K |
ただ連中は礼儀を知らないので、場合によっては問題を発生させる可能性があるでしょう |
C |
じゃあ留守番(笑)
いざというときは呼び寄せましょう。 |
J |
襲撃待機(笑)
ニューヨークまでの交通手段・移動時間はどんな感じでしょ? |
K |
ニューヨークは車で2〜3時間でしょうか。近いです。 |
J |
とりあえず何を持ってゆくかですね。 |
C |
NYでギリシャ語と魔術に詳しい大学教授とか探せるなら、ネクロノミコン持って行きたいですね。 |
K |
ボストンでも探せると思いますよ。
なんとなくアーカムの大学にもいそうですね(笑) |
C |
アーカムの大学に持って行ったら没収されそう(笑) |
K |
ではとりあえず翌日30日です。
なにかやりたいことは?
今日も晴れています。
ああ、その前に何日にNYに行くのか決めてなかったですね(汗)
何日にしますか? |
J |
1日で。 |
C |
行くならすぐに行きますか? |
K |
了解。
あら?6月1日でいいですか? |
C |
あ、いいですよ
じゃあ、ボストンでギリシャ語と魔術に詳しい大学教授探します |
K |
了解。1日は金曜日です。
30日の行動ですね。
ジョナサンはどうしますか? |
J |
特に思い浮かばないです・・・業務をこなしつつ、Chris氏の手助け。 |
K |
了解。クリスはどうやって探しますか? |
K |
ジョナサン<幸運/2> |
J |
Jonathan: 94(1D100) = 94
失敗 |
K |
いないようですね(笑)
クリスですが、<知識/2>でミスカトニック大学がそう言う方面に強いと言うことを知っています。 |
C |
<88>88/30 失敗 |
K |
知らないようですね(笑) |
C |
じゃあ、ボストンでさらに当たります。 |
K |
ではもう一度<幸運/2>
今日最後です |
C |
<36>36/30 失敗 |
K |
残念。やはり忙しいようです。 |
C |
むむう |
K |
ギリシャ語を習っている学生にバイトを頼むというのも手だと思いますが。 |
C |
というか、ネクロノミコン読めるなら他の仕事をほおりだす教授はいないものか?(笑)
貴重そうな文献なのに…。 |
J |
結果的に人生も放り出しそうですね |
K |
それならギリシャ語よりも、そっち方面の教授を捜した方がいいかも。 |
C |
そうか、魔術の研究者ですね |
K |
魔術、考古学、超心理学、人類学とか。 |
C |
明日探しましょう |
K |
では31日です。
クリスはどうしますか? |
C |
魔術、考古学、超心理学、人類学系の教授を当たります。 |
K |
了解<幸運>どぞ。 |
C |
<57>57/60 成功 |
K |
ボストン大学で興味を持った教授がおり、翻訳したいと申し出ます。
ただし時間はかかるそうです。 |
C |
どれくらいかかりますか? |
K |
はっきりとは分かりませんが、半年以上はかかるだろうとのことです。 |
C |
げ、かかりすぎだけど、仕方ないので託します。 |
K |
了解。
他にやることはありますか? |
C |
えっと、銀の黄昏錬金術会関係者で熱病の患者がいないか?
不審な浮浪者の病死がなかったか?
調べます。 |
K |
ではジョナサンは銀の黄昏錬金術会の名簿をクリスに見せますか? |
J |
了解。 |
K |
照らし合わせたところ、銀の黄昏錬金術会関係者には熱病でなくなった者はいないようです。
浮浪者に関しては、医学雑誌の報告に載っていたものしか出てきません。 |
C |
ボストンにはいないですか?浮浪者の死亡 |
K |
ないです。
死者は全てニューヨークです。 |
C |
ふむふむ |
J |
何か見逃している点はありますかね? |
K |
現時点ではこのくらいでは? |
J |
ところで持ち物はどうします? |
K |
例によって銃器は持って行くと。 |
J |
アシはどうするかとか・・・Hildy氏のコーチは使えませんし。 |
K |
足は汽車かタクシーですかねえ。バスも出てそうです。
古き印と箱はどうします?
