そしてボードも超でかい(汗)
炬燵プレイはほぼ無理。
「コロニア」はリソースマネージメントの手順をできる限り詳細に表現した上に、ヘンお馴染みの国毎に異なる要素などを付け加えたなかなかヘビィなゲームである。
しかしシステムが手順にそって整然と進むようにできているので、このボリュームのゲームとしてはトップクラスのプレイしやすさも備えている。
この辺は流石ドイツゲーム賞受賞者だけのことはある。
中世ローマのケルンにおいての貴族の権力争いのゲームで、最終的に収集した聖遺物の合計点が高いプレイヤーの勝利。
聖遺物を手に入れる手順は以下の通り。
最初に市議会員を送り込んで市長の座を奪い合い、次に貿易用の材料を買い、材料を組み合わせて作れる商品の職人と契約して商品を作り、商品を船に載せて出航したらお金がもらえ、そのお金で聖遺物を買う。
そしてアルハンブラの作者らしく、お金に4種類の国籍があり、商品を乗せた船によって支払われるお金の種類が異なり、聖遺物もお金ごとに異なる。
そしてところどころで議案が提出され、市議会に送り込んだメンバーで投票を行って決定する。
一気に書くとまさに悪夢のような手順(笑)
しかし視覚的にも手順を分かりやすく設計されているので、意外にプレイアビリティーは高いのだ。
画像の右側が本来のボードの下側にあたる。
この左下の1と書かれているエリアをスタート地点に、時計回りで手順が進むようになっているのだ。
各手順ではそれぞれの担当する色のキューブを配置することで、その手順にどれだけの人員を割くかを明示する。
例えば議員数が多ければ市長の座に就けるし、買い物の時は先に買う店を選んで売り切れにしてしまえるのだ。
材料を買ったら職人に商品作りを依頼し(これも勿論早い者勝ち)、できた商品をこれまた早い者勝ちで船に乗せることで売却。
これも船の国籍によって支払われる通過が異なり、それによって購入できる聖遺物の種類が異なってくる。
そんなこんなでこれまた淡々と進むゲーム。
結果はAKI氏22、cerberus氏16、ヨハネ氏と化夢宇留仁が15、SRさんが13だった。
終盤のAKI氏の船の確保が巧みで、誰も追いつけなかった。
次は「ナポレオン」
ボードゲームではなくてトランプのゲームで、ヨハネ氏お勧めのゲームである。
日本人が作ったゲームで、ナポレオンとその副官と、それ以外の2チームに別れての対戦という変わり種。
プレイしてみると覚えないけない細かいルールは多めだが、連携とブラフがうまく融合した面白いゲームだった。
役割を替えながら5回プレイして結果は・・・
|
1セット |
2セット |
3セット |
4セット |
5セット |
合計 |
AKI |
12 |
8 |
6 |
-12 |
6 |
20 |
ヨハネ |
-8 |
8 |
6 |
8 |
6 |
20 |
cerberus |
-8 |
8 |
-9 |
8 |
6 |
5 |
SR |
12 |
-12 |
6 |
8 |
-9 |
5 |
化夢宇留仁 |
-8 |
-12 |
-9 |
-12 |
-9 |
-50 |
青がナポレオンで、水色が副官である。
とりあえず分かるのは化夢宇留仁がボロ負けしているということ(汗)
とりあえず化夢宇留仁の入っていたチームが全敗(笑)
今度は一覧表を用意してプレイしたい(汗)
次はひさ〜〜〜しぶりに出してきた「勝利への道」
運の要素が大きいが、誰でも楽しめるという点では優れたゲームだと思う。 |