Call of Cthulhu リプレイ03

屋根裏部屋の怪物 その3

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
ヒルディ・ジョンソン(H プレイヤーは酔っ払いさん
フリーのジャーナリスト 27歳
ピーター・ジョン・ブランデン(P プレイヤーは秋山氏
フリーのカメラマン 29歳

K

前回の反省もふまえ、前回キーパーが言った特別ルールっぽいのは全部無しということで(笑)
行動は宣言して普通に行動開始、会話はやはり「」で直接話法でお願いいたします。
あと第1話が情報収集が主だったこともあり、問題にならなかったのですが、現在のようなある意味行動の順番や位置関係が展開に影響しそうな場合は、なるべく行動前に他にPC間で「私は〜にまわってみよう。」などという感じで一声かけていただけるとスムーズになると思います。
なるべくご協力お願いいたします。
もちろん絶対ではないので、その辺はフレキシブルに対応していただければと思います。

 では第3回を開始します。浮浪者がブラックジャックでどつかれて、ぶったおれたところですね(笑)。
そこにヒルディがランタンを持って降りてきます。

J

散弾銃を拾い、再装填します。
ブラックジャックはいずこともなく消えています。

K 散弾銃は肩掛けベルトは無しですか?
J 無しですね。中折れにして肘にかけて持ち歩きます。
K 了解
H 浮浪者の顔を照らしつつ、見ます
K 汚い顔です。少し泡を噴いていて、ピクピクしています。
ボロボロの紅いリボンのついた女物の帽子をかぶっています。
H 「しばった方がよくないですか?」皆に言います
J 「ですね・・・いやあ、襲い掛かってきたときはびっくりしましたよ」
地下室を見回します
H 「とりあえず、ピーター…頼む」ランタンで部屋を照らしつつ
P 「それより、このオッサン。怪我はしてませんかね?大丈夫ですかね?」
K 見たところ外傷はなさそうです。
ロープを持っているのはジョナサンだけかな。
J 医療かばんに入れてあります・・・ちうことで取りに戻ります。
K 了解。では浮浪者をしばりました。
P ブラックジャックのダメージて大したこと無かったっけ?
J 1d8+1d4の、3分の1です
K けっこう高いです<ダメージ。
でもノックダウンダメージは1/3なので、死んではいないでしょう。
P 可哀相に。
J 一階へ運び、<医学>で手当てします。
K では1階に運び上げました。<医学>どうぞ。
J 82>成功です(85%)
P さすが
J 腕は良いのです。壊すのも、直すのも。
H 壊すとはまた物騒な^^;
K 一応ブラックジャックのダメージを出しておいてもらいましょうか。
J 1d8+1d8/2
Jonathan: 6(1D8)+4(1D8)/2 = 8
8ポイントの1/3です。
K では医学の1d3回復も。
J 1d6/2
Jonathan: 4(1D6)/2 = 2
可哀想に、差し引き6ポイント・・・
K いや、差し引き1ポイントでしょ。
J あ、失礼、ですね〜〜1/3でした
K ジョナサンは診てみて思ったのですが、浮浪者は意外にがっしりした体つきをしています。
体格も大きな方です(SIZ15)
J 私と同格ですね。
K 頭を冷やしてやったりしていたら目を覚まします。
とたんに奇声を上げます。
「あきょ〜〜〜!」
H ランタンを適当なところへ引っ掛けて、モーゼルを構えます
P 説得できますか?
K 「ここは、ここは、ここは殺される!マギーも殺されたんだ!あいつに!殺される!殺される〜〜〜〜!!!」
バタバタもがきます。
精神錯乱に陥っているようですね。泡ふいてます。
説得は不可能ですが、ゆっくりゆっくり話しかけて、<精神分析>ですね。
J とりあえず<精神分析>します。
23>成功です。
K では彼の目にわずかに知性が戻ってきます。
「ああ・・・うう・・・誰だ、あんた達は。」
J 「君の名前は?」
K 「名前?俺の名前?」
J 「私はDr.Jonathan」
K 「俺は・・・レッドジャックって呼ばれてる。見ての通りの自由人さ。ちょっと待て。ここはどこだ?あの屋敷じゃないのか!?嫌だ。俺は逃げる。殺される。殺されるぞ!」
J (浮浪者じゃないか。)すかさず白い気付け薬を。
K 一瞬動きが止まり、びっくりしたような顔になります。
「悪いことはいわねえ。今すぐ全員ここから出るんだ。あいつに殺されるぞ。」
H 銃口をちらちら見せつつ、ジョナサンの話を聞くように威圧します
P 「レッドジャック。二、三、質問に答えてくれたら自由にしていい。少し教えてくれないか?」
K 「なんだ?早くしてくれ!あいつが出てきたらおしまいだ!マギーの二の舞になっちまう!」
足をばたつかせています。
J 「おちついたかね?さきほど君が言った、マギーとは誰かね」
K 「マギーはマギーだ。しらねえのか!マギーだよ!」
J 「では”あいつ”というのは?」
K 「しらねえ!俺が知るわけあるかよ!怪物だ!マギーもあいつに殺されたんだ!」
J (マギー・・・怪物・・・狂人のたわごとか?)
P 「マギーはあいつに、どのように殺されたんだい?」
K 「しらねえよ!昨日からいなくなったってんだから、今頃八つ裂きにされてるさ!アライグマみたいに心臓えぐり出されてるんだ!ここはやべえ。やべえんだよ。ここはやつのねぐらなんだ!」
J 心ひそかに慄然とします
H 先ほどのアライグマを思いだして、ぞっとします
P 「アライグマもあいつの仕業だと?」

