Call of Cthulhu リプレイ12

夜の魔王 その8

探索者紹介

ジョナサン・クラーク(J プレイヤーはマリネラ島 島猫氏
医者 33歳
ヒルディ・ジョンソン(H プレイヤーは酔っ払いさん
フリーのジャーナリスト 27歳
ピーター・ジョン・ブランデン(P プレイヤーは秋山氏
フリーのカメラマン 29歳


K 真夜中すぎに社長宅の庭先で、社長が奇妙な化け物を呼び出したところまでですね。
目撃したのはアンソニーとピーターだけかな?
J

アンソニーが指差したところですね。

K ジョナサンとヒルディはまだ見えてないですね。
H

です<見えていない

P 「…巨大なコウモリ」
K ではアンソニーは「か・・・顔が、顔が・・・そんな馬鹿な・・・」とつぶやき、震えています。
ピーターにも見えますが、その怪物は内側に歪曲した一対の角を持った人間のような体型で、長い尻尾があり、巨大な翼、それに顔にはなにも無いです。目も鼻も口も。
ジョナサンとヒルディは、なにしろ暗いので、そのシルエットもよくつかめていませんが、翼をもった何者かということだけ分かります。

J 「よく見えないぞ・・・」銃を握る手が汗ばみます
K 見ていると、社長はその怪物になにやら呟きながら、マントの前を合わせ、頭にフードをかぶります。
これで社長もほとんど真っ黒になり、ますます様子が分からなくなりました。
H いやな予感がしながらも、庭の方を凝視します。
P さて、どうしたものか(笑)
H

(今、車のライトをつけるのは自殺行為…ですよね^^;)

K すると驚いたことに、怪物は社長を掴み、そのまま飛び上がりました。あれよあれよで上昇し、見えなくなってしまいます。
庭には誰もいなくなりました。
皆さんは今見たことが夢だったような気がしています。
H

音は聞こえますか?

K もう聞こえません。
J

写真撮っとけば良かったですね・・・暗くてフラッシュなしじゃ駄目かもですが。

P フラッシュを焚くわけにもいきませんしね
K 当時のフィルムでは、フラッシュ無しでは完全に真っ黒でしょう。
三脚立てて長時間露光なら別ですが。
アンソニーがつぶやきます。「あんな生物はありえない・・・存在するわけがない・・・」
H

「あんな?」とアンソニーに問いかけます。

K 「見えなかったんですか?あの怪物を。」
H 「残念ながら…」と肩をすくめます
J とりあえず散弾銃を構え、静かに車外に出ます。

K 「あ、ぼくも・・・」アンソニーもジョナサンに続きます。
J 慎重に周辺、空を見回します
H 「あ、不用意に飛び出しては!」と言いながら、二人に続きます
K ジョナサンは<目星>
ピーターはどうしますか?
P 「私は見えたが…、暗がりの中だし正体までは分からないな」後に続きます
J 11>11/25成功
K 暗い夜空しか見えないですね>ジョナサン

キーパーの独り言
 ピーターは<目星>に成功してはっきりと見ているので、それがいわゆる「怪物」だということははっきりと分かっています。
ピーターの台詞は、おそらくまだ現実につなぎ止めたいというプレイヤーの希望でしょう。
しかしこれは大きくゲームの進行を阻害する認識なので、ここでキーパーはそれを指摘するべきでした。
なんとなく複数が目撃しているから大丈夫と思っていたのですが、よく考えたら後の1人はNPCのアンソニーでした(汗)。


K

では全員<忍び歩き>(笑)
Keeper: 56(1D100) = 56
(アンソニー失敗)

P 40>失敗
H 76>76/10 失敗
J

40> 40/10 失敗

K 全員で騒がしく庭をうろついております(笑)
Keeper: 79(1D100) = 79
しかし屋敷の方には特に変化は無いですね。
J

車のそばにいるつもりだったのですが。

K すみませんがもう手遅れです<車のそば

キーパーの独り言
 <忍び歩き>に(笑)がついているのは、前に<忍び歩き>は複数のキャラクターが一緒に行動しているときにはほとんど無意味だと話していたからです。
なにしろ1人でも失敗したら意味がないので。
この場合は全員失敗したのですが(笑)。

  最後にジョナサンの思惑とキーパーのイメージが食い違っていたことが分かりますが、これはTRPGでしょっちゅう起こるトラブルです。
なにしろ言葉だけのやりとりなので、これを避けるには全員が気をつけるしかないのですが、発言に時間のかかるチャットでは完全に無くすのは不可能でしょう。


H 屋敷の方はどうですか? 明かりがついているとかありますか?
K 屋敷は暗いままです。
J

家人はいないのでしょうか?
寝静まっている?

