2012年9月8日
第4回月例ドミ会

 AKI氏宅にて開催。
今回の参加者は、AKI氏、ポル氏、シイタ毛さん、そして化夢宇留仁の4人。
化夢宇留仁の連絡の不行き届きによってcerberus氏は参加できずで、申し訳なかったです。
 今回は12時に天満駅に集合し、AKI氏お勧めのラーメン屋さんでランチ。
醤油ラーメン専門店で、醤油ラーメンにも種類があり、他のスープも飲ませてもらったけどどれも美味しかった。


 ドミ会は恒例のパクリゲームで幕開け。
「戦国大名カードゲームくにとりっ!」
 基本ルールはびっくりするほどドミニオンと同じ。
しかしカードを公開したままに出来るのと、購入フェイズの前に「合戦」フェイズがあって、他のプレイヤーを攻撃できるという違いがある。
 カードを公開したままに出来るのは「布陣」と言い、軍団を配備したり城を建てたりできる。これらは合戦の時に役に立つのは勿論、多くの場合アクションを増加させる効果があるので、ずらずらと並んでくるゲーム後半にはアクション使い放題になる。
 合戦は手札に武将カードがあれば実行でき、他のプレイヤーを攻撃することで、勝利点になる村、郡、国のどれかを手に入れることができる。
ただし負けてしまうと相手に勝利点を取られることになる。


 ゲームはAKI氏が先行し、真っ先に信長を手に入れてシイタ毛さんを攻撃しまくって勝利点を稼いだ。
その後シイタ毛さんとポル氏も戦力を増強するも、化夢宇留仁は全然戦力がそろわず、もはや戦いではゲームにならないと判断し、後半は勝利点付のカードを購入する方に力を入れた。
 結果AKI氏55、化夢宇留仁36、ポル氏35、シイタ毛さん30
なんと2位(汗)
戦力になるカードは勝利点がつかないのがほとんどなので、ハイリスクハイリターンなのだとよく分かった。
 今回初めて対人プレイをした感想としては、ちょっと4人は多いという印象だった。
2人でガチ対戦とかの方が楽しめそう。
問題点としてはカードのテキストが小さすぎるというところで、それがゲームのテンポを悪くしているのは非常に残念。

 その後は勿論「ドミニオン」。
「薬師」「埋蔵金」「馬上槍試合」「玉座の間」「シルクロード」「香具師」「船着場」「商船」「辺境伯」「農地」
 白植入り。
色々な選択肢があるサプライだが、化夢宇留仁は「船着場」と「辺境伯」「玉座の間」を使って「シルクロード」と勝利点カードを買い占める作戦で行くことにした。



 そしたら手札がこんなことに(笑)。
しかし「船着場」があるので、まだ「屋敷」くらいは買えるか?
 他のみんなは「馬上槍試合」「船着場」「商船」「香具師」などでデッキ構築を進めていた。
 結果 化夢宇留仁67、ポル氏41、AKI氏30、シイタ毛さん25
やはり「シルクロード」強し。
予想以上に「属州」の減りが速くて焦ったが、こっちも「白金貨」を1枚導入することで対抗できた。



 次は拡張のカードがメインで初心者向けのサプライというテーマで適当にカードを選んだ。
結果が「地下貯蔵庫」「移動動物園」「隊商」「再建」「労働者の村」「大衆」「研究所」「総督」「宝物庫」「投機」
確かに使いやすいカードばかりになったが、逆にどれを選んでいいのかサッパリ分からないサプライになった(汗)
 とりあえず化夢宇留仁は「再建」で圧縮しつつ、ノーマルな「労働者の村」「大衆」でのアクション&ドロー戦術で。
他の皆さんも似たり寄ったりの方向性だったが、AKI氏は「隊商」シイタ毛さんは「総督」も使っていた。
 結果 化夢宇留仁31、AKI氏31、ポル氏26、シイタ毛さん14
化夢宇留仁とAKI氏は同点だったが、化夢宇留仁が手番が1回少なかったので化夢宇留仁の勝利となった。
 こういうサプライはかえって目移りがして初心者向けじゃないのか?
しかし高度なコンボが隠されているサプライというのもどうかと思うし、結局勝利点を買い始めるタイミングのような気もするし、なかなか難しいところ。


 そしてなぜか「ハイパーロボット」(笑)
ハイパーとは名ばかりのデクノボーロボット(笑)を動かし、最短の手数で目的地へ進めるパズルゲーム。
シイタ毛さんの名により、AKI氏は1分見たらその後は1分のインターバルをとる超ハンデが(笑)
どうやら前にプレイした時に圧倒的に強すぎたらしい。


 やってみたらAKI氏マジ強かった(汗)
あっという間に20手以上の複雑なコースも見破って解答。
他3人は全然相手にならず、見ているだけ(笑)
化夢宇留仁も前半は完全に見ているだけ状態だったが、後半はゴールから考えるコツを得て、少しは解答できたものの、AKI氏の圧倒的スピードとボード全体を把握する能力には舌を巻いた。
 結果 AKI氏9、化夢宇留仁5、シイタ毛さん3、ポル氏0
ハンデがなかったらAKI氏は15点近くとっていると思う(汗)
ポル氏はこのゲームに向いていなさそう(笑)



