ではさっきのスキー板は?(笑)
K 「こうなったらスノボなんて言ってられないよ。力を合わせて生き残らないと!」と香苗
忘れてください(笑)<スキー板
スキーもやるつもりだったんでしょう(笑)
了解(笑)
「うんうん、今、香苗ちゃんが良いことを言った!」
「何日も吹雪くと困るなあ・・・」
K 香苗ですが、どうも真山を見る目が熱いです(笑)

なぬ?
なぜに(笑)
K 事故以降の落ち着いた行動が魅力的に写っているようです。
神平君隅に置けないなあ
確かに神平は沈着冷静だったな(笑)
トイレ掃除男のどこが(笑)
K さっそうと毛布を出してきたり(笑)
清水の方はそんな様子に気付いているのか、心配そうに彼女と真山を見比べています(笑)
どうなんでしょうねえ・・・
K 俊子がぽつりぽつりと話し出します。
「私は・・・父がいったいなにを悩んでいるのか確認したかったのですが・・・・」
いきなり雰囲気が暗くなります。
「あとでお父さんとお話しできるかい?こう見えてもちょっとは心理学もかじっているんだ、お役に立てるかもしれない」
そういや応急手当忘れてました(笑)
ついでにやってあげようよ(笑)
おとうさんは怪しいな、本当のお父さんなのか?
いまはトイレ掃除に夢中で・・・
まだかよ!(笑)
K まだ掃除してたのか(笑)
時間かかりますよ、汚れているのは。
「おーい、神平君、ラーメンがのびるよ!」
戻りました。
K 「ええ・・・父がいったいどうして家を出たのか、ぜひ聞いてみてください。」と俊子。
とりあえずラーメンすすります。
神平がラーメン食い終わったら二人で行きますか?
俊子抜きが望ましいですね。
あ、古賀さんの仕事ってなんですか?
K 「私は広告代理店で働いている。上の観光地の宣伝についての打ち合わせがあったんだ。今夜。ふふふふ・・・」
自嘲的に笑っています(笑)


「それは先方も心配でしょうねえ」
なぜ自嘲的?心理学いいですか?
K 「大事な打ち合わせだったんだ・・・ふふふふふ・・・・」
どうぞ<心理学>
ワーカーホリックが自己崩壊しているのか?
75> 失敗
私もさりげなく
47> 失敗
K まあそんな感じのようです(笑)<ワーカーホリック
なんかみんな怪しいな(笑)
K うふふふふ
では二人が親父の部屋へ向かおうとすると
「ああ、君達、その前に2階の部屋割りをしてしまわないか。」と古賀。
あれ?冷静だな
「いいですよ」
K では俊子以外の全員で2階に上ります。
2階には8部屋あって、表側に面している4部屋の方が眺めがよさそうです。
裏側は外は森しかありません。
しかし表側の一部屋は鍵がかかっていて開きません。
開く部屋はどれも同じような作りで、それぞれベッドがあり、小さな机やタンスもあります。
裏側のうち2部屋はダブルベッドになっています。
清水はその部屋に彼女を誘いますが、断られています。
「こっちの方が眺めがいいじゃん!」と香苗
にべもないです。
ありゃ(笑)
部屋割りは重要そうですねえ(笑)>神平
どのみち雨戸おろしてカーテン閉めないと夜間冷気が忍び込んでくるのでダメかと。
K はい。夜はガラス越しでは寒すぎるでしょう。
希望はありますか?
と言いつつ明るい方を(笑)
K 「ここは公平にジャンケンで決めようじゃないか。」と古賀。
リードされてる(笑)
「いいですよ」
K 「え〜、私は表側の方がいいのに〜。」と不満そうな香苗に、
「俺が表になったら代わってやるよ。」と彼氏。
必死です(笑)。
涙ぐましいな(笑)
「最初はぐー!」
K では全員1d100。小さい方が勝ちです。
97> ぐげ!よわっ
29
K 清水<83
香苗<58
古賀<51
では真山はどこに?
鍵のかかっている部屋は一番隅です。
表の真ん中に(笑)
K 古賀は鍵のかかっている部屋の隣にします。「悪いね。」
香苗は端っこに。「えへへ〜。」
清水は勿論彼女の向かい側の部屋です(笑)
じゃあ神平の向かいにしましょう
K 了解。では各自少ない荷物を部屋に運び込んでいます。
そしてみんないったん部屋に落ち着いたようです。清水は彼女の部屋にいるようですが。
2人は親父の部屋に行ってみますか?
そうですね
了解。
K では1階に降りてくると、壁に寄りかかって廊下を進む俊子に出会います。
「あ、部屋は決まりましたか?」
「ええ。」
手助けします
K 「ありがとうございます。私の部屋は父の部屋の隣なので、よろしければそこへお願いします。」
じゃあ、先に連れて行こう
K その部屋は2階の部屋と同じく、生活感の無い普通の部屋です。
「ありがとうございました。私の部屋と言ってもそう決めているだけなんですけどね。」と照れくさそうに笑います。

