2人でゲーム006


2013年11月3日 「パスティーシュ」
 SRさんがパッケージを気に入って購入(笑)
色を集めて依頼されている絵画の複製を描くゲーム。



 スタート直後のゲーム風景。
手番には色タイルを1枚配置し、それによって出来た色カードをもらう。
次に自由に色カードを交換した後、依頼されている絵画を作るだけの色がそろっていればそれを宣言して公開することで得点になる。
 画像の左奧にあるのが色カード銀行で、ここにはカードを並べるだけなのだがやたらにでかい(汗)。
右奧は依頼カード。4枚公開されており、手札になっている2枚に加えて合計6枚の依頼から描く画を選ぶことになる。
手前で立っているのが手札の依頼カード。ミニイーゼルはインターナショナル版から付属するようになったもの。



 このゲームの特徴の1つは出てくる絵画が全て本物の有名画家が描いたものだということで、17名の画家の絵が2種類ずつ、合計34枚の絵画が鑑賞できる。
やはり本物はいい感じ。
 画像では手札の色カードと依頼カードを見比べ、あとどんな色が必要かを検討中。
全然そろっていない(笑)。


 色タイル。
これを毎手番1枚配置する。
ヘックスの角にある2〜3つの色が混ざることで新たな色を得るか、タイルの中央に描かれた原色を1つだけ得るかを選ぶことになる。
 また白、黒、グレーなどいくつかの色は、一定の色を銀行との交換することによってでしか手に入れられないものもある。


 SRさんが完成させた絵とそれに使った色。
 ゲームは人数によって決まっている得点に誰かが達した時点で終了となる。
完成させた絵画にはそれぞれ固有の得点があり、更にゲーム終了時には同じ作家の絵を完成させたらボーナス点がつく。
それと手元に残った色カードも、手札の依頼カードで必要な色であれば得点になる。
その為か手番中に1枚だけ依頼カードを交換することも出来るようになっている。


 あとはひたすらこつこつと色を集めて絵を描いてゆく。
2人ゲームだと特に交渉がやりにくいのでこつこつ度が上がる。
 ところでこのゲームにはいくつかの問題がある。
まず1つ目は、見ての通りコンポーネントが素晴らしい。素晴らしいのはいいのだが、ゲームに使用する面積がただ事ではない広さで、2人ゲームでも一般的な炬燵サイズには全然収まらない(笑)。
さらにもう1つは、ゲームを終わらせたものがほぼ勝利するというところ。
絵画を完成した時の得点が大きいので、終了条件を満たした時点で他のプレイヤーとの差が大きくついている可能性が高いのだ。


 ちうわけで最後は化夢宇留仁が2枚目のゴッホの絵を完成させて終了条件を満たした。
 化夢宇留仁55、SRさん43
非常に素晴らしいコンポーネントは見ての通りで、箱からカードから全て厚みもあって超重い(笑)。
内容は見た目と裏腹に地味な感じだが、雰囲気は非常によくて、まったりとお酒でも飲みながらプレイするのにいいかもしれない。
ただし必要な色を手に入れるにはそれなりの工程を計画しなければならないので頭も使うが。
今度多人数でもプレイしてみたい。
スペースが確保できるかどうかが問題だが(汗)

20131117


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