K 分からないですが、黄色いシトロエンはガレージにありました。
アンソニーは怪物がいた辺りを興味深そうに見ています。
「暗くて全然見えないや。」とアンソニー。
H 「事情を話して、家に入れてもらう…のは無茶か^^;」とひとりごちます
J

侵入スキルは無いからなあ・・・

P 「いや、娘さんは協力者と考えてよかろう。訪問してみるのも手かと思うが。」
H 「Dr?ランタンは持ってきてました?」とジョナサンに聞いてみます
J

持ってきていません。

K え(汗)
当然持っていますと書こうと思ったのに(笑)

キーパーの独り言
 わざわざ宣言するのが思いつかないような装備が必要になった場合、不自然にならない限りはなるべくプレイヤーの都合のいいように対処するようにしています。
当然持っていると思っていたものが無かったりすると、プレイヤーはストレスを感じますし、場合によってはキーパーが重箱の隅をつついていじめようとしていると受け取られかねませんし(笑)。


H 「非常識なのは、取材じゃいつもか…。Dr、どうですか?」とピーターに同意し、ジョナサンに聞きます
J 肩をすくめます。
K ジョナサンの「肩をすくめる」も肯定なのでしょうか(笑)?
このパーティーの流行か(笑)<肩をすくめる
J 困ったように散弾銃をぶらぶらと
散弾銃持って真夜中押しかけるというのは・・・
H 「ああ!」と納得し、取りあえず銃器を車に隠す事を提案します
(ピーターのガバだけ忍ばせて、後は車においていけば?)
P ハンドガンは、隠していれば持っていても差し支えないのでは?
H (ううん…、明らかに怪しいって言っても、娘の前で父親を撃つリスクは避けたいなあ)
J といって車に置きっぱなしのところに社長が帰ってきたら困っちゃう
社長宅に入れてもらうのでしょうか?
H ジョディの同意があれば…ですが
K この辺のパーティーの行動決定は例の「雑談」で決めるとスピーディーですよ。キーパーとしてはどちらでもいいですが。
H (二手に分かれますか? 車で待機組と社長宅組と)
K ちなみに庭に面して出入り口が一つあります。玄関とは別に。
J ラテン語の書物あれば私でしょうし
アンソニーはラテン語使えますか?
K アンソニーは英語オンリーです(笑)
J まあ現場で確認しなくとも、お土産として頂いて帰るってテもありますが。→ラテン語の文書等
H 短時間であれば、その手もOKですね
J すぐ返すつもりが、返しそびれちゃったり(笑)
H よくあることです、現実世界でも(笑
じゃ、どうしましょうか? ジョナサンは屋敷の探索?
J 車中に一人残ります。
H ピーターは?
P 行きます。
K 「よければ僕が車に残りますよ?銃は触ったこともないですけど。」とアンソニー
J ところでHildy、車中に懐中電灯なんか備えていませんか?
K あれば前回のシナリオで使っていたでしょうからね〜
備えているのを忘れていたという可能性もありますね。
ヒルディ幸運ロール
J 幸運ロール?
おお(笑)
K 成功したら<アイデア>ロール。失敗したら持っています(笑)
H 4>4/55 成功
K いや、成功したらですね<アイデア
H アイデア
73>73/70 失敗^^;
J 惜しい、惜しいなあ・・・
K いやまて。混乱してきた(汗)
<幸運>で備えていたことが決まって・・・
ジョナサンに聞かれたら嫌でも思い出すから・・・
ヒルディは車に懐中電灯が備え付けられていたのを思い出します(笑)!
H 「ああ! そういえば!」と車に取りに行きます

キーパーの独り言
 <幸運>に成功すれば車に備え付けられていて、<アイデア>に失敗すれば、前は持っていてもそれを思い出さなかったことにして、今は聞かれているから絶対思い出すとして・・・????????
混乱していました(笑)。