キーパーの独り言
 マギーとは、本来ならこの家屋に着くまでに道を聞いた店で、昨夜から行方不明となっている女性の名前として出てきているはずの名前です。
しかしキーパーのミスでその情報が出ていなかったために、浮浪者の台詞はますます説得力が無くなってしまっています(笑)。
  しかしピーターの「マギーはあいつに、どのように殺されたんだい?」という問いが、実にポイントを突いた、いい台詞でした。
おそらく殺され方がアライグマと同じかどうかを確認しようとしたのでしょう。
流石はクトゥルフのベテランプレイヤーです。
キーパーも、レッドジャックがこのまま単なるキチガイ扱いされて放り出されたらどうしようと思っていたので、助かりました。


J 他の探索者たちと顔を見合わせます。
H

「どこでマギーは殺されたんだ? この部屋か?」

K 「早く!早くしてくれ!みんな殺されるぞ!マギーは納屋の様子を見に行って、そのまま戻ってねえんだ。みんな俺がやったっていいやがる。違うんだ。やったのはあいつだ!」
P 「解放してやりましょうか」
J 「彼は保護が必要な状況だ。医者としての意見だが・・・彼を離すのは頂けない。」
K 「アライグマもマギーも、それにこのままじゃ俺やあんた達もやられるぞ!」
J 「その・・・君がかぶっていた帽子は誰のものかね?」
K 「帽子?しらねえよ。拾ったんだ。いいから出してくれ!頼む!出してくれさえしたらなんでもいい!戻った俺がバカだったんだ。あんた達にとっちゃゴミ同然かもしれねえが、おれにとっちゃ宝物ばかりなんだ。俺がバカだった!外に出してくれ!」
P 「先生の言う事ももっともだが、さっき自由にして良いと行っちまったんだよな…」
J キーパー、近くの村に保安官事務所か警察のようなとこはありますか?
K おそらく近くには無いですね。
地方判事は存在してると思いますが、少なくともここに来るまでにはそういうのは見つけていません。
H 「車に放り込んでおきますか? 2・3時間寝ててもらいながら…」ちらとジョンソンを見ます
J 「彼には保護が必要だ。」
マギーというのは・・・ブイヨン?
失礼
K どうでしょう(笑)?<ブイヨン
そろそろ日が傾きつつあります。この辺て冬は日が暮れるの早いですよね。
P 「あいつというのが怪物だなどとは信じられないが、何かどう猛な動物〜クマだとかがこの付近にいるのだとしたら、彼を保護するというのは、彼を守ってやらなければいけなくなると言う事じゃないかな。我々は狩人じゃないし、もしもの時自分のみを守るので精一杯じゃなかろうか?」
J 「彼がアライグマを殺し、村人を襲ったのかもしれん・・・」
H 「なあ、マギーのカタキを俺達が取ってやるといったら、協力してくれるか?」とレッドジャックに説得をして見ます。
「ついでに、あんたも守ってやれるかもよ」
K 「マギーのことなんざ俺はしらねえ!とにかく外に出してくれ!みんな殺されるぞ!」
J 「彼は司法当局か、看護施設で保護されるべきだ。」
K 「しほーとーきょくでもかんごしせつでもいいから、出してくれ!」
J 「錯乱しているんだからな。」つぶやきます
