12月6日(火)
 またヒカルと対局。今度はランクアップ対局。
13路互先。 白持ち。
布石で失敗して黒に上辺に大きな模様を作られる。仕方がないのでこっちは下辺と中央に模様を描き、進入してきた黒をなんとか殺して17目半勝ち。
これでランク9に上がった。

 同じ日、初心者向けネット碁サイト「囲碁きっず」で初対局。
対局相手はチョコナツさん。9路互先。化夢宇留仁が黒。中押し勝ち。

 棋譜再生

 ほぼ初めてのネット対局で、掲示板碁と違って持ち時間があるので焦りまくり。
  黒の布石は、mixi囲碁部の上級者の方々がちょくちょく打っていた形で、どんな意味があるのか分からないまま適当に真似して打っている(笑)。
案の定いきなり4手目で入り込まれ、よく見る布石と違う展開になったのでパニック状態に(笑)。
なんとか白を右方向に集め、13手目で守ったはいいがすぐに切り&アテで入り込まれ、更にパニックに(汗)。
焦りのあまり21手目では当てるところを間違えて自分の首を絞めている。
これで白が伸びて逃げ、黒のB-5を取っていれば上辺の黒も死滅しそうな展開なのだが、実はチョコナツさんも焦っていたのか、アタリを見逃して22手目にアテ。
化夢宇留仁が3目取ったら投了された。

 とにかく心臓はバクバクいってるし、その上わけの分からないまま終わってしまい、台風のような経験だった(笑)。

 

 更に対局。
お相手はがるしふぁさん。9路互先。化夢宇留仁は白。1目半勝ち。

 棋譜再生

  三三に天元で開始。化夢宇留仁はもちろんなにも考えていない(笑)。
3隅とられて、慌てて中に入ったが、意外に悪くない流れになって右下の黒石を孤立させるのに成功。このまま死んでくれると助かるのだが。
しかし13手目からグリグリと黒に入られ、右上の白が死にそうに。このまま連絡されると中央と下辺の白も死んでしまう(汗)。
 この先の展開はなかなかややこしく、どっちがどっちを切っているのかよく分からない状態に。
そしてチャンスを見つけ、今度は白が左上に侵入。黒石1子を捕獲に成功した。
その後右上の死活になるが、ここで黒が痛恨のミス。
39手目にH-8と攻めていれば白を殺せたのだが、継いでしまって次の白のカケツギで同時に二眼も出来てしまった。
元々活きられるはずの無い状態だったので、まさに化夢宇留仁は命拾いと言ったところ。

  と言うわけで、1目半という渋い結果だが、内容は実に派手な一局だった。

 

 まだ対局。
対局相手はカゲマルさん。9路互先。化夢宇留仁が白。25目半勝ち。

 棋譜再生

  黒の3手目でひっくり返った。
どうやらカゲマルさんは本格的な初心者、または恐るべきテクニックを持った、ものすごく強い人かのどちらかのようである。
5手目の打ち込みも2の3という微妙なところで、これはこれでどう対処していいのか分からず、くらくらしてくる。
右上で攻め合いが起こり、どうなるかと思ったところで13手目のツケでまたびっくり(汗)。
更に15手目もツケで、そろそろ化夢宇留仁の頭は完全にパニック状態に(笑)。
21手目から25手目の展開などは完全にカゲマルさんのペースである。29手目でD-8に打たれていたら、左辺の白は恐らく死んでいただろう。
35手目のオサエもすごいぞ!
 化夢宇留仁は死んでいるのも気にせずにガリガリ動いてくる左辺の黒を42手目で取り、やっと少し落ち着いた。
44手目で右上の動きを止め、54手目で完全に殺してあとは下辺だけだと一安心。
と思ったら63手目から右上で更なるバトルが(汗)!
なんとか殺したが、心の中は動揺しまくりだった。
完全に死んでからもまだコウを取って動いてるし、ほとんどゾンビを相手に戦っている気分(汗)。
 そして打ったのが72手目の切り。
明らかに無駄な着手だが、まだ動揺は収まらず、持ち時間のこともあって熱に浮かされたように打ってしまったのだ。
これは見事に裁かれたのだが、更に80手目で無意味にコウを取り返したりしている。
完全に自分を見失っている(笑)。
 終わったときにはほんとにフラフラになっていた。