H で、帰ってきました。スイッチON!
K キーパーいい加減すぎというのと、前回も使えよという突っ込みは無しで(笑)
では屋敷に向かうのはピーター、ヒルディ、それに・・・アンソニーとジョナサンはどうしましょ?
J アンソニーが銃を暴発させてもナニなので私が残ります。新鮮な夜気を吸って、車中に引き上げます。
嗚呼、帰ってきた社長と大コウモリを目撃しちゃうのね、一人で(泣)
H ジョナサンに、存在すら忘れかけられていた懐中電灯を渡します
K ではアンソニーは屋敷へ行くように仕向けますか?>ジョナサン
J はい、Keeper
K 了解。では3人は屋敷へ向かいます。玄関?庭との出入り口?
J ところで車の位置は上空から丸見えでしょうか
K 車の位置は木に隠れて、上空からは見えにくいです。黒い車ですし。
J THX!
社長が出てきたドアが開いているかもですね。
K ではアンソニーがその出入り口をこっそり開けようとしますが、首を振ります。
「鍵がかかってるようです。」
そう言えば社長が出てきたとき少し扉に向かってなにやらやっていました。
H 玄関口で家人を引き付け役を、申し出ます
「ピーターとアンソニーで、屋敷を探ってみる?」
K 「僕は会ったことがないのでよく分からないのですが、協力者なんだったら変に疑われるようなことをするのはマイナスなのでは?」とアンソニー
J むしろわけを話して入れてもらったほうが良いかもですね。
P 「正攻法で三人で入れて貰うよう説得する方がイイのでは?」
H 頷いて、「そうだね。下手にすると警察直行だろうから」と二人に同意します
K では3人で玄関前に来ました(笑)
「どうしましょ?ベルを鳴らしますか?」とアンソニー
ドアノッカーではなくて、ベル式のようです。
現在24日01:00くらいです。
J 近代的ですね
P 鳴らしましょう
H OKと、ベルを恐る恐る鳴らします
K ベルを押しました。ジリリリリリリリリと中で鳴っているのが聞こえます。
しばらくすると、ジョナサンには屋敷の一室の明かりが点いたのが見えます。
玄関前の一行は<聞き耳>
Keeper: 76(1D100) = 76
(アンソニーは失敗)
H 47>47/25 失敗
P 49>成功
K ではピーターだけが聞こえますが、人の気配がドアの向こうに近寄ってきました。しかしドアの前で停まって動きません。
明らかに恐怖を与えてますな(笑)
P では、名を名乗ってジョディーに取りいつで貰うようお願いします。
K 了解。答えたのはジョディー本人です。
「どうしたんですか?どうしてこんな時間に?」まだドアは開いていません。
声にはおびえが感じられます。
H 「こんばんわ 夜分遅く申し訳ない。実は父上の事で…」と声を潜めて、ドア越しに言います
K 「父は今自分の部屋で眠っています。連絡は大学の方にお願いしたはずですが。」
H 「確かめて欲しいのですが、今、父上は本当に部屋にいらっしゃいますか?」
K しばらくの沈黙の後「父はいつも鍵を閉めているので、分かりません。でもいるはずです。」
H 「明日では遅いのです。今すぐ確かめてください」
K ヒルディ<説得>(笑)
H 26>26/85 成功
K 「確かめる必要があるのは分かりましたが、父がいたら起こしてしまうことになります。その場合あなた方のことをなんて説明すればいいのか分かりません。」
H 「不躾なブンヤどもが騒いで仕方なくとでも言ってください」
K う〜〜〜んヒルディ<言いくるめ>(笑)
H 64>64/80 成功
この手の分野専門(笑
K 「分かりました。少々お待ち下さい。」
しばらくして、遠くで何度もドアを叩く音が聞こえます。
それから更にしばらくして、玄関が開きます。
  色っぽい寝間着の上にオーバーをはおったジョディーが顔を出します。
「父が、父がいません!いったいどこに!」
彼女に導かれて中に入ります。
なぜか父親の部屋の鍵は開いており、中が見渡せます。

J ネグリジェか・・・
K 小さめの部屋で、ベッドとデスクが置かれています。
H 「失礼…」と言って中に入ります。
K 壁にはチャールズ川の岸辺を描いたらしい大きめの絵が飾られています。
棚には自動車部品らしき物がいくつか飾ってあります。
P 絵を調べます。
K 絵はシロウト画家が描いたもののようです。

キーパーの独り言
 キーパーの予定していた展開は、社長の留守に彼女に鍵を開けてもらって室内を探索するというものでした。
同じような展開ですが、こんな真夜中になるとは予想していませんでした(笑)。


K 絵を見ているピーターに、ランプを持ったジョディーが「父が描いたものです。」と言います。
はっきり言って上手ではないですね。
絵はどのように調べるのですか?

