小説/ジョン・スコルジー/内田昌之訳 |
||
自殺したと見せかけて姿をくらました科学者ブーティンは、人類に対する大きな脅威となる可能性がある。 |
||
おもしろさ | 5 |
滅茶苦茶面白い。ジェットコースターノベル。 |
|
||
トラベラー度 | 3 |
ゴースト部隊のような存在は、トラベラー世界では新たな設定が必要だが魅力的。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 2 | 地球が色濃い世界だが、多種族がひしめき合う宇宙はトラベラーっぽいところも。 |
ストーリー | 2 |
主人公の設定が特殊すぎるが、エッセンスは利用できるだろう。 |
フレーバー | 4 | ブレインパルや精神転移などのゴースト部隊のテクノロジー。様々な種族の生態。 |
|
||
お気楽度 | 4 | 読み出したら止まらないジェットコースターだが、第1作は読んでおきたい。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090222
映像/アミューズソフトエンタテインメント2008年5月23日/13,440円(税別) 入手方法/販売店で注文 |
||
人類が作り出した機械生命体“サイロン”との戦いから40年。 |
||
おもしろさ | 4 |
立ち上がりが冗長だが,後はジェットコースターのように引きこまれる。 |
|
||
トラベラー度 | 4 |
|
レフリー度 |
||
世 界 | 5 | 帝国海軍ものができる。 |
ストーリー | 3 |
艦隊の中に敵がいるという設定は参考になるし,難民船団シナリオができそう。 |
フレーバー | 3 | そのテクノロジーがトラベラー世界に近い。特に帝国海軍の雰囲気は強い。 |
|
||
お気楽度 | 3 | お気楽です。 |
投稿者/masakiさん
小説/スタニスワフ・レム/飯田規和訳 |
||
発見されてから100年あまりの間、人々に探求され続けたにも関わらず、変わらず謎のままでいつづける惑星ソラリスの海。 |
||
おもしろさ | 4 |
センス・オブ・ワンダーの代表格。行ったこともないのに手垢まみれになっていた外宇宙を再び神秘的な場所に戻した名作。 |
|
||
トラベラー度 | 3 |
主人公ケルビンの一人称なので、雰囲気的にはトラベラーらしくないが、視点を変えてみればなかなかトラベラー。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 3 | 地球の影はあるが、ほぼ全て謎に満ちた惑星ソラリスの、上空に浮かんでいる研究基地が舞台なので、トラベラーっぽいと思えばトラベラーっぽい。 |
ストーリー | 3 |
恋愛が絡むとトラベラーシナリオ化しにくいが、本作の場合は設定の変更で対応可能。ただしそのままではいきなり袋小路でどうしていいのか分からない(笑)。 |
フレーバー | 3 | 研究基地の退廃的な描写と、赤と青の太陽に照らされる様子。ソラリスの海の巨大な造形活動。 |
|
||
お気楽度 | 4 | 古典のわりに読みやすい。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090306
小説/ハリイ・ハリスン/浅倉久志訳 |
||
プレザントヴィルの天才青年2人は偶然からチェダーチーズを使った瞬間物質移動装置を発明する。早速747ジャンボに装置を取り付けて移動実験を行おうとするも、ソ連のスパイが乗り込んでおり・・・・・。 |
||
おもしろさ | 4 |
パロディなのだがその元をまともに読んだことがないので、少々鼻につく感じもあったのだが、読み進むに連れそのパワフルな展開に引き込まれた。 ※表紙について |
|
||
トラベラー度 | 1 |
あまりにも世界や雰囲気が異なる。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 1 | あまりにも異なる。 |
ストーリー | 2 |
滅茶苦茶だったりスケールが大きすぎたりで参考にはしにくい。 |
フレーバー | 4 | 色々出てくる異星人達の設定や描写は流用すると面白そう。 |
|
||
お気楽度 | 4 | お気楽な内容です。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090315
映画/ジョン・カーペンター監督 |
||
宇宙船ダークスター号は、人類の植民地政策上危険と思われる「不安定な惑星」を爆破する任務を負い、20年もの間宇宙をさまよっていた。 |
||
おもしろさ | 4 |
20年ぶりくらいに観たが、面白い。 |
|
||
トラベラー度 | 4 |
ダークスター号の設定はトラベラーらしくないのだが、全体に漂う雰囲気は実にトラベラーっぽい。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 1 | |
ストーリー | 4 |
ほとんどそのままシナリオ化可能。 |
フレーバー | 4 |
変に礼儀正しい女性声のメインコンピューター、惑星破壊爆弾に搭載された理性的なAI、ビーチボール風エイリアン(笑)、サーフィン(笑) |
|
||
お気楽度 | 3 | 短い作品だが、気が滅入るので観るのにはそれなりに体力がいる。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090329
