Call of Cthulhu リプレイ02

屋根裏部屋の怪物 その2

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
ヒルディ・ジョンソン(H プレイヤーは酔っ払いさん
フリーのジャーナリスト 27歳
ピーター・ジョン・ブランデン(P プレイヤーは秋山氏
フリーのカメラマン 29歳

K 葬式の翌日、3人はボストンで昼食をとったところです。
今日はよく晴れています。
特になにもなければ、ロスの辻に向けて出発することになります。
P 行きますか
H 場所はジョンソン宅?>keeper
K

場所はボストンのランチもやってるレストランかな。

J 持ち物の確認など・・・
K

ジョナサンはいかにも紳士の狩りといういでたちですね。
ピーターはツテを頼ってワインも手に入れています。
持ち物の確認はどうします?

P そうだった、忘れてた>ワイン。
H 装備一式は、コーチに積み込んであるでいいですか>keeper
もちろん、ワインも(笑
P パンとハムとチーズとワインです(笑)
K コーチってなんですか?
H あ、車です
K あ、車か。
了解です。


J 鍵の掛かったケースに12ゲージ二連とシェル一箱を詰めて、ヒルディ氏の車のトランクに
トランクが・・・無いのか
P 私はカメラとフィルムと現像セットをトランクに詰めてバイクの後ろに積みます
K ジョナサンは足は?
J ヒルディ氏の車に同乗ということで
手術道具のかばんも持ちます。
K 了解です
H 物騒なものと、装備一式は後ろのシートに隠しながら
ルパートの遺品も一緒に持っていきます
K それではよければ目的地に向かいます。
P はい
K 住所を頼りに向かうわけですね。
H では、慎重に運転しながら、ロスの辻、件の農家へ
K 全員<ナビゲート>をどうぞ。
H 20
J 7>成功(笑)
P ナビゲートなんて技能あったんだ…(笑)
95>見事に失敗
K どうかすると変な方向に行きそうになるピーターのバイクを呼び戻しつつ(笑)、ジョナサンのナビでなんとかロスの辻方面へ進んでゆきます。
景色はどんどん田舎になってゆき、アップダウンも増えてきます。
その内「これよりロスの辻」という看板が目に入ります。
出発してから1時間くらいですね。
H 辺りを見渡し、それらしい農家を探してみます
K 遠くの山並みと、生い茂る森、それに緑の丘の中を進んでゆきます。
ロスの辻は非常に寂しい村で、人口もおそらく50人に満たないでしょう。
全員<目星>をどぞ。
J 4>成功
P 89>また失敗
H 56
K 成功したのはジョナサンだけですね。
ではジョナサンは道から100mほど東の草に被われた丘の上に、古い建物を見つけます。
近くには他の家屋は見あたりません。
ここにたどり着くまでに小さな店や家屋は何件か通り過ぎましたが、おそらく丘の上の建物が件の農場でしょう。

キーパーの独り言
 シナリオでは、途中で農家への道を聞き、その時に昨夜から行方不明になっている女性がいるという情報が出るはずだったのですが、予想外に<ナビゲート>に成功されたのに惑わされて忘れてしまい、そのまま到着してしまいました(笑)。


H

おっかなびっくり、運転しながらジョンソンのナビに従います

J 建物は、一階建てですか?
K いわゆる塩入れ型家屋で、1階建てですが高い屋根で、屋根裏部屋があるのが予想できます。
J 外部を観察します。
K ここからはそれ以上はよく見えないです。
近寄ってみますか?車とバイクは道の脇に停めておく必要がありそうです。
H 車を止め、農家の状態を見ます
「あそこですか? 先生?」
J 「いってみなけりゃわからないよ」
ひとの気配はありますか?
K 人の気配は一切ありません。
ちなみに今14:00くらいです。
J 建物に出入りしている跡ですとか
K ジョナサン<目星>
J 71>失敗です
K 特にそんな跡は見あたりませんね。
J 昨日雨が降りましたしね。
P バイクは道に停めて、トランク持って家に近づいていきます
K 他の二人は?
H 「いってみますか」
とりあえず、装備を下ろして入り口へ向かいます
ついでにポストの中身(ポストがあればですが)を見てみます
J 診察かばんや銃ケースを持ってよっこらしょう、と続きます
P 近づきながら家の様子を観察します
K ではみなさん家屋の近くにやってきました。
最近使われたような雰囲気は感じられないですね。


