Call of Cthulhu リプレイ50

ヨグ・ソトースの影
キャニッチの魔女団 その19

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
クリス・オニール(C プレイヤーはVALIS氏
私立探偵 21歳
グレッグ・イーガン(G プレイヤーはpsan氏
スリ師 25歳

※背景画像はLITHOS(http://www.lithos-graphics.com/contents.html)さんに掲載されている画像の一部を加工して使用しています。


K 車中で話をしていたところでした。
J はい。
K 「助手のアダムという方以外とは詳しい話はしていなかったので、私にははっきりとは分かりませんでしたが、ヘンリーさんの警戒しているのが、どうやらこの辺りで魔女と呼ばれている存在に対してのことだというのは言葉の端々から推測できました。
魔女というと眉唾物に聞こえるでしょうが、この辺りでは昔からそんな伝説があり、また発掘現場では異常な出来事が繰り返されていたのも事実なのです。」

G (けっこう情報もってるのかも<アンガス)
J そういえばアダム氏に関する情報は雇用主から伝えられていますか?
K 雇用主からは一切聞いていません。手紙には名前が出てきましたけど。
J 「発掘現場で起きた異常な出来事とは?」尋ねます。
K 「物が無くなるのはよくあることで、突然岩が転がり落ちてきたり、折れるはずのない支柱が折れて生き埋めになりそうになったり・・・
ヘンリーさんが誰かに狙われていたのは間違いないと思います。でも私が許せないのは、ヘンリーさんを狙った奴らが、ヘンリーさんに憧れていた妹の気持ちを利用し、もてあそんだことです。
絶対に魔女の正体を明かさずにはおれません。」
C 「妹さんが被害者だとお考えなんですね?」
K

少し困ったような悲痛な顔になります。
「・・・すみません。ヘンリーさんやその縁者にすれば、妹も加害者ですね。それは確かだと思います。
でも妹は利用されたんです。彼女がなにをさせられたのかは分かりませんが、ヘンリーさんのためになると思ってのことだったのは間違いありません。」

J 肯きます。
「妹さんの他に村の住人で発掘調査に関わっていた者はいましたか?」
G 「妹さんと接点があったのは誰です?」
K

「発掘調査に関わっていたのは、マーガレット以外では私とマッコーリー兄弟以外にも5〜6人いましたが、気味悪がってすぐ辞めていきました。
妹と接点と言えるものがあったのは・・・・私とヘンリーさん以外には・・・・
よく分かりません。王様の頭亭のおやじくらいでしょうか。勿論近所づきあいは普通にしていましたが。」

J 「王様の頭亭の亭主は店はどうしていたのだろう?」
K

「店と言いますと?」

J 「発掘を手伝うあいだ、食堂はどうしていたのだろうと」
K 「あ、すみません。店主は発掘には来ていません。店主の話はグレッグさんの質問に対するものです。」
J 了解です

キーパーの独り言
 チャットでは発言のタイミングがずれるので、こういうことが起こりやすいですね。


G 「どうも俺には妹さんを利用した人物が見えてこないな」
K 「私もです・・・妹はその話になると口を閉ざしてしまうのです。」
J Gregは郵便局長の話を聞いてませんでしたっけ。
G 外にいました
C 「単刀直入に言ってアンガスさんは誰が黒幕だとお考えですか?」

K 「分かりません・・・マッコーリー兄弟がそいつに雇われていたのは間違いないと思うのですが。」
C (妹は利用されていたのではなく、一味という可能性もありますよね・・・
逆上しそうなんで言わないですけど)
K ありますね(笑)
J (可能性は、ありますね。)
G (最初はそう思ってました)
「妹さんがなにかの集会に出てたとかないのかな?」
K 「言われてみれば、集会という言葉を何度か聞きました。」
G 「出かける日とか何曜日だったとか憶えてますか?」
K 「不定期だったと思うのですが・・・たまに月がどうのと言っていました。」
C (なるほど!)
G 「新月だとか満月ということ?」
K 「そうだったと思います。」
G 「じゃ次の満月や新月に尾行するかい?」
K 「私もそう思ったのですが・・・・・・ヘンリーさんが行方不明になって以来、その集会に出る様子は無いんです。」
G 「とにかく何処に行っていたかが問題だね」
K 「はい・・・」なにか考え込んでいます。
G 「そこに利用した人物がいそうだということだね」
K 「そうかもしれません。」
G 「でも集会とかに行く日を宿の親父は気付いてるかな」
K 「どうなんでしょう。行くのは店も終わってからの夜遅くでしたし。」
G (マクギリヴレイとか知ってそうだけど<マーガレットの動向)
J 「前に村で赤ん坊の失踪など不審な事件が発生していると聞いたが」

