2014年7月12日 日本機動部隊 シナリオ2:マレー沖航空戦


 前の続き(笑)
今度もソロシナリオだが、艦隊の移動と航空索敵のルールが出てきてシナリオ1よりはゲームっぽくなっている。



 初期配置。
なんにも無い水色のボード上にあるのが英軍の艦隊・・・かもしれないマーカーである。
この中のどれかが本物の艦隊なのだ。
 史実ではマレー半島で上陸作戦を行った日本軍を攻撃するために、シンガポールからプリンス・オブ・ウェールズを旗艦とした戦艦2隻、駆逐艦3隻の英軍艦隊が出港。
この艦隊は日本軍の潜水艦に発見され、その後紆余曲折はあったものの、結局は日本軍の索敵機に再発見され、激しい航空攻撃にさらされ、主力艦は全滅している。

 こんな感じで索敵マーカーを配置し、結果を見る。
本来なら相手プレイヤーが結果を教えてくれる分けだが、このシナリオはソロプレイなので結果はランダムになる。


 結果はどちちらも「艦種誤認」
通常の2人プレイだと被索敵プレイヤーが国旗のマーカーの裏を確認して本物の艦隊かどうかを確認した後、更に本物の艦隊であってもその艦種をたばかって伝えることができるのだが、ソロプレイではとりあえず国旗マーカーを裏返す。

 あっさり英軍の艦隊を発見(笑)!
 次ターンから日本軍の攻撃が始まる。
英軍の艦隊をボード上に配置する。


 まずは対空砲火の要になっているレパルスを黙らせたいので、元山航空隊の雷装の九六式陸攻18機と爆装の同機9機による総攻撃を見舞う。
激しい対空砲火で爆装の陸攻が4機落とされたが、攻撃は次々に命中し、レパルスを撃沈!
今度は美幌航空隊の九六式陸攻雷装9機、爆装18機の計27機がプリンス・オブ・ウェールズに襲いかかる。
4機が撃墜され、プリンス・オブ・ウェールズに9ダメージで小破。
更に美幌航空隊の九六式陸攻爆装9機と鹿屋航空隊の一式陸攻9機でとどめの攻撃。
美幌の9機全てが撃墜されてしまったが、プリンス・オブ・ウェールズも波間に消えた。
残った駆逐艦にも一式陸攻が襲いかかり、3隻全てを撃沈した。
Z艦隊全滅。史実では駆逐艦は生き残ったのだが、完全に跡形も無くなった。
 ちうわけでゲーム終了。
真珠湾以上の一方的な展開となった。
そもそも索敵がメインのシナリオなのだが、最初のターンでいきなり発見してしまったのでこれはもうどうしようもない(笑)
史実でも初の航空機による本格的な艦艇への攻撃であり、その結果浮沈艦だったはずのプリンス・オブ・ウェールズがあっさり撃沈され、事実上大艦巨砲主義の時代の幕が下りた瞬間でもあった。

20141122


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