2005年2月12日
ドイツ戦車軍団 ハリコフ攻防戦(2)

 前にプレイしたときは初めてということもあり、よく分からないままドイツ軍がほとんど全滅してしまったので、あらためてちゃんと考えてプレイしてみようと思う。
それにしてもソロプレイばかりで寂しい限りである(笑)。

 1ターン/1943年1月19日
ソ連軍ターン

 ソ連軍は基本的に前と同じ戦略でいく。
前に大勝しているのだから当然である。
全軍を南下させ、その後西へと突き進むのだ。
ウォロシロフグラードを占領した(勝利ポイント+1)。

ドイツ軍ターン。
 こっちの作戦はひたすら西に撤退し、戦力が増えてきたら反撃に転ずるということでいく。
これで少なくとも前とは違った展開になる。
北西の部隊は東に進み、とりあえずハリコフの防衛にあたる。

 2ターン/1月26日
ソ連軍の勝利ポイント=1
ドイツ軍の勝利ポイント=0

ソ連軍ターン。

 ドイツ軍が撤退して戦力の温存を図るようなので、こちらはとにかく前進して戦力が増強されるそばから撃破してゆく作戦である。
要するに前と同じだ(笑)。
北東からの増援も、前と同じように南西に進ませる。
 今回の包囲攻撃で敵歩兵1部隊を殲滅した(勝利ポイント+1)。

ドイツ軍ターン。
 南東から増援が到着したが、欲を出さずに西へ後退する。
まだ今は我慢の時である。
西の部隊はハリコフに到着した。

 3ターン/2月2日
ソ連軍の勝利ポイント=2
ドイツ軍の勝利ポイント=0

ソ連軍ターン。

 北と南東から大部隊の増援が到着。しかし我が軍の増援はこれで最後である。
とにかくガンガン攻めて、敵の戦力が整うまでに消耗させなければならない。
 スラビャンスクとクラマトルスクを占領し、ロストフにつながる鉄道を切断(勝利ポイント+3)。
 アルテモフスクを包囲して行われた攻撃は成功し、敵1装甲旅団と1歩兵師団を殲滅。更にアルテモフスクを占領した(勝利ポイント+4)。

ドイツ軍ターン。
 アルテモフスクを守備していた部隊は、合計5戦力で都市の防御効果で戦力10にまでなっていたのに、強引に包囲されて2:1の戦力比にされて殲滅されてしまった。
北から南下してくる敵部隊を計算に入れていなかったのは痛かった。
しかし西と南から増援も到着し、前と比べれば遙かにマシな状態である。
 問題はこのターンで反撃を開始するか、次の増援を待つかである。
敵部隊は続々と集結しつつあり、今反撃に転ずれば各個撃破出来るかもしれない・・・。
悩んだ結果、次の移動で敵は集結を完了し、大きな反撃を受けると判断。反撃は次ターンに持ち越すことにした。
北方では敵部隊が端に位置していて2ユニットで南から攻撃すれば包囲できることが分かったので(またミスした/笑)、攻撃。
結果はEXが出てしまい(汗)、両軍1ユニットずつの損害だった(ドイツ軍勝利ポイント+1、ソ連軍勝利ポイント+1)。

 4ターン/2月9日
ソ連軍の勝利ポイント=10
ドイツ軍の勝利ポイント=1

ソ連軍ターン。
 前と比べて敵を殲滅する数が少なく、戦線らしきものを作られてしまった。
なんとか戦闘後前進による包囲効果で切っていかなければならない。
同時に次ターンに出現する敵の増援に備え、南に向かっても戦線を張った。
 北方では敵を包囲するチャンスが出来た。ここでうまく敵を減らせば、ハリコフを突破し、ポルタワに到達して速やかに勝利する可能性も出てくる。
 カディエフカを占領。ロストフにつながる鉄道も再び切断した(勝利ポイント+2)。
 戦闘は不首尾に終わり、大事な最初の攻撃でAR(攻撃側後退)が出てしまい、続く包囲を行えず、他方ではEXにより両軍被害を負った(ドイツ軍勝利ポイント+1、ソ連軍勝利ポイント+1)。
北方の戦闘は成功し、敵歩兵師団を殲滅した(勝利ポイント+1)。