K 「ああ、マクラー夫婦の赤ん坊ですね。まだ1歳だというのに、気の毒なことです。」
J 「見つかるといいのだが」一呼吸おいて、イアン・マクドナルド氏について尋ねます。
K 「イアン・マクドナルド?」
ジョナサンはその名をどこで聞きましたっけ(笑)?
J 「伝承とかに興味がおありなら、罠師のラビーか、地主のイアン・マクドナルドに聞けばなにか教えてくれるでしょう。」
と、アンガス氏に聞きました(笑)
K あ、失礼。キーパーの勘違いです。すみません。
似たような名前が多いので(笑)

キーパーの独り言
 ジョナサンのプレイヤー、マリネラ島 島猫さんの記憶力には驚かされまくりでした。
キーパーが忘れっぽすぎるだけかもしれませんが(笑)。


J 益々気になる・・・
K えへ(笑)
J これから、マクドナルド農場に向かう・・・と思うので、聞いておこうかと。
G 「酒好きときいたけど」
K 「マクドナルドさんは真面目な地主さんです。確かにお酒を呑んで話をするのが好きそうですが。
僕はあまり面識がないのですが、この辺では困ったときにはマクドナルドさんに頼ればいいというのが定説ですね。」
G 「宿の親父はほら吹きあつかいでしたよ」
K 「ああ・・・・・どうも王様の頭亭のおやじとはそりが合わないみたいですね。似たようなタイプだからかもしれませんが。」
J 似たようなタイプ・・・話し好き?
G (笑)
「じゃこの酒毒でも入ってたりして」包みを見る
K 「話好きみたいですよ。でも美味しいお酒が大好きだという話ですから、毒は入ってないでしょう。」
G 「いや冗談ですよ」
K ちなみに現在は車を停めて話しています。
「ではそろそろ件の農場に向かいますか?」
J マ~猫はOKです。
G 「あと気になってるんですがアンガスさんが魔女たちの仕業だと確信したのはなんなんです」
K 「発掘現場での体験と、ヘンリーさん、そして妹の態度ですね。尋常ではありませんでした。」
G 「まだ話してないことはないんですか?」
K 眉を寄せて顔をふせます。
「皆さんには出来るだけ正直に知っていることを話しています。
しかし妹のプライバシーに関することは、あまり赤裸々に話せないことをご理解下さい。ほんとに心苦しいのですが。」
G 「話したくなったら話してください」
J 「なにか最近村で起こったことで不審に思ったことでも、構わない、思い当たる節があったら教えて欲しい。」
  (ではそろそろいきますか)
K 「さっきの赤ん坊の誘拐事件は、妹やヘンリーさんの件と関連があると思っています。
あまりにも異常なことが連続して起こりすぎていますし。」
C

「そうですね、赤ん坊は何らかの儀式の生け贄とか・・・」

K 「生贄・・・・・・」
G 「ではいきますか」エンジンをかけているならゆっくり動き出します
J どうぞ
K では出発します。いいですか?>クリス
C

あ、どうぞ〜

G 農場へ向けて移動します。
J 「郵便局に貼ってあった、指名手配だが」
K 「ああ、ベルフェゴールとかいう外国人ですね?それが?」

G 妹のプライベートに関わること知りたいです
J 「ヘンリー氏が甥・・・我々の依頼人であるジェイコブ氏に送った手紙にベルフェゴールの名があったらしい。」
G じゃあそのときからいたんですね
「あやしいおっさんだな」
K 「なるほど・・・・・・それは怪しいですね。キャニッチにいるんでしょうか。」
J 「詳しい事情は知らないが、敵のリーダーとなっていると書き送っていたそうだ」
K 「ではそいつが妹を・・・・・」
目が怒りに燃えています。
J 「まだわからない・・・ヘンリー氏も行方不明だし。だが関与している可能性は否定できない」
K 「調べてみる必要がありますね。」
車は動き出しました。
J 「指名手配の内容を見る限り、かなり凶悪な、危険な人物のようだ。」
K 「こっちもそのつもりで準備する必要がありますね。」
どんどん民家が見えなくなり、木のトンネルのような道を進んでゆきます。
J 「協力者にも注意しなければならないだろう」
低い声で伝えます。
K やがて木のトンネルを抜けると、草の生えた丘陵地帯に入って行きます。
緑の中にぽつぽつと動いている白い点はどうやら羊のようです。