J 道に草が生えてますか?
K 道にも草が生えています。
一番近い窓が壊れたのを外から荒っぽく修繕してありますね。
他の窓も全て木のシャッターが降りています。
J 「ひとの出入りはなしか」とひとりごちます
「あ、誰かランタンもってくれまいか・・・」
H 「了解」、言いながらランタンを持ちます
J 「ありがとう」
K 全員<歴史>
H 97
P 36>失敗
J 14>成功
K ヒルデイさん、ダイスロールをしたら、成功か失敗か書くようにお願いします。
H 失敗(了解しました>keeper)
K ジョナサンはその建物が18世紀初頭の建築様式であると分かります。
J 他の探索者に説明します。
K さてどうしますか?
H 足で玄関に通じる階段をふんずけてみます。古さを確かめるように
K 一応支えています。おそらく何度か作り替えられているのでしょう。
ただし手すりに相当する部分は腐って倒れています。
H 「腐っては無いようだけど…、なかはどうなってるやら」
P 屋根裏にあたる位置に、窓があるか確認します
K 屋根裏に当たる場所には、窓はないですが、上の方に空気を通す三角の穴が開いているようです。
H 玄関ノブに手を掛け、開くかどうか確かめてみます
K 玄関は鍵がかかっています。
H 「(がちゃがちゃがちゃ…)だめか…」
K ヒルディは玄関やその周りの壁にはなんらかの模様が刻みつけられているのに気付きます。
J 周辺をぐるっとひとめぐりして見ます。
K ジョナサンは裏の方にまわってゆきます。
裏に回ると小さな壊れた物置小屋があり、さらに古い井戸、それと裏口があるのが分かります。
ジョナサン<目星>
J <35>失敗です
K では以上です(笑)。
P 屋根裏あたりを眺めながらピーターも裏口にまわってきました。
K 他の二人も、壁の所々に妙な模様のような物が掘られているのに気付きます。
J Peter氏、カメラ、カメラ!(笑)その間車に戻って、ガンケースから銃を取り出し、散弾を装填、中折れにして残りの散弾をポケットに詰めて戻ります(最初からこうしていれば;)
P カメラのこと忘れてた(笑)
H 日記に書かれていた文様と同じか、思い出しつつでいいですか?
K 日記にはマリオンの彫った印は書かれていませんでした。なんの印か分かりませんが、おそらくそれでしょう。
全員<オカルト>
H 88>失敗
とりあえず、皆を呼び、日記を見せつつ「同じ?」と問いかけます
P 67>失敗
J 15>失敗
K ピーターは<目星>
P 17>成功
K 裏口が1cmくらい開いているのに気付きます>ピーター
どうでもいいけどまとまりのない3人だな(笑)。
では全員また農家の前です。
P カメラを構えつつ、井戸見て良い?
K 井戸は家の裏です。またピーターだけ行きますか(笑)?
P 戻ってしまったのか
K 特別ルールを考えました。
J !?
K チャットでそれぞれの意見を同時に聞くのは難しいので、基本的には最初に誰かが宣言した行動を全員が追随し、別行動する場合はそれと明言していただくのを基本にしてみます。
また変更する場合も多いと思いますが。
バラバラに行動したいのであればそれを宣言してください。
J はい。自分はしんがりに
H ジョナサンに追従!

キーパーの独り言
 ここは前回遺品を調べるときに陥ったパニックの、もっと酷い状態に陥りました。
順番の前後に加え、各キャラクターの配置も中途半端になり、一人が裏に行ったかと思えば全員を呼ぶ者や、その状態で会話をしようとしたり、まさに大パニック。
ただでさえTRPGでは場所や距離の感覚が伝わりにくい上に、チャットでタイムラグがあるので、ほぼ完全にキーパーの把握出来る状況ではなくなりました。
リプレイでは台詞の順番を変更するなど、大幅に修正してなんとか読めるようにしていますが、元のログは読んでいても頭がくらくらしてきます。
プレイ当時のキーパーの頭はもっとくらくらしていたのは勿論で、なんとか収拾しようといったん農家の前に全員を戻したのですが、ピーターは不満そうだし、急遽特別ルールを設定してみました。
しかしこれはプレイヤーの自由な行動を制限してしまうことになり、結局次のセッションからはこのルールは使用しないことにしました。
結局はプレイヤー間の雑談を増やしてもらうようにしているのですが、今思えばこの状況だったらいっそ戦闘ラウンドに入るのがよかったような気がします。

