化夢宇留仁のハバロフスク旅行記02

2日目(2015年8月12日)


 朝のホテルの部屋の窓からの眺め。
日本に一番近いヨーロッパ。


 部屋のすぐそばが廊下の突き当たりで、そこからベランダに出られて喫煙所になっていた。
そこからの向かいのアパート(?)の眺め。
早朝にはこの路上で太ったおばちゃんがケンカしていた。
ケンカと言っても生やさしいものではなく、片方が片方に馬乗りになって腹を殴りつけていた。
こっちのおばちゃんのケンカは過激だ(笑)
周りには数人の人がいてすぐに引き離してたけど。


 朝から異国気分も盛り上がったところで(笑)、ホテルのレストランで朝食。
よくあるビュッフェ形式で、メニューもパッと見は特別ロシアっぽくもない。
しかし実はクレープに見えるのはブリヌイだったり、サワークリームが添えられていたり、そこそこロシアっぽい。
コーヒーはインスタントしか置いていなかった。
どうもロシアではコーヒーはあまり好まれないらしく、この旅行中にはほとんどまともなコーヒーにはありつけなかった。
しかし食べ物は基本的にどれも旨い。
あ、でも写真のスパゲティは・・・・・(汗)


 今日はのんびりと散策することにして、まずはハバロフスク駅へ向かう。

 ホテルから駅まで約2.3km。


 道中のスナップ。
赤い変な塔は意味不明だったが、あとで近くで確認してみたら国交再開を祝した中国からの寄贈品だった。


 でかい看板。
注目すべきは歩道で、そのでこぼこぶりが分かるだろうか?


 遠くに円盤のような建物が。
調べてみるとハバロフスクで一番のショッピングモールらしい。あとで行ってみよう。


 道ばたの壁にあのマークが。
空港の敷地の中の古そうな建物にもこのデザインの立派な紋章がついていた。
ロシアの人たちは当時と今と、どっちがよかったと思ってるのかな???


 とにかく緑が多い。
左上の建物は寿司屋さん(笑)
寿司屋はやたらに多く、昼に歩いていて目につくレストランは、ハンバーガーかピザか寿司の3種類のみ。
全然ロシアじゃね〜〜〜〜〜(笑)
 ロシアのビルはやたら凝った造形と派手な色のが多い。
建物を見ながら歩いているだけでも飽きない。


 鳩もやたらにいる。
日本では見かけない色のやつも混じっている。
エサも好きなように与えられていて、日本のようにフン害を気にする様子はゼロ(笑)

 ロシアのトラックはやたらにかっこいい。
不整地走行性能がよさそう。
それだけ不整地が多いのだろう(笑)


 ハバロフスク駅に到着。
あとで中も見てみようと思ったのだが、結局寄る機会が無かった(汗)
駅の前から真っ直ぐのびるアムールスキー通りを歩いてみることに。


 駅のすぐ前にあったショッピングモール?のでっかいポスター。
そういえば戦後70周年なのだ。
日本では敗戦70周年だが、ロシアでは大祖国防衛戦争大勝利70周年だから、国を挙げてのお祝いである。この関連のポスター類はこの後も至る所で見かけた。


 ロシア第3の都市の唯一の(笑)駅の前の通りだから、さぞやすごい商業街かと思いきや、今まで以上に緑だらけに(笑)
 ちなみに前にも言ったが化夢宇留仁とSRさんはまともに準備らしい準備もせずに来ており、もちろん海外ローミングの契約もしておらず、ネットはフリーWifiのある場所のみ。電話は一切使用不能(汗)という状態だった。
しかも地図さえまともに道が分かるようなものは持ち合わせておらず、通常なら途方に暮れてどこにも行けない状況だったが、Wifiの繋がるホテルでスマホにGoogleMapを表示させておくと、道中でもネット環境が無くてもGPS情報だけは取得できるので、それによって現在位置を把握して移動していた。
スマホの電池が切れたり間違えてGoogleMapのウィンドウを閉じてしまったら、たちまち迷子である(笑)


 八百屋さん???
この旅の間中そこら中でスイカが売られているのを目にした。
ロシア人はスイカが好きらしい(笑)


 見にくいが真ん中の店は蜂蜜専門店らしい。
この旅の間に4軒くらい見かけた。
ロシア人は蜂蜜が好きらしい(笑)


 釣具屋さん。
見たこともない魚が看板に描かれているが、こっちではポピュラーな魚らしい。
それにしてもこっちのお店は外から分かりにくい。
この釣具屋は魚が描かれているからまだマシだが、ほとんどの店は文字しか書いてなく、店内も全然見えないのが多いので、なんのお店なのかさっぱり分からない。
この辺は共産主義時代の名残と言えるだろう。
がんばって商売する気が希薄なのだ。


 トウモロコシが原料のスナック菓子の専門店(汗)???
この店がこの旅で見た一番分かりやすい店だった(笑)
隣は制服屋さんらしい。


 映画館。
こっちには映画館がたくさんある。旅行中に歩いた範囲だけでも5〜6軒はあった。
すごく手頃で気楽な娯楽として定着しているようで、料金も25〜35ルーブルくらい(500〜700円)と安い。
どこもファンタスティック4の新作がイチオシのようだった(笑)


 アムールスキー通りは真ん中に緑の遊歩道をはさんで2本平行して続いている。
その間の遊歩道に入ってみた。


 緑ばかり(笑)
こんな通りが延々と続いている。
この辺りはとにかくやたらに市民の憩いの場が多い。
ちうかそれしか無い気が(笑)


