初期配置。
最初の登場機体は、ジオン軍がザク2機（ジーン、デニム）、連邦はワイヤーミサイルエレカ3台。
最初はガンダムはおらず、3イニング開始時に登場するのだ。
　ゲームは8イニング続き、敵を殲滅した方の勝利となる。

1イニング先攻ジオン軍
　連邦軍の秘密計画が繰り広げられているというサイド7。
それはモビルスーツの開発計画だった。
我々はシャア少佐の命により、その計画の全貌をつかまなければならない。
とにかく計画の規模を把握するために、隅々まで見て回る必要がある。
まずは前進。

1イニング　連邦軍
　ジオンのザクが、なんとコロニー内に侵入してきた。
前代未聞の状況だが、それも想定して我々が配備されているのだ。
各車教科書通りに、急接近は避け、森の中に射撃位置を確保。
これでザクの姿が目に入った瞬間、破壊力抜群の有線ミサイルをお見舞いしてやれる。

2イニング　ジオン軍
　前進して丘に登り、周囲を見渡す。そこかしこにモビルスーツ開発を裏付けるものが転がっている。
予想よりも大規模な計画らしい。
前方の森の中にミサイルらしきものを積んだ車両の姿も確認できるが、まだ距離があるので様子を見る。

2イニング　連邦軍
　前方より不気味な足音が聞こえてくるが、ザクの姿は確認できない。
全車このままの位置で待機。

アムロ「こいつ・・・動くぞ」
　立ち上がるガンダム（携帯装備無し）。
しかしザクは視界外（笑）

　我が連邦軍の新兵器ガンダムが動いている。
パイロットは全滅したと聞いていたが、生き残っていた者がいたらしい。
ガンダムが起動したからには、もはやザクなどおそるるに足らない。

3イニング　ジオン軍
　どうやら連邦のモビルスーツはまだ完成していないらしい。
そうとなれば恐れるものも無いが、わざわざ的になることもない。
回り込んで側面からうるさい防御兵器を撃破する。
　ザクは北上し、森の中へ。

3イニング　連邦軍
　アムロ「やれる。」
ガンダムはよろよろと前進し、森の中へ。
　ガンダムが前進。我々有線ミサイルエレカ部隊は、ガンダムの援護にまわる。
ガンダムに近い車両は足並みを合わせて前進。
他の車両は現在位置で援護射撃の機会を待つ。

　ジーン「前方の森の中に、白いモビルスーツを確認！しかしまだよく動けんようです。やれます！」
デニム「待て。我々は偵察が任務だ！」

4イニング　ジオン軍
　ザクは接近して丘の上に。
連邦軍防御射撃フェイズ
アムロ「うわ〜〜〜〜〜〜〜！」
　ガンダム60mmバルカン→ザク（ジーン）
外れ。被害無し。
ジーン「あんなところにバルカンが！？」
一般兵「ジオンのザクを確認！ミサイル発射」
　有線ミサイルエレカB（一般兵）→ザク（ジーン）
命中。ザク移動不能。
ジーン「これが連邦の有線ミサイルエレカの威力なのか！？」
一般兵「ザクの脚部に命中！足を止めたぞ！」
　ジオン軍前進射撃フェイズ
ジーン「話が違う！」
ザク（ジーン）ザクマシンガン→有線ミサイルエレカB
命中。撃破。
一般兵「あとは任せたぞ！ガンダム！」
デニム「偵察が任務なのに！」
ザク（デニム）ザクマシンガン→ガンダム
外れ。被害無し。

4イニング　連邦軍
アムロ「うわ〜〜〜〜うあ〜〜〜〜〜うわ〜〜〜〜〜」
　ガンダムのみ前進。丘の上へ。

　ジオン軍防御射撃フェイズ
デニム「こっちの武器を気にしないのか！？」
ザク（デニム）ザクマシンガン→ガンダム
命中。撃破。
アムロ「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜！」
アムロ死亡。
ジーン「・・・・・・・」
一般兵「・・・・・・・」

5イニング　ジオン軍
デニム「ジーン、おまえはここに残れ。掃討してくる。」
ジーン「・・・・・・・」

ザク（デニム）前進し、林の中へ。
　連邦軍防御射撃フェイズ
「やはりジオンを真似たモビルスーツなどあてにするのが間違いだ。ここは我々だけで守る！」」
有線ミサイルエレカC（一般兵）→ザク（デニム）
命中。
デニム「うおお！」
ジーンシールド防御失敗。被害W。ヒートホーク破壊。
　ジオン軍前進射撃フェイズ
デニム「そこか！」
ザク（デニム）→有線ミサイルエレカC
外れ。至近弾被害S。一般兵士気チェック成功。気絶せず。
一般兵「有線ミサイルエレカは伊達じゃない！」

5イニング　連邦軍
一般兵「戦力を集中して一気に叩く！全車前進！丘の上へ！」
　ジオン軍防御射撃フェイズ
デニム「いかん。撃たれたらやられる！」
ザク（デニム）ザクマシンガン→有線ミサイルエレカC（一般兵）
命中。撃破。
ジーン「このままでは的にされる！」
ザク（ジーン）ザクマシンガン→有線ミサイルエレカA（一般兵）
命中。撃破。
デニム「・・・・・・・・・」
ジーン「・・・・・・・・・」

　かくして連邦軍の守備隊と飛び入りのシロウトの乗り込んだ新型モビルスーツは撃破され、連邦軍のV作戦は水泡に帰したのだった・・・。

　確か説明書の第2版では修正されていたような気がするのだが、被害判定に双方のパイロットの能力が大きく影響するのはおかしい。
特に戦闘修正値がマイナスのパイロットの場合、どれだけ厚い装甲に守られていても簡単に撃破されてしまう。
ビームライフルを持たないドシロウトアムロには荷が重いバランスである。
第2版の説明書を手に入れる必要があるのか？？？

20110827