キーパーの独り言
 俊子の部屋は他と比べると生活感があるとすべきでした。
キーパーのミスです。
まあ普通の生活感とは違うかもしれないのですが(笑)。


一人ずつお話しした方がいいのかな?
神平と石動でおとうさんと俊子をそれぞれ尋問(笑)
K 順番はどうでもいいですよ。
じゃあ先にお父さんにしますか?>真山
K 「お風呂はトイレの横にありますので、自由に使ってください。薪をくべないといけませんけど。」
「ちょっとお父上をみてくるよ」
K 「はい。私は今日はもう寝ます。ほんとに今日はありがとうございました。」
寝てしまうのか
あとで風呂も洗わないといけないな(笑)
K ダブルウォッシャー(笑)
二人は彼女の部屋を出ました。
出ませんか?
話をしてもいいですよ。
出ます
出ます。
K では親父の部屋に入ってきました。
この部屋にはベッドと書き物机がひとつ置かれています。
本棚はなく、机の上には分厚いハードカバーの本が何冊も積み重ねられています。
寝ています?
K 親父は相変わらず意識がないようです。
呼吸は?
K しています。浅いですが。
机を調べます
K 机の上ですが、
まず精神病に関する文献が多数目に入ります。
ふむ・・・
K タイトルからすると・・・
<アイデア>どぞ。
35> 35/70成功
K どれも専門家向けではなく、医学生や素人向けの入門書のようなものですね。
さらにアルバム、日記も積まれていました。
アルバムと日記に目を通しましょう
K ではまずアルバムですが、家族写真が収められた分厚いアルバムです。
古いもので、幸せだった頃の山根家の生活をかいま見ることができます。
俊子とお父さんの姿はありますか?
K ただ、その大量の写真すべてから、父親の写っていたらしい部分だけがきれいに切り抜かれています。
<精神分析>
13> 13/0 失敗
K 真山もどうぞ。
無いか(笑)
3> 3/00 失敗
K では大変な作業だっただろうと思います。
「一つ切り抜くのに1分として、わーーー」(笑)
K 偏執的ですね。
俊子が切り抜いたのだろうか?
父親が写っていない以上、ここにいる男が本当の父親か確かめる術はなさそうですね
日記はどうですか?
K では日記を見てみます。
日記は約半年前から大学ノートに綴られており、二ヶ月前で終わっています。
なお、最後のページは、かなり文字が乱れています。
通して読むには2時間くらいかかりそうです。
通して読みますか?
その前にお父さんを起こしてみない?>真山
K 話がサクサク進んで気持ちいいなあ(笑)
(笑)
起こしたほうがよいのか、判断はつきますか?
健康状態的にですか?
K では<医学>または<応急手当/2>
54> 54/15失敗
応急手当/2で
71> 失敗
K 全然見当もつきません(笑)
ではそっとしておきます。
そうしますか…
外傷などは無いのですよね?
K 細かい傷はたくさん目につきますが、現在の怪我はなさそうです。
他にめぼしい物はこの部屋にありませんか?
K めぼしい物は・・・
<目星>
96>がーん、96/60 失敗
16>16/61 成功
K 真山はベッドの下にノートの切れ端が落ちているのに気付きます。
それにはギョロリと丸い目をした三つのくちばしを持つ怪物の顔が描かれています。落書きのようです。
ああ、準備期間があれば用意したのに。


キーパーの独り言
 リプレイでは準備してみました(笑)。
プレイ中にはこの後真山氏が、その落書きに目は二つあるかと質問しています。
相手がなになのか、見当がついてきていたのかもしれません。