 よく分からないオブジェが山ほど飾られている。
とにかく土地の使い方が贅沢だ(笑)


 チンチン電車の走る交差点の辺りに露店が出ていたので見物。
なんだかよく分からない干したなにか(笑)や、漬物のようなものと果物、それに園芸用品が売られていた。


 奧は深く、何列も連なった商店街になっていた。
知らない間に中央市場に来ていたらしい。


 ハバロフスク駅から中央市場までの道のり。
中央市場内ではもちろんもっとぐちゃぐちゃに歩き回っている(笑)


 狭いところにゴチャゴチャに商品が置かれているのはどこの市場でも似たような感じ。
食料品売り場でたまに見かける日本製の日本語のままのパッケージ。
ロシアでは日本製品のブランド力はまだまだ元気なようで、他を圧倒する3倍近い価格がついている。
マキシムの袋入インスタントコーヒーが600ルーブル(約1200円)(汗)
たまに「武士道」とか書かれたニセ日本製品も見かけたが、そっちは流石に大した値段ではなかった(笑)


 ロシアで初めて見かけたマトリョーシカ。
う〜〜〜〜〜んなんか違う(汗)

 いろいろな物が売っている。
夜食にこっちの種類豊富な加工肉製品を食べたかったのだがナイフが無かったのでここで買おうとしたのだが、SRさんの気に入るものが無くて買えなかった。
ナイフに可愛さは必要ないと思うのだが(笑)

 さてそろそろお腹が空いたしホテルに戻る方向に。
戻る方向と言ってももちろんよく分からないので、スマホのGoogleMap頼りである。


 派手に壊れている建物。
この程度のはそこら中に見かけた。
日本だったら危険だからとこんな状態で放置されることはまず無いが。


 相変わらず見事なでこぼこっぷり。
こういうのも日本ではあまり見かけなくなった。昔はよく見たけど。


 木でよく見えないが、遊具がある。
実はなかなかでかい遊園地で、ここもまた市民の憩いの場である。


 おもちゃ屋さんを見かけたので入ってみた。
ドイツゲームとかも少し置いている。
その中にうちの会社の商品も2つ(笑)
 ここに限らずロシアのお店では写真を撮ると怒られると聞いていたので、全然写真が無い。
それでも自分の会社の商品だったので思わずこっそり(笑)撮ったのがこれなわけだが、もっと図々しくそこら中撮っておけばよかったと後悔。

 全然手頃な店が見つからなくて、仕方がないのでここでいいやと入ったハンバーガー&ピザ&寿司屋さん。まさにロシアランチのトリプルセット(笑)
しかし入ったはいいけど注文の仕方が分からず、うろうろした挙げ句に出てきた(汗)


 空腹を抱えて(笑)ちょっとホテルとは反対方向だが寄ったのがレーニン広場。
予想通りだだっ広い広場である。
真ん中に超スタイルのいい女の子が2人。

 拡大(笑)
ところでロシアは美人が多いと言うが、それは本当である。
小さい女の子はいわゆるフランス人形みたいで、女の子はアニメに出てくるロリキャラみたいで、大人になったらスーパーモデル(笑)
その次はビヤ樽っぽいおばちゃん(笑)
どこでその変化が起きるのかは分からないが、その中間っぽい人はほとんど見かけなかった。
さなぎにでもなるのか(笑)?
ちなみに大人の男はみんな熊かマッチョのどちらかで、多くは熊である。
身長は180cm以上で、骨太がっしりで横幅も広い。
そんな熊たちが椅子に座っているのを見ると、誰も彼も窮屈そうにしている。
もっと椅子をでっかく作ればいいのに(笑)
マッチョな人たちは軍人っぽい人か、上半身裸が多い。
この旅行中に上半身裸のマッチョ男性を10人以上は見た(笑)


 中央には噴水。


 もちろん必須のレーニン像。
ダンディだ(笑)

 道を戻ってホテルへ向かう。
さっきの遊園地の入り口である。


 なんだかよく分からないけど綺麗な建物。


 ハバロフスクで一番のショッピングモールというところの横に出た。
なんだか遠くから見た時より小さく感じる。
入ってみると、想像を上回るショボさにびびる。
暗いし狭いしろくな物が売ってないしで、これがハバロフスク第一のショッピングモールとは到底信じられない(汗)
日本で言えば田舎の場末のつぶれかけのショッピングセンターのような・・・・・(汗)
多分ハバロフスク一番というのはデマだったのだろう。
そう思いたい(汗)。

 ちうわけでホテルに帰ってきた。
結局朝ご飯を食べてから夜7時くらいまでなにも食べられなかった(汗)ので、ホテルのレストランへ。

 待望のボルシチ♪
流石にロシアのボルシチは旨い♪
日本で近いものを食べるのなら、京都の「キエフ」という店がお勧め。

 こちらはサーモンと野菜のホイル焼き。
サーモンと野菜をホイルで包んで焼いたらどこで作ろうが旨いに決まっているが、やはり旨かった(笑)

 化夢宇留仁はステーキを食べたのだが、腹が減っていたこともあり、撮影も忘れて平らげてしまった(汗)
まあステーキなんてどこのも大して違いは無いが(笑)
ちなみに味はまあまあだった。
ビールも飲んでいい気持ち♪
その後は部屋に戻ってベッドに転がったらすぐに意識を失った(笑)
ちなみにこのホテルのベッドは広くて堅めのマットで、堅めのマットが好きな化夢宇留仁には実に快適だった♪

20150829

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