H 「一度、外に出ておちつかせよう」、他の二人へ言います。
J 黒蝋燭も無いようですし、今日はどのみち引き上げないと。
K あ、失礼。
蝋燭ですが、どうやら儀式の最初だけあの粉を燃やせばすむようです。儀式に黒い蝋燭は必要なさそうです。
キーパーの読み間違いでした。失礼しました。
P 「なら、街の看護施設とやらに送り届ける事にしますか?」
J しかし・・・どうしましょ。みなさん儀式やら怪物やら信じたい気分で?
H 半信半疑です。が、多少腰が引けています。外も暗くなっているようだし。
「ここでは、これ以上かれから何も聞き出せないのでは?」
K レッドジャックをいったん外に出しますか?
レッドジャックは相変わらず出せ出せとわめいています。
J とりあえず連れ出しましょうか?
まだ真夜中には時間がありますよね?
K そろそろ日が暮れるくらい・・・17時前くらいかな。
H 賛成です<連れ出す
P 「連れ出してどうするんですか?」
J マギーって実在の人物でしょうか?
H 「ココにいても足手まといになるだけだろうけど、何かネタになるんじゃないかな?」
ピーターにいたずらっぽくウインクを
J とりあえず彼の荷物(?)を汚い毛布でまとめて、彼を外に連れ出します。
K では全員<心理学>
H 59>失敗
J 12>成功
P 36>成功
K 彼を屋敷の外に引っ張り出しました。心理学が成功した人は、レッドジャックが少なくとも本人はウソを言っているつもりはないと分かります。
屋敷の外に連れ出すと、レッドジャックは少し落ち着いた様子です。
「ふ〜〜〜・・・死ぬかと思った。」
太陽は地平線にかかりはじめ、辺りは夕暮れの様相を呈してきています。
P 「アライグマの事もあるし、もし凶暴な動物でもいるのだとしたら、彼の身まで守る余裕はない。と思うんだ。彼が縛られたままならその動物に殺してくれって行ってるようなもんじゃないか?」

H 「町に帰って、彼の保護を頼んでから、もう一度来ないか?」
J 彼の「マギーは納屋の様子を見に行って、そのまま戻ってねえんだ。みんな俺がやったっていいやがる。違うんだ。やったのはあいつだ!」という台詞が気になります。村人にコンタクトした方が良いかも。
H どうしましょう? 村人にコンタクトを取って、マギーなる人物を探ってみますか?
それとも、一度町に戻り、レッドジャックを保護してから、再度出撃か
J レッドジャックも連れて行きますか、それとも誰か見張りにでもつけて?
P 行くなら全員で行くのが良いんじゃないでしょうか?
H 町に戻るなら、ジョナサン氏の病院にでも放り込んでから…
J

分散は怖いですね。

H ええ、分散
P 出来れば、ジョナサン氏の病院に入れるのが理想ですね

キーパーの独り言
 会話はややこしいのでカットしていますが、ここではPC間の名前の呼び間違いが発生しています。
考えてみれば、ジョナサン(ファーストネーム)、ジョン(ミドルネーム)、ジョンソン(ラストネーム)と、3人とも紛らわしい名前なのです(笑)。
さらに随分先の話になりますが、クラークが3人になったりもします(笑)。

