Call of Cthulhu リプレイ15

ヨグ・ソトースの影
銀の黄昏錬金術会 その2

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
ヒルディ・ジョンソン(H プレイヤーは酔っ払い氏
フリーのジャーナリスト 27歳
ピーター・ジョン・ブランデン(P プレイヤーは秋山氏
フリーのカメラマン 29歳
クリス・オニール(C プレイヤーはVALIS氏
私立探偵 21歳

K

4月25日水曜日
すでにクリスもやって来て合流しました。みなさん書類だか呪文だか変な石だかを前に考え込んでいます。
クリスは来たばかりです。

C 「ご無沙汰しています、クラーク先生、それにブランデンさん、ジョンソンさんも。」
K

アンソニーは小さくなってます。

J 「元気そうだね、Chris君」
C 石を見てびっくりします。「あ!この石は!!」
J Chris氏に注目します。
H 「ん? なにか覚えが?」とクリスに問いかけます
C とある事情でその石を入手していることを告げます。
人殺しているから、詳しい事情言っても良いのかなあ?(笑)
K

難しいところですね。

H 「なるほどなぁ…」とアンソニーを紹介しつつ、こちらが手に入れた経緯をクリスに話します
K

「あ・・・アンソニー・クラークです。よろしく。」おずおずと握手します。

J とある事情がなにかは話さないわけでしょうか。
C 話します。
やむを得ずロークを撃ったこと、所持品を押収したことを告げます。
J 片眉を上げますが、何もいいません。
K 「それは大変でしたね〜。」と、アンソニー。
彼の能力について大変な発見がありましたので、今回から彼のキャラは少し変わるかもしれません(笑)。

キーパーの独り言
 普通なら人殺しは伏せて説明するところですが、クリスのプレイヤーはパーティーに入ったばかりで秘密を持って、それが原因で浮いてしまうのを避けたかったということでした。キーパー並にゲームの事を考えてくれています(笑)。
ここで誰かがそれに過敏に反応し、他の誰かが収めるという形なら理想的だったのですが、もう一つスッキリしない状態で流れてしまったのは少し残念でした。

 アンソニーはランダムNPCジェネレーターで作ったので、そのINTが8しか無いということにやっとキーパーも気付いたのです(笑)。
下にアンソニーのデータを載せておきます。


NPC詳細

アンソニー・クラーク
NPC

●(三文SF?)作家 27歳
STR 10 DEX 12 INT 8
CON 9 APP 14 POW 11
SIZ 12 EDU 10

耐久力:11

化学(15) 信用(20) 生物学(25)
バイク運転(30) 電気修理(14) 天文学(22)
図書館(74) 目星(31) 歴史(50)

 アンノウンワールドという三流パルプ雑誌の編集長に気に入られている新鋭の作家。
無類の本好きで、小汚くて狭いアパートは無数の本で埋まっている。
好奇心が強く、知識の吸収は最大の喜びである。
 なかなかの色男で、背も高くスマートだが、服装には気をつかっておらず、極度の人見知りでもあり、打ち解けるまでは時間がかかる。


C 兄を捜していること、モーリス社長の一件を新聞で読み、情報交換できるかもと思いやってきたことを告げます。
「で、ロークは同じ石を持っていました。」
J この場に持ってきているかと聞きます
C 「すいません、自宅金庫です」
H 人を撃ったことは意識的に無視しつつ……モーリス社長の一件を話し、情報交換を行います。
C こちらも、電話をかけたことなど全て話します。
「『銀の黄昏錬金術会』が怪しいですね」
K ちなみにまだ招待状は届いていません。
C おっと失礼しました
K いえいえ、『銀の黄昏錬金術会』の情報は社長の書類から分かっていますよ。
H 「で……ええと…『銀の黄昏錬金術会』? 」
C 「ベルフェゴールという名がメモにありましたよ」
H 「その名前には、覚えがないなぁ…」と手帳をぺらぺらと捲ります
J Chrisが何か知っているのか何気なく装い聞きだそうとします
C 知っていることを全て話しますよ^^