 最初のジョナサンの<目星>は、後に見つかるアライグマに対してのものでした。


K では3人とも裏に回りました。
井戸はこれまた古く、今や枯れているのが上からでも分かります。底も見えています。
まわりに人の気配は相変わらずないです。遠くで鳥の声がします。
P 井戸、撮影しときます
K <写真>どぞ。
P <77>成功
K おお〜高い
H フラッシュあり?
P 暗ければフラッシュたきますが
K 日の光が底まで達していますので、フラッシュは必要ないでしょう。
P 物置小屋を調べたいのですが
K 物置小屋は崩れてしまっており、中も丸見えです。
草が生い茂り、いかにもな農家の備品が錆びて積まれています。
J シャベルとか鍬とかですか?
P 一応〈目星〉良いですか?
K そんな感じです。あとは石炭だったらしいものとか。
どぞ<目星>
P 15>成功
K おそらく物置小屋はルパート達が買い取ってからも手を触れられていないですね。他の所と比べても最も風化が進んでいます。
H ルパートの遺品の鍵を示しつつ、「…つかう?」と二人を促して見ます。裏口を見ながら
J ショットガンの銃口で、そっと開きます
K 止める人はいませんね?
P はい
H ジョナサンの後ろで先を見渡します。とめません
K では裏口に近寄ります。
全員<目星>
J 2>成功
H 20>成功
P 92>失敗
K 成功した人は、裏口に近寄る途中で、その近くの灌木のところに動物らしき物がいるのに気付きます。
中型の犬くらいの大きさですね。
ピーターも二人が何かを見つけたのに気付きます。
H 振り返り身をかがめ、よく見ます
J 銃口を振り向けます
P カメラを構え撮ります
K それは動いていません。近寄ってみると
<生物学>全員
P 65>失敗
H 24>失敗
J 34>40%ですので成功
K ジョナサン以外は<知識>
P 18>成功
H 39>成功
K 知識のみ成功した人は、それがアライグマだと分かります。
H 「…おいおい…」肩をすくめます
P なんだ
K さらにジョナサンはそれが成獣であり、つい最近死んだものだと分かります。しかし傷口のような物は見あたりません。

キーパーの独り言
 この<生物学>ロールは明かなルール間違いでした。
旧版「クトゥルフの呼び声」 から入った化夢宇留仁は、昔の<動物学>と<植物学>が合わさったのが<生物学>だと勘違いしていたのです。
本当はそれは<博物学>でした。
<生物学>はもっと学術的、化学的な技能でした。


K アライグマはうつぶせに倒れています。
J ベタベタしていなければ、ひっくり返します
K 15kgくらいあります。
ひっくり返すと胸にポッカリと穴が開いているのが分かります。血が固まってこびりついています。肋骨ごと心臓が無くなっていますね。
J 他に外傷は?
K 他には無いです。
J それが死因なんですかね?
K そのようですね。
H 近くに棒切れがあれば、死体をつついて見ます
K 棒で突っつくと、ぐにゃぐにゃします。
アラレちゃんか(笑)
J 死後硬直は、解けているのか・・・
K はい。つい最近死んだのは確かですが、1日くらいはたっていそうでもあります。雨にも濡れた形跡があります。
H 「骨と皮だけ…食われたんですかねぇ…」
J 今更ですが、周辺の様子を・・・足跡なぞ。
K <追跡/2>ジョナサン
J 15>失敗
K 見あたりませんね。
H じゃ、胸のまるあきをひろげつつ「…難儀なねただなぁ」
P 「写真は・・・いるかい?」(おどけた口調で、さも取材ネタのように)
このシナリオは荷が重いな(笑)…(プレイヤーの独り言)
K 気楽に行きましょう(笑)

キーパーの独り言
 前にもリアリティとゲームの狭間に苦しんでいたピーターですが、話が佳境に差しかかるに連れ、それが更に増してきたようでした。
おそらくその前の行動を制限されたのも響いているのでしょう。
これはまさに「クトゥルフの呼び声」一番の難関で、頭をかかえるところです。