P まず、絵から受ける印象を吟味して、その後、額や絵の裏などを調べてみます(笑)
K 絵を外してみると、大きめの金庫の扉が現れます。
P 金庫かぁ…(笑)
K 金庫は古いものですね。それなりに腕のある人なら開けられるかも。

キーパーの独り言
 「調べる」という宣言だけで絵を外す展開まで持ってゆくと、プレイヤーがそれを考えていなかった場合は、キーパーに見つけさせてもらったと感じ、興ざめです。
しかし見つけてほしいのがキーパーなので、わざとらしい誘導をすることになってしまいました(汗)。
これなら最初の宣言で絵を外すか、プレイヤーを信じて「絵の裏を見る」という宣言を待った方がよかったですね。


H デスクと棚を見ます

K デスクには合計4つの引き出しがありますが、中央の1つだけ鍵がかかっていますね。
デスクの上には普通のペンやインク壺、それと車関係の雑誌などがありますね。
「あの・・・父がどこに行ったかご存じなんでしょうか?」とジョディー
H

ジョディーに向き直り、「父上が何者かにさらわれたかもしれないのです」

K 「ええ!?いったいどうして!?寝る前まではいたのに」
H モーリス社長が怪しげな行動を取っていた事を隠し、庭に出ているところをさらわれたのを目撃した、と話します。
K 「庭に・・・確かに父は真夜中にちょくちょく庭に出ていました。」そう言ってから、はっと気付いたような動作で、廊下に出ようとします。

キーパーの独り言
 ヒルディの「さらわれた」発言はドラマを盛り上げる台詞ですが、探索者は警察には解決できない事件を調査している立場なので、ゲーム的には大きなミスと言えるでしょう。
警察を呼ばれたくないなら、NPCに犯罪の気配を感じさせてはいけません。
キーパーも警察など呼びたくはないのですが、父親がさらわれたと聞かされたNPCの立場としては、呼ばざるをえないのです。


J 机の上に本や書類などはないのでしょうか。
失礼
K 机の上にはペンとインク壺。簡単な本棚もあり、そこには車関係の雑誌が立っています。
P 「どうかしましたか?」と言いながら、ジョディの後を追いつつ、ヒルディに金庫を指差しウィンクします。
H 片方の眉を上げて”了解”とピーターに合図

キーパーの独り言
 この時キーパーはピーターの発言を見逃してしまい、電話を掛けに行ったジョディーを誰も止めないのかと焦ります。


K 部屋にいる3人は<聞き耳>
Keeper: 42(1D100) = 42
(アンソニーは失敗)
H

95

P 33>成功
K よかった(汗)
ピーターはジョディーが廊下で電話を掛けているのに気付きます。
ほっときますか(笑)?
P ジョディの側に行きます。
H

こちらは部屋に残って、金庫とデスクを調べます

K アンソニーも興味深げに部屋を見回しています。
ジョディーは今にも交換手に警察に繋げるように言っているところです。
H

まず、デスクを開けてみます。 金庫の鍵らしきものは無いか?を重点的に

K 金庫はダイヤル式で、鍵穴は無いようです。
普通に開けられる引き出しの中にはこれといったものは見あたらないですね。
ピーターは彼女が電話をかけるのを放置しますか?
P ジョディの横に立ち、ジョディに続けるように視線と手振りでで促します。
J

警察に来られると、困るなあ・・・

P 疑われるのも困ります
K え〜、放置ですか(笑)了解。
では彼女は警察に話を始めます。
H

言い訳かんがえとかないと^^;<警察

J

散弾銃抱えて警察になんて適わんわ、まったく。

K ヒルディとアンソニーは<聞き耳>
Keeper: 8(1D100) = 8
(アンソニー成功)
H

16>16/25 成功

K では部屋に残った二人もジョディーが警察に電話している声が聞こえます。「警察ですか。私はジョディー・モーリスと言う者で・・・」
アンソニーは部屋を走り出てゆきます。
ヒルディはどうしますか?
H

電話を止めに行きます

K では1d100を。
小さい方がいいです。
H Hildy: 47(1D100) = 47
K では先にアンソニーがたどり着き、電話を切ります。
「け、警察に電話はまずいです。」
すぐにヒルディもやってきます。
P 「何をするんだ?」
J