キーパーの独り言
 やはりもう一つ合流がうまくいっていません(笑)。


K それではお互い全ての情報を交換しました。
C 『銀の黄昏錬金術会』に兄の失踪が絡んでいると思うので、よろしければ一緒に捜査をしたいとお願いします。
H ヒルディは『銀の黄昏錬金術会』について知っていますか?
新聞に載っている記事系で
K ヒルディ<知識>
H 56>56/60 成功
K 何度か目にしましたし、その建物も観たことがあります。
記事では寄付や慈善事業、それに社会的地位の高い人々が集まる友愛協会だというようなことが書かれていたようです。
建物はヴィクトリア王朝風の古風なもので、あの辺りでは歴史的価値もあると言われているようです。
C どうすれば内情について調べられるでしょうね?
J 調査ならジャーナリストの二人が得意でしょう(笑
H 「Dr? こんな寄り合いに知人がいますか?」とジョンソンに問いかけます。
「ボクじゃ敷居が高そうですよ^^;」
C 雑誌の取材にかこつけるとか(笑)
クラーク先生の知り合いに会員がいるかもしれませんね
H なにか、チャリティでもやってくれてたら、それにかこつけて行けるかも<取材
J 肩をすくめ、コール医師を思い浮かべて顔をしかめます
H 「ん?」ジョンサンの表情を見逃さず…
C 「いるんですね!クラークせんせいっ!」(笑)
H 「こころあたりが?」…少々ずるい顔をしつつ。
J 知らないよ、と言いつつ、ChrisやHildyらにモーリス社長の書類の『銀の黄昏錬金術会』の教義のメモを差し出します
C 「読んでもいいですか?」
J どうぞどうぞ
C 読むと何かチェックいりますか?>keeper
ざっと目を通します。
K チェックはいりません。
その書類はなにかの写しですね。
え〜<アイデア>

キーパーの独り言
 結局ロールチェックしてます(笑)


C 37>37/90成功
K 本か何かの要点を書き写し、それを理解できるように何度も書いたり書き直したりしている様子ですが、どうやら慌てて書いたようで、最初に書かれたらしき文章は字が汚いです。
それで内容ですが、様々な聞いたことのない神?や怪物?世界の紀元?そして終末?・・・といったことが書かれており、他のメモはいわゆる呪文の覚え書きですね。何度も覚えるためにアンダーラインを引いた跡などもあります。
書類の内容をしっかりと読むにはもっと時間が必要でしょう。
C 「狂人のたわごとだな…」
K しかしお兄さんが行方不明になる前に、たまに耳に入った単語と共通するものがあるような気がします。
C 「しかしそう言えば兄貴の独り言にもこんな単語があったな…」
H 英語であるなら<母国語>で、縦読み、裏読みなど暗号めいた記述をさがします。鏡文字を含め。
K 文字はちゃんと真横に書かれているわけではなく、様々な方向から雑多に書かれているので、暗号めいた読み方は難しそうです。
C 時間のあるときにじっくり研究した方が良さそうですね
K 一晩ゆっくり読めば書かれていることがどういうことかは理解できるでしょう。
C では機会があればそうします。
H 「で、独り言って? よかったら教えてくれないか?」とクリスに
C 兄の失踪前の状況を説明します。同じようなことを研究していたと。
「なにやら呪文のようなわけのわからない声が部屋から聞こえてきていて、それがさっきのメモの単語に似ている気がするんです」
H 「いや、彼の言う事だったら何か意味があったんだろう…」考え深げにクリスの兄とのやり取りを思い出しつつ…「けして、狂人のたわごとではないはずだ」
C 「そう言ってくださると救われます、兄は迷妄な宗教に惑うような人ではなかった…」
うちの金庫にある石はどうしましょう?持ってきましょうか?
J とりあえずモーリス社長から取り上げた石についてChrisに感じとか似てるかと聞きます
H (つき合わせて見るもの一興ですね<石)
C 「似ていると思いますよ」と言います。
K 石自体は少々異なりますが、書かれている印はほとんど同じですね。
C 持ってきて良いですか?>keeper
K そう言えばクリスはどうやって来たんだろう(汗)?
C え?ボストン市内なんですよね
K そうです。徒歩?バス?自転車?タクシー?
C 自転車にします
K 了解。持ち物に自転車を加えてください。
あと<自転車運転>技能は25%(笑)
C はーい(笑)
K ではクリスは石を取りに行きました。
C 「ぜえぜえ、はい、これです」
K 戻ってきたようです(笑)
並べてみると、確かに同じ印が描かれた石ですね。これが「古き印」だという確証はまだないですが。
C 「小難しいことはわからないので先生達に預けますよ」と言います(笑)
J 一瞬困った顔を浮かべますが、肩をすくめて受け入れます。
C お!受け取った(笑)
H 机に置かれた物品を眺めつつ…「どうしようか…」
K この日に特になにも決めないのであれば、書類と呪文のメモを預かる人さえ決まれば翌日になります。
C メモ誰か一晩研究した方がいいのでは?
J 教義のメモについてはジャーナリストや探偵氏に一任します。
H 『教義』は受取り手が無ければ、一晩預かります
K

