
初期配置。
前回の「マーケット・ガーデン作戦」と打って変わって派手なマップだが、派手ならいいというものではないとよく分かる(笑)
しかし当時のアバロンヒルらしいアンティーク感のあるかっこいいマップだと思う。
ところで前にも書いたが化夢宇留仁は戦略級ゲームとエリアマップが苦手である。
このゲームはその苦手ストライクゾーンど真ん中(笑)
苦手ではあるが嫌いではないのだ(笑)
とりあえずドイツ軍が青で、イタリア軍が水色、薄緑がイギリス軍&アメリカ軍、ソ連軍である。
いきなりなにをどうしたらいいのか分からない(汗)
ルールも古いゲームということもあり、簡単なのに史実の知識があるのが前提っぽい書き方で何回読んでももう一つピンと来ない。
でもとりあえずやってみる(笑)

1ターン
連合軍配置。
このゲームでは各ターン終了時の海域の支配によってVPを得、それの累計によってゲーム終了時に勝敗を決する。
したがって全ての海域に強力な戦力を配置すればいいわけだが、もちろんそういうわけにはいかない。
戦力の問題もあるし、離れた海域に配置するためには、その間の制海権を握っていなくてはならないのだ。
でもやっぱりよく分からないので適当にバラバラっと配置した(笑)
枢独軍配置。
ゲーム開始時はどの海域も誰のものでもないので、自分の軍港に隣接していない海域へ行くことを試みることもできる。
サイコロを1個ふり、その海域へ行こうとしている艦艇の速力未満の目であれば成功である。
ちなみにユニットの下の数字が、左から攻撃力、防御力、速力である。
でもよく分からないので今回は軍港の目の前の海だけに配置(笑)
結果的に全軍で目の前の敵を攻撃することになった(汗)
戦闘。
潜水艦戦闘
まずは潜水艦に対する攻撃が処理される。
それに生き残った潜水艦のみが攻撃を行える。
潜水艦への攻撃力は、その海域にいる艦艇1隻につき1、1護衛船団につき3、空母1隻につき3で、合計攻撃力分だけサイコロを振る。
その結果5が出た数分の潜水艦がドイツに戻され、6が出た数分の潜水艦が撃沈される。
今回は2隻の潜水艦がドイツに戻され、1隻残った。
残った潜水艦による攻撃は、攻撃力分だけサイコロを振り、5なら目標が軍港に戻され、6なら再びサイコロを振ってダメージを決定する。
Uボートの攻撃力は1である。
今回はドイツ軍にとっては幸運にも6が出て、更にダメージ決定ダイスは4で、戦艦ネルソンに4ダメージを与えた。
空襲
陸上基地と空母から発進した航空機によっての攻撃を処理する。
航空機による攻撃は、一方的に行われる。
画面の航空機のマーカーは3攻撃力を持つ機知航空機のマーカーで、サイコロを2個振ることができる。
結果は潜水艦による攻撃と同じように出す。
今回の連合軍航空機による地中海での攻撃では、イタリアの戦艦ヴィットリオ・ヴェネトに6のダメージを与えた。
ヴィットリオ・ヴェネトの防御力は6なので沈没寸前である。
その後の枢軸軍の航空機による攻撃は、戦艦ラミリーズを軍港に戻らせただけに終わった。
空母艦載機の場合は空母ユニットの右に小さく書かれた数字がそのまま艦載機の攻撃力となり、同海域にいる敵艦を攻撃する。
水上戦闘
ようやくメインディッシュ(笑)
ずら~~~っと各勢力の艦艇を並べ、勢力毎にどの艦がどの艦を攻撃するか決めて、上記と同じく攻撃力分のサイコロを振って判定する。
ダメージは同時適用である。
これを両軍繰り返し、撤退するか壊滅するかしてどちらかの軍のみが残るまで続ける。
また空母は味方艦艇全てが砲撃を受けるか、自らが砲撃するまで攻撃対象にはならない。
北海での艦隊戦はドイツ軍が勝利したが、勝者も大きな被害を受けていた。
地中海でもイタリア海軍とイギリス海軍との大規模な艦隊戦が行われた。
イタリア軍の勝利に終わったが、やはり損害は大きかった。
制海権の決定
最後にその海域に艦艇を残していた方がその海域の制海権を得る。
ただしUボートが残っている海域は、連合軍は例えそれ以外のドイツ軍艦艇を全て滅ぼしていたとしても制海権を得ることはできない。
またドイツ軍もUボートのみが残っている海域は制海権は得られない。 |