K |
向こうは主にカール・スタンフォードがしゃべっています。
ボディーガードはごつい方がマックス・リードで、若い方はグレン・パルマーと紹介されます。
パルマーですが
全員<目星>
Keeper: 49(1D100) = 49 |
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H |
<74>74/25 失敗 |
J |
<32>32/29 失敗 |
K |
誰も成功しなかったか・・・(笑)
目星担当はピーターでしたね(笑)
では続けます。
「この度は当会に所属していたポール・モーリス氏が皆さんに多大なご迷惑をおかけしたとのこと、この通り深くお詫びさせていただきます。」と、言い出したのはスコット代表
すぐにスタンフォードが「私からもお詫びいたします。」と続けます。
「詳しい説明はスタンフォードからお願いしよう。」とスコット。
スタンフォードはスコットに軽く頭を下げ、こちらに向き直ります。
「私どもも現在詳しいことを調べているところで、はっきりしたことは分かっておりません。
しかし皆さんにご迷惑がかかったということだけははっきりしましたので、失礼ながら招待状を出させていただいた次第です。
まず確認のためにお聞きしたいのですが、皆さんはどのような事件を目撃されたのでしょうか?」
そう言って3人の顔を見回します。 |
J |
キーパー、ポール・モーリス氏の失踪に関して公式(世評・新聞記事)ではどうなっているのでしょうか? |
K |
「何者かにさらわれた」となっています。 |
J |
自ら姿を消した、とはなっていないわけですか? |
K |
はい。「さらわれた」です。 |
H |
目撃者として、4名の名前が公表されている。と思っていいですか? |
K |
はい。その通りです。 |
J |
すると弁護士の失踪事件とか競合会社社長の変死事件との連関は? |
K |
今のところはまだ関連があるという記事は見あたらないですね。
ただし大コウモリについては、数日前に娘が目撃したというのは話しています。 |
H |
「ボクらもたまたま、現場に居合わせただけで……」と言葉を濁します。ジョナサンとアンソニーをちらりと見ながら。 |
K |
アンソニーは小さくなって、スタンフォードと目が合わないようにしています。
「はい。で、なにを目撃されました?」とスタンフォード。 |
H |
「警察に語った通りですよ」と言います。 |
K |
「もしかして皆さん、奇妙なものを見たので、話すに話せないのでは?」そう言うスタンフォードの顔はまじめです。 |
H |
「奇妙なもの? たとえば?」とスタンフォードを見返し、真意を探ります |
J |
「正直のところ、何がなんだかわからないのです」と言います |
K |
スタンフォードは少し間を置いてから
「銀の黄昏錬金術会は名前からもお分かりのように、魔術までも含めた思考実験を楽しみ、友愛を深めるための会です。
勿論現代社会で魔術を実践しようなどと言うばかげた考えは持っておりません。
代表のスコット氏も魔術師と呼ばれてはいますが、まあ雰囲気を高めるためだと思ってください。」 |
J |
Jonathanはきょとんとしています。 |
K |
「しかしそのような思考実験を楽しむには、それなりのバックボーンが必要になります。
それで当会にはいわゆる魔道書と呼ばれるような本も用意されていました。
モーリス氏は・・・どうやらその本の記述を信じ込んでしまったらしく、少々様子が変でした。
どうやら本の一部を黙って書き写し、そこに書かれていた魔物を召喚する呪文を実際に試していたフシがあるのです。
まさかとは思いましたが、モーリス氏の行方不明事件と、あなた達の証言や、今みなさんの様子から・・・まさか実際に魔物を目撃されたのかと、そう思っているわけです。」 |
J |
ちょっと待ってください、魔術云々はニュースに出ているのでしょうか? |
K |
出ていません |
H |
「まるで、魔物を良くご存知のようなおっしゃりようですね」とスコットとスタンフォードの両名を見比べて |
K |
「勿論あくまで思考実験を楽しむための資料としてはその本も読みました。」 |
J |
「私はミスター・ポール・モーリスが何か未知の巨大生物を購入・飼育して手懐けていたではと推理していたのですが。魔術ですか!?」 |
K |
「やはり奇妙な生物を目撃されたのですな!巨大生物!?」 |
J |
表情を読み取ります |
K |
心理学どぞ。
Keeper: 70(1D100) = 70 |
J |
<73>73/51 失敗です |
H |
スコットの表情を盗み見ます |
K |
スコットですが、目を閉じて動きません。その死人のようなひび割れた皮膚が目を引きます。
したがってそれ以外は分かりません。 |