ではメモはジョナサンが持ち、ヒルディが書類を。
それではこの日はお開きになります。

その夜、それぞれ書いてあることを調べますか?

J 二つの石と、「古き印の創造」について調査します。
H はい、英語であるならば調べます。
部屋には帰らず「アンノウン・ワールド」の編集部で。資料がありそうなので
K

了解。
ジョナサンはINT×8を振ってください。

J 10>10/99 成功
K

ジョナサンは「古き印の創造」呪文を覚えました。呪文から察するに、あの2つの石は古き印に違いありません。
精神力が注ぎ込まれているかどうかは分かりませんが、社長が夜の使者を呼びだしていたことから考えて、少なくとも社長のもっていた石には精神力が込められているはずです。
ヒルディは<母国語>をどうぞ

H Hildy: 100(1D100) = 100
C わーーー(笑)
J アル中め
H げ^^; 100/85 失敗
C ファンブルしたらどうなるんだろ?
K

ヒルディは読んでいる内に眠くなってきてわけが分からなくなりました(笑)。
しかし

H しかし?
K

単語のいくつかとそれが邪悪な存在だということだけは分かりました
<クトゥルフ神話>技能+1

H 覚えた単語をお願いします
K

覚えた単語は不明です。その時が来たら思い出すでしょう(笑)。

H 了解^^; 時限式か^^;

キーパーの独り言
 ヒルディの覚えた単語を教えろと言う要求は新鮮でした。
しかし言われてみれば当然の要求です。
ここでいくつかの神話的単語を並べるのも考えたのですが、それだと<クトゥルフ神話>技能とシステム的に相容れないので、時限式になりました。
やはりルールとしてまとめられている部分は、時として整合性がとれないのは仕方が無いことでしょう。


K

翌日26日木曜日。
午前中の便で、4人に招待状が届きます。
もちろんクリスには届きません。


御詫状

  この度は銀の黄昏錬金術会の会員だったポール・モーリス氏の不法行為により、貴殿に大きなご迷惑をおかけしたと聞き及びました。
会を代表する者として、大きく心を痛め、遺憾に思っております。
貴殿に心からのお詫びをお伝えするのと、貴殿が抱いているであろう銀の黄昏錬金術会への誤解を晴らすためにはどうしたらよいかを考えました。
こちらからお伺いするだけでは私が思っている貴殿へのお詫びの心も、会の実状を知っていただくにも足りません。
そこでご都合のよい日に銀の黄昏錬金術会の館へご足労いただき、会の真の姿を見ていただこうと思います。
 火、金、土のいずれかのご都合のいい日をその3日以内に連絡の上、ご希望の日の夜7時にボストンの銀の黄昏錬金術会本館へお越し下さい。
また貴殿のご友人にも同じくモーリス氏がご迷惑をおかけしたと聞き及んでおります。
ぜひお誘い合わせの上、ご足労いただければ幸いです。