P 写真撮ります(笑)
K どぞ
P 62>成功
K では裏口にやってきました。予定通りジョナサンが銃の先で扉を開けるのでよろしいですか?
P 裏口開けます
J はい。
P すんません、先走りました
J Peter氏が先にあけたということで(笑)
P んじゃ、オラー!ドーン!!バターーン!!!(笑)
K 開けると中がそこそこ大きな部屋になっているのが分かります。
しかし太陽の光が入らないので、はっきりとは確認できないですね。
J 暗ければランタンに灯を点します
K 入ってみますか?
P 入ります。
J 誤射を避けるため銃を中折れ状態にし、続きます
H 二人に見えるように、手を上げながら
K では入ります。
ランタンに火は入ってないですよね。
H いえ、暗いのを確認して火を点します
部屋の匂いをかいで… 最後尾に着きながら裏口に入ります
K 了解。火が点きます。
暖炉があり、向かい側は壁と扉で終わっています。
向こうの壁の先にはまだ部屋があるようです。
向かいの扉の脇に、地下に通じるらしい跳ね上げ戸があり、天井にも跳ね上げ戸が見受けられます。
J 周辺には何か(机など)ありますか?
K 小さい机もあるようですね。
他には背の高い棚があります。
P 屋根裏への階段はありますか?
K 屋根裏への跳ね上げ戸に通じる階段は見あたりません。
H ジョナサンの報告を聞いた後、床を調べます
K その前に、この部屋は明らかに最近使われた形跡があります。
暖炉の燃えさしは新しい物ですし、埃が踏み荒らされて真新しい足跡も残っています。
更に汚い毛布、キャンベルのポークビーンズの空き缶、缶切り、マッチの小箱、汚れたスプーン、ジャックナイフ、しわくちゃの広告の裏に印刷された魅力的な女性の写真など。
H <目星>使っていいですか? かび臭い匂いが無いかどうか?
K <目星>は匂いには使えないですが、とりあえず強いカビの匂いはしません。
缶詰の残り汁はまだ液体のままですね。
H 了解です
J めぼしいものはありますか
K どうしようかというところで、全員<聞き耳>
H 73>失敗
J 38>失敗
Peter 氏が頼り・・・
P 84>失敗
J 嗚呼。
K ではなにも無し(笑)

キーパーの独り言
 この<聞き耳>は地下室に潜む者がたてた音が聞こえたかどうかの判定でした。
あとで考えれば、ゲームの展開はほとんど変わらないし、奇妙な物音が聞こえた方がドキドキできるし、自動的に聞こえてもよかったかもしれません。


H ともあれ、ランタンを背の高い棚に近づけて、調べてみます
K 棚の上に古い木製の葉巻入れの箱と、書類の束のような物が載っています。
H 二人を呼び、手分けして書類を調べます
J どれどれ
私は葉巻入れのほうを。
H では、ピーターと二人で書類をメインに調べます
K まず葉巻入れですが、実に古い葉巻ですね。おそらく1880年代のものでしょう。
中には金属製の缶と、すべらせて開くタイプの小さな木の箱が入っています。
J 反射的に匂いを・・・
K かび臭い匂いです。葉巻の匂いは残ってないですね。
J 葉巻を戻して、葉巻入れと金属缶、木の箱を小卓におきます
K 葉巻は入ってないですよ。
貼ってあるラベルが古いのです。
J 了解。

