インディー・ジョーンズ
最後の聖戦

1989年アメリカ/スティーヴン・スピルバーグ監督

 インディのところに、聖杯を見つけてほしいという依頼が。聖杯は父であるヘンリーの専門だと断ろうとすると、その親父は聖杯の探索中に行方不明になったと聞かされる。
ベニスに飛んだインディは、そこで親父のメモ帳を受け取り、図書館に秘密が隠されていることを突き止め・・・。

 初めて見たのは劇場で、スター・トレック5と二本立てだった。一緒に観た親父はこっちの方が面白かったと言っていたが、化夢宇留仁はスター・トレック5の方が面白かった(笑)。
あれが親父と一緒に見に行った最後の映画だが、内容を考えると奇妙な偶然を・・・思うわけもなし(笑)。
 内容だが、相変わらずのアクション・アドベンチャーだが、1作目2作目と比べると親父との確執がメインだったり、ヒロインが悪女だったりで、少し大人向けになっている。しかし演出や脚本は相変わらずのスーダラドタバタご都合主義アクションなので、もう一つバランスが悪いような気もする。
とりあえず前2作よりもワクワクしないのは確か(笑)。
とりあえずあの奥にいるあの人が、いきなり英語をベラベラしゃべりだすのはどうにかならなかったのか(笑)?

関係ないけどショーン・コネリーとハリソン・フォードって、歳の差12歳だって(笑)。

 20080518


ガバリン
1986年アメリカ/スティーヴ・マイナー監督

 叔母が自殺をして空き家になってしまった家に、ホラー作家のコブが引っ越してくる。
実はコブも元々はこの家に住んでいたのだが、幼い息子が行方不明になってしまい、離れていたのだ。
その家で自らのベトナム戦争の体験を元にした新作にとりかかるコブだが、「この家は呪われている」と言う叔母の幽霊を見て・・・・・。

 化夢宇留仁の大好きな作品。ジャンルとしてはホラーコメディ?
要するに化夢宇留仁がホラータッチのコメディが好きと言うことか(笑)。
 本作の特徴は、主人公コブのとぼけたキャラクターと、まさにアトラクション状態のお化け屋敷にある。
冒頭こそ老婆の首吊り死体や奇怪な絵など、古典的なホラー風味が押し出されるが、コブが窓に映った幼い息子の幻覚をテレビのリモコンで消した瞬間から、ちょっと普通のホラーとは違うと気付かしてくれる。
その後はもうドタバタ状態で、お人好しの隣人も巻き込んで愉快なお化け屋敷ライフを楽しませてくれる。
また変に味のある挿入歌も化夢宇留仁のお気に入りで、主人公の半ばやけっぱちの反撃ののろしであり、意味不明なブラックユーモアでもあり、とにかく楽しい(笑)。
 残念なのは事件の大元である謎の答えだが、散々あおった割にはしょうもなく、そもそも家とは全然関係ない(笑)ということ。
まあこういう作品はその瞬間瞬間が楽しめればいいのであって、オチがしょうもなくても問題ないとも言える(笑)。

 20080518


マインド・ゲーム
2004年日本/湯浅政明監督

 幼なじみで片想いの彼女の家は、焼鳥屋だった。そこに二人で呑みに来たまではよかったが、ヤクザが乱入。
主人公西はこれ以上ないくらい情けない死を迎えることに。
納得できない西が不思議な空間で出会ったのは、どうやら神?
神は西にさっさと消滅するように言うが・・・・・。

 もの凄いとしか言いようのないハイテンション・ムービー。
なにがすごいって、こんな作品の企画が通った上に、最初から最後まで方向を誤らずに作りきったのがすごい(笑)。
日本という国も、こういう面でもずいぶん進んできたのだなあと感心したり(笑)。

 内容だが、まさに普通の若い男の心情そのまんまであり、化夢宇留仁自身も見ていてあまりにそのまんまなので胸が痛くなった(笑)。
そしてその苦悩が弾けたときに全てが可能になる。
これだけ書くと、よくある願望充足もののようだが、本作の場合は自分の力で切り開くというのが徹底して描かれており、これまた願望充足の一つの形なのだが、それに気付きにくいくらいこれでもかのテンポとパワーで押し切っているのが素晴らしい。
特に最後の○○○の○○からの○○シーンは、予想を遙かに上回る長尺で、そのままエンディングになだれ込むのは実に爽快。
プチ鬱な時の特効薬として、一家に1枚DVDを用意しておくべきだろう(笑)。

 少し気になったのは、少しやりすぎたか、宗教臭いところまで行ってしまっているところ。
元々実は説教臭い内容なのだが、あのタイトルロゴと言い、怪しげな宗教の勧誘ビデオみたいなのはどうにかならなかったのだろうか(笑)?