精一杯のおもてなしの準備をしてお待ちしております。

銀の黄昏錬金術会
ジョン・スコット


キーパーの独り言
 実は詫状とは別に、モーリス社長の事件が表沙汰にならなかった時に備えて、普通の招待状も用意していました。
その場合はジョナサンにのみ届き、エドワード・コール博士の紹介により入会を認めるという内容でした。
このシナリオはとにかく導入がほったらかしなので、キーパーは四苦八苦しています(笑)。


K 再び5人がジョナサンの家に集まっています。今日はいい天気です。
一応4人で招待を受けようと決めたところです。
これでやっと前回のシナリオ終了時にたどり着いた(笑)。
C 一緒に協会に行けるのでしょうか?
K 一緒に会に行けるかどうかは相談次第でしょう。友だちも呼んでいいと書いてあるし(笑)。
H ジョナサン邸に行く前に、ジョン・スコット氏を調べることは可能です?
J 探索者たちに「古き印の創造」呪文のレジュメを配布しときます(笑)
K ジョナサン一応<母国語>を振ってください。
J 3>3/90 余裕で成功
ただしまだ作成の経験はありません
K OKですよ<経験無し。
レジュメ完成です。その数値なら呪文倍数も変わらずで結構です。
H 医学書のレジュメの方式で書かれたのでは?<ジョナサン
K ラテン語に翻訳してたりして(笑)
J それはどうだかわかりませんが(笑)

キーパーの独り言
 ヒルディの質問に、どうやって答えようかと思っている間に話が進んでしまいました(汗)。
どうもすみません(笑)。


C 顔が割れていない人間がいた方がいいかもしれませんね。どう思います?
クリスだけ協会に行かないでおく↑
J Chrisに賛同します。
K 「その方がいいかもしれませんね〜。」と、アンソニー(笑)
H クリスに同意します。
「確かに、何かあったときの保険になるかもな」
C ピーターさんはどうですか?
P それでいいとおもいます
C ありがとうございます、では別行動取りますね
協会の外で見張っておくとかのほうがいいんでしょうかね
H 四枚の招待状を見比べつつ…
「間違いなく、何らかの意図があって呼び出したわけだしな…。ただご馳走を食わしてくれるって訳ではなさそうだ」
K 「今日は木曜だから、行けるのは早くて来週火曜日ですか。」とアンソニー。
H 「ピーターと二人で下調べしてから、乗り込むか…」とピーターを見つつ。
「日曜日にチャリティバザーでもやってるかも知れないし…。なんせ『友好協会』だからね」と苦笑しつつ言います。
P うーん。
C 火曜日までに手分けして情報を集めたいですね
P では、ヒルディに付き合います。
C 会員の名簿とか入手できないでしょうか?
もしくは張り込んで出入りする人間の写真を撮って身元を特定するとか。
K 探偵らしいアプローチですな
C 「兄の失踪に関わっている黒幕が協会にいるような気がしてならないんです」拳を握りしめます。
H 図書館に「WHO’S WHO」的なものがあるのでは?
J 招待に応じた際に、建物内部の構造や警備状況についてわかる限りを調べときましょうか→ジャーナリスト諸氏
H お願いします。
こちらは外堀から埋めていくような取材を
K 「ぼくは図書館で関係しそうな記述を探してみようと思います。」とアンソニー
C 図書館の「WHO’S WHO」に銀の黄昏錬金術協会に所属しているかどうか書いてあるかも見ておいてとアンソニーに
人名録、紳士録などなど
K 「WHO’S WHO」って、人名録ですよね?
C そうです
H (あの頃の図書館には置いてあったと思います。それがある種ステイタスでしたから>keeper)
K 誰が所属しているか調べるんですか?
誰でもですか(笑)?
C 所属している人名をピックアップして欲しい(笑)
K 「わかりました。」とアンソニー
J 土地の登記簿とかどうなっているのでしょうか。
K 「図書館で分かるようならそれも調べてみます」とアンソニー
C クリスはボストン市内で聞き込みします。
出入りの業者や周辺の住民などをあたりたい。
K まずはクリスからいきますか。
C じゃあ、周辺住民の聞き込みを
K どんな感じで聞き込むのでしょうか?自分は何者だという説明で?
C 「さる金持ちが協会に融資をするのですが、その予備調査で、なに形式的なものです」って感じ
K なるほど。<言いくるめ>を3回どうぞ(笑)
C わあ(笑)
K 多数の対象に対するものです。
C