スマヌ・・・言い訳に苦労するかも・・・

K 「なぜですか?父が誘拐されたんでしょう!?」と半分ヒステリー気味のジョディー。
H あわてて、ジョディに釈明を。「今、警察が着てしまうと疑われるのは父上ですよ」
P 「それはどういう事だ?」
K 「なにって・・・警察に誘拐の事情をどうやって説明するんですか?我々が見張っていた理由も。」とアンソニーはピーターに。
ヒルディは<言いくるめ>
H 4>4/80 よし!
K ジョディーは不満そうですが、とりあえずは納得したようです。
P いや、ピーター的には分かってますが、一応疑われない為に彼女の味方の立場に立って質問をしてみたのですが。…というニュアンスを込めてウィンクします(笑)
H ”先に言え” と言う風に片頬を膨らませます
J

不用意な邪魔を入れてしまってすみません

H いえいえ、すっかり忘れていました^^;<書類等の捜査
J

帰りは絵戻しますか?

H 一応、探ったことが分からないようにはするつもりです

キーパーの独り言
 そもそもキーパーがピーターの発言を見逃していたのが混乱の発端です。
ピーターは警察を呼ばれても、それまでに引き上げればいいと考えていたのを後で聞きました。
そうならそうと先に説明してほしいというのもあるのですが、警察が到着したときには探索者達が引き上げていたとしても、キーパーとしては警察を呼ばれるのは困るところでなのです。
ジョディーの立場としては、とにかく父親が心配なので、なんでもかんでも警察にしゃべるでしょうし、プレイヤーの行動根拠はそれこそ警察が納得できるものではありません。
要するに今警察が介入したら、キーパーにはそれを収拾する自信が無く、シナリオが崩壊する可能性が非常に高かったのです。


K 「よく分かりません。父は誘拐されたんじゃないんですか?」とジョディー
H

ココから相談です
取りあえず、そちらに足止めを任して部屋の捜査をしようと思うのですが

K う〜ん
NPC本人の前では雑談といってもゲームに関わるPC間の連絡はNPCにも聞こえますよ。キャラクターのセリフで。
目配せとかならいいですが。
H

と、アイコンタクト(笑<ピーター

K 「可能性って、みなさんはなにを見たのですか?父は誘拐されたんじゃないんですか?」
目配せで大量の情報を送るには、事前の打ち合わせが必要ですよ(笑)
H

はい^^;


キーパーの独り言
 社長と会食中と同じ状況です。
この場合もジョディーが状況をつかもうと一生懸命探索者達の会話に耳をすましているので、自由に相談できる状況ではないと判断しました。


K 「巨大なコウモリみたいな怪物がお父さんを掴んで飛んでいったと言ったら、信じますか?」とアンソニー
彼女は目をぱちくりして・・・少しして他の二人の顔をまじまじと見ます。
P 「ジョディ。お父上は何者かと一緒にどこかに行かれた。だが、それが誘拐かどうかは確証が持てないのですよ。」
K 「本当なんですか?」
H

そ〜っと、三人から離れて部屋に戻ろうとします

K ヒルディ<隠れる>(笑)
H

3>3/10 成功
嘘みたいだ(笑

V

ナイス!

K チェックをお忘れなく(笑)。他にも成功した技能は基本的に1シナリオにつき1つのチェックがつけられますので、お忘れなきよう。
H 了解です
K ヒルディだけ部屋に戻ってきました。廊下ではまだなにやらもめています(笑)。
P 「あー、彼が言ったのは空気の読めない冗談です。」
K 「あ、そうです。すみません。冗談でした。」とアンソニー。
ジョディーはまだ混乱が収まらないようです。

キーパーの独り言
 ピーターはジョディーは彼女が怪物の話は信じられないだろうと判断したわけですが、実はキーパーは<説得>あたりで信じることにしようと思っていたのです。
彼女は大コウモリを3回も目撃しているし、なによりこのままでは収拾がつかないと判断したからでもあります。
だいたい絶対信じないのであれば、お助けNPCのアンソニーがそんなこと言い出しません(笑)。


P 「ジョディ。本当の事を言うとお父上には疑いがかけられているんだ。」
K 「それは分かっています。でも今私はどうしていいのか分からないんです。」
ヒルディはどうしますか(笑)?
H

ともかく、今の間にダイヤル式の金庫の番号らしきメモを探します
あと、自動車部品にそれらしい番号が無いか調べます。たとえば、エンジンナンバーとか

K 引き出しや棚を探しましたが、それらしいものは見つからないですね。鍵のかかっている引き出しは開けてないです。
金庫はある程度の時間があれば番号を知らなくても開きそうでもありますが。