|
J |
Chris氏が望めば、Chris氏が持ってきた古き印をChris氏に。
ジョナサンは背広にトレンチコート、コンシールメント・ホルスターに拳銃、医療かばんはどうしよう? |
C |
旧き印は預かります。で持って行きます。
クリスは愛用の銃に、解錠セット、虫眼鏡。
ジョナサンは車運転できます? |
K |
お二人とも免許は持ってなかったかも。 |
J |
杖は(笑) |
C |
スコットの杖は、持って行きましょう。 |
K |
おう、杖は重要ですね。 |
J |
では新聞紙にくるんで(笑)
箱ですが、大きなかばんか何かに仕込めたらよかったですね。 |
K |
箱が入る鞄はなかなか見つからないですね。でっかい風呂敷になら包めそうですけど(笑) |
C |
箱はまだできあがっていないのですよね?とりあえず置いていきませんか? |
K |
箱はいつ完成するか分かりません。向こうに行っている間にも完成するかも。 |
J |
置いてきます。
ところでMPは常に半分なんですよね。
端数は切り捨てでしょうか。 |
K |
MPは半分です。端数は切り上げで。
溜まる方は0.5単位で計算しています。 |
C |
そっか、じゃあ6しかないや… |
K |
「もし古き印が怪物に対しての防御に使えるのなら、僕も明日の朝に作ってみようかな・・・」とアンソニー |
J |
ではピーター氏が持ってきた社長の石をアンソニーへ。 |
K |
アンソニーは石を受け取り、「ジョナサンは石はどうするんですか?」と聞きます |
J |
では杖を使って新規に一つ二つ三つと作っちゃっておきますか |
K |
「よければ僕が明日の早朝に作ります」とアンソニー |
J |
ではジョナサンは今晩のうちに試してみるよ、と。 |
K |
あれ?朝日を浴びて作らないといけないのは特別ルールか |
J |
その辺は適切にお願いします。 |
K |
ではその夜ジョナサンが杖を使って1つ作りました。
杖のPOW60-2=58
じゃあ人数分出来たから、アンソニーは作らなくてもいいか。
クリスが手に入れた奴はつかえるかどうか分かりませんけど(笑)
では1日に出発ですね。 |
J |
了解です。 |
K |
箱はどこに置いてあるのでしょう? |
J |
ジョナサンの自室に。 |
K |
了解。ジョナサンは家族に何か注意とかはしませんか? |
J |
触らないでくれと。 |
K |
了解。 |
K |
ではどうやってNYに(笑)?
杖はとりあえずジョナサンが持っています。 |
J |
タクシーで。 |
K |
了解。タクシーでNYに向かいました。昼前に着きます。
約束の場所でデヴィッドが出迎えてくれます。ホテルの前ですね。 |
J |
どこかで軽く腹ごしらえしておきます。
ああ・・・ |
K |
その前に
全員<目星> |
C |
<17>17/51 成功 |
J |
<88>88/39 lost |
K |
Keeper: 79(1D100) = 79
クリスは背後に黒いフォードがいるのに気付きます。サングラスをかけた金髪の女が運転しているようです。
道中の半分くらいのところです。 |
C |
あ!ヒルディが言ってた女じゃないか?ジョナサンにそれとなく教えます。 |
K |
ジョナサンは前部座席に座っています。
ルームミラーで確認できます。 |
C |
ナンバーは見れますか? |
K |
ナンバーも確認できます。 |
C |
覚えます。 |
K |
ほっときますか? |
C |
タクシーをいったん止めてもらって、黒いフォードがどうするか見ます。 |
J |
どうしようもないでしょう・・・タクシーの運転手に告げますか? |
K |
「誰でしょう?スタンフォードの手下ですかね?」とアンソニー
ではタクシーは路肩に止まりました。 |
J |
「失礼、お手洗い」 |
