4月16日(日)
 日も変わってさあ寝ようかというところで、ヒカルと19路互先。こっちが黒。
相変わらずいきなりカカってくるヒカル独特の打ち方にとまどいつつも、隅が決まってからは天元に打ち、その後ヒカルの石を孤立させて中押し勝ち。
しかし流石はヒカルというところか、危ないところも多々あった。
この辺には楽に勝てないと、初段への道は遠すぎるのに(笑)。

 翌日今度はアキラと19路互先。こちらが白。
布石で失敗した上に手拍子で絶対切られるハネを打ってしまい、ボロボロに。
隅は全部黒に抑えられ、中央もどんどん浸食され、負けを覚悟したが、なんとか右上を取り返すのに成功。
そこからサルワタリで滑ったらアキラの顔色が変わった(笑)。
後はヨセのみ。19目半勝ち。
危ないところだった。


4月17日
 AKIさんとの13路10番勝負2局目が終局。
定先で化夢宇留仁が黒。当然中押し負け(笑)。

 すでに最初から精神的に負け犬モードで、定先の黒だというのに布石の段階で押されている(汗)。
まあ固く打って相手の隙を広げるというのも手であるだろうが。
 15手目の天元は逆に勇み足だったと思う。もう少し右や右下に打っていれば、それなりに守れたと思うのだが・・・。
案の定18手目の切りで空中分解(汗)。
頭真っ白で、ただAKIさんの打ったところに応じていっているだけ。
もっと早く手を打っていれば右上の黒は孤立しないですんだと思うのだが。
 43手目で悪い病気が出る。
なぜかこれで活きたと思いこんでしまったのだ。52手目の白ハネでやっと気づき、顔面蒼白(笑)。
あとは少し悪あがきをしてから投了。

 AKIさんが強いのは当然なのだが、こっちももっと考えて打たないと、せっかくの対局がもったいない(泣)。

 同じ日に9路盤で10番勝負をしているRITさんとの第7局が終局。
定先でこちらが黒。1目負け。

 布石は悪くない展開だと思うのだが、9手目のサガリは失敗だったように思う。
E-7に継いでいれば、上辺の被害はもう少し減らせたのではなかろうか。
17手目は上の白の動きに触発されて無意識に真似ていたのかもしれない。しかしRITさんの応手は化夢宇留仁と違って隙が無く、あっさりと切られてしまうのだった(笑)。
 白の22手目のオサエは珍しくRITさんのミス。
それともB-7にノビられない理由があるのかもしれないが。
これで勝ち目が出てきた黒だが、27手目に大ポカをやらかす。地を欲張ってノビたのだが、ここはヌキの一手だった。
まだこういう形の先手と後手の関係がよく分かっていなかったのだ。今(5月30日)もだが(汗)。
これで先手をとられてしまい、その後は白の攻撃が延々と続いて終了。
結果が1目という僅差だっただけに、26手目は痛恨のミスとなった。

 同日mixi囲碁部に入ったばかりのNAKAさんとのフリー対局も終局。
9路互先でこちらが白。1目半勝ち。

 布石で押されていたので、いきなり三三に突入。
それに手抜きされたのは驚いたが、勢力を重視すればそういう打ち方もありか。
 25手目は本人も言われていたが、NAKAさんのミスっぽい。上記RITさんとの対局でもやった後手になる形だ。
しかし26手目は手を抜いて最近はまっているサルスベリ(笑)。余裕のある内にとにかく黒地を減らしておきたかったのだ。
29手目の受け方は初めて見て勉強になった。
 39手目でまた先手がとれて助かった。そのまま最後まで先手で終了。
しかしそれでコミ5目半を入れて1目半勝ちなのだから、NAKAさんのミスが無ければ負けていたと言うことだろう(汗)。



4月21日
 YOSIさんとの9路10番勝負の最終局が終局。
2子局でこちらが黒。中押し勝ち。

 実は白の6手目を見たあたりで、この局は白の全滅を目指してみようと考えていた。
13手目で左辺を確保して、目標に現実味がおびてくる。
26手目で白がB-6あたりに打っていれば諦めたのだが、27手目でなんとか繋がって望みも残る。
41手目を打った時点で目標を計画に昇格。本気で全滅を目指した。
42手目のツギは打たざるを得ないはずだし、その後はD-6で中央に眼は無し。
あとは左上と右下のどちらかを欠け目にすれば成功なのだ。
 結局右下を欠け目にし、 当てられたのに継いだところでYOSIさんが投了。
出来れば最後まで打ちたかったが、投了では仕方がない。
しかし実は・・・POさんのコメントで分かったのだが、この後白がE-1に打っていれば左下の黒は全滅し、白の大逆転勝利になっていたのだった(汗)。
結果的には投了してもらって助かったということである(汗)。
 化夢宇留仁もYOSIさんも同じくらいの棋力なので、POさんのような強い人にコメントしてもらうとすごく勉強になる。
この局も実に勉強になった。
教訓・・・・・・全滅を狙うより確実に活きること(笑)。