J |
「まったく、煙に包まれたかのような事件だったのです」
再びスタンフォードの表情を伺います |
K |
「なるほど。しかし結果我が会の会員であるモーリス氏のせいで、みなさんにご迷惑をおかけしたというのは間違いないようです。」
どぞ<心理学> |
J |
<74>失敗 |
K |
その辺のロールは勝手に宣言して勝手に振っちゃっていいですよ。無効なときは無効にしますし。
「まったく申し訳ないことをいたしました。
さて、もう一つ懸念しているのが、そのような事件の結果、皆さんが当会に対して大きな誤解をされているのではないかということです。
そこでぜひ我が会のことを知っていただきたいと思っております。」 |
H |
「誤解というと?」 |
K |
「モーリス氏の行方不明に至る不審な行動が、当会と関わりがあるのではないか、というようなことです。」 |
J |
「ミスター・モーリスは仕事上のストレスを抱えていたそうですが・・・」 |
K |
「確かに。なにやら契約の問題で頭を痛めていたそうですな。工場の経営もままならない状態だったとか。お気の毒なことです。」 |
H |
少し困ったような表情をして「招待状が届くまで、この協会の存在も知らなかったのですから、誤解しようもありませんよ」とスタンフォードに言います。
「ただ、招待状を頂いてから、どんな活動をされているかは、興味が沸きましたけれど」 |
K |
「そうでしたか。それは失礼いたしました。
せめてその興味を満たさせていただきたいと思います。
会の説明をさせていただいてよろしいですかな?」 |
J |
「どうぞ」 |
K |
「ありがとうございます。
銀の黄昏錬金術会は、ジョン・スコット代表が中心となり、いわゆるフリーメイソンとしてルールと秘密を守り、様々な知的活動を楽しもうという会でありまして、活動資金は寄付金と会員からの会費でまかなわれ、余裕が出来れば各種慈善事業なども行っております。
また毎週土曜には晩餐会を開いており、会員は自由に参加できます。
と言うようなわけで、大人が楽しみつつ社会に貢献してゆこうというのが趣旨ということになりましょうか。
これ以上の説明は、実際に会の様子を見ていただくのが一番分かりやすいでしょう。」 |
H |
「ルールや秘密…ですか。かなり物騒なものも交じっているようですが」 |
K |
「とんでもない!ルールと秘密を守るのはフリーメイソンとしては最低限の仕組みです。
しかも我が会のそれは基本的には形だけでして、ほとんど雰囲気を増すためのものなのです。
まあ・・・違法という点では・・・飲み物に関しては現行の法律と少し食い違うところもありますが。」そう言ってくすっと笑います。 |
H |
「ええ、勿論、ハイソサイティな倶楽部にはあってしかるべきものです」頷きながらスタンフォードに言います |
J |
「先ほどのお話では、魔物の召還がどうとかおっしゃっておられましたが、どういう趣旨なのでしょうか?」 |
K |
「当会には3つの段階がありまして、新入者、修練者、教師の3つなのですが、
それぞれテーマがありまして、新入者は科学、修練者は哲学、教師は魔術を学ぶと言うことになっているのです。」 |
J |
「科学、哲学はわかりますが、魔術とは?」 |
K |
「魔術と言ってもどちらかと言えば現在の科学では解明できないことを話し合う思考実験ととってもらえれば一番しっくりくるでしょう。要するにこれも雰囲気を増すための名称なのです。」 |
H |
「交霊会とか?」 |
K |
「降霊術は人気の高い話題ですな。晩餐会の催しの一つとして行ったこともあります。」 |
J |
「それとミスター・モーリスの不可解な失踪とはどう結びつくのでしょうか?」 |
K |
「魔術と言われれば誰でも荒唐無稽なものだと思います。
そこで思考実験を楽しむためには、それなりに説得力のある資料が必要になるわけです。
それでいくつか用意していたオカルト本や魔道書の中の1冊を、モーリス氏は信じ込んでしまったらしいのです。
それはそれで心配でしたが、まさか魔術が効果を現すなどとは思えませんし、とりあえずは様子を見ていたのですが、そこに大コウモリの噂と行方不明事件ですから、まさかと思いつつも真実を確かめたかったのです。」 |
H |
「良ければ教えて頂きたいのですが…この協会では大コウモリの事をなんと呼んでいたのですか?」 |
J |
「いわゆる大コウモリについて何かご存知なのですか?」 |
K |
「さて、長くなってしまいましたな。他に質問がなければ・・・おっと、大コウモリですか。」 |
H |
「先ほど資料があるようなおっしゃりようだったので」 |
K |
「実はモーリス氏が夢中になって読んでいた本に、大コウモリのような怪物、その本では夜の使者と書かれていましたが、それを呼び出して従属させるという呪文めいた物が書かれていたのです。