C |
そのままやり過ごして去っていくかどうか? |
K |
フォードは追い抜いてから、少し先の路肩に止まります。 |
C |
止まるんだ(笑) |
K |
そしてドアが開いて女が降りてきます。
こっちに歩いてきます。 |
C |
では微笑みながら待ち受けましょう。 |
K |
「何事ですか?」とタクシーの運ちゃん |
C |
運ちゃんには「すぐにすむから」と待ってもらうように言います。 |
K |
女はタクシーのそばで立ち止まり、サングラスを外します。なかなかの美人ですね。 |
C |
「ごきげんよう、ドライブにはいい天気ですな」話しかけます。 |
K |
女は煙草に火を点け、指で出てくるように合図します。
「どうしましょう」とアンソニー |
C |
スーツの下で拳銃を用意しつつ、外に出ます。 |
K |
ではおずおずとアンソニーも出ます。 |
J |
同じく、ジョナサンも出ます。 |
K |
女はタクシーの運転手に聞こえないくらいの場所まで3人を誘導し、振り返ります。
「私のことはご存じないようね。」 |
C |
「あいにくね」 |
J |
黙って観察します。(失礼な奴だ) |
K |
女はジャケットのポケットから、2枚の名刺を取り出します。 |
C |
くれるなら受け取ります。 |
J |
はいと受け取り、(弁護士事務所の人?)
あ、Chris氏に任せます |
K |
名刺は自分で見ています。
「ピーター・ジョン・ブランデンとヒルディ・ジョンソン。この二人は入院したのね。」 |
C |
「進展がないから連絡しなかった。それだけだ。」 |
K |
「そしたら調べれば調べるほど怪しいこと怪しいこと。
銀の黄昏錬金術会にモーリス社長が関わっていて、彼がどうにかしてホールデン弁護士を拉致したのは分かってるわ。」 |
J |
「弁護士の調査を契約したというなら二人に聞けばいい。」
女の話を止めてしまいます |
K |
止まりません。
「そしておそらく弁護士が死んだということもね。」 |
J |
精神的に異常は? |
K |
「そしてあなた達があの事件を発端に、更に調査を進めていると言うことも。」
全然正常のようです。 |
J |
「アーノルド・ホールデン弁護士のことは知らない。」 |
K |
「私は分からないまま放っておくのは我慢が出来ない質なの。
あなたは医師のジョナサン・クラーク。クラーク医院の跡取り息子。
モーリス社長の事件の前の、農家での奇妙な事件の時からジャーナリスト二人と行動を共にしてるわね。」 |
J |
この失敬な女を睨み付けつつ、再び沈黙します。 |
K |
「あなた達が関わっている事件に共通するのは、怪奇現象の噂がつきまとっていることね。
農家に潜む心臓を食う怪物。
人をさらう巨大な蝙蝠。
地下から叫び声が聞こえる秘密結社。
私はそんなことは現実にあるとは思っていないけど、少なくとも弁護士がなぜあんな目にあったのかは知りたいのよ。
話をきかせてちょうだい。」そう言いながら、彼女は何気ない仕草でコルト・ポケットを取り出します。 |
C |
コルトを無視して、
「全部本当だよ、俺も信じたくないが…、あんたのボスも十中八九巻き込まれたに違いないな」 |
J |
クリス、アンソニーを振り返り、頭の後ろでクルクルッと指を回した後肩をすくめ、あとも振り返らずにタクシーに引き返します。 |
K |
「私もそうかもしれないとは思ってるわ。確認したいのよ。」 |
C |
うーん、どうしよう
クリスは認めて、ジョナサンは隠そうとしている(笑) |
K |
「あなたに関する情報は限られてるけど、私立探偵のクリス・オニールだってことは知ってるわ。いつも自転車でご苦労様。
そして作家のアンソニー・クラーク。あなたはなんだかわけが分からないわ」(汗)
「話せないなら私も協力させてほしいのよ。真実をつきとめたいの。」 |