G のどか
C のどか
J 荒涼としていますね・・・。
日本の高地の農場だと、もっと樹木が多いですしね。
K そうですね。
スコットランドの高地地帯はだいたいこんな感じのようですが。
G ついてくるやつらがいたらすぐわかりますね
K そうですね。今のところ尾行車はなさそうです。
「協力者に注意とはどういうことです?」
J 「リーダー、ということは部下がいる、ということだ。それにこの土地で地元に協力者がいなければ、とても活動し難いだろう。」
K 「そうですね・・・。私も単独犯ではないと思っていました。」
やがて道の向こうに、牧草地の中のオアシスのように少し木が集まっているところに向かいます。
  近寄ってゆくと、レンガ作りで煙突から煙もくもくと出している古風な建物が見えてきます。
どうやらイアン・マクドナルドの住むコザーロッジのようです。

G おお
J 凄く雰囲気良いですね
C いいですね〜
G 馬車の方がよかったかも
K ボロボロの車で近寄ってゆきます。
G 時間は何時です
K 時間は11時半です。
話が長くなって遅くなりました。
どうやら駐車場に使われているらしいところに着きました。他にも2台の車が停まっています。
G その二台は見憶えないですよね
K 見覚えはないです。トラックと大型の乗用車ですね。
G じゃその横にとめます
K 了解。
まわりはまだまだ車を停めるスペースがあります。
J トラック・・・
G なんかありましたっけ
J 荷台を、チラりと覗きます
C ナンバー控えることは可能ですか?
K 勿論可能です。
C では2台とも控えておきます、手帳に。
G 働いてる人はいますか?
K 近くには馬屋もあるようです。何頭かの馬の鳴き声が聞こえます。
見回してみると、遠くで羊の群を管理しているらしい人が1人。
建物の中にも数人の人の気配があります。

J カーテンの影から覗いていないかさりげなく確かめます
K カーテンは全部開いてますね。窓の一つに、おばさんの顔がひょこっと覗きました。
すぐにひっこみます。
J まさか、団地の主婦と同じ顔?
K そして建物の中から、窓から覗いていたおばさんが出てきます。
G 車から降りてからChrisに酒のつつみを手渡します
C え、なんで??
G いや誰でも良いんだけど<酒
じゃ持ってます
C お願いします>グレッグ
K 団地の主婦とは違う顔です(笑)。
近寄ってきます。
「あらあら、お客さんね?どちらからいらしたのかしら?もしかして約束してました?」
J 帽子を脱いで挨拶します
「アメリカから参りました。約束なしに申し訳ありません」
K 「あらあら、アメリカから!?遠くからいらしたんでえすねえ。あ、約束なんていいんですのよ。
ただ主人は今ちょっと出かけてますので。もう少しで戻ると思うんですけど。」
J 「ミスター・ヘンリー氏の親族に依頼されて、彼の安否を尋ねに参ったのです。
地元の名士に挨拶をと思いまして。」
K 「ヘンリーさん・・・ああ、行方不明だと聞いてますわ。お気の毒に・・・」
彼女の表情は、どうも死体が見つかったのも知っていそうな感じです。
J 「そうですか・・・待たせていただいても構いませんか?」
K 「勿論ですとも。中へお入り下さい。あ、申し遅れました。私はイアンの妻で、クリスティーンと申します。」