20080519


悪魔の墓場
1974年イタリア&スペイン/ホルヘ・グロウ監督

 バイクで友人の家に向かっていたジョージだったが、ガソリンスタンドで車にぶつけられ、バイクを壊されてしまう。
仕方なくぶつけた車に乗り込むが、車の持ち主の女性エドナはどうしても自分の目的地に先に行って欲しいと言う。
これまた仕方なく彼女の言うことを聞いてやるが、道に迷い、彼が道を聞いている間に、エドナが何者かに襲われ・・・・・・。

 ナイト・オブ・ザ・リビングデッドが日本公開されなかったおかげで、近代ゾンビ映画としては日本で初めて公開された作品。そして内容はナイト・オブ〜のパクリ(笑)。
全体的に色々パクったのだと思うが、主なのは一番センセーショナルな、なんの変哲もない風景に、いきなりゾンビが歩いているというシーン。 しかし本家ほどうまくいっているとは言えず、そういう意味では本作がゾンビ初公開だった日本は不幸である。
 しかし、本作もなかなか面白かった。
なによりいいのはヨーロッパっぽい独特の雰囲気。イタリア&スペインの映画なのに、なぜか英国っぽい風味も。ヒロインもいかにもヨーロッパ風の顔立ちで可愛くてよろしい(笑)。
またゾンビ発生の原因が妙にSFっぽいのも、かえって古くさい感じが楽しい。
しかし勘違い&馬鹿な行動で、どんどん立場が悪くなって行く主人公達というのにはまいった。古い映画だから許せるが、最近の作品だったら激怒もの(笑)。
 興味深いのは近代ゾンビ黎明期の作品だけあって、ゾンビルールが確定しておらず、変に賢かったり、変に強かったり、変に仲間を増やしたり(死体をゾンビ化させる能力あり)、変に神出鬼没だったり(車を先回り/笑)、変によく燃えたり(笑)するのが楽しい。
それにしても最後の○○のゾンビは冷凍されていたはずなのに、どうやって抜け出して、目的の場所を見つけだしたんだろう・・・・。

20080522


ホステル2
2007年アメリカ/イーライ・ロス監督

 いきなり驚いた。
勝手に本作のストーリーは前作とはまったく繋がっておらず、前回男3人だったのが女3人になって、似たような、でもまったく異なる状況に追い込まれる物語だろうと思っていたのだが、なんと直接の続編だったのだ。
それだけで掴みはOK。勝手掴み(笑)。
 サクサクッと前作からの問題を処理したら、さっぱりして(笑)新章突入。
すぐに新たな変化が。
今回は殺される側だけではなくて、殺す側の視点も最初から導入しているのだ。
おかげでホラーっぽさは完全になくなったが、脚本&演出は前作以上の冴えを見せ、一級品のスリラーとして仕上がっている。
女3人の描き分けも上手く、殺される人、そうでない人の違いは様式美さえ感じる正統派。
また殺す側のドキドキ感も描こうとしていたが、こっちはもうちょっと突っ込みが足らなかったか。
まあこっちもしっかり描かれてしまうと、背骨が2本あるような感じで見づらい映画になってしまった可能性が高いので、このくらいのバランスでちょうどいいのだろう。
よそ見してて生涯最大の大失敗でやる気をなくすというのは実によく分かったし(笑)。
 最後のどんでん返しは途中のフリで予想がつくが、それでも変な爽快感がある。
やはり世の中金と頭(笑)。
残念なのは色気要員だと思っていたホイットニーちゃんの裸が拝めなかったことくらい(笑)。
あ、あと受付のねーちゃん再登場がなかったのも残念(笑)。

20080522


2001人の狂宴
2005年アメリカ/ティム・サリヴァン監督

 いい加減な学生達が、連休を利用して女漁りの旅に。
しかし迂回路の看板に導かれてたどり着いたのは、プレザント・バレーという村だった・・・・。

 と、いうわけで「2000人の狂人」のリメイク。
冒頭より実にかっこいいオープニングに違和感を感じる。
かっこいいのはいいのだが、あまりに前作の雰囲気とかけ離れている上に、南北戦争をアピールしているのでオチもバレバレ。
まあ元の作品通りのアプローチにする必要はないので、別に文句はない。違和感は感じるが。
面白ければいいのだ。
しかし話が進むに連れ、そのアプローチが失敗だったような気が(汗)。
 とにかく残念なのは、前作にあった住民達の妖気が綺麗さっぱりなくなって、単なる殺人鬼集団に成り下がってしまっているところ。他のタイトルでそうなら別にいいのだが、リメイク作品では最低限再現してほしいポイントだと思う。実に残念。
 それ以外では、テンポもいいし殺し方のバリエーションも愉快だし、前作には乏しかったエッチなシーンも多いしで(笑)、まあまあ楽しめた。
化夢宇留仁一番のお気に入りのキャットちゃんがいきなりぶっ殺されてしまったのは残念だったが(笑)。

 BHE(最高点5)(面白い殺し方/4)(可愛い女優&裸/3)(面白いキャラクター/3)
単なるB級ホラーとしては高ポイント作品だ(笑)。
ちなみにオリジナルの方はBHE415。