 ヒルディの「一度、外に出ておちつかせよう」 という台詞は、キーパーが待ち望んでいたものでした。
なにしろ外に出してもらうまでは、レッドジャックの錯乱を描写し続けなければならなかったので(笑)。

 またその後のレッドジャックの扱いは、ゲーム的にベストなものでした。
ここでジャックを連れて行かなければ、彼が悲惨な末路をたどるだけではなく、新たな脅威となって探索者達にも降りかかっていたのです。


K 全員<聞き耳>
Keeper: 85(1D100) = 85(レッドジャックの分。失敗)
P 10>成功
J 21>21/25%成功
H 62>失敗
K 聞き耳成功した人だけ<目星>
P 94>失敗
J 100>大失敗
K ・・・・・
聞き耳に成功した人は、建物の裏の方からバササっという風を切るような音が聞こえ、そちらに目をやりました。
その音は頭上を越えて、遠くに飛び去ったような感じでした。
しかし誰もなにも見えなかったようです。
J 聞き耳の技能チェック欄にチェック・・・
フクロウかな?
K 「今のは・・・・あいつだ・・・・」レッドジャックがつぶやきます。
「エサを探しに行ったんだ。日が暮れたから出かけやがったんだよ。」
J レッドジャックの顔を見つめます
K 恐れています。恐怖のあまり冷静になっています。
J とりあえず村へ・・・
P 「鳥が、夜に獲物を狩りに?」
H 「どこに?」レッドジャックの眼を見て聞きます。
J 「フクロウじゃないのか」今度は声に出して言います
K 「どこかはしらねえよあいつに聞いてくれ。今の内にここから離れた方がいい。命が惜しいんならな。」
J 肩をすくめて、村へ引き立てます。

キーパーの独り言
 全員<目星>に失敗したときの、キーパーの「・・・・・」は、困ってるのです。
ただでさえ探索者達が怪物や儀式に懐疑的なので、ここではぜひとも非現実的な「なにか」を目撃して欲しかったのです。
だったら自動的に見えたことにすればいいものを、サイコロを振るのが大好きなキーパーはその欲求に勝てず、こういうことに(汗)。
それにしてもサイの目100と94はひどすぎます(笑)。
しかしレッドジャックの台詞でフォローして、音だけ聞こえて姿は確認できない不気味さは表現できたようなので、 結果オーライでしょうか。


P 「出発地にまで戻って、レッドジャックをジョナサンの病院に預けるのが良いと思うのだが」
H レッドジャックをコーチに放り込みつつ「ピーターに賛成です。先生」
J 「ボストンは遠い・・・近くのアーカムの病院にでも。」(クサいし)
なにげに冷淡です
K アーカムまでは車ならほんの数分ですね。
P 「アーカムでも良いでしょう。ちゃんとした施設なら」
プレイヤー的にはアーカムは可哀相だけど(笑)
J インスマスよりはマシでしょう。
H 「OK、では、アーカムへ」
K アーカムへの道標はちょこちょこあるので、迷うことなくたどり着きます。
J 病院か、浮浪罪ですから警察/保安官事務所へ。
K 町の中心部へ進んでゆきます。アーカムには警察署も病院もちゃんとありますが、どこへ行きます?
J 警察署の方へ。
P 「病院が良いんじゃないですか?警察なら何処で見つけたとか聞かれてもこちらが困る」
J 精神病院があれば、そちらへ。
P 療養所…
K 車を運転しているヒルディはどうします?
H ナビがジョナサンなので、先に精神病院のほうへ。無ければ警察署へ
J 療養所か病院、警察へ。
K まず総合病院らしいセント・メアリー病院を見つけましたが、どうしましょ?
J では私が連れてゆきます。
銃やブラックジャックは車内においてゆきます。
H 車を止めて、付いていきます。モーゼルは車に隠して。
K ピーターは?
P みなさん行くのならついて行きましょう
J 受付に着いたら身分を明かし、監護措置を求めます
そういえば、浮浪者の様子はどうでしょうか
K