ドイツ軍ターン。
 苦しい状況だが、場合によっては戦線の北2部分は消滅していたのである。そう思えばマシな方だ。
戦闘後前進による包囲効果があるので、攻撃した方が有利なのは分かっている。
問題はその後の布陣によってはたやすく包囲され返してしまうということである。
慎重に考え、増援も交えた戦力で、南から的を切り崩してゆくことにする。
西からの増援部隊はハリコフ方面と南東の主戦場の2方向に分けて進軍させた。
 戦果は敵1装甲旅団殲滅(勝利ポイント+1)。それ以外にも敵を後退させた箇所があり、戦線に穴を空て前進した。

 5ターン/2月16日
ソ連軍の勝利ポイント=13
ドイツ軍の勝利ポイント=3

ソ連軍ターン。
  敵の突出した部隊を包囲(またミスした/汗)し、更にその後の前進による包囲を考慮しつつ攻撃を仕掛ける。
ハリコフでも包囲攻撃を行う。
ハリコフ1部分とウォロシロースクを占領し、ロストフにつながる鉄道も切断(勝利ポイント+3)。
しかしまた最初の一番大事な攻撃の結果がEX(ドイツ軍勝利ポイント+1、ソ連軍勝利ポイント+1)。
そのおかげで続く戦闘は成功したものの、後退させただけになってしまった(汗)。
 ハリコフの攻撃は成功し、敵歩兵師団を殲滅し、更に占領部分を増やした(勝利ポイント+2)。

ドイツ軍ターン。
 苦しいがまだ反撃する力は残っている。
最初の攻撃が成功すれば、連鎖的に大打撃を与えることが出来るはずである。
 北方ではハリコフにとりついた敵への攻撃を開始した。
主戦場での攻撃は大成功で、敵4部隊を殲滅した(勝利ポイント+4)。
しかしハリコフではARが出てしまった(汗)。

 6ターン/2月23日
ソ連軍の勝利ポイント=19
ドイツ軍の勝利ポイント=8

ソ連軍ターン。
 北方はハリコフの残った2ヘックスを占領したいところだが、占領軍が包囲殲滅されてはなんにもならないので、孤立している敵装甲旅団を狙う。
 南の主戦場は混線になっている。
お互い包囲され合っていてなにがなにやらよく分からない(汗)。
とにかく攻撃してみる(汗)。
主線路を切断した(勝利ポイント+2)。
 戦果はまずまずで、敵3装甲部隊と1歩兵部隊を殲滅。しかしこっちもEXで1部隊失った(ソ連軍勝利ポイント+7、ドイツ軍勝利ポイント+1)。
しかし北方の攻撃はARになってしまった。

ドイツ軍ターン
 西と南に増援が到着した。
主戦場は大混戦でわけが分からないが、南からの増援は敵の背後を突いている。
これが突破口になれば一気に逆転も可能なはずである。
 北方は各個包囲して攻撃する。
 攻撃は大成功。敵5部隊を殲滅した(勝利ポイント+5)。
しかし北方の包囲攻撃の片方はARだった。

 7ターン/3月2日
ソ連軍の勝利ポイント=28
ドイツ軍の勝利ポイント=14

ソ連軍ターン。
 南の主戦場は北部で少しだけ後退し、戦線を張って防御に回る。
北部はいずれ殲滅されるのは目に見えているので、少しでも敵を減らすように包囲攻撃を行った。
線路を切断し、スターリノ占領(勝利ポイント+3)。
 攻撃結果は思わしくなく、北部はAR。一か八かで仕掛けた最南部の包囲攻撃もAR(汗)。

ドイツ軍ターン
 もはやひたすら攻撃するのみ。勢いはこちらにある。
結果敵4部隊を殲滅(勝利ポイント+4)。その内2部隊は北方の生き残りで、これでハリコフ方面には敵はいなくなった。

 8ターン/3月9日
ソ連軍の勝利ポイント=31
ドイツ軍の勝利ポイント=18

ソ連軍ターン。
 そろそろ戦力が足らなくなってきた。後退して防御に徹するのが得策だろう。
主線路切断(勝利ポイント+2)。
敵の足止めのための攻撃が一箇所あり、敵を後退させた。

ドイツ軍ターン
 最後の攻撃を行う。
もはや戦線を考える必要もない。
 戦果は敵4部隊を殲滅。被害は1歩兵部隊だった(ドイツ軍勝利ポイント+4、ソ連軍勝利ポイント+1)。

 ドイツ軍の占領都市ポイントは15。
合計勝利ポイントは・・・
ソ連軍の勝利ポイント=32
ドイツ軍の勝利ポイント=37
おお、ドイツ軍の勝利だ(笑)。
なかなかきわどい結果だが、だいたい史実通りである。
今度やるときはソ連軍は全軍南下させず、北方の部隊はそのまま西に進軍させてみよう。


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