61><30><17
40%に対して2回成功です

K

では裕福そうな人が主に答えてくれましたが、「銀の黄昏錬金術会」は博識な社会的地位の高い人たちが集まる友愛会で、慈善事業や寄付などにも力を入れており、年々人数を増やしているそうです。

  融資はお金儲けという点でもステイタスという点でも良い考えだと賛同されました。
評判はいいようです。
更に聞き込みを続けますか?
C 怪しい感じはなさそうですか?目つきの悪い人間が出入りするとか?
K それは近所の噂という奴ですね?
C はい
K では<言いくるめ>を3回(笑)
C 70><21><50
一回成功
K 外国人が出入りしているようだという話は聞けますが、これと言って怪しいというイメージではないようです。
加えて<幸運>どうぞ。
C 96> 失敗
K では<目星>どぞ。
C 77>失敗(;^_^A アセアセ…
K はい。ではそろそろ日が暮れてきました。
クリスは終了(笑)
C 探偵失格だわ(笑)

キーパーの独り言
 シナリオ上、聞き込みで出てくる情報はほとんど無いのです(笑)。


K 次はヒルディとピーターです。
H ウイ
K ジョナサンも一緒かな?
J いや、診察で
K 了解(笑)
クリス<アイデア>
C Chris: 96(1D100) = 96
K あああ(笑)
C 失敗(笑)
K 了解です。
ではヒルディとピーターどうぞ。
C なんだったんだーーー!(頭を抱える)(笑)

キーパーの独り言
 成功すれば、彼を追跡している怪しい車の存在に気付きました。
それは後にヒルディを尾行する車でした。


K ではヒルディとピーターどうぞ。
新聞社へ?それとも図書館?
H 『ボストン・ヘラルド』へ
ピーターの同意があればですが
近日中に何かイベントを主宰していないか、それと共にかの協会がトラブルを起こしていないか調べます
P 同意
K では例によってフィリップ青年が迎えてくれます。

H 「やぁやぁ、悲しいサラリーマン青年元気かね」と軽い調子で
K 「お二人こそ最近お忙しいようですね。」どうやら新聞記事のことをほのめかしているようです。
「あ、ピーターさん、ライカ持ってきてくれました?」
H ピーターを肘で突付きつつ「ほら、ピーター^^」
P 持ってきてません。
K 「え?今度はもってきてくださいよ?約束ですよ!」
P 今度持ってくると言います
H

しょうがないなぁ…という顔をしつつ…
「まぁまぁ…今日はこれだから…」と胸元からフランス娘の写真を数枚、ちらりと…(勿論、あられのない姿の)