キーパーの独り言
 キーパーの説明がまずいです。
「実に古い葉巻ですね。」と言われれば、誰でも葉巻があると思います(笑)。


K それからどうするのでしょう?
J 小さな机の上において、書類を調べている二人の進捗状況を。
H 書類のたばを調べています
P では、同じく
K 了解。
書類ですが、10枚の紙の束ですね。
内1枚は1882年3月の日付のある手書きの書類で、装飾的な大きな字で書かれています。
ルパートの筆跡とは明らかに異なります。
最初の1枚と同じものが合計6枚あり、どうやら詠唱らしきものが記されています。
メンバー一人につき1枚用意したということのようです。
他の3枚には詠唱は「妖蛆の秘密」という本に載っていたものを読めるように訳したものであり、その本は1542年にルドウィグ・プリンという人物が書いたということです。
その詠唱によって、古い琥珀の中に閉じこめられた霊を解き放つことが出来、更に元に戻すことも出来ると書かれています。
H 「これのこと……か!?」と日記を示しつつ、二人に見せます
K 最後の10枚目には、描かなければいけない五芒星の詳しい解説と、火の中で燃やさなくてはならない粉末の詳しい作り方が書かれています。
儀式は真夜中から始まり、2時間の間詠唱を続ければ効果が表れるとあります。
霊を元に戻すときには詠唱を逆に読むのだそうです。
詠唱は切れ目無く続けなくてはなりませんが、誰か一人が続けてさえいれば他の人が中断するのはかまわない。
詠唱が途切れた場合には翌日やり直さなければならない
他の霊の妨害を退けるため、一人は見張りに立った方がいいかもしれない。
・・・などと書かれています。
P 「タブロイドのネタにはなるな…」
J ふむ。霊の特徴などは書かれていますか?
K まったく書かれてないですね。
J 他の霊、というのは・・・複数呼んだのかな?
K 文章の雰囲気からすると、元になった本に書いてあったことをよく分からず訳して書き写した形跡が感じられます。
J 五芒星に必要なものと、粉に必要なものは・・・
K 五芒星は普通にチョークで書けばいいようです。言われて床を見回せば、チョークも転がってますね。
H 床を照らし、確認してみます
J おおっ
K チョークがあります。またそこかしこに例の印が彫られています。
粉の成分は今ここで手に入れるのは不可能な硫黄と銅の酸化物が主なようです。
J 写真!写真!
P 写真撮ります
J 消えたり、欠けたりしていませんか>印
K 印は彫られています。しかし昔描かれたであろう五芒星は見あたりませんね。
床には埃が積もっているので分かりにくいというのもありますが。
写真はどんどん撮って下さい。
写真を撮るときには基本的には勝手にロールしてください。フィルムのカウントは忘れずに。
フラッシュを焚くときには宣言してください。
P フィルム何枚持ってるか決めてないです
K では今決めて下さい(笑)。
P 何枚撮りか分からないのですが(笑)
K う〜ん、資料をあたる時間が無いので、20枚と言うことで。
P はい
じゃ、写真、フラッシュたいて<58>成功
J フィルム枚数確認の後は、煙草入れを。
P あと17枚

キーパーの独り言
 後にジョナサンのプレイヤーが資料を見つけてくれ、ライカIは36枚撮りだと判明しました。

 フォーカルプレーンシャッター、36枚撮りマガジン、50mm標準レンズ。
 1925年ライプチヒで開催された世界映像見本市で発表初期型が製造され、その後レンズ口径の異なる様々なタイプが市販されたようです。


K 全員<聞き耳>
P 14>成功
H 37>失敗
J 31>失敗
K 成功した人は、フラッシュが焚かれた瞬間、階下で物音がしたのに気付きます。
H 振り向き、ランタンをそちらの方向へ向けます
J 振り向きます
K ランタンを向けたところは地下に通じる跳ね上げ戸ですね。
変化はないです。
H どんな物音ですか?
K ゴトッ(笑)
でも聞こえてないですね>ヒルディは。
H あ、失礼しました。ジョナサンの振り向きにあわせて、とっさに向けたと言う事で
J 「どうかしたのかい?Peter氏」
P その跳ね上げ戸の上に重いものを置きたいのですが
棚とか
いや、やっぱりやめます
K 棚はちょっと難しいですね。目につくのは汚い毛布くらいでしょうか。
その後は今のところ物音はしません。
H 「なにかいたか?」
P 聞こえたのピーターだけなのか
「何か音がしたような、気のせいだろう」
J とりあえず机のそばに医療かばんとセーフティにした銃をよっこらせい、と置き、煙草入れを調べます。「ランタン貸してくれまいか」
H 無言で、ジョンソンにランタンを手渡します
眼は物音の方向に向いたままです
K では葉巻入れの中身ですが、金属製の缶と木の箱ですね。
J 木の箱のふたをスライドさせます
K 中には銀色っぽい色のタルカム・パウダーのようなきめの細かい粉末が入っています。
ほんの少量です。
J 金属缶の方をあけてみます
K そちらの方には茶色のきめの粗い粉末が入っています。
J 成分は見当が付きますか?
K 触ってみますか?
J はい。ちょびっと
K では銀色の粉の方は触るとぬらぬらと油っぽい感じになります。
茶色の方は普通の荒い粉末です。
<化学>ジョナサン
J 化学は00、薬品も25しかない
6>失敗
K では銀色の方はさっぱり見当もつきません。
茶色の方はなんとなく錆びっぽく、わずかに硫黄の匂いがします。
J 儀式に必要な粉ですかね?
K 全員<アイデア>
J 60>成功
P 10>成功
H 70>失敗
K 成功した人(または覚えていたプレイヤー)は、日記とさっきの書類からすると、儀式の最中に火にくべるのが硫黄と銅の酸化物の粉末、不可視の怪物を見えるようにしたのがもう一つの<イブン・グハジの粉>と呼ばれる粉末だったのを思い出します。
どうやらこれで儀式に必要な物は全てそろったようです。