同人ミニチュアゲーム/Hugh Fisher, Jon Tuffley 価格/無料 |
||
宇宙船戦闘ゲーム。艦隊間、個艦同士の戦闘は勿論、宇宙戦闘機、武装宇宙ステーション、大気圏突入にも対応。6面体ダイス使用 |
||
おもしろさ | 5 |
6面体ダイスで解決できるシンプルさが良いです。いかにもアメリカンな、広い面積と長い物差しが必要なルールですが、へクスグリッドへの置き換えは簡単です。 |
|
||
トラベラー度 | 4.5 |
何と言うか…、トラベラーのボードゲーム「Power Projection」にクリソツな印象が…。商業ベースだと著作権問題ではないかと思うほどに。慣性を再現したルールはもはや常識のようですが、図版や略語、データカードの記号や似ています。ただ、「Torpedo」として無誘導ロケットやレールガンが再現されている、散乱砂砲が無いと言ったところが違いでしょうか? |
レフリー度 |
||
世 界 | * | 世界設定はよくわかりません |
ストーリー | * |
ストーリーのあるゲームではありません |
フレーバー | 4 |
スクリーン以外はトラベラー世界でも応用が利く兵器です。 |
|
||
お気楽度 | 5 | 内容の割には、60ページ超は長すぎる気もします。 |
投稿者/松永さん
映画/リュック・ベッソン監督 |
||
2214年、地球に迫る火の玉は、あらゆる攻撃を吸収して膨張。このままでは地球の破滅は確実かと思われた。 |
||
おもしろさ | 5 |
化夢宇留仁はこういうガチャガチャした未来世界を舞台にしたエネルギッシュな映画は大好き。 |
|
||
トラベラー度 | 4 |
地球の未来が舞台ではあるが、この混沌さはトラベラーに通じるものがある。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 3 | 多様な異星人が入り交じっているだけでもそれっぽいが、地球政府の存在だけはそれらしくない。 |
ストーリー | 2 |
物語の骨子はファンタジーに近い。 |
フレーバー | 5 |
エアラフトが縦横無尽に走り回る未来社会。 |
|
||
お気楽度 | 5 | なにしろお気楽な脚本で、暇つぶしやBGVに持ってこいの内容。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090419
小説/カリン・ロワキー/嶋田洋一訳 入手方法/書店で |
||
商船「ムクドリ」が海賊に襲われたとき、ジョスは8歳だった。 |
||
おもしろさ | 4 |
なかなか悲惨な話で、特に戦争に巻き込まれる子供達の描写はリアルで凄惨。 |
|
||
トラベラー度 | 3 |
異星人や海賊が登場し、辺境では全権を委任されている戦艦など、トラベラーらしい設定は多いのだが、主人公の視点が特殊なのであまり雰囲気は近くない。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 3 | 異星人の世界や文化の描写は実に独特で、かつリアリティがあって興味深い。 |
ストーリー | 2 |
PCのゲーム開始までの設定としては活用しやすい。 |
フレーバー | 3 |
視点が限られているせいで数は多くないが、携帯火器やコンピュータへのダイブの描写など、いくつか光るものも。 |
|
||
お気楽度 | 3 | 分厚い上に重い内容。文章は読みやすい。 |
投稿者/化夢宇留仁 20090516
小説/マイク・レズニック/嶋田洋一訳 入手方法/書店で書店で購入 |
||
上層部の命令を無視し独断専行で華々しい,戦果を上げる英雄ウィルソン・コール中佐。彼は今までに3度の受勲と2度の降格を経験していた。
その英雄が第2副長として左遷されたのが,建造100年を越える老朽艦での辺境偵察任務。しかも,乗組員は一癖あるものばかり。 |
||
おもしろさ | 4 |
典型的なスペースオペラ。細かいことは気にせずに読んでいけば楽しめる。 |
|
||
トラベラー度 | 4 |
|
レフリー度 |
||
世 界 | 4 | 超高速通信は別としてエアラフトや小道具,都志描写は参考になる。 |
ストーリー | 3 |
最初の強行偵察任務はシナリオにできそう。 |
フレーバー | 4 |
都市の人々の生活など雰囲気作りの参考になる。 |
|
||
お気楽度 | 4 | お気楽です。 |
投稿者/masakiさん
小説/ジェイムズ・P・ホーガン/小隅黎訳 |
||
徹底的な倹約を推し進める保守社会となった未来。教師であるジャロウはホテルの1室で目を覚ましたが、記憶は医者の診療台で途切れており、持ち物も見知らぬ他人の物ばかりだった。 |
||
おもしろさ | 3 |
ホーガンには珍しいミステリタッチの語り口で、解説でも書かれているが恋愛要素が絡んでくるのも非常に珍しい。 |
|
||
トラベラー度 | 1 |
雰囲気はあまりにも異なるが、軍の動きはそれらしいかも。 |
レフリー度 |
||
世 界 | 1 | 未来と言っても現在の延長上な雰囲気。体制や状況は大きく異なるが。 保守に凝り固まった世界というのは面白い。 |
ストーリー | 2 |
特殊な設定なので、そのまま利用はできないが、一部であれば参考にすると面白いかも。 |
フレーバー | 2 |
地球の様子は現在とほとんど変わらないが、その微妙な未来風味は参考になるか? |
|
||
お気楽度 | 3 | 物語の性質上、少々読みにくい。 |
投稿者/化夢宇留仁
2009.9.16