C うわ、すごい賄賂(笑)
K ではフィリップはヒルディの写真を目にして固まります。
「そ・・・そんなものどこで手に入れてるんです?」
H 「♪いろいろあるさ、いろいろね^^」と言いながら肩を抱き…
K 「なんですか?気味が悪いなあ。」そう言いながら、視線は胸元のポケットに釘付けです。
H 「…『銀の…』ああ、なんだったけ…ほら、あるじゃないか、高貴な人ばっかり集まる寄り合い」
K Keeper: 33(1D100) = 33
「もしかして銀の黄昏錬金術会ですか?」
H 「そうそう、『銀の黄昏錬金術会』! あそこって最近トラブル起こしてない?」
K 「トラブル・・・?いやあ、特に覚えはないですねえ。評判いい方だと思いますよ。
ははあ。またスクープ探してうちの新聞の在庫を漁りに来たんですね。
それより例の行方不明の真相を教えてくださいよ。絶対なにか隠してるでしょ」」
H 「隠してないよ、全然^^ 隠してるのは…」
…写真の下半身部分をずらして見せて、
「…ここだろ」と…にやり
C (うまいなあ〜)
K 「いいですけど・・・」と写真を見て
ヒルディの耳元に「それを渡してもらえるんですよね?」
H 耳元で囁き…「バーターだよ、バーター。相互信頼は必要だよ」
K バーターってなに(笑)?
H (ええと、等価取引の隠語で、悪い言葉です(笑))
K 了解(笑)
「仕方ないなあ。」と言いながらなぜか嬉しそうなフィリップが資料室のドアを開けてくれます。
「まったく、編集長になんて言い訳すればいいんだか・・・」
入ろうとする二人の前で
「あ、報酬をいただきます。」と手を出します。
H 「ばかだなぁ…同時に渡すのが条約だって、アル・カポネも言ってるじゃないか。同時に、だよ」
と、胸元から写真と邪心を出して、ひらひら
K 「いや、前払いにしていただきます。そうやっていつも誤魔化してばかりなんですからね!」
テコでも動きそうにありません(笑)
H 「見たくないんだ^^ すごいよ…」と写真の裏だけみせてにやり
K ヒルディは渡す気は無いんですね(笑)?
H いえいえ、家に帰れば、掃いて捨てるほどありますから
「しょうがないなぁ……」とまず一枚…
K おお、ではその1枚を受け取り、チラッと見てから鼻の穴を広げ、素早くポケットに収めます。
そして「ではごゆっくり。」
と言うと、なぜかヨロヨロと去って行きます。
さてやっと本題だ(笑)
H では、本筋を……(笑
『銀の黄昏錬金術会』の成立履歴…および、創立者
過去の活動内容と、外国人の参加…ですね
K 二人とも<知識>
H 15>15/60 成功
P 73> 失敗
K ではヒルディは、確か3年くらい前に長らく空き家になっていたあの建物が買い取られたというニュースがあったのを覚えています。
それを元に新聞を探してみると
H 68>68/75 成功
P 94> 失敗
K ヒルディは当時の記事を見つけます。
買い取ったのは「銀の黄昏錬金術会」
H 成功した情報は、ピーターに随時伝えます
K 銀の黄昏錬金術会は、数年前(当時)に設立された小さな友愛会だったが、年々人数が増え、この度歴史的価値のあるボストンの件の建物を買い取ったということです。
責任者はジョン・スコット。
魔術師であり、哲学者でもあるそうで、彼は全ての人類に幸せをもたらすための思索を行い、また富める者の力を、病める者、貧窮する者にも分け与え、ユートピアに近づくのが目的だそうです。
建物はなかなか古いもので、イギリスから渡ってきたある貴族が建てたもので、しかしその貴族はすぐに没落してしまったらしいです。
銀の黄昏錬金術会は建物を全面改修し、美しく蘇らせてボストンの名所にしたいと話しているというようなことが書かれていました。
H 「共産主義は、はやりだけど…魔術^^; やれやれ」と毒気づきます。
K 二人とも<母国語>
P 89> 失敗
H 68>68/85 成功
K 記事の片隅の、貴族がそこに建物を建てたという件で、その土地は街の開発が進んでも、その貴族が土地を買うまでは、なぜか買い手がず〜〜〜〜っと無かったということが書かれているのに気付きます。
H 「…南北戦争終わってから…買い手がつかなかった?いや……ボストンは…ん…?」
C いわくありげですね
H 「…独立戦争…以前??」
K どう進めますか?
H …まとめます…少々お待ちを…
1.移民以前に何かいわれが無かったか?
2.独立戦争以後に英国貴族がそこに眼をつけた理由は何か
3.なぜ、買い手がつかなかったのか?
4.ジョン・スコット氏が買ったとすれば、理由は? また、彼がアイリッシュ系移民であるかどうか?
…てなところですが、ピーターは、何か補足は?
P 特に。スコットて言うくらいだからスコットランド系ではとかぐらいで。
H スコッチ・ウイスキー造ってましたしね^^<ボストン
K そうなんだ
で、調べる内容は?
H 取りあえず、土地の云われから
K 了解。二人とも<図書館>
H 95>95/75 失敗
P Peter: 8(1D100) = 8
H おお!
C おお!
P 成功
K ピーターはどんどん歴史を遡ってゆき、やがてたどり着きます。建物の内壁に。
もはや新聞が存在していなかった頃の出来事で、とりあえずここにある新聞には書かれていることはなさそうです。
ということで二人は今日は終了(笑)。
H ああ!!