キーパーの独り言
 リプレイを書いていて初めて気付いたのですが、ヒルディのINTは14なので、アイデアはINT×5で70。
ギリギリ成功していました。
もしかしたらヒルディは「以下」ではなくて「未満」が成功と思っているかもしれないので、次回確認してみます(笑)。


J はたして製作時から化学変化しちゃってますかねえ?
K 可能性はありますね
J ううむ(自縄自縛)
K その前にそもそも怪物なんて実在するのかという疑問がありますが。
H (日記を参照しつつ…)「…後は黒いローソク?」と、呟きます
K ローソクは見あたらない・・・と、思ったら、さっき描写を忘れていましたが(汗)、つい最近使われたらしいちびた蝋燭が転がってます。
しかし2時間の儀式には耐えられないでしょうね。
暖炉はあるので火自体はおこせますが。

キーパーの独り言
 蝋燭に関してはキーパーもちゃんと把握していなかったので、おかしなことに。
結局この後、蝋燭は儀式の最初に粉末をくべるとき以外は必要ないことにしました。


J 向こうの壁の扉を調べます
K 普通の扉ですね。例の印が彫ってあります。
J 鍵は、掛かっていますか?
K 掛かっていないようです。
H 「先生!」怯えたように言います
J 振り返ります「えっ?」
H 「この日記が本当のことなら…ぼくらは…」
足で埃を払って…「かなりやばいのでは…」
J 「・・・・・・。」
Peter氏はどうしていますか?
K PC間の会話は普通にプレイヤー視点で交わしていただいて結構ですよ。その方が早く進みますし。
特に次にどうするのかの相談とか。
H 了解です
P ピーターは懐疑的です。
日記に書かれている事はあり得ないと思っています。
K まあそれが普通ですわな(笑)。
P ルパートの遺志にはなるべく沿ってあげたいとは思っていますが、その為に2時間も儀式をするのは馬鹿げていると思っています。
K それは他の2人に話しているのですか?>ピーター
P 台詞は思いつきませんが、その様な内容の事を話します。
H ともあれ、二人の行動を見守っています