 

 そこにmixi囲碁部で対局中であり、「囲碁きっず」に誘ってくださったでごんさんからお呼びがかかった。
でごんさんは囲碁きっずのQ位認定員であり、化夢宇留仁に15Qの認定試験を受けてみないかと誘われたのだ。

 15QはB級認定員であるでごんさんに、9路2子局(もちろん化夢宇留仁が黒)で勝利すればもらえる。

 棋譜再生

 3手目でいきなりツケてきて、更に切り違えに持ってゆくのはいかにも置き碁に慣れた打ち方という感じ。
だいたい初心者は切り違えになると頭が真っ白になるのだ。もちろんこの時の化夢宇留仁もそうである(笑)。
「切り違え、一方をノビよ」 なんて格言が頭をよぎったかどうか知らないが、関係なくアテ(笑)。
もう白の注文通りだが、ハッと気付くと悪くない形で白を上辺に押し返していた。
しかも石を取ったりコウだったりの展開なので、中央の黒が厚い。
多分20手目あたりは化夢宇留仁がそれに気づき、下の白さえ殺せば勝ちだと思って打ったものだと思う。
 32手目のコウ取りは冷静な着手で、我ながら落ち着いたいい手だと思う。36手目のコウを埋めるタイミングもいいし、この時はよほど集中していたのであろう。
その後も下辺の白の動きを冷静にさばき、殺すのに成功して勝利できた。
 この時のような集中力がいつもあれば・・・。


12月7日
 
mixi囲碁部で、でごんさんとのフリー対局が終局。
9路定先で化夢宇留仁が黒。7目負け。

 7手目までは上のチョコナツさんとの対局とまったく同じ展開。
8手目はチョコナツさんはマガリだったが、でごんさんは切りを入れてきた。
やはり切られると化夢宇留仁のような初心者は一瞬頭が真っ白になる。そして反射的に当ててしまうのがよくある対応だが、この時も例に漏れず(笑)。
しかし天元を捨てることで、思ったよりもいい形に。
そこですかさずまた切りを入れるでごんさん。流石Q位認定に命を賭けているだけあって、初心者をパニックにする術に長けている。そしたやはり反射的に当てる化夢宇留仁(笑)。
それでなんとか動きを押さえて一段落したのが19手目。
白は20手目で下から右辺を攻めているが、それに対する化夢宇留仁の21手目が酷すぎる。
シチョウになるのに気付き、嬉しくてやってしまったのだ(笑)。
上手の方と打つと、死んだと思っていた医師が効いてきて酷い目にあうというのが多いので、警戒するのはいいのだが、これはいくらなんでも戦場を見間違えている。
白は大喜びで更に左辺に攻撃。
慌てた黒は23手目でわけの分からない方向から受け。もう完全にパニックに陥っている(汗)。
で、急いで蓋をするべきB-6をほっといて、27手目で関係ないG-4に打ち、押さえられて逆に逃げまどうことになり、わざわざ打たなくてもいい33手目のオサエで後手になり、34手目でとうとう左辺を延ばされてしまっている。
 21手目でシチョウなどにこだわらず、左辺を攻めていればまだまだ勝ち目はあったというのに、情けない話である。
 局後の検討では、17手目には右のキリは無視してG-4にノビ。23手目はC-4にノビで黒が優勢を維持できたと教えていただいた。
どちらもなんとなく怖くて打ってしまったところである。
やはりちゃんと考えて打たないといけません(笑)。