キーパーの独り言
 やっと成功したのに申し訳ないです(笑)。


K

その頃アンソニーは・・・
Keeper: 53(1D100) = 53
それなりに仕事を終えたようです。

では翌日27日金曜日。今日は小雨が降っています。
みなさん例によってジョナサンの家に集まり、昨日の収穫を話し合っています。
アンソニーですが、「銀の黄昏錬金術会」は友愛協会名簿には名前はなく、人名録にも記されていなかったと話します。
寄付の記録のところには何度も名前が出てきますが、最近のものばかりだそうです。
建物の由来については、土地を買い取って建物を建てた貴族のことからしか書かれていなかったようです。

C ジョン・スコット氏とは何者なんでしょうね?
K 「今日はこの後ジョン・スコットという名前でなにか見つからないか、図書館で探してみようと思います。」とアンソニー。
C 身辺調査をする価値はあるかもしれません。
H 「アレイスター・クロウリー氏とスターリン氏を混ぜたような人物? とにかくカリスマ性はあるようだね」
J 一同を見回して、不動産登記は調べましたか、と。
K 不動産登記はアンソニーが調べましたが、特に変わったところは見あたらなかったようです。
J 所有者は?
K 現在の所有者はジョン・スコット。
J 登記に記載がある、ということは住所も明らかですか
C そうそう、それそれ
K 住所というと、ジョン・スコットの?
C はい
K あの建物が住所になっています。
C 住んでいるのか…
K ところで一般的な知識ですが、新聞が発行されていない頃の資料は、役場か教会で見つかる場合があります。
H 「人別帳」と「物語」か!
K または図書館
この当時は古い日記なども図書館で保存されるケースもありました。
歴史的資料として。
では本日の行動予定が決まったら、今夜はお開きですかね。
アンソニーは図書館へ。
C 役場、教会は手分けしましょうか?
K なんの調べものもしないでいきなり訪ねていっても勿論OKですよ(笑)
C いえいえ、いろいろ調べないと(笑)
J 役場というのはボストン市のですか?
H どうしましょう? クリスは現場の張り込みと人物の調査というのは?
手分けならば…探偵職を生かして、役場…
C そうですね、調査はお任せして張り込みやってみたいですね
役場でもいいですよ
H こちらは口を活かして教会というのは?
K ではクリスは張り込み。
ヒルディとピーターは二人で教会ですか?
C ピーターさんが役場とか?
K ピーターは役場に行きますか?
あとジョナサンは・・・診察ですか(笑)?
J まあ・・・回診
K 回診ということは、少し寄り道も?
J 狭いクリニックですから・・・
K あ、呪文の事忘れてた。昨夜も時間がありますね。誰か覚えます?それと書類を読む人も。
H 夜は書類に再チャレンジ…昼は教会に行きます
C 呪文覚えたいなあ(笑)
K アンソニーは喜んで「夜の使者への呼びかけ」を覚えようとします。
Keeper: 26(1D100) = 26
覚えちゃった(笑)。
H うぁぁぁぁぁぁ!(笑
K クリスもレジュメは貰っているのでは?
J とりあえず「古き印の創造」呪文のレジュメは配布しています
C アンソニーは「毒蛇の腕」覚えてくれなきゃ(笑)
「毒蛇の腕」覚えようかな(笑)
K ヒルディは再び<母国語>