落ち着いています。荷物も戻って満足そうです。

では全員で受付にやってきました。
窓口におばちゃんがいます。
「今日の受付は終了しています。」

J 「私はDoctor Clark・・・」簡単に、精神障害が疑われる患者を保護したことを伝えます。

K レッドジャックの容貌をちらと見て「保証人の方はいらっしゃいますか?」
J 仕方ない、私が保証人になります。
K 「当院は精神病に関しては専門の医師がおりません。アーカム・サナトリウムでしたらそろっていると思いますが。それでもお預けになりますか?入院費その他は本人が支払えない場合は保証人の方にお願いすることになります。」
J 精神錯乱による凶暴化の恐れがあること、ちゃんと監護措置を取る必要があると伝えてひとばんの保護措置を求めます
K では<説得>ですね。
J <信用>は駄目ですか?
K いいです<信用
J 37>37/50%成功
K 「分かりました。明日中に当院での診察の上、保証人の方にお引き取りいただくことになります。もし延長をお望みでしたら今の内におっしゃってください。」
J いいえ、明日うかがいます。
K 「ただし費用は前払いになります。」
J 「・・・はい」
K 「分かりました。それではお預かりします。こちらにサインを・・・」
J 「・・・かきこかきこかきこ」
K ということで、看護士が何名か呼ばれ、彼に拘束衣を着せて連れて行きます。
レッドジャックは満足そうに連れて行かれます(笑)。
J これで安心・・・なのだろうか(汗)
H 「…農家のときと別人だな…」
P 彼は安心だろう。
J レッドジャックの”財産”も引き渡します
これがないと暴れるから(汗汗
K 病院が「財産」も責任を持って預かりました。
H 「明日、清掃人が間違えないように祈っておこう」”財産”を見ながら呟きます

キーパーの独り言
 <信用>技能は本来はお金を借りるための技能らしいのですが、この場合はむしろ<説得>よりも効果があると判断しました。
病院側としては、正論をしゃべる人よりも、お金を持っていそうな人の方が安心できるでしょうし(笑)。

 それにしてもジョナサンの論説は鋭いです。
はっきり言って彼自身の説得力だけで、ほとんどの相手は納得させられると思うのですが、それで自動成功にすると<説得>技能が上昇しないというジレンマがあります。
そうかと言ってほいほいロールを行っていたら、せっかく説得がうまくいっていたのにサイの目だけで失敗する可能性が上がってしまうことになります。
通常は成功率に上乗せして対処するのですが、場合によっては自動成功にして該当技能にチェックを入れるというのも有りかもしれません。


K 今夜はアーカムに宿をとりますか?
P そうですね
K それとも農家に戻る。
H 今の時間は?
K 今はなんだかんだで18時くらいかな。
J 戻って・・・儀式の準備と詠唱のおさらいは可能でしょうか。
K 時間的には十分可能です。
J ちゃっちゃっと済ましちゃいませんか。それより夕食をとりましょう
H では、ここ(病院)で、農家で見つけた書類を調べてみます
K 夕食ならピーターが用意した物で足りそうですが、開いている店を探しますか?
J いや、もったいないですから
P 「やっぱり…儀式やるんですか…?」
K 書類はいつでも調べてください。どんなところを重点的に?<書類
H まず、何語で書かれているか、英語で読めるようならその内容を<書類
K 勿論英語ですよ。詠唱部分は英語から翻訳した物ですが。
またあらためて調べてみて、現在手に入れている物だけで儀式は可能だと再確認できました。
やる気があるならですが。
J 故人の遺志ですから・・・
K 1〜6枚は同じ内容で詠唱内容、3枚は儀式自体の説明、1枚は儀式の細かい注意点ですね。
合計10枚です。
あとは茶色の粉と銀色の粉、チョーク、ちびた蝋燭。<レッドジャックに返し忘れた(笑)。
J サークル(?)の描き方なども載っていますか
K 五芒星の描き方も詳しく説明されています。
マリオンは頭のいいやつだったらしく、客観的にも分かりやすい書類になっています。
J でも内容は不十分な理解でしたけか?
K 元になった「妖蛆の秘密」が無いので、不十分かどうかは分からないです。