 用事のあるシイタ毛さんとポル氏はここで離脱。
そこで残ったAKI氏と化夢宇留仁で、ドミ会を続行することに。
「手先」「神託」「交易人」「銅細工師」「遊牧民の野営地」「共謀者」「都市」「冒険者」「ハーレム」「銀行」
 化夢宇留仁の作戦は「交易人」による「銀貨」がっぽがっぽ作戦。
「植民地」が無いこのサプライでは、「交易人」「都市」「銀行」あたりで充分「属州」をスピーディーに購入できると判断した。
AKI氏は「手先」「神託」「都市」「冒険者」で攻めてきた。
 結果 化夢宇留仁42、AKI氏22
やはり「交易人」の圧縮と「銀貨」獲得を兼ね備えたパワーはすごかった。

 次は「岐路」「改築」「公使」「馬商人」「鉱山の村」「探検家」「鉱山」「宿屋」「議事堂」「ブドウ園」
 化夢宇留仁は「岐路」「改築」「公使」「鉱山の村」メインで、「改築」で「改築」を改築して「金貨」獲得作戦。
 AKI氏は「岐路」「鉱山の村」「議事堂」メインで、アクション&ドローと「鉱山の村」の廃棄によるお金追加で攻めてきた。
 結果 AKI氏36、化夢宇留仁34
今書いていて思ったのだが、やはりアクション&ドローは強力で、どうも人の利になるのが嫌で「議事堂」を使いたがらない癖のある化夢宇留仁だが、もっとクレバーに判断しなければならないと痛感した。

 「真珠採り」「公爵夫人」「漁村」「交易場」「橋」「義賊」「農村」「遊牧民の野営地」「鉱山」「会計所」
 なんだかこのサプライのことをよく覚えていない(汗)
もしかしたら「交易場」が違うカードかも(汗)
とりあえず「義賊」と「農村」「真珠採り」を使ったのは間違いないのだが。
 AKI氏は「橋」 「農村」をうまく使っていた印象。
 AKI氏33、化夢宇留仁27
よく覚えていないようでは負けて当然である(汗)

 「占い師」「執事」「海の妖婆」「魔女娘」「交易人」「豊穣の角笛」「策士」「市場」「議事堂」「鍛造」災い:「秘密の部屋」
白植入り。
 最後に災いで「秘密の部屋」が決まった瞬間、化夢宇留仁の作戦も決まった。
「策士」と「秘密の部屋」で無限ループ作戦!
しかも「市場」もあるので、毎ターン「植民地」も狙える。
最初に化夢宇留仁が手札10枚から「秘密の部屋」で手札8枚を捨て、更に「策士」を出した上で「属州」を購入したのを見たAKI氏は、この「策士」ループを知らなかったらしく目をむいていたが、すぐに対抗して「執事」で圧縮しつつ「豊穣の角笛」と「議事堂」をメインにしたデッキを構築してきた。
 化夢宇留仁の「策士」ループは「策士」3枚「秘密の部屋」3枚「市場」3枚で、それ以外は「勝利点」のみ購入という無駄の無い布陣だったのだが、カードの偏りに苦しまされ、なかなかつながってくれない。
その隙にAKI氏にだいぶ得点された。
 結果 AKI氏58、化夢宇留仁58
ドロー(汗)!
実に熱い戦いだった。

 「岐路」「地下貯蔵庫」「薬草商」「海の妖婆」「鉄工所」「書庫」「街道」「議事堂」「品評会」「支配」
 とにかく使われると困る「支配」がいるので、最初から「支配」購入を第1目標に。
しかしなんたることかAKI氏に先に「支配」を買われてしまった(汗)。
仕方がないので「岐路」「海の妖婆」「書庫」「地下貯蔵庫」で戦うも、AKI氏も「岐路」「海の妖婆」「鉄工所」「議事堂」でガンガン攻めてくる(汗)。
 結果 AKI氏50、化夢宇留仁44
負けた〜〜〜〜〜(汗)
化夢宇留仁は「鉄工所」は4コスト以下で強力なカードが無いと厳しいと思っていたのだが、AKI氏は「地下貯蔵庫」購入でうまく回していた。
「鉄工所」を使った戦術はもっと研究する必要がある。

勝ち点 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 合計 勝率 負率
化夢宇留仁 4 4 2 0 0 0 0 10 43% 43%
AKI 0 1 0 2 2 0 2 7 43% 14%
ポル 1 0           1 0% 0%
シイタ毛 -2 -2           -4 0% 100%

  プレイ数 1位 2位 3位 4位 勝点合計 勝率 負数 負率
化夢宇留仁 23 14 7 1 0 46 60% 4 17%
cerberus 15 5 4 6 0 17 33% 3 20%
AKI 23 6 10 4 2 15 26% 5 21%
ポル 5 1 3 1 0 3 20% 1 20%
HUK 4 1 1 2 0 1 25% 2 50%
MUK 4 1 1 2 0 1 25% 2 50%
VALIS 5 1 1 0 3 -1 20% 3 60%
シイタ毛 2 0 0 0 2 -4 0% 2 100%
MIK 11 0 2 5 2 -9 0% 6 54%

 今回の2人対戦負け越しで、化夢宇留仁の記録もずいぶん普通の数字に近づいた。その分AKI氏が上昇。
しかしその分実に熱い戦いがプレイできて非常に面白かった。
どうも化夢宇留仁の中では「ドミニオン」は「囲碁」や「将棋」に近い位置づけのような気がする。
熱く戦えるとほんとに面白い。

 お開き後はビール飲み屋さんに連れて行ってもらい、イギリスのパブみたいな気分で楽しめた。
ありがとうございました〜〜〜♪

20120909




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ボードゲーム天国