他に呪文を覚える人は?
H 79>79/85 成功
C はーい
支配と毒蛇、どっちがよろしいかしら?
K どれを覚えますか?「古き印」意外はジョナサンに本文を借りるかレジュメを貰わないといけませんが。
ところでピーターは役場に行くの?行かないの?
P 役場に行くという事で
K 了解
C 毒蛇は難しいんですよね?INT高い方がいいのなら毒蛇にしたいです。
J 呪文倍数いくつでしたっけ→毒蛇の腕
K 4です。
ジョナサンは本文を渡す?レジュメを渡す?
J 本文渡しちゃいます。
C 借りちゃいます
K ではクリスですが、ざっと読んでみて、それが両腕を毒蛇に変えて殺戮の限りを尽くすという恐ろしい呪文だと分かりますが、それでも覚えますか(笑)?
C うわ、こわ〜〜
でも覚えます。
K ピーターは古き印を覚えませんか?
クリスINT×4ロール。
P それじゃ、覚えます
C 72%以下ですね(INT18×4)
Chris: 37(1D100) = 37
成功
覚えてもうた…
K 了解。ではクリスは毒蛇の腕「コルーブラの腕」を覚えてしまいました(汗)。
C 使わなきゃいいんだ、使わなきゃ♪
H 持ってると使うのが、呪文とクレジットカード♪
C 言い得て妙(笑)
K ヒルディも古き印?
H パスです^^;<古き印
K 了解
ではピーターINT×8
P 25>成功
K また毒蛇の腕は恐ろしく精神力を消費する呪文でもあるようです。
そしておそらくSANも(笑)
ピーターも「古き印の創造」を覚えました。
C なに!聞いてないよ〜〜(笑)
使わなきゃいいんだ…使わなきゃ…(滝汗)
J 古き印ですが、その効力等についてはわからないわけですね?
K 古き印の効果ですが、今分かるのは魔物に対する護符。
それに夜の使者の召喚と従属に必要ということですね。
C 人数分作った方が良いのかもしれないですね?>印
K また古き印は活性化させるにはある程度永久的に精神力を失うらしいです(笑)
C むむう、ただの石ころではないんだなあ
奪った印はもう精神力入れなくてOK?
K クリスの発見した石の方は活性化されているかどうかは不明です。
普通に考えたらされていると思うのですが、明日しよ〜〜〜っと思ってそのままだったのかもしれません(笑)
H いいかげんな(笑
C ロークの勤勉性にかかっているわけですね(笑)
J 2つの石を比べて、違和感のような感触はありますか?
K ジョナサン<幸運>
J 44>44/55 成功
K 全然分かりません(笑)
J ・・・。
K 「夜の使者を呼んでみたら分かるかも」とはアンソニー(笑)
C ところでマジックポイントゼロになったら気絶ですか?
K はい
C コルーブラって消費マジックポイント12って書いてあるんですが
クリスのMP12
K そうなんですよ〜(笑)
C 発動と同時に気絶?
K 恐らく気絶したまま、近くにいる者を見境無く襲うでしょう(笑)
C うわあ
K 一人で敵の大群の中に飛び込んで使ってください(笑)
C 単独行動時にのみ使用っと(._.) φ メモメモ
H なんだかもやもやした謎を残しつつ…お疲れ様でした^^ また^^

第15回セッション終了

 


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