化夢宇留仁のハバロフスク旅行記01

2015年8月11日

 SRさんの希望により、ハバロフスクに旅行に行くことになった。
化夢宇留仁的には聞いたことはあるけど、響きからロシアのどこかかしら?程度の知識量(汗)
ならば下調べくらいすればいいのに、そのまま全くなにも知らない状態で出発したのだった(笑)
そしてちなみに化夢宇留仁は前日まで社員旅行で、出発の時点で少し疲れ気味だったり(汗)

 JR難波駅のOCATより伊丹空港への直通バスに乗り込む。
25分ほどで到着し、成田への搭乗手続き。

 JAL。

 これがなにかと言うと、成田への飛行機の座席からの前方の眺めである。
いい席が埋まっていてトイレの前に座らされたのだ。
なんていい眺め(笑)
しかしこの席は前が広いので足が伸ばせて思いの外快適だった♪

 成田に着いて、ここで5時間待ち(汗)
しかしのんびりできてよかった。
空港内のそば屋で昼飯を食べたら、予想以上に美味かった。
やはり蕎麦は関東だなあ。


 このイモムシみたいな色がロシアを代表する航空会社であるS7航空の目印。
けっこう可愛い。
怖くてもちろん写真には撮れなかったが、機内で緊急時の救命胴衣の使い方などをボディーランゲージで教えてくれた男性社員がすごくごつくてロシアっぽかった(笑)

 機内食。
コーヒーとばさばさで密度の濃いロシアっぽいパンとチーズとサラミスライス10枚。
超シンプルなところがロシアっぽく、そして見ての通りこの量のパンに対して明らかにサラミの量が多い(笑)
しかし旨かった♪


 2時間半ほどのフライトであっさりハバロフスクに到着。
ハバロフスクはロシア第3の都市なのだそうだが、空港のあまりのしょぼさにびびる。


 とりあえずなにをどうしたらいいかさっぱり分からないが、しつこく言い寄ってくるタクシーの運ちゃんは適当にあしらい、なんとかホテルの近くへ向かうバスに乗ろうとする。
なんとなくその方が楽しそうだから(笑)
しかしバス停には落書きと意味不明の張り紙があるだけで、やたらに通りかかるどのバスに乗ればいいのか皆目見当もつかない。
画像はトロリーバスだが、それ以外も大小様々なバスが走ってる。
たま〜〜〜〜に新車もあるが、だいたいは韓国製の中古。
 SRさんは空港にいたすごい美人で制服の着こなしのやたらに色っぽい人に、ホテルの予約をしたプリントアウトを見せてみた。
するとなんとか80番のバスに乗ればいいと教えてくれた。
80番のバスが走ってきたので乗り込んでみると、中に乗っていたおばちゃんたちが強い口調で違う違うと言う。
なにがどう違うのかさっぱり分からないが、違うらしいので降りた(笑)
唯一のヒントだった80番という情報も無駄になり、ますますどうしていいのか分からない。
今度は適当に止まったバスの中に入ってさっきのホテルの紙を見せてみた。
するとこのバスでいいという返事。
なにがどうなっているのか(笑)???

 バスに乗り込むと、白のTシャツにジーンズというラフな格好の若くて可愛い女性が話しかけてくる。
車掌さんらしい(笑)
ロシアのバスは運転手とは別に集金係の車掌さん(多くはおばちゃん)が乗っていて、お金を払うと半券をくれる。
金額は乗車距離に関わらず一定なので、意外に簡単。だいたい20〜30ルーブル。
SRさんがロシア語でチャレンジするが、車掌さんが英語をしゃべり、やがて彼女はこっちが日本人だと知ると、日本語も駆使してしゃべり出した(汗)
日本語の勉強をしているという。
それにしても外国人の「日本語を勉強している」人は、なんで誰も彼もすでに会話ができるレベルに達しているのか(汗)???
彼女に乗り換えの場所と次に乗るバスの番号と何番目のバス停で降りればいいかを教えてもらい、下車。


 次のバスでは派手な服を着たおばちゃんが車掌さんだった(笑)
そのおばちゃんに降りてからどう行けばホテルにたどり着くかを教えてもらい(SRさんは僅かにロシア語が分かる)、下車。
そして迷った(笑)
SRさんのロシア語力はまだ僅かなのだ(笑)
しかし道でぽかんとしていたら、にやにやしながら知らないおばちゃんが近寄ってきて色々教えてくれた。
そこに更に通りかかったおばちゃんも加わり、2人して教えてくれまくり(笑)
しかもロシア語で(笑)
それでもなんとか「あっちの方に行ったら見えてくる」という程度のことがわかった(笑)ので、向かう。


 たどり着いた(笑)
これで「オーロラ」と読む。オーロラホテルである。
ロビーで若くて美人の受付のねーちゃんに料金を支払い、部屋へ。

 なかなか素敵でないの。

 


 安いホテルだが、部屋はちょとしたスイート並に広い。流石はロシア。
ベッドの上ではSRさんがすでにくたばっている(笑)
 テレビを点けると当然ながらロシア語の番組がいろいろやっていたが、丁度「ターミネーター4」(もちろんロシア語吹き替え版/笑)をやっていたので、それを観ながら飲んでから寝た(笑)
化夢宇留仁はさっき迷っていた間に見つけたコンビニみたいな売店で買ってきたなにやらを食べながら地元のビールを飲んでいた。


 なにやら(笑)
皮付きのサーモンの薫製とディルのかかったポテトサラダとなんだかよく分からないサラダとロシアっぽくばさばさで食べ応えのあるパン。
どれもなかなか旨い。

 1日目の印象。
●ロシアの人はやたらに優しい。すごく協力的。ただし全部ロシア語(笑)
●年寄りを大切にする。シルバーシートなどないが、バスに乗ってきたおばあちゃんに自然に席を譲り、降りる時には自然に手を貸す。
●ハバロフスクの夏は日差しは日本よりも強いくらいだが、湿気が少ないので快適♪
●バスがやたらめったら走っているが、路線図とかは皆無(笑)
でも乗ってみたらなんとかなりそう(笑)
●バスは韓国製の中古が多いが、自家用車は日本車の中古が多い。
日本語がかっこいいらしく、商用車のプリントそのままで走っていたり、日本語の入れ墨を入れた人をよく見かける。
バイクはほとんど走っていない。自転車も少ない。

ちうわけで2日目に続く。

20150826

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