J 「私はジョナサン・クラーク、ボストンで医師をして居ります」
G また増えましたね
K 増えましたねえ(笑)
C 覚えきれない(泣)
J 他のメンバーも紹介します。
C 会釈します。
G おなじく
K 中へ通されます。両開きの入り口を入ったすぐの部屋は、まるで居酒屋のような様相です。
G よろこんで(笑)
J くすねちゃダメ(笑)
K 「よろしくお願いいたします。今お昼の用意をしているので満足にお相手も出来ませんが、軽いものでも出しますので、どうかおくつろぎ下さい。」
全員にイスを薦め、すぐに台所らしきところに入って行きます。
奥の方では数人が忙しく働いているようです。
G くすねたい(笑)
J 少なくとも、ここの主人が泥酔するまでは<PsanGreg氏
G 了解
K すぐにクリスティーンが飲み物を載せたお盆を持ってきます。ホットミルクのようです。
J 山羊乳だったりして
とりあえず頂きます
C 礼を言って口をつけるふりをします。
G 母乳だと怖い
C 母乳は成人の人体には良くないのです(笑)
K 「とりあえずは絞り立てのミルクをどうぞ。主人と話をしてくださるのでしたら飲んでおいた方がお身体のためですわ。」
どうも羊の乳のようです。
G よかった
J ごくごくのみます。
胃壁を防護(笑)
G いただきます
K 部屋の周りには様々な物が置かれていてにぎやかですが、それに法則性は見いだせないですね。
どうもコレクターというのとは違いそうな感じです。
J ヴンダーカマー?
K 天井が狭いので三方に面した窓に目が行き、屋敷の中にいるのにまるで外でくつろいでいるような気分になります。
G 猟銃とかありますか
すぐぶっぱなす親父じゃないと良いけど
K 猟銃も飾られていますね。3丁掛かっています。
G ひえ
J アラモ砦のようにここに立てこもって・・・
K そうこうしていると、外の方で人の気配が。
J 窓からチラと覗きます->外
K 見てみると小汚いおっさんが近寄ってきています。毛皮のようなものを着ているのですがどうにも汚く、変に荷物が多いです。両手にはなにかの動物のような物をぶら下げています。
おっさんはノックするでもなく、玄関を開けて入ってきます。そして周りを見回します。
一行を見ていぶかしげに眉を寄せています。
J 「こんにちは」アンガス氏をチラりと見つつ挨拶します。
G 挨拶をします
C クリスも挨拶。
K 「なんだ?見ない顔だな。おっ。そこにいるのはアンガスか。久しぶりだな。」
「ああ・・・ラビーさん、お久しぶりです。あ、こちらはアメリカからヘンリーさんのことを調べにいらっしゃっている皆さんです。」とアンガス。
J 「アメリカから参りました、ジョナサン・クラークと申します」
K 「ラビー・マクラーレンさんです。」と紹介します。

G 小難しそうなおっさん
C 同感。
K また増えた
J ツッパることがオトコーの♪  ・・・違うか。
K 「ふ〜ん。アメリカからね。物好きなことだな。それで?イアンのおっさんは?」
「いや・・・ちょっと出かけてるみたいで・・・。」
その時遠くから馬に乗って走ってくる人がいるのに気付きます。
G 西部劇
K 見てみると、立派な馬に太った男が乗って、こっちに近寄ってきているようです。
男は敷地内に入ると、さっきの馬屋の方へ向かいます。
「おう。おっさんも帰ってきたな。よかった、これで飯にありつける。」とラビー
G メシ食いに来たんだ
K 少しして、玄関を開けて入ってきたのは逆さ画のような顔の太ったおっさんです。
G ぎゃはは

K 「やあ、いらっしゃい。おう、ラビー、またウサギを捕ってきたのか。今日はなにと取り替えたいんだ?
C 酒場の主人に似ている?
G 先祖は同じかも
K 「そこにいるのはアンガスだな。じゃあ他の新顔の皆さんはアンガスの友達かな?」
特に似てはいないのですが、同じ種族かもしれません(笑)
J 「アメリカから参りました、ジョナサン・クラークと申します」
G 同じく挨拶します
K 「そうですか。アメリカから。それはまた遠くからよく来なすった。まあゆっくりしていってください。そろそろ昼飯も出来る頃だ。」
C 「ありがとうございます。」
K 「はいはい。出来ましたよ〜。」と言っている奥さんを先頭に、2人の下女が料理を運んできます。
ダイナミックな肉料理とでっかい無数のパン、よくわからないドロドロしたもの、野菜がゴロゴロしているスープなどです。
J 手土産を渡すタイミングを逃さないように(笑)
K というわけで、一行はよく分からない内に昼飯をご馳走してもらうことになってしまったようです。
J 太っ腹だ・・・
G 「マクドナルドさんはけっこういけるくちだそうですね」とおもむろに
包みの酒をだします
K 「いける?もしかしてそれはアルコールのことかね?それについてはこれを飲みながらでないと話ができんなあ。」言ってるそばからみんなに酒がつがれます。
ワインのようです。
J 頂きます。
G 代行がないんだよねこの時代 いただきます
C 形だけ口をつけます。
K 「お?その包みはもしかしてお土産かね?すまんなあ。気をつかわせてしまって。これは皆さんと一緒に美味しくいただかないと失礼というものですな!
おお!これまたいい酒を!ありがとう!」言いながらフタを開けます。
G 「喜んでいただければ酒も喜びます」
(すぐ飲むのか)
K 「クリスティ!みんなの分の新しいカップをくれ!お客さんがいい酒をくれたんだ!」
と、いうわけでなにもかもうやむやに(笑)
というところで今夜はここまでですね(笑)

キーパーの独り言
 NPCはまだまだひかえています(汗)

第50回セッション 終了


BACK NEXT

MENU