キーパーの独り言
 ここではヒルディの、自動車部品のナンバーが金庫のナンバーの元になっているのではないかという素晴らしい発想がありました。
キーパーはそれを考えていなかったので、とっさに無いと答えてしまったのですが、すぐにあったことにすればよかったと後悔しました。
やはりプレイヤーのツボを突いた発想は生かしたいです。


H

では、先に金庫にチャレンジ!
『うまく引っ張ってくれよ、ピーター…』と祈りながら

P 「我々は、ジャーナリストとして真実を知りたいと思っている。それが、キミの父さんにとってどんな結果を招くかは分からないが、何か厄介な事が起きているならそれを解決したいんだ。」
K 「私も真実は知りたいと思っています。でも・・・」
番号を知らないで古い金庫を開けるには、ダイヤルを回しつつ微妙な音の変化を聞き取るという作業になります。経験がないと(錠前技能)難しいでしょう。
H

無いですね…<経験
では、鍵の掛かっている引き出しを調べます

K 了解。
引き出しはこじ開けるなら比較的簡単そうです。こじ開けた痕跡を残さないためにはそれなりの技術が必要そうですが(機械修理)。
H

了解、では、ダメ元で、こじ開けを。

K 了解。どうぞ<機械修理>
「あなた達に調査をお願いしました。でも誘拐されるなんて・・・」とジョディー
P 「お父さんは、さっき誰かと出ていった。」
H

17>17/20 成功!

K 鍵穴をこじって、パッと見には痕跡が分からないように開けることができました。
ヒルディすげえ(笑)
P スゲー
「誘拐の可能性もあるが、そうではないかも知れない。」
H

手先が器用なのに、なぜ車の運転が下手なんだ^^;

K 「いったいあなたたちはなにを見たんですか?はっきりと教えてください!」
引き出しの中には・・・いくつかの呪文めいた物が書かれた書類、ボストンの銀の黄昏錬金術会の住所と電話番号の描かれたメモ、そしてもう1枚メモが入っていました。
P 「この天気だから、よくは見えなかったんだ。」
K 「だからなにが見えたんですか!?」
メモには、ウィリアム・リー、アーノルド・ホールデン、アンドレアス・カーの名前があり、カー以外の2人の名前は上から線を引いて消してあります。
P 「ただ、黒ずくめの背の高い人物と出ていったんだ。まるで、空を飛ぶようにあっという間に。」
K 「じゃあ・・・誘拐と決まったわけじゃあないんですね。」
ピーター<言いくるめ>(笑)
P 13>成功!
K 了解(笑)
ジョディーも落ち着いたようです。
アンソニーがため息をついています(笑)。
H

今日は<言いくるめ>が決まる日(笑
手早く、住所と電話番号、そして、ウィリアム、ホールデン、カーの名前を書きとめ呪文めいた書類を懐に入れます。

K ではそこに3人も戻ってきます。
J

怪物云々をぶっちゃけて悪かったのでしょうか?

K それは誰が?
J

あ、いや失礼、続けてください

P さっきのアンソニーの発言に対する彼女の反応を見ると、信じて貰えないと思います。
J

了解です。


キーパーの独り言
 キーパーとしては、ジョディーは話を聞く気がありそうな反応にしたつもりだったのですが(笑)。


K ヒルディは引き出しを閉めますね?
H

ええ、引き出しを閉め、何気ない風に絵を元通りに戻しています

K でも社長が引き出しを開けたら、書類が無くなっているのには気付くと思いますよ。いいですか?
H

ええ、開けた事には気が付かないことを祈って…。書類は持っていきます

K 了解。では全員車に戻りました。ジョディーもついてきています(笑)。
H

「え?」 車のジョディをみて驚きます(笑

K ジョディーも父親が行方不明のままで、警察にも連絡しないとなると、納得するまでついてくる覚悟のようですよ。
J

なるほど。

P コーチて5人乗れます?
K なんとか。
H

後部座席につめて座ればいける、と思います

K というところで今夜はこの辺で(笑)。

キーパーの独り言
 「屋根裏部屋の怪物」と同じくらいの時間で終わるつもりだったこのシナリオは、倍の時間をかけてもまだ終わりませんでした(汗)。
やはり簡単なものでもミステリー型シナリオは時間がかかるようです。

第12回セッション終了

 


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