 囲碁きっずでコーンスープ☆さんと対局。
13路互先で化夢宇留仁が黒。22目半負け。

 棋譜再生

 ゆるやかに始まったが、黒の5手目は菱形に勢力を作ろうと思ったのだろうか?よく分からん。
やはり白に割り打ちされ、完全にパニック状態に(汗)。 7手目はとにかく切りたかっただけで、その後のことはなにも考えていないのは間違いない。
その後パニックは進み、21手目あたりになると完全に自分を見失って3手の読みも出来なくなっている(汗)。そこはせめてH-7あたりに打ちたいところである。F-8は弱すぎる。
 その後も弱気すぎる手が続く。
持ち時間の影響もあり、とにかく固く打つことしか考えられなかったのだ。
白の66手目で完全包囲体勢が完成。黒は小さく小さくまとめられてしまっている。
しかも67手目で黒が打ったのが防御の手。
切ないものがある(汗)。
 結局そのまま終局してしまい、22目半負け。
こんなつなまらい碁を打つくらいなら碁をしなければいいのに(汗)。


 覚えているわけではないが、多分欲求不満が残ったのだろう。同じ日に対局を重ねている。
相手は40Qさん。9路互先で化夢宇留仁が白。21目半勝ち。

 棋譜再生

 5手目で三三に入られ、その前のシマリも含めて40Qさんは名前の割に化夢宇留仁と同じくらいの棋力だと推測。
とにかく紛れつつ地を確保しようと左上の三三へ。
その後の左下の切り違えから上辺の黒との連絡もうまい手で、これは化夢宇留仁よりも強い人かもと思い直す。
13〜15手目のアテからケイマもソツのない打ち方である。
そんな相手に化夢宇留仁はと言えば、22手目で例の後手悪手。舞い上がっているのだ(笑)。
しかしそんな手堅い黒が39手目で致命的なミス。
自分の手はボロボロだが、人のミスは見逃さない化夢宇留仁は(笑)、40手目で早速アテ。
この時の40Qさんのショックは相当なものだと思うが、冷静に守って右上の白半分を活かしたのはすごいと思う。
化夢宇留仁なら投了しているか、ヤケになって変なところに打ってそうなところである。

 と言うわけで最終的には化夢宇留仁の大勝になったが、内容を見ればあのミス以外は完全に40Qさんのペース。
化夢宇留仁がラッキーだった一局だった。

 

 更に対局。相手はゆきゾーさん。9路互先、化夢宇留仁が黒。2目半負け。

 棋譜再生

 この天元と打って白が三三。こちらが反対側の三三という布石はよくなるのだが、どうもうまくいった試しがない。
こちらにビジョンがないからか、すぐにわけが分からなくなってしまう(汗)。
 この時もなんとなく打ち、なんとなくオサエていたらいつの間にか終局で、あっさり負けていた。
コミがあるときは黒は頑張らないといけないのに、お話にならない。
近々この布石を研究してみる必要がありそうだ。


 更に月島ほのかさんと対局。 9路互先。化夢宇留仁が黒で、13目半負け。

 棋譜再生

 初手天元は、さっきの対局で負けたので今度こそと思ってだろうが、やはりビジョンがあるわけでなく、白の6手目にして実に苦しい状態に(汗)。
結局上辺の白を殺すのに失敗し、逆に右辺の黒は包囲されて取られてしまい、更にヨセでも先手で押しまくられて大敗。
 囲碁は脳味噌使ってやりましょう(笑)。


12月8日
 mixi囲碁部で、YOSIさんとの10番勝負第3局が終局。
9路定先で化夢宇留仁が黒。中押し勝ち。

 また天元から打ってみているが、やはり天元の優位性はピンと来ない。
しかし二人ともあまり先手を意識せずに打っているので、なんとなく先手の黒の勢力が多めになった。
最後に白が黒の勢力に入ったが、黒のまずい受けでも殺せるくらいに厚みがあった。
 局後にYOSIさんは18手目で上辺をハネようかどうか迷ったと言っていた。
少なくとも化夢宇留仁よりは先手を意識していたということだ。