20080524


1000年女王
1982年日本/明比正行監督

 1999年(未来)、公転周期1000年で太陽系に接近する遊星ラーメタル。
実はラーメタルは、人知れず地球を支配してきた1000年女王の故郷であり、再接近は女王交替の印でもあった。
しかし現女王プロメシューム2世(雪野弥生)は、次のラーメタルの接近は地球の破壊をもたらすと知り・・・。

 中学生の頃、劇場で見てまあまあ好きだった作品。
当時から面白いけどかったるいと思っていたが、見直してみたらほんとに恐ろしくかったるかった(笑)。
特に序盤のかったるさはただ事ではなく、弥生の部屋での動きなど、映さなくても問題ないところを長々と映し、カットの切り替わりが遅すぎる。
それを我慢してなんとか見続けると、今度はその大雑把さに驚かされる。
もはや現在では絶滅危惧種と言っていいと思うが、松本零士はテーマとイメージのみ先行して、物語やディテールはあとから適当に付け加えるという作風で、それを999の成功もあってそのまま映画化したものだから、もはや問題点を突っ込む気にもなれない変な宗教のビデオみたいな内容になっている。
しかしそれが一種の潔さというか、ストレート&剛速球だけど大ボール(笑)という迫力を生んでいて、一つの作品としての完成度は高いと思う。
勝又美術も素晴らしい。あと喜太郎の音楽も大いに雰囲気を盛り上げている。
 とりあえず日本アニメの第一次隆盛期にしか生まれ得ないキテレツ作品として、後世に残したい1本である(笑)。

 関係ないけど見ていて思ったのだが、本作のように1999年を未来として描いている作品って、最近の若い者が見たらどんな印象なんだろう???

20080524


エンバイロン
2003年イギリス/アンドリュー・プレンダーガスト監督

 海上の石油採掘ベースを洗浄し、破壊するという任務を負った解体屋の面々。
しかし洗浄液の配合率を無視したおかげで、怪物に襲われる羽目に・・・。

 冒頭アルバトロスというロゴが出てきた時点で覚悟したが、予想通りひどい内容(汗)。
脚本演出画面と全てにおいて悪く、いいところはそこそこ可愛い女優が3人出ていることくらい。それもそこそこ(笑)。
画面の酷さは低予算でもあろうし、予想の範囲内で全然許せるのだが、脚本の意味不明さと演出の下手さは許し難い。
とにかく何からなにまで全て意味不明。
そもそも石油採掘ベースで遺伝子に関連する研究を行っているというのも変だし、洗浄液を使う前から怪物はいるし、解体屋のリーダーは究極のヘタレでなんで他のメンバーがついていっているのか理解できないし、肝心の怪物が人を襲っているカットは全て隠されて見えないし。
だいたいジャケットのようなシーンが(例え幻想シーンでも)一切存在しないというのはどういうことか?
完全なだまされパターン(笑)。

20080524


DOA デッド・オア・アライブ
2006年アメリカ&ドイツ&イギリス/コリー・ユン監督

 行方不明になった兄を捜すため、抜け忍となったかすみ、本物の戦いを求めるプロレスラーのティナ、賞金を狙う泥棒クリスティ、彼女ら3人をはじめ、一級の腕を持った戦士が集められ、一大格闘トーナメントDOAが開催されるが・・・・。

 面白い。
最近しょうもないB級映画ばかり観ているせいか、クレーン撮影や出来のいいCGIが出てきただけで少し感動(笑)。
それはさておき、この肩の力の抜け具合とテンポのいい演出はほんとにいい感じ。殺陣もそれぞれ考えてあるし、なによりメインの3人がそれぞれ魅力的に描けている。ティナのプロレス風構えも決まっていた。
ゲームが元の映画としては、完成度でバイオハザードを越えたかも。
 もちろん突っ込みどころは満載なのだが、このタイトルに真面目に突っ込むのは野暮と言うもの。素直に色っぽいねーちゃんの活躍を楽しみたい。
それにしてもデヴォン青木って、なんとも言えない可愛さと色っぽさがあるな。なんとも言えない顔なんだけど(笑)。
化夢宇留仁はルーシー・リューは苦手だが、デヴォン青木は好き(笑)。

20080525


さくらん
2007年日本/蜷川実花監督

 8歳にして遊郭に買われた少女は、向こう意気が強く、何度も脱走するが、やがては玉菊屋一の花魁に成長し・・・・・。

 流石に監督が写真家だけあって、画は実に美しく、完成度が高い。
椎名林檎の音楽も素晴らしく、なかなか楽しめた。
少し残念なのは物語だけ取り上げると、ありきたりの範疇に収まってしまうというところだが、まあ原作マンガも1巻あたりまでしか出ていないということだし、ここは仕方がないところだろう。
土屋アンナの独特なキャラはいい感じだし、石橋蓮司をはじめとした脇役陣も豪華でよい。
で、一番綺麗だったのはやっぱり菅野美穂。流石。

おっぱいがいっぱい出てくるのは予想外の収穫(笑)だが、やはり女性視点で撮っていると全然エッチじゃないのが面白い。

20080525


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