Nikon NIKKOR Z 40mm f/2(Special Edition)

 10年くらい前から親と妹の誕生日にはプレゼントを送っていたのだが、向こうからは1回もなにもくれない。
可愛そうな化夢宇留仁なのだった。
ならば自分のためのプレセントを買ってもバチは当たるまいと購入したのが本レンズである。
このレンズが欲しいと思ってから上記の言い訳を思いついたような気もするが(笑)

 見た目的には28mmF2.8とほとんど変わらず、長さも本機のほうがわずかに長いだけで、流石にレンズ口径が違うので正面から見たらその差はあるが、キャップをしていたら見分けがつかないレベル。

 このレンズは小型軽量でコスパが非常に高く、オールドレンズのような味わいも楽しめる好レンズとして評判で、ネット上でのコメントも多い。
使ってみるとなるほど評判通りで、絞るときめ細やかだが、開放で撮るとまあまあ騒がしいボケが面白く、フリンジとかも出たりするがそれがまた楽しい。
40mmという焦点距離も使いやすいが、Zfcにつけると60mmになるので普段使いは少々厳しい。
しかし40mmを活かすためにZ9につけるとやっぱりものすごくアンバランスで何をしたい人なのかよくわからないことに(笑)
そしてその40mmも、いつものテスト神社(笑)に行ってみたのだが思ったよりも画角が狭く、風景を撮るのはなかなか厳しかった。
逆にこの微妙な画角と格闘しながら撮影するのが楽しいレンズと言えるかもしれない。
また29cmまで寄れて最大撮影倍率0.17という現代のレンズらしい性能も備えている。
撮影倍率はAPS-C機につけると焦点距離と同じく拡大されるので、Zfcにつけたら0.25くらいまでいけるはず。
ちなみにピントリング(コントロールリング)の回し心地は28mm/F2.8と同じくぬる〜〜〜っとしていて気持ちいい(笑)


 

Z 40mm f/2(Special Edition)の得意なところ・いいところ
●コンパクト
●現代のレンズの画質でありながらオールドレンスっぽい少々騒がしいボケ感も楽しめる
●29cmまで寄れるのでプチマクロ的な使い方もできる
●デザインがかっこいい
●ピントリングの回し心地が最高(笑)

Z 40mm f/2(Special Edition)の苦手なところ・悪いところ
●手ぶれ補正なし

作例(ライトルームによる編集済)
リサイクルショップの神様 ボケ具合 ボケ具合2 立体感と玉ボケ ロードローラーだ! 異様な雰囲気 撮影倍率0.17 撮影倍率0.17のチューリップ 撮影倍率(ちょっとトリミング済) ベーコンエッグ丼 ラ王醤油

 基本的なスペックはとても満足の行くもので、写りもなんだか楽しい。
ただし28mmは少々広すぎと思うことがあるが、40mmは少々狭すぎと思うことがある。
フルサイズとAPS-Cとでそれも変化するので、そのへんの塩梅を見ながら使っていきたい。

20250419


Nikon Zfc カメラ道楽 Nikon FTZ2

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