唐突に始まった本コーナーの説明をしておく。
化夢宇留仁は小学校から高校にかけてガンプラブームの影響もあって少しプラモデルを作っていたのだが、約3年前(2018年)に突然再開した。
その理由はボードゲームのところでガンダム世界のオリジナルゲームを作っていると書いたが、MSのデータを作るときに、「このビームサーベルはどこに装備されてんねん?」とか「この人裏側はどうなっとんねん?」など、不明な点が多々あり、「プラモデルを作ってみたらわかるやん!」と思いついたのと、単純に面白そうだったから(汗)
そういうわけでここ3年くらい空白期間をはさみつつ作っているわけなのだが、だんだんガンプラだけではなく、フィギュアの塗装やら戦車やら飛行機やら船やらも作り始め、どれもこれも面白いのでそのへんをシロウトの視点で紹介しつつ、せっかく作ったものなので観てもらおうとこのコーナーが発生することとなった。
最初に紹介するのは、見ての通り水陸両用MSのゴッグである。
長いガンプラの歴史の中で、ガンプラはスケール以外にもいくつかのシリーズが発生しており、ややこしいことになっている。
このゴッグはHGUCというシリーズのゴッグである。
HGUCというのは宇宙世紀を舞台とした作品に出てきたMSを1/144スケールで再現したもので、それまでに1/144で出ていたものも完全新金型で作り直されている。
そして基本的に全てスナップフィットキット。つまり接着剤を使わずに完成するようになっている。
で、なんでゴッグを最初に紹介することになったかというと、数十年ぶりのプラモ再開に際して一番初めに購入したのがこのゴッグだったのだ。
アマゾンの購入履歴には2018年7月18日購入とある。 |
なにしろ再開第1作(厳密にはほとんど同時に購入した他のMSと同時進行だったが)なので、出来は見ての通り酷いものである。
せめてゲート(ランナーとパーツがつながっていた部分)のカット跡くらいもう少しきれいに処理しろよと自分に思う(汗)
まず化夢宇留仁の製作スタイルだが、基本的に成型色は活かす。
ただし成型色で再現されていないというところは塗装する、いわゆる部分塗装という手法。
またゴッグ制作当時はまだラッカー系塗料は使わないと決めていたので、基本塗料はターナーのアクリルガッシュを使っていた。
バックパックのノズルもアクリルガッシュのシルバーである。
またこれは現在も変わっていないのだが、クリヤーやつや消しのスプレーを使う以外はすべて筆塗りである。
このゴッグも最後につや消しスプレーを吹いているが、撹拌が足らなかったのか湿度が高かったのか、大失敗して真っ白になってしまい(汗)、あとでメラミンスポンジでこすりまくってリカバーしたが、まだ白い(汗) |
各所のスジボリにはタミヤのスミ入れ塗料でスミ入れを行っている。
改造というほどのことではないが、HGUCシリーズは対象年齢が低いのでとがったパーツの先端は丸まっているので、ゴッグの爪も丸かった。
流石にそれではしまらないのでヤスリで削って尖らせてある。
ちなみに撮影はアマゾンで購入して今日届いた(笑)撮影ブースを使用した。
なにしろまだ初めて使った状態なのでいいのか悪いのかもわからないが、とりあえず背景に汚い部屋が映り込むことは避けることができたのでよしとする。
20200104 |