4月27日
 PAMさんと9路2子局。こちらが黒で中押し負け。

 今までやった対局の中でも5指に入るような熱戦となった。
序盤は白に分断されつつも右上はなんとか活きて、左下には大きく地を確保。
37手目のサルスベリで大きく白地を削り、ほとんど勝利を確信した。
そんな油断が招いた42手目。
まだこの時点ではその手がなにを意味しているのかを気付いてもいなかった。
46手目で取り替えされて初めてコウと気付く体たらく(汗)。
そして次でB-3あたりに守っていればなんとかなったと思うのだが、コウがまだ物珍しいこともあり、コウ材の数も分からないままコウバトルに突入してしまう。
結局こっちが先にコウ材が無くなり(隅に追いつめられていたのも痛かった)、66手目で黒3子が取られ、コウは解消された。
 このままでは下辺の黒は全滅なので、当然右下の白を殺しに行くことに。
71手目の黒で右下隅に再びコウが発生する形に(汗)。
右下隅に黒が打てばセキにはなるのだが、外周部に二眼がないので、それでは結局全滅してしまうのだ。
そう思って見直してみると、実は白もどこにも確定した二眼は出来ていなかった。
盤上で二眼が確定しているのは右上の黒のみ。

 検討で教えていただいたが、77手目で黒が右下にコウを仕掛けていれば白は投了していたという。
いわゆる天下コウで、効果のあるコウ材が見つからないくらい大きなコウだったらしいのだが、化夢宇留仁にはそうと確信する棋力は無かった(汗)。
今(5月30日)見直してみれば、確かに白は黒4子を取るコウ材があるだけで、それを取っても勢力は広げられるが地が少ない。
うまく打っていれば中央の白を全滅出来たのだ。
しかし気付いていない化夢宇留仁は天元に打ち、本体と離れていた黒4子を繋げて、向こうのコウ材を強化してしまった。
手遅れになってからコウを仕掛けているが、もうどうしようも無し。
投了することになった。

 それにしても9路盤で79手完(上の画面では置き石の分が加算されている)。
今までで最長、かつ濃い〜内容の一局だった。


4月28日
 KINGさんとの13路10番勝負第3局が終局。
2子局でこちらが黒。8目負け。

 11手目までの左上の攻防は、しっかりした手だとKINGさんに誉められて嬉しかった。
こういう定石っぽい打ち方が全然身についていないので、たまにうまくいくと実に嬉しい。
 基本的にはまた殺されないようにガチガチに固く打ってゆく予定だったが、17手目でいきなり変な受け方をしてしまい、器が知れる(汗)。
そして半分ヤケを起こしたような19手目のツケは、あっさりハサミツケられて渡られる。
そろそろボロが次々と出始めている。
 その後左辺の黒は上辺と繋がるか、ここで二眼を作るかの選択を迫られ、上辺は遠い気がしたのでとりあえず25手目で二間に飛んでみた。
一応白の根拠への威圧にもなっているし、それなりに悪くない手だったはず。

 28手目の白の打ち込みで、いきなり頭が真っ白に(汗)。
迷ったあげくに外へ押し返す方向で。
悪くなかったのだが、33手目でK-7に継がず、抑えてしまってこれが白の中央への道を作ることになってしまった(泣)。
 37手目は攻守含んだいい手だと誉めてもらえた。
しかし42手目の白のアテは痛いところ。
考えてみれば先にあそこを継いでいれば左辺の白を殺せたかもしれないのだ(汗)。
 そして味の良し悪しの話をしながら打ったのが、63手目の空き三角。アホである(汗)。
結局そのまま先手を取られたまま寄せられ、8目負けとなったのだった。
多分こっちがうまく寄せていても負けていたと思うが。
 少なくとも投了せずにすんでよかった(笑)。

BACK NEXT

囲碁TOP