しかもモーリス氏はそのページを詳しく読んでいたフシがありまして・・・・
お分かりいただけましたかな?」 |
H |
「なるほど、いや、お話の腰を折り申し訳ありません」
(アレを思い出して、内心びくびく…) |
K |
「よろしいですか?」>ジョナサン |
J |
「しかし呪文で大コウモリが出てくるわけはなし、実際に目撃例があるというのはどういうことなのでしょう?」
否定しておいて反応を見ます。 |
C |
(うまく渡り合っているなあ…) |
|
その3つとは、深遠なる神秘に隠された真実にたどり着くために、あらゆる障害に対して真摯に立ち向かう。
銀の黄昏錬金術会の規律を厳守する。
銀の黄昏錬金術会の秘密を厳守する。
これだけです。勿論破ったからと言って罰則もありませんが、そこは大人としての節度を持っていただくということで。
いかがでしょうか?」
アンソニーはヒルディとジョナサンの顔を見比べています。 |
H |
いぶかしげにスタンフォードの言葉を聞いています |
J |
「その前にお聞きしたいのですが、本来の入会の条件ですとか、会則・秘密とはどういったものでしょうか?」 |
K |
「本来は、まず紹介が必要です。しかしジョナサン・クラークさん、あなたの紹介はいただいております。
それに会にふさわしい人物かどうかの査定も行っています。先ほどの大人としての節度があるかどうかと言ったようなことですね。
会則はさっきお話しした通りで、秘密は・・・さっきから私が言っている雰囲気を盛り上げるためというような部分ですな。本来はもっと秘密めかして、その謎めいた部分も楽しんでいただいているわけです。」 |
J |
「紹介とは、会員による紹介、ということでしょうか?」 |
K |
「その通りです。」 |
J |
「では、何らかの理由で紹介者が退会、あるいは除名となった場合にはどうなるのでしょうか?」 |
K |
「いったん入ってしまえば紹介者は関係ありません。」 |
J |
「なるほど。」では年会費とドレスコードの有無等を聞きます。 |
K |
年会費は皆さんは1年間は無料ですが、本来の会費を聞くと、普通なら目玉が飛び出るような額ですね。相当高収入な人でないと払いにくいでしょう。
ドレスコードって、服装の規則ですか? |
J |
ですね→ドレスコード |
K |
やはりそれなりの服装、要するに正装は必要なようです。
「さて、いかがいたしましょうか?
こちらとしては、ぜひ入っていただいて、楽しんでいただきたいと思っているのですが。」 |
H |
「ボクには紹介者がいない訳だ」と肩をすくめます |
K |
「勿論皆さんは紹介者は必要ありません。言ってみれば私とスコット代表が紹介者ですから。」 |
H |
「えらく気に入られたものですね」とジョナサンを見ます |
J |
探索者二人をちらと見やり「ちょっと相談が必要かと思うのですが」 |
H |
ジョナサンに頷き同意します |
K |
「なるほど。分かりました。ではロビーでお待ちしております。」
そう言って4人は出て行きます。 |
J |
応接室を眺め回しながら「諸君はどうするかね・・・」 |
H |
「さて…」大きなため息をつきつつ…
「どうしたものやら。ちょっとやそっとじゃ返してくれないぞ、あの調子じゃ」と苦笑い |
K |
その後は反応無しです。 |
C |
うーん、どうしようもないですね、裏口行ってみます。 |
K |
裏口前に来ました。 |
C |
鍵は? |
K |
試してみるんですね? |
C |
ええ、かかっているかどうかだけ。 |
K |
かかっています。 |
C |
入ってもしょうがないし…
ヒルディ、ジョナサン、アンソニーが出てくるのを待ちましょう。 |
K |
了解。では中の3人はどうします? |
J |
お手洗いを済ませてから、出てきます。 |
K |
ジョナサンは建物の外に出るのですか? |
J |
はい。
図書館利用は、いつでもいいのですよね。 |
K |
お手洗いには2つドアがついていました。
ジョナサンがロビーに出てくると、ドアボーイが「お帰りですか?」
図書管理用は建物が空いているときはいつでも可能です。
建物が開放されているのは火、金、土です。 |
J |
「ああ、楽しませてもらったよ」 |
K |
「はい。ではコートルームでお上着をお受け取り下さい。」
ということで、コートルームでコートルーム係に上着を返してもらい、出てきます。
外に出ました。
クリスはジョナサンが出てきたのに気付きます。 |
C |
「あ、先生!」運転手の振りをして駆け寄ります。 |
J |
うなずき、車に乗り込みます。 |
K |
質問したいのはやまやまですが、黙って車に乗ります |
H |
取り合えず、ジョナサンの後を追います。 |