キーパーの独り言
 様々な意味でゲーム崩壊寸前状態です(笑)。


J 肩をすくめて、ドアを開けます
H おっかなびっくり、ランタンを持ってあとに続きます
K とりあえずドアを開けると、その先は正面の外へ通じる出入り口のある部屋ですね。
埃が積もっています。
J 室内には何かありますか?
K 木の床はひどくたわんで、古いソファと安楽椅子がありますが、ひどくいたんでいます。
他には特にめぼしいものは見あたりません。
J 「何もないみたいだ、と元の部屋に戻ります」
K 戻りました。
J あとは跳ね上げ戸?
K 階下で「ドンッ」という音が聞こえました。今度は全員聞こえました。
あと行ってないのは地下と屋根裏部屋だけのようですね。
J 顔を見合わせます
H 跳ね上げ戸を照らし、怯えます
P 猫でも紛れ込んだんだろう
K 上への跳ね上げどの周りには、他より多くの印が彫られていますね。
H いってみますか>探索者の皆様
K 上ですか?下ですか?
J 下へ、散弾銃を持って・・・
H 続きます
K では下を調べてみると言うことで。
J Peter氏は?
P 従います
K 誰が跳ね上げ戸を開けますか?
J 私は・・・銃を持っていますし
H 私が
K 了解。ヒルデイが開けます。
開けると中は真っ暗です。ヒルディがランタンで照らしてみますが、古い木製の階段が下に続いており、奥には薪やずたぶくろなどが転がっているようですが、ここからではよく見えません。
J 狭そうですか?
K 7×7mくらいでしょうか。はっきりとは分かりません。
J では降りてゆきます。セーフティに手をかけたままです
K ジョナサンが降りてゆくと・・・
いきなり大声を上げて、何者かが物陰から飛び出してきます。右手に棒のような物を持った人影のようです。
意味不明のわめき声を上げています。
P 写真を撮ります、フラッシュたいて
H 「ぎゃぁぁぁ!」いいながら、うえにあがります
K ランタンで顔が照らされると、どうやら浮浪者のようです
J 「止まれッ」銃を向けます
K 全然聞く耳を持たず、右手に持ったものを振り下ろします。
Keeper: 90(1D100) = 90
はずれ(笑) 。
J 銃で足元に一発威嚇射撃します
ヒルディと入れ替わりにです
K はい。まず射撃が行われます。
J 21>成功(50%)
P フラッシュで目がくらむとか無いですか?
K 足元に命中。その銃は発射回数は1ですか?
まだフラッシュは焚かれていません。
P そうなのか
J 1〜2ですが1発だけです
上下二連散弾銃なので。

キーパーの独り言
 ここではチャットの発言タイムラグを考え、フラッシュよりも戦闘ラウンドで優先される銃器の発砲を先にしたのですが、後から見てみると不自然でした。
特にカメラのシャッターを切る動作は銃の引き金を引くのと大して変わらない動作とも取れますし、キーパーの思慮不足でした。
まあフラッシュをセットするのに時間がかかるとも考えられるのですが。


K 次はDEX17のピーターがフラッシュを焚きます。
浮浪者は左手で目を押さえ、「ぎゃあ!」と悲鳴をあげます。
浮浪者はそのまま階段の方に突っ込んできます。「やめろ〜〜〜!」と叫んでいます。
ショットガンでしたっけ?
もう1発撃てますが、撃ちますか?
J アレを取り出す時間はありますか?
K あれとは?
J 秘密のアレです
BJ
袖の中に隠しています
K 取り出せます。使用可能です。
あ、でもさっき撃ったからこのラウンドには攻撃は無理ですね。出すだけだ。
出しますか?
J 出します。「この野郎」
K で、ヒルディが階上に転がり出ます。
J ランタンは?
K ランタンはヒルディが持っていってしまいました(笑)。
H 持ったまま、びっくりしているので扱いは乱暴です>ランタン
K 浮浪者は「あいつに殺される!マギーもあいつにやられたんだあ!」などと叫びながら、ジョナサンを押しのけようとしています。
P 浮浪者が逃げようとしているのであれば、逃がしてやっても良いかなと思ってます(笑)
K では道を開けるんですね?
P と言う事で、何気に道を空けます
J できれば、浮浪者を押しのけようとします
K ジョナサンは1d100(抵抗ロールです)
J Jonathan: 71(1D100) = 71
K (浮浪者のDEXは12。ジョナサンのDEXも12なので、抵抗ロールに成功するには50以下を出さないといけませんが、71だったので失敗です。)
先に浮浪者がジョナサンを押しのけようとします。
J グフッ
K STR抵抗ロール。
Keeper: 98(1D100) = 98
(浮浪者のSTRは15、ジョナサンは14なので、55%以下で浮浪者が成功ですが、98なので大失敗。)
ジョナサンが完全に踏ん張りきって、浮浪者はジョナサンにはねとばされて後ずさります。
J いつの間にか右手に握られた黒い棍棒ー恐怖のブラックジャックでノックアウト攻撃します
K 真っ暗なのでなにがなにやら分からず、命中率は半分で(切り捨て)
J 23>30%(60/2)で命中です。
K 鈍い音がして、浮浪者がよろめき、倒れました。
気絶したようです。
J ありゃ、自動成功ですか。
K 時間もありませんので<自動成功/笑
あんまり栄養も足りてないので気絶しやすいのでしょう(笑)。
今日の所は時間も過ぎたので、ここまでですね。
J 了解です(笑)
H 了解です、では、静かになったところを恐る恐るランタンを照らして…と言うところで

第2回セッション終了

 


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