化夢宇留仁のハバロフスク旅行記05

5日目(2015年8月15日)


 アパートメントの朝。
窓から外を見てみると、なぜか鳥のエサ用と思われるパンがごろごろ入った箱が吊してある。


 SRさんが寝ている間に、朝ご飯に昨日帰り道の売店で買ってきたインスタントラーメンを作る。
電磁調理器・・・・と思いきや、電熱器やんけ(笑)
だまされた(笑)


 できた♪
電熱器の火力が弱いのでちょっと茹ですぎてしまったが、悪くない味。


 その後起きてきたSRさんにもラーメンを作ろうとしたのだが、水道水で調理していいのかどうか分からず(化夢宇留仁は気にせず水道水で食べた/笑)、昨夜行った売店に水を買いに行くことに。


 スーパー。
やはりパッと見分かりにくい。
これが夜になるとギンギラギンで別な意味で分かりにくくなるのだが、その写真はまた後で。


 ラーメン完成(笑)
今度はハム入り。
ネギなどの薬味とか、スーパーにはいろいろ売ってはいるのだが、2日間では使い切れないので買いにくい。
アパートメントを利用する場合は、1週間くらいは日数を確保して、調味料などは持っていっておかないと完全利用は難しいようだ。

 今日の予定は美術館と博物館に行った後にサーカス鑑賞・・・・なのだが、サーカスは日本で予約をとるのに失敗したので、とりあえず行ってみるという無計画さ(笑)


 ロシアの建物はとにかく凝ってるけど、様式とかはっきりせず自由な感じ。
規格を統一して安くしようという意識は無さそう。羨ましい。


 ウッスリスキー通りを横断して西へ。

いや〜〜〜〜んな上り坂スタートである(汗)


 なんとも危ない角度の門と奧のショーウィンドウがシュール。


 ムラヴィエヴァ・アムルスコヴォ通りに出た。


 ウスペンスキー大聖堂の前の広場。


 アムール川もちょいと眺めて。


 ウスペンスキー大聖堂を後にして進む。


 化夢宇留仁の最も見たかった軍事博物館にたどり着きました。
わくわく♪

しかしなんたることか、この日はなにかのイベントで一般公開はしていないとのこと(汗)
大ショック(汗)

 仕方がないので塀の上にカメラを差し出して撮った軍事博物館の庭(汗)
うわわ〜〜〜〜ん見たかったよ〜〜〜〜〜〜(泣)


 反対側の庭も覗いた(笑)

 気をとりなおして今度は極東美術館へ。
入場料はそこそこ高め。更に中で撮影する場合は別料金が掛かる。


 立派な造り。
いわゆる美術館という感じで、ロシアならではのイコンが充実しているのと、絵画が多い。


 しかし少々狭い(汗)
なんだか美術館というより文化祭っぽい展示状況(汗)


 展示物自体はもちろん素晴らしいのだが。


 こういう方面もそこそこ展示。


 そこそこ〜〜〜〜〜〜〜。

 一番の特徴は1部屋に1〜2人は待機しているおばちゃんである(汗)
ギロ〜〜〜〜リという感じでこっちを見つめるおばちゃん達。


 普通の建物を利用しているようなのだが、順路が全然書かれていない。
なのでこっちのドアはどうなってるかな???と開いてみると、たちまち待機しているおばちゃんに叱られる(汗)
順路の表示の代わりにおばちゃんが道を示すシステムなのだ。
とにかくやたらに人を大量に雇うのは共産主義時代の名残だと思うが、それにしても叱られてばかりで全然落ち着かない(汗)!


 こちらはおそらく戦後70周年を記念して描かれたであろう戦争がテーマの子どもが描いた絵。
世界一「戦争」というものに対してはナーバスな特殊な国である日本で育った化夢宇留仁としては、「普通はこうなんだなあ」と非常に興味深かった。
ちうかヒトラーの自殺が間に合ってないぞ(笑)

 お腹が空いたしWifiにつなげたいと言うことで、一昨日行ったウスペンスキー大聖堂の前のレストランに行くが、今日はパーティーの予約で貸し切りということだった。


 仕方がないので隣のピザ屋さんに入る。
ここ数日ピザ屋の店舗をよく見かけたせいか、ピザが食べたい気分にもなっていたのだ(笑)


 すごい内装。


 おっぱいもろ出しですけどいいんですか(笑)?
周りを見回すと、小さな子どもを連れた家族連れがキャッキャ言いながらランチしてますけど(笑)
テレビではおっぱいまでモザイクが掛かっている国なのに、このへんの感覚はよくわからん(笑)
 ここのメニューは珍しく写真付きだった♪
しかし・・・・・・ピザが無い(汗)
なぜ?どう見ても外見はピザ屋だったのに。