C |
「自転車は健康にいい。俺たちもわからないことばかりでね。説明するのは難しいな。それに(コルトを指さして)それが人に頼み事をするときの態度かい?そんなやつとは手を組めない」
きびすを返します。 |
K |
「どうしても協力してくれないと言うのなら、私が調べたあなた達のことをマスコミに流すわ。」 |
C |
ちょっとプレイヤー会話、ジョナサン、仲間にします?ほっておきます? |
J |
ジョナサンは放っておきます。 |
C |
いや、ジョナサンはじゃなくて、チームとしてどうするか?ほおっておくならクリスもそうします。 |
J |
利用価値がわからないです |
K |
的は増えた方が生存率が高い(笑)
アンソニーはポカンとしています。 |
C |
じゃあ、放置ですね。
「すまんな、マスコミにでも何でもお好きにどうぞ。運転手さん、行っちゃってください。」 |
K |
「いいわ。勝手にやるから。それであなた達が困ったことになっても、私は知らないわよ。」 |
C |
「ごきげんよう」 |
J |
一緒にいても困るだけです。 |
K |
タクシーが発車します。
その後彼女もついてきます。 |
J |
Chris氏とアンソニー氏を紹介して、デヴィッド氏を観察しつつ、アイテムを見せてもらいましょうか。 |
C |
「素晴らしいアイテムを見せたくてうずうずしておられるのではないですか?」微笑みます。 |
K |
「アイテムは家にあるのです。ではこうしましょう。今から未来に眼を向けよの建物を案内して、その後ディナーに皆さんを招待して、例の物をお見せすると言うことで。よろしいですか?」 |
C |
「お願いします」 |
K |
では彼の車に全員乗り込んで、ホテルを出ます。
ミラーを見ると、しっかりエレクトラもついてきているようです。
しばらく走ると「あれがそうです」とデヴィッドが指し示します。
それは変わった建物で、屋根が傾斜しており、建物の高さがゆるやかに変わっています。
入り口は高くなった方にあるようで、そこに階段があって正面玄関になっているようです。
高い方が幅は狭く、低くなっている方が幅が狭くなっています。
前頭葉が肥大したエイリアンみたいな感じですな。もっと角張ってますけど。 |
J |
・・・!? |
K |
「あそこが本部で、中はベンチの並んだホールになっています。
低い方がステージになっており、カーテンがかかっていて分かりにくいのですが、そのステージの後ろに扉があるようです。
もし皆さんが入会して中の様子を探るというのであれば、私が紹介させていただきます。」
他に見たいところはありますか?」
建物の入り口にはアラブ人のような風体の男が1人立っています。 |
C |
「中に入るには入会するしかないですか?」 |
K |
「基本的には入会しているか、見学者しか入れないことになっています。
本部の隣にも関係する建物があります。」
指さされて見てみると、そっちは普通の2階建てのビルですね。
「あちらが休憩室で、談笑したりくつろいだりするのに使っています。トイレもあちらの建物にしかありません」
|
C |
「まずは見学しましょうか?ジョナサン?」 |
J |
ジョナサンは名前が知られていますからね・・・。
ニューヨークでどうかはしりませんが。 |
K |
名前は例の新聞記事に興味のある人なら思い出す程度に知られているでしょう。
ニューヨークではボストンより知られている確率は確かに低いです。
「どうやらその隣の建物も関係あるようですが、詳しくは分かりません。」
彼が指した建物は、今度のは普通の住宅ですね。
「どうします?もうここはよろしいですか?」とデヴィッド |
C |
じゃあ、見学、入会は見合わせますか?>ジョナサン
何ならクリスだけ見学しても良いですが? |
J |
クリス氏はどうしますか?