キーパーの独り言
 キーパーは前のセッションで、「文章の雰囲気からすると、元になった本に書いてあったことをよく分からず訳して書き写した形跡が感じられます。」と書いていますので、ここでのジョナサンの疑問に対する反応はおかしいです。
忘れてました。ジョナサンすみません(笑)。
 ここでのキーパーの思考は、とにかく儀式の障害を取り除いてさっさととりかかって欲しいというものだったので、書類に対して不審に思われないように「客観的にも分かりやすい書類になっています。」と書いたのでした。


H ラテン語で書かれている部分はありますか?
人名、地名、何か名詞のような言葉を捜します
K ラテン語で書かれている部分は・・・詠唱自体はラテン語ですね。
J ラテン語65%ついています
H 「先生、ラテン語ですが」と書類のその部分を示します
K では<ラテン語>どぞ
J 13>成功
K 意味は
「この世界とは別の世界にすんでいた存在が琥珀に閉じこめられている。琥珀に呼びかけ琥珀を通じて別世界に言葉をとどかせ、封じ込められている存在に呼びかけ、こちらの世界に来るように何度も語りかける。」
そんな内容だと分かります。
J 意訳を他のメンバーに読み上げます-なんだか信じたくなってきました
H 私も(笑

キーパーの独り言
 呪文の意味を書いているところでは、ちょうどジョナサンのプレイヤーがペプシに入れるためのレモンを切っていたところで、チャット上では以下のようになっていました。

0:05 >Keeper< 意味は「
0:06 >Keeper< この世界とは別の世界にすんでいた存在が琥珀に閉じこめられている
0:06 <Jonathan> 古いレモン輪切りにしたら・・・種が芽吹いてました(汗
0:06 >Keeper< 琥珀に呼びかけ琥珀を通じて別世界に言葉をとどかせ
0:07 <Jonathan> 輪切りじゃないや、半分ですね(関係なくてすみません。
0:07 >Keeper< 「封じ込められている存在に呼びかけ、こちらの世界に来るように何度も語りかける
0:07 >Keeper< そんな内容だと分かります。

見事に呪文と混ざり合い、他のプレイヤーはレモンの件も呪文の一部だと思ったそうです(笑)。
キーパーも後で見てみて雰囲気のあるいい呪文だと思いました(笑)。


K で、今夜はどうするのでしょう?
J 待合室で、パン食べちゃいましょう
農家でも良いですが・・・
H 「さて、もう一度いって見ますか。さっきの農家へ」皆に言ってみます
J 農家行きましょうか・・・
H 「今夜は宿をとって、明日仕切りなおしますか?」
あ、言ってから、書類の儀式の注意点を読んで見ます
P 私もその方が良いように思えます>明日仕切直し
K 儀式は真夜中から開始されないと効果は無いと書かれています。
今からでも十分間に合いますが、勿論明日以降にしてもいいし、やらなくてもいいです。
お好きなように相談して決めて下さい。
ルパートは追い払う儀式をしてほしかったようではありますが。
H とりあえず、コーチからピーターの用意した食事を運んできます
もちろん、ワインも一緒に
J 「故人の遺志は尊重したいと思っています。怪異なんぞ信じているわけではありませんが(内心の怯えを隠すように)」
K みなさん病院の待合室で酒盛りですか(笑)
P 酒盛りはマズかろう(笑)
J ・・・食事だけです。運転があるので
H では、ワインは見物だけで(笑
「彼の願いがそれであるなら、異存はないですが…(レッドジャックの怯えた顔を思い出しつつ)」
J 私は飲んでも問題ないですが。受付のおばちゃんに見られたくはないですな。
P 「…馬鹿馬鹿しいが、仕方ないか>儀式」
J そそくさとパサつく食事を済ませます
K 方針は決まったのかな?
今夜決行ですか?
J 一泊か、決行か・・・
H 「……彼(ルパート)の話が本当として…、件の怪物は、召還されたままってことか?」
J 「でしょうね、Hildy氏」
P なら行きますか(笑)
J 明日は村でマギーとかの話を聞いてみたいです。
H 一泊して、その間に警察署へ情報収集へ言ってみたいです
J レッドジャックを私費で入院させ続けるのも嫌ですし、司直の手に渡したい(笑)
NPC探索者として探索に同行可能なら良いのですが・・・精神状態が普通じゃないですし。
H ですね<NPC同行 PCのみで動いた方がよさそうです
J Peter氏はどうですか?
P 泊まる事やレッドジャックの処遇に関しては異論ないですが、
聞き込みは無意味かと思います。とっとと儀式とやらを済ましてしまいましょう。と言う事を言います。
J 儀式済ませるには賛成です。
ちゃっちゃっと済ませたいかな。
K では今夜儀式をすませて、明日必要があるなら聞き込みなどをすると?
J 私はそれが良いと思います。
H うんうんと、頷き、儀式を行うことに賛成します
J ならば行きましょう
夜の農家へ(汗)
P ま、いいか
H OK 車に乗り込み、夜の農家へ…
K