12月9日
 mixi囲碁部でshortpeaceさんと再戦。
9路でshortpeaceさんのリクエストにより互先。化夢宇留仁が白。3目半勝ち。

 はっきり言ってルールを覚えたばかりのshortpeaceさんが相手になるとは思っていなかったのだが、結果は自分がいかに思っているより弱いかを思い知ることになった(汗)。

 布石の段階でルールを覚えたばかりとは思えない黒。特に7手目のノビは渋い。
白は左下と右上に地を確保しようとしているが、どちらにしても中央の黒の厚みは痛い。
11手目も下がって押さえてくると思ったのだが、中央との連絡と左下の白への攻撃を兼ねた渋いところに。
慌てて下がっているのは白の方である(汗)。
結局左下は小さくまとめられてしまい、右上で頑張らないと勝利はおぼつかない状態。
しかしこの頃の化夢宇留仁は連絡よりも活きて地を確保するのを重視しており、まだ苦しい状況とは認識していなかった。
だが右上はなんとか大きく確保でき、一安心・・・・・・しているところに37手目。
手拍子でオサエ。
そこで黒の初心者とは思えない打ち込みが。
化夢宇留仁は愚かにもその段階ではまだ逃げられると思っており、ノビ。41手目を打たれて初めて逃げられないと悟った(汗)。
 その後はとにかく右上の地を広げ、なんとか勝利を掴んだが、経験を鑑みると内容的には明らかに黒の勝利である。
実に。実に情けない(笑)。


12月11日(日)
 プレステソフト「THE 囲碁」と13路で対局してみたらポロポロ負けて、 立腹。ドラクエ3を始めた(笑)。

 同じ日に、「囲碁きっず」で対局。
対局相手はぼんぼんちゃさん。9路互先。化夢宇留仁が黒。2目半勝ち。

 棋譜再生

 例によって天元から始めるしつこい化夢宇留仁(笑)。
適当にばらまいた後、どんどん侵入されるのもいつもと同じ(汗)。
しかしこの局では白14手目の無理な三三入りをキッカケに攻めに転じ、最後は3目中手で終了。
 恐らくぼんぼんちゃさんは初心者で、 13手までの展開で勝っているという判断が出来なかったための三三入りだろう。
あれが無ければ恐らく化夢宇留仁が負けている(汗)。

 

 更にwakさんと13路で対局。互先で化夢宇留仁が黒。中押し勝ち。

 棋譜再生

 布石でカカリを打ちまくっているが、その先の展開の仕方を全然知らないのでかえってピンチを呼んでいる。
左下は15手目に上から押さえ込むように打っていれば殺せていたと思うのだが、簡単に活きられてしまっている。
更に右辺から責め立てられ、防戦一方(汗)。
左上も活きられてしまい、黒は投了してもいような状況だが、96手目、白がミス。
97手目でフォローは効いたのだが、見落としていたらしく、白の6子がアタリになったところで白が投了した。
 完全に白が一方的に勝っていた内容で、化夢宇留仁は勝ちを拾わせていただいただけである。

 

 最後に★翼雷★さんと対局。
13路互先。化夢宇留仁が黒で30目半負け。

 棋譜再生

  9手目ではハサミを打っているが、例によってその先の進め方を知らない(汗)。
なんとか白を包囲しようとするが、どんどん逃げられて荒らしまくられる。
35手目でゲタを打っているのに、その後のアタリが怖くなって39手目でノビを選択するなど、完全に負け犬モード(汗)。
65手目など、攻撃のつもりで防御の手を打っており、もはや勝とうという意志も感じられないショボショボちゃんである(泣)。
99手目では不用意なハネを打ち、右上の黒地をぶっ殺されている。
 もうとにかく酷い内容で、言葉もない(泣)。

BACK NEXT

囲碁TOP