もうちょっと詳しく聞いてからでもいいと思いますが。 |
C |
ではそうしますか。
切り上げましょう。 |
K |
相変わらず女の車もついてきています。 |
J |
いまだタクシーですか? |
K |
女は自分の黒いフォードに乗っています。
探索者一行はデヴィッドの車です。
「ではうちに案内しましょう」
車はデヴィッドの家に向かいます。 |
C |
尾行はまけないですか? |
K |
車を運転しているのはデヴィッドです。頼んでみますか? |
J |
はい。 |
C |
はい、お願いします。 |
K |
「え?尾行?あなた達は未来に眼を向けよに存在を知られているので?」顔が真っ青です。 |
C |
「いえ、ボストンのジャーナリストがここまで付けてきていましてね」 |
K |
「ああ、そうでしたか・・・」ほ〜〜〜〜っとため息。 |
C |
「今後の捜査にも差し障るので…」 |
K |
「ではまいてみましょう。」 |
C |
「まいちゃってください」 |
J |
クリス氏、ありがとう |
C |
どういたしまして〜 |
K |
Keeper: 11(1D100) = 11(デヴィッド<自動車運転>成功)
Keeper: 51(1D100) = 51(エレクトラ<自動車運転>失敗)
フォードが視界から消えました。どうやらまいたようです。
それではデヴィッドの家に着きました。
いわゆるサラリーマン用のアパートで、豪華ではないですがそれなりの広さは確保されています。
応接室に案内され、コーヒーかお茶のどちらか好みのものとクッキーが出されます。
「まだディナーには少し早いので、どうかおくつろぎ下さい。」
どうやらディナーの準備をしているようですが、ケータリングのディナーセットを注文しているようです。
その後日も暮れてきて、ディナーが始まります。
ローストチキンをメインにしたそれなりに豪華な食事ですが、デヴィッドは一人暮らしらしいので、やはりきめ細やかなサービスとまではいかないようです。
とっておきのワインも出してきて、それなりに全員いい気分になってきたところで、彼が例の物を見せると言います。
彼に着いていくと、自室の大きな金庫の前に案内されます。
ダイヤルを回してからキーを差し入れ、慎重に出してきたのは・・・
外側が赤く塗られたフライパンです。 |
J |
・・・? |
K |
彼はそれをみなさんにイタズラっぽい目で見せます。 |
C |
「…」じっとデヴィッドを見つめます。 |
K |
表にして裏にして、まるでマジシャンのような雰囲気です。
「驚かれたでしょう。すごく価値のあるものがフライパンとは予想もしなかったでしょうからな。」
全員<目星> |
J |
無表情を守りますが・・・内心困惑しています。
<45>45/39 失敗 |
C |
<72>72/51 失敗 |
K |
Keeper: 77(1D100) = 77
(アンソニーも失敗)
やはりただのフライパンとしか思えないですね。
「ではこちらに来てください」
彼はキッチンに3人を案内します。
「見ていてくださいよ」 |
J |
見守ります。 |
K |
彼はコンロに火を点け、フライパンを置きます。
しばらくしてから、そこに玉子を割り入れます。
ジョナサンは料理なんてしたことがないでしょうね(笑)
クリスとアンソニーは経験があるかな? |
C |
まあ、少々。一人暮らしだし。 |
J |
前線で缶詰を温めたりとか・・・ |
K |
そっか戦場経験があれば、ある程度の料理は出来そうですね。 |
J |
あるいはボーイスカウトぐらいですね。 |
K |
では全員油もひかないで玉子を入れたのを見て、焦げ付いてグチャグチャになるのを想像して眉を寄せます。
デヴィッドは余裕の笑みで、3人が困惑している表情を楽しんでいるようです。
「さあお立ち会い。」
彼はフライパンをゆっくりと揺すります。
するとすでに火が通りつつあった目玉焼きが、フライパンの上を滑ります。
油をひいていてもこうはいかないだろうという華麗な滑りです。 |
C |
「ほほう」 |
J |
・・・。 |
K |
「見ましたか?このフライパンには特殊なコーティングがされているのです。
