2005年2月1日
ドイツ戦車軍団 エル・アラメイン(4)

どうやってもロンメルに勝ち目は無いのか(笑)?

 しつこくこだわっているのである(笑)。
ドイツ軍が腰抜けの英軍に負け続けているのは切ないのである(笑)。

 ちうわけで、今回はエル・アラメインとエル・ハマンの両方を狙う作戦で行く。
両端を狙われては英軍もなかなか戦線を維持できないのではないか・・・・という希望的推論の元に。

●1ターン目/1942年8月31日午前。
ドイツ軍ターン。
 主力部隊を北と東に分けて進撃させる。
有利な比率で攻撃できるところは、積極的に攻撃する。
中でも重要なのは北西端の陣地で、ここの攻撃がいきなり失敗すると、勝利への道も狭められる。
ほっとくとうるさいので、南西に配置されていた敵部隊にも攻撃をしかける。
 結果心配していたとおり、北西端の戦闘は失敗し、後退する羽目になった(汗)。
しかし他の攻撃はおおむね成功し、南西では敵の機械化歩兵旅団を殲滅した。
ほんとは他が失敗しても、北西の攻撃に成功したかったのだが・・・(汗)

イギリス軍ターン
 とにかく後退しつつ防御線を張る。
しかし今日のドイツ軍には並々ならぬ気迫を感じるな(笑)。

●2ターン/1942年8月31日午後。
ドイツ軍ターン。
 あらゆるところで全力で攻撃を仕掛け、敵に安心する機会を与えない。
包囲される可能性はあるが、もし包囲されて殲滅される部隊が出ても、その分敵の戦線は薄くなっているはずである。
守備が薄かったので、アラム高地にも1部隊差し向けた。
 攻撃は大成功であり、敵2部隊を殲滅し、他も全て後退させるのに成功した。
これで流石に防御線を張り直すのは難しくなっただろう。

イギリス軍ターン
 各所で戦線が破られ、非常に苦しい状態。
後退して戦線直径を減らせば、守備につく部隊数は減らすことが出来るのだが、特に厳しいのはアラム高地の手前まで迫っている敵部隊である。ここだけはすぐに殲滅しなければならない。
 ところが!攻撃は包囲した上に2:1の戦力比だったのにAR(攻撃側後退)の結果に。
次のドイツ軍の手番でアラム高地は確実に占領される。
その直後の攻撃が失敗すれば、ドイツ軍の勝利である(汗)。

●3ターン/1942年9月1日午前。
ドイツ軍ターン
 アラム高地がいい感じなので、エル・ハマンから急遽目標を変更し、集中攻撃。
他の戦線も気合いを入れて攻撃し、休む暇を与えない。
 攻撃は大成功。
敵4部隊を殲滅し、防御線もずたずたに。
これで英軍が防御線を張り直すのに成功し、かつアラム高地を取り返さない限りは我が軍の勝利である。

イギリス軍ターン
 なんとか防御線を張り直した。
しかし問題はアラム高地に居座っている戦力4のドイツ軍機械化歩兵部隊である。これを撃退しないと、このターンでドイツ軍の勝利が決定してしまうのだ。
しかもよりによって居座っているのは高地なので、防御力が2倍になり、戦力をかき集めても1:1にするのがやっとだった(汗)。
気合いをこめてサイコロを振る。
出た目は5。DR2(防御側2ヘックス後退)である。
こうしてアラム高地は守られた。

●4ターン/1942年9月1日午後。
ドイツ軍ターン
 まだチャンスはある。
この攻撃で、アラム高地を占領し直し、次の英軍の攻撃を耐えきればいいのだ。
とにかく4ターン目までは到達した。これまでよりは確実に勝利に近づいているのだ。
全軍に気合いを入れて、最後の総攻撃を命令した。
 攻撃は成功!
こっちも機械化歩兵連隊1部隊を失ったが、敵2部隊を殲滅し、アラム高地にも戦力6の装甲連隊が突入した。

イギリス軍ターン
 なんたることか敵最強の部隊にアラム高地に入られてしまった。
幸運だったのは敵のアラム高地に対する攻撃のもう一方は失敗したことで、あれが成功していたら勝つ見込みは無くなっていた。
それにしてもきつい。敵は高地にいるので、戦力12相当。
もはや1:1にも持ち込めない。敵を撃退できる可能性は僅かに1/6である。
運命のサイコロが振られた。
出た目は5。
アラム高地はドイツ軍の手に渡った。

 なんとかドイツ軍が勝利した。
しかしサイの目がすごくよかったことは否めない。通常の出目なら英軍の防衛線は破れなかっただろう。
やはりドイツ軍には勝ち目の薄いゲームなのは間違いない。
なにしろイギリス軍は9ユニットも除去されながらも防御線が切れなかったのだ。


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