では夜道を件の農家に向かいます。


キーパーの独り言
 ここでは少しカットしていますが、今夜農家に行くか明日以降にするかの決断は、しばらく時間がかかりました。
そもそもチャットでは結論を導き出すのが難しい上に、TRPGの最終的な結論は命にも関わるので、当然でしょう。
特に「クトゥルフの呼び声」では、いつ突入を決行するかというタイミングが、 大きく生死を左右するのです。


K

着いたのは20時くらいです。
夜の農家はより不気味な様相ですね。
ヒルディはモーゼルを持って行きますか?ピーターは武器は無し?

H はい<モーゼル
車を止め、ヘッドライトを農家の正面に向けつけたままにしておきます
K それだとすぐにバッテリーが切れますが、いいですか?
エンジン掛けっぱなしだったらそんなこともないか。
H エンジンをかけたままで<ヘッドライト
K 当時のバッテリーと発電器って、それで一晩くらいは保つのかな?
保つことにします(笑)。
J あまり深く考えない方向で・・・
H では、片手にモーゼル、左手にランタンで
K ピーターは武器無しOK?ジョナサンは武器を多数所有しているようですが。
J 物置にスコップか何かありますか?
無くても別に良いと思いますが。
K スコップあります。しかし錆び錆で棍棒としても頼りない状態でした。
P なんか棒ッきれかなんか持つ事にします
K ではピーターは棒っきれを拾いました。
J 地下室に薪かなんかありました?
K 地下室に薪はありました。
J 他に何がありますか→地下室
K ズタ袋、石炭少々。保存食だったミイラ状のなにか。
ズタ袋の中には穀類だったなにか。
J 暖炉に火を炊きたいのですが。
K 了解。ランタンのセットで暖炉に火をくべました。
H ランタンを適当なところに引っ掛けて、改めて部屋を見渡します
J 多めに1階に薪を積んでおきます(煙突からの進入は防げるでしょうか・・・)
K おそらく煙突からの侵入を防げるであろうというくらい薪を積みました。
J あ、薪は脇に積んでおいて、必要ならくべて火と煙で追い出す方向で。
K 了解。
J あ、裏口の扉は鍵が掛かりますか?
K 裏口の扉は中から鍵をかけられます。
レバー錠です。
いや失礼。カンヌキですね。
J そういえば窓は閉じられているのでしたね!?
K 窓は閉じられて、木のシャッターが降りています。
J 隙間から空気が入りますか?
K 空気が入る隙間はそこら中にあります。
J そこから進入されるとしたら厄介ですが。
K 日記の通りだとすればこの部屋は印が守ってくれているはずですが。
H 外からヘッドライトの光が漏れているなら、換気も大丈夫だとおもうのですが
K 確かに大丈夫ですね。
しかしヘッドライトの光は遠いので弱いのですが、直線的な縞模様を室内に作っており、少し遠近感を掴みにくい状況です。
J 暖炉に、ランタンもありますしね。
とりあえず、気付け薬が欲しいとひとりごちます
ちらちらり
H 改めて、床を調べます
K 床どうぞ<目星>
H 74>失敗
K 特に新しい発見はないですね。
H 「…なにか書いてあるのはわかるんだけどなぁ…」
K ちなみに現在車泥棒がやってきたらそのまま走り去られます(笑)。
H こんなところに来るとは露ほど考えてません(笑<車泥棒  警察だったら厄介だけど…
J 村人はなんと思っているやら