K |
ヒルディは<目星+20> |
H |
<64>64/30+20 失敗 |
K |
ではヒルディはジョナサンがいなくなったのにまだ気付いていません(笑) |
H |
では、アンソニーを誘い、この場を退散しようとします。 |
K |
ところで通路の左壁にはまだ開けていないドアがあるのは分かっていますよね? |
H |
え? あ、忘れていました |
K |
やはり(笑)
外に出ますか? |
H |
チャレンジ、OKですか?(貯蔵庫に二枚ドアがあると思い込んでました) |
K |
はいOKです。
Keeper: 70(1D100) = 70
では<幸運>どぞ>ヒルディ |
H |
では、何気ない振りをして、通路の奥に
<16>16/55 成功 |
K |
了解ヒルディはまた通路に入りました。一人です。 |
J |
おおっ |
K |
奥の扉を開けますか? |
H |
まず、聞き耳を |
K |
物音はしませんね。 |
H |
では、そっとドアノブに手を掛け、回します |
H |
はっ、として床に耳をつけ、もっと聞いてみます |
K |
了解<聞き耳-15> |
H |
<71>71/25-15 失敗 |
K |
気のせいだったかもしれません(笑) |
H |
一度、帰ります |
K |
了解。
ラウンジに戻りました。アンソニーが泣きそうな顔で近寄ってきます。
「どこ行ってたんですか〜!黙ってどっか行かないでくださいよ〜(泣)!」
もう半数くらいの会員は帰っているようです。 |
H |
アンソニーに耳打ち。「一度、出直そう…」 |
K |
では二人とも屋敷を出ます。
めでたく全員合流できました(笑)。
今後の方針を決めて、今夜はお開きですかね。 |
H |
とりあえず、地下室の出来事をみんなに話します |
J |
興味深そうに聞きます。 |
C |
そこは怪しいですね
いかにも(笑) |
K |
「地下室?え〜、僕も行きたかったな〜。」とアンソニー。 |
H |
とても一人では無理です。あの先は。 |
K |
とりあえず明かりがいるでしょう(笑) |
C |
と言うより、みんな入会したことに驚きます(笑) |
H |
「場の勢いは怖いねぇ」と頭をかきながら、クリスに(笑 |
J |
侵入はChrisがお手の物ですねえ・・・ |
C |
ですね、手引きしてください(笑) |
K |
「でも料理もお酒も最高でしたね!僕あんなに美味しい物食べたのは生まれて初めてですよ!」とアンソニー(笑) |
C |
脳天気やなあ(笑) |
K |
INT8だし(笑) |
H |
でも、新進気鋭の作家(笑 |
K |
裸の大将みたいなやつなのかも(笑) |
J |
読者層たるやいったい・・・ |
H |
『アンノウン・ワールド』だけに誰も知らない(笑 |
C |
地下室の探索は次回やりたいですね。 |
H |
ええ、ともあれ準備を整えて |
C |
スコット氏怪しいなあ |
K |
精一杯いい人を演じたんだけどなあ(笑)<スコット達
|
C |
(笑) |
K |
ではどのような計画で?
さっきは運が良かったのですが、基本的にはあの扉の前には召使いが立っており、入るのを禁止しているようです。
警察関係の偉いさんもいましたし、買収は完璧な様子ですね。
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J |
警報装置等は見当たりましたか? |
K |
警報装置の類はとりあえず眼にしていません。
当時はほとんど無かったでしょうし。
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H |
ともあれ、地下室潜入の日取りですね
合間が空くようであれば、その間に調査も |
J |
普通に出入りしつつ、潜入の機会をうかがうということでどうでしょうか。 |
C |
機会が出来たら中から手引きしてください |
K |
普通に出入りしていたらいつの間にか教師(マスター)になって、銀の黄昏錬金術会の中心人物になってたりして(笑)。 |
H |
ミイラ取りがミイラに…。怖い怖い^^; |
J |
権力闘争で幹部を闇に屠るとか?(笑) |
K |
そうだ全員<INT×3>を振ってもらいましょうか。
Keeper: 71(1D100) = 71 |
J |
<100>失敗 |
C |
<17>成功 |
H |
<28>28/42 成功 |
K |
アンソニーは勿論失敗(笑)
クリスは話に聞いていた情報を思い出します。ヒルディは自分の耳で聞いた情報ですね。
モーリス氏は自分を「銀の門の守護者」と言っていましたが、今日スタンフォードが説明した階級にはそんなものは出てきませんでしたね。 |
C |
おお! |
H |
そういえば…マスター以上か、裏階級がある? |