まさに世紀の大発明。
これを出すべきところに出せば、私は大金持ちになれるでしょう。」
そこまで言って、彼の顔は曇ります。 |
J |
彼の答えを待ちます。
・・・製造法がわからない? |
K |
「しかし・・・会の規則で、会で手に入れた物は公にしてはいけないということになっているのです。
それは退会してからも同じで、もしそれを破ればマイナスパワーが流れ込んで破滅してしまうと言われています。」
そう言いながら目玉焼きを皿に移します。
製造法は見当もつかないですね。
「私以外にも、会で素晴らしい発明品を手に入れた者が多数います。
それも様々な種類で、ジャンルもまったく法則性は見いだせません。
私は会におかしなところが無いのであれば、喜んで会員を続けたいのです。
どうか、お願いします。あの未来に眼を向けよを調べて、それがペテンなのか、それとも正しい会なのかを見極めてください。」
そう言いつつ彼はフライパンを洗い、冷やしてから3人に渡してくれます。 |
C |
「なるほど、進んだ技術力を持つメンバーが会の中枢にいるようですね。会長さんが開発されているのですか?ロスタラス・ブラックさんでしたっけ?」 |
K |
「開発というか・・・全員から集めたサイコパワーがまったく新しい発想を可能にさせ、既存の知能では到達できない素晴らしい物を作り出せるのだと説明していました。」 |
J |
おかしなところとは? |
K |
「おかしなところは・・・勿論会に参加したら体調が悪くなるのと、熱病との関係です。これが不安なのです。」 |
C |
呪文の詠唱と体調の不良に何か因果関係がありそうか聞きます。詠唱が終わった後に決まって気分が悪くなるとか。 |
J |
具体的に会で行われるセミナーの手順を聞きます。 |
K |
「そうなんです。特にブラック氏が指揮を取って詠唱をした後にひどい疲れと体調の悪化を感じるのです。」
手順は手紙に書かれているとおりで、ブラック氏が指揮をしてそれに全員が従うという形のようです。
全員<目星>
Keeper: 15(1D100) = 15 |
C |
<13>13/51 成功 |
J |
<24>24/39 成功 |
K |
フライパンの本来社名やシリアルナンバーなどが刻印されていそうなところは、削り取られたような跡がついているのに気付きます。 |
C |
ってことは既存の製品をベースにしているのか…
それになんらかのコーティングを行っているのかもしれないですね。 |
J |
材質は? |
K |
まず取っ手の材質が見慣れない物ですね。
最近開発されて一般にも広がりつつあるプラスチックの一種のようですが、その硬度は見たことのないものです。 |
C |
む、じゃあ既製品じゃないですね |
K |
フライパン自体は鉄ですが、その内側には濃い灰色のコーティングがされているようです。細かい光を反射する粒のような物が無数に封じ込められているようにも見えます。
鉄製の表面も赤く塗装されているのですが、その塗装は見たことのない技術ですね。すごい耐久力がありそうです。 |
J |
凄い耐久力・・・。 |
C |
武器になるな、しかも対クリーチャー(笑) |
K |
塗装がです。
まるで一体化しているかのようで、ちょっとやそっとでは剥げそうにありません。 |
J |
いやはや、フライパンがすばらしい品物とは・・・魔術的な工芸品かと思っていました(笑) |
C |
同上(笑) |
K |
なはははは(笑) |
J |
サプライズな展開が続きすぎて、ちょいパニック状態です。 |
K |
このキャンペーン中、最もスチャラカと言われているシナリオです(笑) |
C |
他の方が手に入れたアイテムは知らないのか聞いてみます。
魔法のスプーンとか?(笑) |
J |
いい質問です、クリス氏。 |
K |
詳しくは知らないようですが、音を記憶している携帯用の機械とか、並んでいるボタンを押すだけで計算が出来る小さな機械とか、とにかく奇跡のアイテムばかりらしいです(笑)! |
C |
あ、はははは(笑)(プレイヤー的な笑い) |
J |
うむむ、アメリカ政府は喜ぶかもしれません |
K |
というわけで、今夜はこの辺ですね(笑) |