K 家の間隔は恐ろしく広いので、気付いていない可能性が高いです。エンジン音は遠くに聞こえているでしょうが。
J 光は見えるはずです
とりあえず私も床を調べます
K 木々が多いので、光も僅かにしか見えないでしょう。
どぞ<目星>
J 2>2/25%成功!
K 埃の中に昔描かれたらしい五芒星の形跡を発見します。しかし踏みにじられていてほとんど原型をとどめていません。
燃え尽きたらしい黒い蝋燭の形跡もありました。
J 他の探索者に示して、「じゃあ描き直そうか」と。
K 五芒星を描き直しました。
現在21時くらいです。
H 儀式の方法を再確認します
K 追い払う儀式は詠唱を逆に読まないといけないので、用意された6枚の紙はそのまま使用することは出来ないですね。
右下から読んでいけばいいのかもしれないですが。
H ……五星を見渡して「…えっと、あとは…」
J 紅白気付け薬と、呪文の逆詠唱の準備?
K 紅白気付け薬とは?
J ヴィーノ。
K ヴォーノ(美味しい)
違うな(笑)
J ぶどう酒と呼ぶ地方もあるそうです
K なるほど(笑)
H 「粉と琥珀と…」、ジョナサンの言葉を受けて、「(逆詠唱)練習しましょうか^^;」
K 逆詠唱は練習またはテキスト準備があった方がよさそうですね。
センテンスの切れ目がNと母音だったりすると、読み方が大きく変化しますし。
J じゃあ、私が行いますか?
テキスト準備の後予行ということで。
H おまかせします
K では3枚の紙切れに逆読みのテキストを準備出来ました。22時です。
J ふっと、置かれた状況の奇妙さ加減に放心状態となりながら、すぐに気を取り直して
「私に続けて・・・」
H テキストを受取りつつ、ジョナサンと同じような違和感を感じます
P テキストを受け取りつつ、「早くお終んねーかなー」と思ってます

キーパーの独り言
 残念ながらピーターのプレイヤーには儀式を行う根拠が薄いように感じられたようで、キャラクターがやる気を失っているロールをしています。
勿論ピーターのプレイヤー自身はこの儀式を行わないとゲームが進まないのは分かっていて、やる気を出して儀式に挑みたいと思っているのですが、ピーターという1928年のアメリカに住むカメラマンが納得できる状況とは思えなかったようです。
 この辺はキーパーの技量不足が大きな原因なのですが、「クトゥルフの呼び声」ではプレイヤーの方でも、どうしてもどこかで現実よりも怪異を選ばないと成り立たないので、難しいところです。
 さかのぼれば、キャラクター作成の時点で、キーパーは「自由な時間がとれる職業」とは言ったのですが、「状況によっては怪異に真剣に興味を持てるキャラ」とは言ってなかったのも原因の一つでしょう。
クトゥルフである以上必須の条件ではあるのですが、普通にキャラクターを作っているとリアリティに注意が向いて、忘れがちな要素でもありますし。
 この点は今まで出てきた問題点の中でも「クトゥルフの呼び声」では最も陥りやすいポイントです。
もし近い内に初めて「クトゥルフの呼び声」をキーパーするという方がこれを読んでいたなら、キャラクター作成の時点でぜひとも「状況によっては怪異に真剣に興味を持てるキャラ」という条件をつけるのをお勧めします(笑)。

第3回セッション終了

 


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