2015年9月27日 第51回月例ボドゲ会
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まずはこの日の前日に届いたばかりの「ドミニオン:冒険」体験会。
「ドミニオン:冒険」
ドミニオンシリーズ9個目の拡張セット。
もう箱が多すぎてなにがなにやら分からず、セッティングや片付けだけで精神的に大きな疲労感を伴う。
そろそろ違う整理法を検討しなければならないようだ。
それはそうと、「冒険」のカードを複数枚入れるという条件でランダム選択で開始。
「沼の妖婆」「呪いの森」「収穫」「造幣所」「交易人」「賢者」「工房」「灯台」「真珠採り」「鼠取り」
イベント「失われた技術」「使節団」
イベントというのは「冒険」で新しく導入された概念で、カードを購入するのではなく特殊ルールを購入するというもの。
1回使用すれば終わるものと、そのルールを示すトークンを置いてその後そのルールが継続して適用されるタイプのものがある。
プレイ風景。
2枚置かれている横型のカードがイベント。その上のカードの上に置かれているトークンがイベントの効果によってのものである。
化夢宇留仁的にはこのイベントという新要素には、今のところあまりいい印象を抱いていない。要するにドミニオン以外の普通のゲームのルールが追加されたという感じで、煩雑でもあるし、なによりやはりデッキ構築に関わらないというのがドミニオンらしくないと思う。
まあ今のところの感想なので、その内変わるかもしれないが。
プレイは「沼の妖婆」がやっぱり呪いばらまきカードなので、デッキが呪いだらけになっても属州が買える方法はと考え、イベント「失われた技術」を購入すればどれかのカードに+1アクションの能力を追加できるので、これでアクションブーストを作り、圧縮を活用しつつ「収穫」を2枚使って属州を買う計画を立てた。
しかし初めてのカードにとまどい、「鼠取り」の廃棄能力の使い忘れなどもあり、思うようにいかず。
結果 AKI夫妻30、OK氏21、cerberus氏14、化夢宇留仁13
最下位(汗)
もう1ラウンド。
「商船」「巨人」「拷問人」「狂信者」「武器庫」「隊商の護衛」「神託」「木こり」「物置」「蝋燭職人」
イベント「探検」
避難所使用。
新カード「巨人」はアタックカードで、「旅トークン」の表裏で降下が大きく異なり、表向きにした場合は+5金&他プレイヤーの山札の1番上のカードがコスト3〜6なら廃棄し、そうでないなら「呪い」を渡すという凶悪さ。
同じく「隊商の護衛」は+1アクション&+1カードと次のターンに+1金というものだが、リアクションでもプレイできる。
イベント「探検」は、コスト3で次のカードドローを2枚増やせるというもの。
化夢宇留仁は拷問プレイに走ったが、やはり「狂信者」メインにすべきだったか。
とにかく久しぶり&新システムで全然考えられない(笑)
結果 cerberus氏23、化夢宇留仁21、OK氏17、AKI夫婦9
さらにもう1回。
「橋の下のトロル」「鉄工所」「役人」「収税吏」「よろずや」「偵察員」「不正利得」「再建」「案内人」
「橋の下のトロル」は継続タイプのアタックカード。
他のプレイヤーは購入時のコストが1高くなり、トロルのプレイヤーは1安くなる。
確か「不正利得」が酷すぎるカードで、あれば最優先で購入しなければならなかったはずだが、やはりよく覚えていないので(汗)「橋の下のトロル」を使ってみる。
しかし+2アクションが無いしドローも強力なものが無かったのでテンポが遅すぎた(汗)
結果 AKI夫妻&OK氏30、化夢宇留仁24、cerberus氏12
本日は勝利無し(汗)
ちょっと練習しなければ(汗)
次は本日のメイン「エルドリッチホラー」をプレイ。
化夢宇留仁は発売当初に購入していたのだが、この2〜3日前にソロで遊んでみてあまりに面白かったので、急遽投入。
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プレイの様子。
「エルドリッチホラー」は「アーカムホラー」の系譜に属する協力型ゲームである。
今まで同系列としては「アーカムホラー」「エルダーサイン」そして本作の3つのシリーズが発売されていることになる。
共通するのはエイシェント・ワンが目覚めるのを出来る限り妨害し、駄目なら戦うという流れで、「アーカムホラー」ではいくつかの街が舞台となってシリーズ展開し、「エルダーサイン」では博物館という限定された舞台でゲームが展開。そして「エルドリッチホラー」では全世界が舞台となった。
世界を股にかけてエイシェント・ワンの復活を防ぐ情報を探し、時にはモンスターと戦い、時には異世界に旅してクエストをクリアしていくのだ。
各プレイヤーの操るキャラクターは、画像のような顔のイラストのついたプレートになっている。
下手に1色のフィギュアを使うよりも雰囲気があっていい。
画面左下に置かれているのは神話カード。
ゲームはアクションフェイズ、遭遇フェイズ、神話カードフェイズの3段階で進む。
アクションフェイズには各キャラクターが2つのアクションを行い、遭遇フェイズでは各キャラクターがなんらかの遭遇判定を行う。
そして神話フェイズには1枚だけ神話カードをめくる。
神話カードには大きく3種類有り、長期にわたるイベントが発生する青、情報が増えるがモンスターが発生する緑、それに突発イベントの起こる黄で、更にテキストによってそれぞれのカードで異なるメインイベントが発生する。
このイベントがほとんどはとんでもない酷いイベントばかりなのだが(笑)、たまには嬉しいイベントも発生する。画像のカードは「銀の黄昏教団」が支援を申し出てくれるというものである。
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左で少し切れているのが星座盤。
神話カードのほとんどには星座盤を進めるように指示が書かれている。
これを進めた先のマークと同じマークの描かれたゲート(異世界と行き来する門)が存在していれば、その数分破滅マーカー(画像の下の横一列の部分)を進める。
破滅マーカーが0のマスに入ったらエイシェント・ワンが目覚める。
今回のエイシェント・ワンは「アザトース」
破滅マーカーのスタートマスが15と目覚めるまでの時間が長い代わりに、目覚めてしまったらその時点でゲームオーバー。
なにしろアザトースなのだから当然である(笑)
ゲームに勝利するためには、アザトースが目覚める前に3つのクエストを完了しなければならない。 |
結果あと一歩で勝利というところで敗北。
4時間掛かったが、この人数(6人)で初めてであればスピーディーに進んだと言えるだろう。
「アーカムホラー」系列にしてはサクサクプレイできるのもこのゲームの特徴なのだ。
この後化夢宇留仁は怒濤のエルドリッチソロマラソン(笑)に突入するので、細かい説明はその時にまた(笑)!
20151230 |