 仕方がないので普通のメニューを注文。
写真でなんとなく選んだ「玉子サラダ」
確かに玉子がかかっているが、問題は白い棒状の物である。
イカ????にしては歯ごたえが弱いし、なんだかよく分からないけど旨いからいいか(笑)
玉子より主張しまくっていたが(笑)

 「ボロネーゼ」・・・・・を注文した筈なのだが、なんだかよく分からないパスタが出てきた(汗)
確かにボロネーゼっぽい味がするような気もするが、見た目があまりにもアンチ・ボロネーゼ(笑)
麺はふにゃふにゃでアンチ・アルデンテ(笑)
 こうなったら3種類制覇してやろうと注文した「チキンステーキ」
写真は見たはずなのに、なんだかイメージと違う(汗)
ささみの固まりが出てくるとは意外だった。
でも旨い(笑)

 「クレープ」
・・・・・の筈だったが、出てきたのはどう見てもブリヌイである(笑)
しっかりサワークリームも添えられている。
ロシアでは「クレープ」と言えば「ブリヌイ」のことを指すらしい(笑)
SRさんはこうなるだろうと予想しながら注文したそうな(笑)

 このお店の店員の女性は、ロシアでは珍しく、1人でキビキビ働きまくっていた。
ちゃんとキビキビ働く店員もいるんだ、と思った(笑)

 隣の席をちょっと見てみると驚いたことに、でっかいピザが運ばれてきてうまそうに食っている(汗)
どういうことだ〜〜〜〜(汗)!?
ピザは別にメニューを頼まなければならなかったのか?
今となっては謎である(笑)


 お腹が一杯になったところで、そろそろ時間だということでウスペンスキー大聖堂の前でサーカスに行くためにタクシーを探す。 この辺りなら捕まるだろうと思っていたのだが、来るのはひたすらバスばかり(汗)


 レストランを出た直後にはタクシーが止まっていたのも見えたのだが・・・・。
雨にも降られたりしつつ、仕方がないので移動しつつタクシーを探す。
しかしやっぱり捕まらない(汗)
目的地の場所さえよく分からないので(汗)、タクシーが捕まらないとどうしようもない。


 結局どうしたかと言うと、サーカスは諦めて映画を観ることにしたのだった(笑)
観たのは「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
なぜこの作品を選んだかというと、主に待ち時間が一番少なかったのと、言葉が分からなくても何とかなりそうだったからである(笑)
どうもこっちではロシア語吹き替え版しか無いらしいのだ(笑)
 映画自体はまあいいとして(笑)、ロシアは映画館がたくさんあって安いというのは前に書いたが、楽しみ方も実に気楽な感じで、笑うところではクスクス笑い、アクションシーンでは盛り上がり、という感じで素直に楽しみ、エンディングが始まったら全員即席を立っていた(笑)
あろうことか、上映中に「コケコッコー」という携帯電話の呼び出し音まで鳴っていた(笑)
まさに気楽な娯楽という感じで定着しているのがいい感じだった。

 映画観賞後はカフェで休憩&ネットチェック。
アパートメントに引っ越してからというもの、ネット環境からも完全に切り離されていたのだ(汗)
 SRさんは日本にいるロシア人の友人に色々な建物の写真を送ってそれがなにかを訊いていたのだが、今返事を確認できたがもう明日には帰国である(汗)


 SRさんが頼んだカプチーノと化夢宇留仁の頼んだコーヒー。
ロシアに来て初めてのまともなコーヒーだが、なんだか泥水っぽくて、キリコがウドで飲んだコーヒーはこんなのかもしれないと思った(笑)


 アパートメントに戻る。
写真は途中のバス停の前にあったので寄った公衆トイレ。
こっちの公衆トイレは有料で、しっかりトイレおばさんも勤務している(笑)
ちなみに映画館の中のトイレも有料で、同じくトイレおばさんも完備していた(笑)


 朝に行ったスーパーの夜の姿。
これがスーパーとは普通思わない(笑)ので、化夢宇留仁は最初気付かずに通り過ぎかけたのだった(笑)


 我が家(笑)に帰宅〜〜〜〜〜♪
怖い・・・(汗)

 これはアパートメントのシャワールームである。
ここのシャワーはすごかった。
2つのレバーを上下に動かすのと回転させるので操作するのだが、真ん中が停止になっているのか、なんだかよく分からない仕様で、しかもシャワーヘッド以外に天井からも湯が出る仕様になっており、間違えると全く逃げ場のない天井全面からの冷水や熱湯攻撃を受けることに(汗)
更にもたもたしていると、水はけがよくないので足下に湯がたまりだし、温度調節に失敗を繰り返していると上からは冷水の雨、足は熱湯池というまさに地獄の様相(笑)
ロシアに行ってこのタイプのシャワーに行き当たった人は気をつけてほしい(笑)

 で、明日は朝8時にチェックアウト予定なので、荷造りをして寝た。

20150912

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