探索者詳細
クリス・オニール
(Chris O'neal)
プレイヤー・VALIS氏
●私立探偵 21歳
STR 12 DEX 13 INT 18
CON 16 APP 14 POW 12
SIZ 11 EDU 11
耐久力:14
収入$9,500
言いくるめ(40) 忍び歩き(30) 錠前(80)
法律(30) 拳銃(80) 泳ぐ(50) 回避(71)
機械修理(40) 考古学(10) 説得(40)
ボートの操縦(30) 目星(50)
【基本的な背景】
クリス・オニールはアイルランド移民の2世です。
幼少の頃、両親は他界し、身よりは10歳違いの兄ジェームズだけとなります。
ジェームズは長じて私立探偵として身を立てるかたわら、両親のいないクリスを献身的に育てました。
クリスもそんな兄を誇りに思い、いつか兄と一緒に探偵として活躍したいという夢をいだくようになりました。
高校進学時、クリスは進学せずにすぐに働きたかったのですが、兄の強い命令でボストンカレッジ高校に進学します。
しかし在学中も兄の探偵業の手伝い、探偵にまつわる修行にあけくれ、高校側からは不良学生とみなされていました。
なんとか高校を卒業したクリスは晴れて兄の探偵業を手伝うことになり、二人でボストン市内にオニール兄弟探偵社という事務所を開きます。
探偵業は順調で、クリスも兄の薫陶の結果、19歳の頃には、いっぱしの探偵として活躍するようになりました。
しかし、幸福な日々は長くは続きませんでした。
その頃から、ジェームズの様子がおかしくなります。図書館に入り浸り、何やら調べ物をして過ごすようになります。
また見たことのない外国の書物を読み耽るようになります。
しだいに探偵業がおろそかになっていくジェームズに、クリスは何度も説明を求めましたが、ジェームズは「お前は知らなくてもいいことだ」とにべにもありませんでした。ジェームズの代わりに探偵業をこなすことによって、この時期クリスの技量が格段に上がったのは皮肉な結果です。
クリスが20歳の時、ジェームズは突然事務所の自室から失踪しました。部屋には荒らされた跡とおびただしい人血が飛び散っており、
ジェームズが集めていた書物は全て無くなっていました。
その血は血液型からジェームズのものだと判定され、ジェームズは失踪したとしても長くは生きられないだろうというのが警察及び監察医の所見でした。
警察は物盗りの犯行と断定、犯行を押さえられた犯人がジェームズを殺害し、遺体を遺棄したと発表しました。
しかし懸命な捜査の甲斐無く、遺体は見つからず、犯人の行方も杳としてしれません。
クリスは最愛の兄の死を信じず、今も、探偵業の傍ら兄を探し求めています。
クリス・オニールは行動派の人間であり、思索よりは行動による事態の打開を好みます。
兄に対して半ば盲目的な愛情をいだいており、兄をそしる言動には理性を失います。
兄の事件の影響で、超自然的な出来事には嫌悪感と興味の相反する感情を持っています。
兄の事件はクリスの探偵眼からしても奇妙な点が多すぎました。
兄の失踪の手がかりが少しでも掴めないか?その一心で、超自然的な出来事が絡む事件に関しては必要以上に興味を示します。
風貌は爽やかで、物腰も必要に応じて穏やかにすることもできますが、基本的には熱血漢です。
あまり探偵らしくない身軽な格好を好みます。
学生時代の付き合いが効を奏して、今もダウンタウンのごろつきの間では少しは名の知れた存在です。
兄仕込みの拳銃使いはかなり高度な域に達していますが、本人は競技には興味が無く、あくまで探偵技術として腕を磨いています。
兄共々クラーク医院にはお世話になっており、ジョナサンとは顔なじみです。
またヒルディとピーターとも、何度か情報交換したことがあります。
【持ち物】
兄の写真
会う人には誰でも兄の写真を見せるのが半ば習慣化しています。
解錠セット
虫眼鏡
45口径オートマチック