「なんだこりゃあ?」
肩をすくめます
なるほど
K マリネラさんは知っていたか(笑)
え・・・いえ!?
見覚えはありますか?今までの経験や、オカルト研究を通して
K 見覚えはないですね。
ではもう一度<目星>を。
100> ファンブル!100/60
出目悪いなあ、dice壊れているんじゃないの?(笑)
62>  62/50 失敗
K で、それからどうしますか(笑)?
日記を持って退散しますか?
他の人の様子も気になるし
応接間の火の始末をして、部屋に引き上げます。
K ここの暖炉はセントラルヒーティングの火元なので、消さなくてもいいみたいです。と言うか消すと凍死する可能性も(笑)
栄養は足りてますから凍死する前に目覚めると思います。
親父さんはわかりませんが。
K はい。布団にもくるまってるでしょうから、普通なら大丈夫ですね。
低体温症の前に筋肉の震えで目が覚めるはずです。
K 消しても消さなくてもどちらでもいいですよ。
お父さんは一応ちゃんと布団を掛けています。
薪が足りていればそのままで。
点けておきましょう
K 薪は充分あるようです。
ただ・・・煙突が詰まると中毒の可能性がありますが、大丈夫ですよね
K その可能性はありますが、違う部屋に寝ていればいきなり中毒死はしないでしょう。
セントラルヒーティングも空調とは連動していませんし。
「君、本当に19歳か?」(感心)
日記は真山に任せて良いですか?
K まったく(笑)<19歳
では真山が日記を持ち、各部屋に引き上げますか?
田舎育ちということで
日記よりお風呂掃除かなあ・・・
日記は作家先生のほうが(笑)
では日記は預かります
K 了解。では真山は風呂掃除に(笑)。
石動は日記を持って部屋に戻ります。
ここで私の好みのキーパーリングからすると耐久力ロールを行うのですが(笑)、今回は時間が無いので無しで(笑)。
(笑)
他の人は寝てそうですか?
K 他の人は寝てるのか、物音一つ
Keeper: 10(1D100) = 10
しません(笑)
たまに外で積もった雪が落ちるドサッという音が聞こえてきますが。
では寝ないで日記を読みます
K

日記ですが、約半年前の最初のページには
『私は、私自身の正気が保たれていることを知るために、この日記を綴ろう。この日記を書くことができなくなったとき、私の正気が、あの夢によって失われたこととなるのだ』
とあります。

そして約四ヶ月前のページには
『いくら本を読んでも、私は救われない。これは妄想なのか、それとも現実なのか。それすら、私には判別つかないのだ。ただ、この痛みと苦しみだけは現実のものだ。そして、外にいる怪物も……』
と書かれています。

更に約三ヶ月前のページには
『また、俊子から手紙が届いた。会いたい……会って、この苦しみを……いや、ダメだ! そんなことをすれば、私の頭に潜む怪物が……』
と書いてあり、

約二ヶ月前、最後のページには
『なんとうれしいことだろう。私は苦しみから解き放たれようとしている……いまは苦しいが、いずれまた心の眠りが……これで、この日記も最後となるだろう……そして、もはや、あの怪物に心を蝕まれることもなくなるのだ』
とあります。

そして約5ヶ月前のところに破られたページがあるのにも気付きます。
それだけ確認して、石動は寝てしまいます。

さっきのノートの切れ端はこの日記とは別物ですか?
K あ、
わーー(笑)
K 切れっ端を合わせてみると、ピッタリ合いますね。
5ヶ月前に描かれた落書きだったようです。
よし、スッキリ!おやすみ(笑)
K

おやすみ〜♪

真山は風呂をぴっかぴかにして、満足しました。

わははははは(爆笑)
K 風呂に入りますか(笑)?
誰も入らなかったんだなあ、そういえば
K 疲れていたんでしょう。
明日にして、乾いたシャツを着て寝てしまいます
K

了解。おやすみなさいませ(笑)

で、翌日(笑)

どうぞ?
K すみません。シナリオを読んでいる時間がたまに挟まります(笑)

キーパーの独り言
 翌日の展開を読んでました(笑)。


前編終了

 


NEXT

MENU